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第239回 「遺伝子治療」を正しく説明できる?~コロナワクチンを遺伝子組み換えと呼ぶなかれ
2024/11/29 バズった金曜日
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https://www.carenet.com/hihyofri/239.html
一般名 | スボレキサント錠 |
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YJコード | 1190023F1024 |
剤型・規格 | 錠剤・15mg1錠 |
薬価 | 90.80円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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最新 神経眼科エッセンスマスター-診察の基本と疾患別の診療の実際
2024/11/19 医学のしおり
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/59525
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第235回 第III相試験の壁高し~スタチンの多発性硬化症治療効果示せず
https://www.carenet.com/hihyotue/235.html
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令和の熱血指導【Dr. 中島の 新・徒然草】(547)
2024/09/19 Dr.中島の新・徒然草
令和の熱血指導【Dr. 中島の 新・徒然草】(547)
https://www.carenet.com/report/nakajima/cg004410_547.html
不眠症。(効能又は効果に関連する注意)二次性不眠症に対する本剤の有効性及び安全性は確立されていない。
通常、成人にはスボレキサントとして1日1回20mgを、高齢者には1日1回15mgを就寝直前に経口投与する。(用法及び用量に関連する注意)7.1.本剤は就寝の直前に服用させること。また、服用して就寝した後、睡眠途中で一時的に起床して仕事等で活動する可能性があるときは服用させないこと〔17.1.1、17.3.1参照〕。7.2.入眠効果の発現が遅れるおそれがあるため、本剤の食事と同時又は食直後の服用は避けること。食後投与では、空腹時投与に比べ、スボレキサントの投与直後の血漿中濃度低下することがある〔16.2.1参照〕。7.3.他の不眠症治療薬と併用したときの有効性及び安全性は確立されていない。7.4.CYP3Aを中等度に阻害する薬剤との併用(ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等)により、スボレキサントの血漿中濃度が上昇し、傾眠・疲労・入眠時麻痺・睡眠時随伴症・夢遊症等の副作用が増強されるおそれがあるため、これらの薬剤を併用する場合は1日1回10mgへの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察すること〔10.2、16.7.2参照〕。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.イトラコナゾール投与中、ポサコナゾール投与中、ボリコナゾール投与中、クラリスロマイシン投与中、ボノプラザン・アモキシシリン・クラリスロマイシン投与中、ラベプラゾール・アモキシシリン・クラリスロマイシン投与中、リトナビル投与中、ニルマトレルビル・リトナビル投与中、エンシトレルビル投与中の患者〔10.1、16.7.2参照〕。(重要な基本的注意)8.1.本剤の影響が服用の翌朝以後に及び、眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること〔17.3.1参照〕。8.2.症状が改善した場合は、本剤の投与継続の要否について検討し、本剤を漫然と投与しないよう注意すること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.ナルコレプシー又はカタプレキシーのある患者:症状を悪化させるおそれがある。9.1.2.重度の呼吸機能障害を有する患者:重度呼吸機能障害を有する患者を対象とした臨床試験は実施していない〔17.3.1参照〕。9.1.3.脳器質的障害のある患者:作用が強くあらわれるおそれがある。(肝機能障害患者)9.3.1.重度肝機能障害のある患者:スボレキサントの血漿中濃度を上昇させるおそれがある〔16.6.3参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)では、交配前、交配期間中及び妊娠初期に臨床曝露量の70倍を投与した場合、黄体数減少、着床数減少及び生存胎仔数減少が、妊娠期に臨床曝露量の86倍を投与した場合、胎仔体重減少が認められた。また、妊娠から授乳期に臨床曝露量の49倍を投与した場合、出生仔一過性体重低値が認められた。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)でスボレキサントが乳汁中へ移行することが報告されている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)患者の状態を観察しながら投与すること。一般に高齢者では生理機能が低下している(高齢者での薬物動態試験において、非高齢者と比較して血漿中濃度が高くなる傾向が認められている)〔16.6.1参照〕。(相互作用)スボレキサントは主に薬物代謝酵素CYP3Aによって代謝される。また、弱いP糖蛋白(腸管)への阻害作用を有する〔16.4参照〕。10.1.併用禁忌:イトラコナゾール<イトリゾール>、ポサコナゾール<ノクサフィル>、ボリコナゾール<ブイフェンド>、クラリスロマイシン<クラリシッド>、ボノプラザン・アモキシシリン・クラリスロマイシン<ボノサップ>、ラベプラゾール・アモキシシリン・クラリスロマイシン<ラベキュア>、リトナビル<ノービア>、ニルマトレルビル・リトナビル<パキロビッド>、エンシトレルビル<ゾコーバ>〔2.2、16.7.2参照〕[本剤の作用を著しく増強させるおそれがある(スボレキサントの代謝酵素であるCYP3Aを強く阻害し、スボレキサントの血漿中濃度を顕著に上昇させる)]。10.2.併用注意:1).アルコール(飲酒)〔16.7.1参照〕[精神運動機能の相加的な低下を生じる可能性があるため、本剤を服用時に飲酒は避けさせること(本剤及びアルコールは中枢神経系に対する抑制作用を有するため、相互に作用を増強させるおそれがある)]。2).中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)[中枢神経系に対する抑制作用を増強させるおそれがある(本剤及びこれらの薬剤は中枢神経系に対する抑制作用を有するため、相互に作用を増強させるおそれがある)]。3).CYP3Aを中等度に阻害する薬剤(ジルチアゼム、ベラパミル、フルコナゾール等)〔7.4、16.7.2参照〕[傾眠・疲労等の本剤の副作用が増強するおそれがあるため、併用する際には1日1回10mgへの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察すること(スボレキサントの代謝酵素であるCYP3Aを中等度に阻害し、スボレキサントの血漿中濃度を上昇させる)]。4).CYP3Aを強く誘導する薬剤(リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン等)〔16.7.2参照〕[本剤の作用を減弱させるおそれがある(スボレキサントの代謝酵素であるCYP3Aを強く誘導し、スボレキサントの血漿中濃度を低下させる)]。5).ジゴキシン〔16.7.3参照〕[ジゴキシンの血漿中濃度を上昇させるおそれがあるため、本剤と併用する場合は、ジゴキシンの血漿中濃度をモニタリングすること(スボレキサントはP糖蛋白阻害作用を有する)]。(過量投与)13.1.徴候、症状本剤の過量投与に関する情報は少ない。外国人健康成人に本剤120~240mgを朝投与した臨床試験で、用量依存的に傾眠の発現率及び傾眠持続時間増加し、脈拍数一過性低下する傾向がみられた。外国人健康成人に本剤240mgを朝投与した臨床試験では、胸痛及び呼吸抑制が報告された。13.2.処置過量投与時、血液透析は本剤の除去に有用かどうかは不明である(スボレキサントは蛋白質結合能が高いため、血液透析では除去されないと考えられる)、多剤服用の可能性を考慮する。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(その他の注意)15.2.非臨床試験に基づく情報15.2.1.ラットの2年間がん原性試験では、臨床曝露量の36倍の投与により肝細胞腺腫及び臨床曝露量の11倍の投与により甲状腺濾胞細胞腺腫の発現頻度が増加したが、これらの変化はげっ歯類に特異的な肝酵素誘導及び甲状腺ホルモン産生増加の二次的な変化と考えられた。一方、rasH2トランスジェニックマウスでは、臨床曝露量の105倍までの用量を6ヵ月間経口投与しても、がん原性を示唆する変化は認められなかった。15.2.2.ラットの2年間がん原性試験において、臨床曝露量の11倍(雄)及び18倍(雌)以上の用量で網膜萎縮の発現頻度が増加した。薬効量を大きく超えた用量のオレキシン受容体拮抗薬をラットに投与すると明期における覚醒時間増加したこと、スボレキサントを投与した有色ラットの網膜萎縮の発現はアルビノラットよりも遅く、その発現率及び重症度も低かったことが報告されている。さらに、イヌに臨床曝露量の84倍を9ヵ月間投与しても網膜変化はみられていない。これらのことからラットがん原性試験でみられた網膜萎縮は、アルビノラットで自然発生的に生じることが知られている加齢及び光誘発性の網膜萎縮の発現頻度が、スボレキサントの薬理作用を介した網膜への光照射の増加により増加したことを反映した、ラット特有の変化と考えられた。(取扱い上の注意)光及び湿気を避けるため、PTPシートのまま保存し、服用直前にPTPシートから取り出すこと。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).心臓障害:(頻度不明)動悸。2).胃腸障害:(頻度不明)悪心、嘔吐。3).一般・全身障害及び投与部位の状態:(1~5%未満)疲労。4).神経系障害:(1~5%未満)傾眠、頭痛、浮動性めまい、(1%未満)睡眠時麻痺。5).精神障害:(1~5%未満)悪夢、(1%未満)異常な夢、入眠時幻覚、(頻度不明)*睡眠時随伴症、*夢遊症、*傾眠時幻覚、不安、激越。6).皮膚及び皮下組織障害:(頻度不明)皮膚そう痒症。*)海外臨床試験でみられた副作用。高用量(成人:40mg、高齢者:30mg)投与群を含む。
18.1作用機序スボレキサントはオレキシン受容体に選択性が高く可逆的な拮抗薬で、ヒトオレキシン1(OX1)受容体及びオレキシン2(OX2)受容体に対する親和性(Ki値)はそれぞれ0.55及び0.35nMであった。スボレキサントは、覚醒を促進する神経ペプチドであるオレキシンA及びBのOX1及びOX2受容体への結合を可逆的に阻害することにより、脳を覚醒状態から睡眠状態へ移行させ、睡眠を誘発すると考えられる。スボレキサントはγ‐アミノ酪酸(GABA)、セロトニン、ドパミン、ノルアドレナリン、メラトニン、ヒスタミン、アセチルコリン及びオピオイド受容体に対して親和性を示さなかった(Ki>10μM)。18.2睡眠に対する作用スボレキサントを通常の活動期にあるラット(10、30及び100mg/kg)、イヌ(1及び3mg/kg)、サル(10mg/kg)に経口投与すると、覚醒時間が減少し、ノンレム睡眠及びレム睡眠時間が増加した。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国際共同第III相臨床試験プラセボ対照試験において、日本人155例を含む原発性不眠症患者638例[成人(20~64歳)370例、高齢者(65歳以上)268例]に本剤(成人:20mg、高齢者:15mg)又はプラセボを3ヵ月間投与したとき、患者日誌を用いた主観的評価及びポリソムノグラフィを用いた客観的評価により入眠効果及び睡眠維持効果を評価した結果はそれぞれ表1及び表2のとおりであった。表1入眠効果(単位:分)--------------------------表開始--------------------------評価項目評価時点投与群評価例数ベースライン変化量プラセボとの差†sTSOm第1週プラセボ群37667.2±40.7-10.1±33.9-5.6(-10.2、-1.1)本剤群24863.6±37.3-14.5±28.41ヵ月時プラセボ群36565.7±39.4-12.8±41.2-5.4(-10.9、0.0)本剤群24462.7±36.7-16.4±31.53ヵ月時プラセボ群33966.6±39.9-18.9±39.3-5.2(-10.2、-0.3)本剤群22860.5±34.7-20.4±27.5LPS第1日夜プラセボ群29066.2±44.1-21.6±45.2-9.6(-14.9、-4.3)本剤群19368.9±49.7-33.4±48.01ヵ月時プラセボ群27266.2±44.0-24.4±51.4-10.3(-16.0、-4.6)本剤群18567.7±46.7-36.0±45.53ヵ月時プラセボ群25165.7±43.9-27.1±52.0-8.1(-13.8、-2.3)本剤群17265.5±43.7-35.2±42.4平均値±標準偏差sTSOm:主観的睡眠潜時(毎日の測定値の週平均)LPS:客観的持続睡眠潜時†最小二乗平均値(95%信頼区間)--------------------------表終了--------------------------表2睡眠維持効果(単位:分)--------------------------表開始--------------------------評価項目評価時点投与群評価例数ベースライン変化量プラセボとの差†sTSTm第1週プラセボ群376315.2±65.215.3±42.913.6(6.9、20.3)本剤群248322.4±57.327.2±40.81ヵ月時プラセボ群365317.7±65.323.4±52.016.3(7.9、24.8)本剤群244322.7±57.738.7±50.53ヵ月時プラセボ群339316.7±64.542.1±56.410.7(1.9、19.5)本剤群228325.4±56.750.3±55.2WASO第1日夜プラセボ群287115.1±45.9-19.1±47.5-32.5(-39.3、-25.7)本剤群192119.5±46.4-54.3±44.71ヵ月時プラセボ群272113.6±45.0-17.9±55.3-26.4(-34.3、-18.4)本剤群185119.1±46.0-47.0±45.43ヵ月時プラセボ群251115.3±46.0-25.3±50.7-16.6(-24.8、-8.3)本剤群172118.2±46.7-42.7±50.5平均値±標準偏差sTSTm:主観的総睡眠時間(毎日の測定値の週平均)WASO:客観的中途覚醒時間†最小二乗平均値(95%信頼区間)--------------------------表終了--------------------------この試験の6ヵ月間における副作用は20.9%(53/254例)に認められ、主な副作用は傾眠4.7%、頭痛3.9%、疲労2.4%であった。[7.1参照]17.3その他17.3.1臨床薬理試験(外国人データ)(1)自動車運転能力に対する影響健康成人28例に、本剤20mg又は40mgを就寝前投与し、翌朝(投与後9時間)に自動車走行検査を実施したとき、20mgの単回投与、40mgの単回及び8日間反復投与において、一部の被験者に運転能力に対する本剤の影響が認められた。なお、2例が40mg投与時に、1例が20mg投与時に、1例が40mg及び20mg投与時に、傾眠の発現のため自動車走行検査を中止した。[7.1、8.1参照](2)呼吸機能への影響軽度から中等度の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者25例又は軽度から中等度の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)患者26例に、本剤(成人:40mg、高齢者:30mg)を4日間反復投与したとき、明らかな呼吸抑制作用はみられなかった。なお、重度のCOPD及びOSA患者では検討されていない。[9.1.2参照](3)記憶、精神運動機能及び平衡機能に対する影響健康成人28例に本剤20又は40mgを就寝前単回投与したとき、40mgで翌朝の単語再生能力及び精神運動機能の低下が、20及び40mgで翌朝の身体のふらつきの増加がみられた。健康高齢者12例に本剤30mgを就寝前単回投与し、投与1.5、4及び8時間後に覚醒させたとき、1.5時間後において身体のふらつきの増加及び精神運動機能の低下がみられた。[7.1、8.1参照](4)薬物乱用に対する影響娯楽目的の多剤使用経験のある健康成人36例に本剤40~150mgを単回投与したとき、本剤の薬物嗜好性はプラセボより高く、ゾルピデム15及び30mgと同程度であった。注)本剤の承認用量は成人には1日20mg、高齢者には1日15mgである。