1.
ウイルスを寄せ付けない鼻スプレーを開発
2024/10/18 医療一般
ウイルスを寄せ付けない鼻スプレーを開発
https://www.carenet.com/news/general/hdn/59423
一般名 | フルチカゾンプロピオン酸エステル液(1) |
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YJコード | 1329707Q1181 |
剤型・規格 | 目・耳鼻用剤・2.04mg4mL1瓶 |
薬価 | 404.90円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
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2024/10/18 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/59423
2.
日本初、経鼻弱毒生インフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」発売/第一三共
2024/10/08 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/59417
3.
わが国初の経鼻弱毒生インフルワクチン「フルミスト点鼻液」【最新!DI情報】第24回
2024/10/01 最新!DI情報
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https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_024.html
4.
第232回 食塩水点鼻で風邪の小児が2日早く回復
2024/09/17 バイオの火曜日
第232回 食塩水点鼻で風邪の小児が2日早く回復
https://www.carenet.com/hihyotue/232.html
5.
小児の風邪への食塩水点鼻、有症状期間を2日短縮か/ERS2024
2024/09/17 医療一般
小児の風邪への食塩水点鼻、有症状期間を2日短縮か/ERS2024
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59256
1).アレルギー性鼻炎。2).血管運動性鼻炎。
成人は、通常1回各鼻腔に1噴霧(フルチカゾンプロピオン酸エステルとして50μg)を1日2回投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日の最大投与量は、8噴霧を限度とする。(用法及び用量に関連する注意)本剤の十分な臨床効果を得るためには継続的に使用すること。
(禁忌)2.1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[症状を増悪するおそれがある]。2.2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.〈効能共通〉本剤の投与期間中に鼻症状の悪化がみられた場合には、抗ヒスタミン剤あるいは、全身性ステロイド剤を短期間併用し、症状の軽減にあわせて併用薬剤を徐々に減量すること。8.2.〈効能共通〉本剤には持続効果が認められるので、特に通年性の患者において長期に使用する場合は、症状の改善状態が持続するようであれば、本剤の減量又は休薬につとめること。8.3.〈効能共通〉全身性ステロイド剤の減量は本剤の投与開始後症状の安定をみて徐々に行う(減量にあたっては一般のステロイド剤の減量法に準ずる)。8.4.〈効能共通〉全身性ステロイド剤の減量並びに離脱に伴って、気管支喘息発現・気管支喘息増悪、ときに湿疹発現・湿疹増悪、蕁麻疹発現・蕁麻疹増悪、眩暈発現・眩暈増悪、動悸発現・動悸増悪、倦怠感発現・倦怠感増悪、顔のほてり発現・顔のほてり増悪、結膜炎発現・結膜炎増悪等の症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。8.5.〈効能共通〉全身性ステロイド剤と比較し可能性は低いが、点鼻ステロイド剤の投与により全身性作用(クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質機能抑制、小児成長遅延、骨密度低下、白内障、緑内障、中心性漿液性網脈絡膜症を含む)が発現する可能性がある。特に長期間、大量投与の場合には定期的に検査を行い、全身性作用が認められた場合には適切な処置を行うこと。8.6.〈アレルギー性鼻炎〉季節性の疾患に対しては、その好発期を考慮し初期治療を開始し、抗原との接触がなくなるまで続けることが望ましい。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.鼻咽喉感染症<有効な抗菌剤の存在しない感染症・全身の真菌症を除く>の患者:症状を増悪するおそれがある。9.1.2.反復性鼻出血の患者:出血を増悪するおそれがある。9.1.3.重症肥厚性鼻炎や鼻茸の患者:本剤の鼻腔内での作用を確実にするため、これらの症状がある程度減少するよう他の療法を併用するとよい。9.1.4.長期又は大量の全身性ステロイド療法を受けている患者:全身性ステロイド剤の減量中並びに離脱後も副腎皮質機能検査を行い、外傷、手術、重症感染症等の侵襲には十分に注意を払い、また必要があれば一時的に全身性ステロイド剤の増量を行うこと(これらの患者では副腎皮質機能不全となっていることが考えられる)。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(本薬は皮下投与による動物実験(ラット、ウサギ)で副腎皮質ステロイド剤に共通した奇形発生、胎仔発育抑制がみられ、これらの所見はウサギにおいて低い用量で出現することが報告されている)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に、生理機能が低下している)。(相互作用)本剤は、主としてCYP3A4で代謝される〔16.4参照〕。10.2.併用注意:CYP3A4阻害作用を有する薬剤(リトナビル等)[副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状があらわれる可能性がある(CYP3A4による代謝が阻害されることにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある)。特に、リトナビルとフルチカゾンプロピオン酸エステル製剤の併用により、クッシング症候群、副腎皮質機能抑制等が報告されているので、リトナビルとの併用は治療上の有益性がこれらの症状発現の危険性を上回ると判断される場合に限ること(リトナビルは強いCYP3A4阻害作用を有しリトナビルとフルチカゾンプロピオン酸エステル製剤を併用した臨床薬理試験にて血中フルチカゾンプロピオン酸エステル濃度の大幅上昇また血中コルチゾール値の著しい低下が認められている)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意14.1.1.患者には鼻用定量噴霧器の使用説明書を渡し、使用方法を指導すること。(1).鼻腔内噴霧用にのみ使用すること。(2).用時振盪すること。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報レセルピン系製剤、α-メチルドパ製剤等の降圧剤には、副作用として鼻閉がみられることがあり、このような副作用として鼻閉がみられる降圧剤服用中のアレルギー性鼻炎又は血管運動性鼻炎の患者に、本剤を投与すると、鼻閉症状に対する本剤の効果が隠蔽されるおそれがあるので、臨床的観察を十分に行いながら投与すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用アナフィラキシー(頻度不明):アナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、血管性浮腫、蕁麻疹等)があらわれることがある。11.2.その他の副作用1).過敏症:(頻度不明)発疹、浮腫。2).鼻腔:(0.1%~1%未満)鼻症状(鼻刺激感、鼻疼痛、鼻乾燥感)、鼻出血、不快臭、(頻度不明)鼻中隔穿孔、鼻潰瘍。3).口腔並びに呼吸器:(0.1%未満)咽喉頭症状(咽喉頭刺激感、咽喉頭乾燥感)、不快な味。4).精神神経系:(0.1%未満)頭痛、(頻度不明)振戦、睡眠障害。5).その他:(頻度不明)眼圧上昇。発現頻度には使用成績調査の結果を含む。
18.1作用機序フルチカゾンプロピオン酸エステルは合成副腎皮質ステロイドであり、グルココルチコイド受容体を刺激することにより、抗炎症作用、アレルギー性鼻炎抑制作用及び抗アレルギー作用を示す。18.2抗炎症作用18.2.1ヒト皮膚血管収縮作用フルチカゾンプロピオン酸エステルは、McKenzieらの方法による健康成人皮膚における血管収縮試験(皮膚蒼白度を指標)において、ベクロメタゾンプロピオン酸エステルの約1.9倍、ベタメタゾン吉草酸エステルの約2.6倍、フルオシノロンアセトニドの約9.5倍の血管収縮作用を示した。18.2.2カラゲニン浮腫抑制作用ラットにおけるカラゲニン足蹠浮腫抑制作用の強さは、局所投与でフルチカゾンプロピオン酸エステル>ベタメタゾン吉草酸エステル=ベクロメタゾンプロピオン酸エステルの順である。18.3アレルギー性鼻炎抑制作用18.3.1ラットアレルギー性鼻炎モデルにおいて、全身投与(皮下)あるいは局所投与により鼻粘膜血管透過性亢進反応を用量依存的に抑制する。全身投与による抑制作用の強さはED50の比較においてフルチカゾンプロピオン酸エステル>ベクロメタゾンプロピオン酸エステル>ベタメタゾン吉草酸エステルの順である。18.3.2スギ花粉症患者に対し、好発期直前から200μg/日を鼻腔内投与した場合、鼻粘膜粘液上皮層中の好塩基性細胞数及び好酸球数の増加を抑制し、ヒスタミン含有量の減少傾向が認められた。18.4抗アレルギー作用ラットにおける48時間PCA反応に対し、皮下投与で用量依存的に抑制する。抑制作用の強さは、フルチカゾンプロピオン酸エステル>ベタメタゾン吉草酸エステル>クロモグリク酸ナトリウムの順である。また、picrylchloride誘発マウス耳浮腫法による遅延型アレルギー反応に対し、皮下投与で用量依存的に抑制し、その強さはED50の比較において、フルチカゾンプロピオン酸エステル=ベクロメタゾンプロピオン酸エステル>ベタメタゾン吉草酸エステルの順である。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第II相試験通年性鼻アレルギー患者を対象に、本剤100注1)、200及び400μg/日(1日2回)並びに本剤200μg/日(1日1回)注1)を2週間鼻腔内投与し、至適用量及び用法を二重盲検並びに非盲検法により検討した時の最終全般改善度(中等度改善以上)注2)は次表のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群(μg/日)投与方法対象症例数中等度改善以上症例数有効率%100各鼻腔に25μg/噴霧×1日2回注1)474085.1200各鼻腔に50μg/噴霧×1日2回453884.4400各鼻腔に100μg/噴霧×1日2回463678.3200各鼻腔に100μg/噴霧×1日1回注1)392769.2注1)本剤の承認用量は、1回各鼻腔に50μgを1日2回、最大投与量は400μg/日である。--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度は、本剤200μg/日(1日2回)群で1.9%(1/53例)及び200μg/日(1日1回)注1)群で1.9%(1/53例)であり、その内訳はそれぞれ舌のかわき1.9%(1/53例)及び鼻内刺激感1.9%(1/53例)であった。100μg/日及び400μg/日投与群では副作用発現例は認められなかった。17.1.2国内第III相試験通年性鼻アレルギー患者を対象として、本剤200μg/日(1日2回)又は400μg/日(1日4回)注1)を4週間以上鼻腔内投与し、安全性と有効性を検討する長期投与試験を実施した(最長22週間)。200μg/日及び400μg/日群の合算による最終全般改善度注2)は、中等度改善以上が89.3%(67/75例)であった。200μg/日及び400μg/日群の合算による副作用発現頻度は、全体で1.2%(1/81例)に認められ、その内訳は200μg/日群の同一症例に認められた鼻出血1.2%(1/81例)及び鼻の疼痛1.2%(1/81例)であった。本剤400μg/日群では副作用発現例は認められなかった。17.1.3国内第III相試験通年性鼻アレルギー患者を対象として、本剤又はフルチカゾンプロピオン酸エステルエアゾール剤注3)をそれぞれ200μg/日(1日2回)を2週間鼻腔内投与し、有効性と安全性を検討する単盲検比較試験を実施した。最終全般改善度注2)は、中等度改善以上が本剤群及びエアゾール群でそれぞれ81.3%(61/75例)及び69.9%(51/73例)であった。副作用発現頻度は、本剤群で1.1%(1/87例)であり、鼻出血1例であった。17.1.4国内第III相試験通年性鼻アレルギー患者を対象として、本剤200μg/日(1日2回)又はクロモグリク酸ナトリウム点鼻液31.2mg/日(1日6回)を4週間鼻腔内投与し、有効性、安全性及び有用性を検討する単盲検比較試験を実施した。最終全般改善度注2)は、中等度改善以上が本剤群及びクロモグリク酸ナトリウム群でそれぞれ82.9%(63/76例)及び37.3%(25/67例)であった。副作用発現頻度は、本剤群で1.1%(1/92例)であり、鼻出血1例であった。17.1.5国内第III相試験血管運動性鼻炎患者を対象として、本剤200μg/日(1日2回)を2週間以上鼻腔内投与し、有効性、安全性及び有用性を検討する長期投与試験を実施した。最終全般改善度注2)は、中等度改善以上で72.7%(40/55例)であった。副作用発現頻度は、本剤群で1.3%(1/76例)であり、軽度の動悸1例であった。17.1.6国内第III相試験スギ花粉症患者を対象として、フルチカゾンプロピオン酸エステルエアゾール剤注3)200μg/日(1日2回)又はプラセボを花粉飛散期直前から8~9週間鼻腔内投与し、スギ花粉症発症抑制効果及び発症後の治療効果を検討する二重盲検比較試験を実施した。抑制効果は、次表のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------判定時期投与群投与症例数中等度の効果あり以上例数有効率%飛散初期本剤695072.5飛散中期本剤→本剤615285.2プラセボ→本剤594678.0飛散後期本剤→本剤635688.9プラセボ→本剤605693.3--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度は、本剤において、飛散前及び飛散初期で2.2%(2/92例)及び飛散後期で1.7%(3/175例)に認められた。その内訳は飛散前及び飛散初期で鼻出血2.2%(2/92例)及び飛散後期で鼻出血0.6%(1/175例)、鼻内刺激感0.6%(1/175例)及び鼻内痛0.6%(1/175例)であった。注1)本剤の承認用量は、1回各鼻腔に50μgを1日2回、最大投与量は400μg/日である。注2)鼻症状と鼻所見の改善度を「鼻アレルギー(含む花粉症)の診断と治療(アレルギー疾患治療ガイドライン)」に従い判定した。注3)フルチカゾンプロピオン酸エステルエアゾール剤は、日本未発売である。17.3その他17.3.1下垂体・副腎皮質系機能への影響健康成人に400μg/日を14日間鼻腔内投与した場合、下垂体・副腎皮質系機能の抑制は認められなかった。