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カルシニューリン阻害で免疫を抑制するループス腎炎治療薬「ルプキネス」【最新!DI情報】第27回
2024/11/19 最新!DI情報
カルシニューリン阻害で免疫を抑制するループス腎炎治療薬「ルプキネス」【最新!DI情報】第27回
https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_027.html
一般名 | リセドロン酸ナトリウム水和物錠 |
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YJコード | 3999019F3029 |
剤型・規格 | 錠剤・75mg1錠 |
薬価 | 1338.80円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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次世代のCAR-T細胞療法―治療効果を上げるための新たなアプローチ/日本血液学会
2024/11/08 医療一般
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https://www.carenet.com/series/upgrade/cg004493_016.html
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子供の睡眠時間の目安は?
2024/10/28 患者説明用スライド
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骨粗鬆症。(効能又は効果に関連する注意)本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の原発性骨粗鬆症の診断基準等を参考に骨粗鬆症と確定診断された患者を対象とすること。
通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして75mgを月1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。(用法及び用量に関連する注意)投与にあたっては次の点を患者に指導すること。・同時に水以外の飲料(Ca・Mg等の含量の特に高いミネラルウォーターを含む)や食物あるいは他の薬剤と服用すると、本剤の吸収を妨げることがあるので、起床後、最初の飲食前に服用し、かつ服用後少なくとも30分は水以外の飲食を避ける〔10.2、16.2.1、16.2.2参照〕。・食道炎や食道潰瘍が報告されているので、立位あるいは坐位で、十分量(約180mL)の水とともに服用し、服用後30分は横たわらない〔2.4、11.1.1参照〕。・就寝時又は起床前に服用しない。・口腔咽頭刺激の可能性があるので噛まずに、なめずに服用する。・食道疾患の症状(嚥下困難又は嚥下痛、胸骨後部の痛み、高度の持続する胸やけ等)があらわれた場合には主治医に連絡する〔2.4、11.1.1参照〕。・本剤は月1回服用する薬剤であり、原則として毎月同じ日に服用し、また、本剤の服用を忘れた場合は、翌日に1錠服用し、その後はあらかじめ定めた日に服用すること。
(禁忌)2.1.食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる]〔11.1.1参照〕。2.2.本剤の成分あるいは他のビスホスホネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。2.3.低カルシウム血症の患者[血清カルシウム値が低下し低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある]。2.4.服用時に立位を30分以上保てないあるいは坐位を30分以上保てない患者〔7.用法及び用量に関連する注意の項、11.1.1参照〕。2.5.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。2.6.高度腎機能障害(クレアチニンクリアランス値:約30mL/分未満)のある患者〔9.2.1、16.6.1参照〕。(重要な基本的注意)8.1.患者の食事によるカルシウム、ビタミンDの摂取が不十分な場合は、カルシウム又はビタミンDを補給すること。ただし、カルシウム補給剤<服用>及びカルシウム含有製剤<服用>、アルミニウム含有製剤<服用>、マグネシウム含有製剤<服用>は、本剤の吸収を妨げることがあるので、服用時刻を変えて服用させること〔10.2参照〕。8.2.ビスホスホネート系薬剤による治療を受けている患者において、顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがあり、報告された症例の多くが抜歯等の顎骨に対する侵襲的歯科処置や顎骨に対する局所感染に関連して発現しており、リスク因子としては、悪性腫瘍、化学療法、血管新生阻害薬治療、コルチコステロイド治療、放射線療法、口腔の不衛生、歯科処置の既往等が知られている。本剤の投与開始前は口腔内の管理状態を確認し、必要に応じて、患者に対し適切な歯科検査を受け、侵襲的な歯科処置をできる限り済ませておくよう指導すること。本剤投与中に侵襲的な歯科処置が必要になった場合には本剤の休薬等を考慮すること。また、口腔内を清潔に保つこと、定期的な歯科検査を受けること、歯科受診時に本剤の使用を歯科医師に告知して侵襲的な歯科処置はできる限り避けることなどを患者に十分説明し、異常が認められた場合には、直ちに歯科・口腔外科を受診するように指導すること〔11.1.3参照〕。8.3.ビスホスホネート系薬剤を使用している患者において、外耳道骨壊死が発現したとの報告があり、これらの報告では、耳感染や耳外傷に関連して発現した症例も認められることから、外耳炎、耳漏、耳痛等の症状が続く場合には、耳鼻咽喉科を受診するよう指導すること〔11.1.4参照〕。8.4.ビスホスホネート系薬剤を長期使用している患者において、非外傷性大腿骨転子下非定型骨折又は軽微な外力による大腿骨転子下非定型骨折、非外傷性近位大腿骨骨幹部非定型骨折又は軽微な外力による近位大腿骨骨幹部非定型骨折、非外傷性近位尺骨骨幹部非定型骨折又は軽微な外力による近位尺骨骨幹部非定型骨折等の非定型骨折が発現したとの報告がある。これらの報告では、完全骨折が起こる数週間から数ヵ月前に大腿部痛、鼠径部痛、前腕部痛等の前駆痛が認められている報告もあることから、このような症状が認められた場合には、X線検査等を行い、適切な処置を行うこと。また、両側性の骨折が生じる可能性があることから、片側非定型骨折が起きた場合には、反対側の部位の症状等を確認し、X線検査を行うなど、慎重に観察すること(X線検査時には骨皮質の肥厚等、特徴的な画像所見がみられており、そのような場合には適切な処置を行うこと)〔11.1.5参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.嚥下困難がある患者又は食道潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍又は食道炎等の上部消化管障害がある患者:食道通過の遅延又は上部消化管粘膜刺激による基礎疾患の悪化をきたすおそれがある〔11.1.1参照〕。(腎機能障害患者)9.2.1.高度腎機能障害患者(1).高度腎機能障害患者:投与しないこと(クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある)〔2.6、16.6.1参照〕。(2).高度腎機能障害患者:国内の医療情報データベースを用いた疫学調査において、骨粗鬆症の治療にビスホスホネート系薬剤を使用した腎機能障害患者のうち、特に、高度腎機能障害患者(eGFRが30mL/分/1.73㎡未満)で、腎機能が正常の患者と比較して低カルシウム血症(補正血清カルシウム値が8mg/dL未満)のリスクが増加したとの報告がある。9.2.2.中等度腎機能障害又は軽度腎機能障害患者:排泄が遅延するおそれがある〔16.6.1参照〕。(生殖能を有する者)妊娠する可能性のある女性へは、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(ビスホスホネート系薬剤は骨基質に取り込まれた後に全身循環へ徐々に放出される)。全身循環への放出量はビスホスホネート系薬剤の投与量・期間に相関する。ビスホスホネート系薬剤の中止から妊娠までの期間と危険性との関連は明らかではない。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(他のビスホスホネート系薬剤と同様、生殖試験(ラット)において、低カルシウム血症による分娩障害の結果と考えられる母動物死亡並びに胎仔骨化遅延等がみられている)〔2.5参照〕。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(母動物(ラット)へ投与後授乳された乳仔への移行がわずかに認められている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(相互作用)10.2.併用注意:水以外の飲料、食物(特に牛乳、乳製品などの高カルシウム含有飲食物)、多価陽イオン含有製剤<服用>(カルシウムイオン含有製剤<服用>、マグネシウムイオン含有製剤<服用>、鉄イオン含有製剤<服用>、アルミニウムイオン含有製剤<服用>等)(多価陽イオン含有制酸剤<服用>、ミネラル入りビタミン剤<服用>等)〔7.用法及び用量に関連する注意の項、8.1、16.2.1、16.2.2参照〕[起床後、最初の飲食前に本剤を服用し、かつ服用後少なくとも30分はこれらの飲食物や薬剤を摂取・服用しないよう、患者を指導すること(カルシウム等と錯体を形成し、同時に服用すると本剤の吸収が妨げられることがある)]。(過量投与)13.1.症状過量投与により血清カルシウムが低下し、低カルシウム血症の症状・徴候があらわれる可能性がある。13.2.処置過量投与時、吸収を抑えるために、多価陽イオンを含有する制酸剤あるいは牛乳を投与する。また、過量投与時、未吸収薬剤を除去するために胃洗浄を考慮し、必要に応じ、カルシウムの静脈内投与等の処置を行う。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.上部消化管障害(いずれも頻度不明):食道穿孔、食道狭窄、食道潰瘍、胃潰瘍、食道炎、十二指腸潰瘍等が報告されている〔2.1、2.4、7.用法及び用量に関連する注意の項、9.1.1参照〕。11.1.2.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。11.1.3.顎骨壊死・顎骨骨髄炎(頻度不明)〔8.2参照〕。11.1.4.外耳道骨壊死(頻度不明)〔8.3参照〕。11.1.5.大腿骨転子下非定型骨折、近位大腿骨骨幹部非定型骨折、近位尺骨骨幹部非定型骨折等の非定型骨折(頻度不明)〔8.4参照〕。11.2.その他の副作用1).消化器:(5%以上)下痢、(1~5%未満)胃不快感、胃炎、上腹部痛、(1%未満)*悪心、*嘔吐[*:急性期反応(初回投与3日以内に発現し7日以内に回復するインフルエンザ様症状等の副作用であり、高用量投与において発現している)に該当する副作用を含む(これらの副作用は2回目以降の投与時に発現することや、繰り返し発現することもある)]、便秘、消化不良(胸やけ)、腹部膨満感、(頻度不明)口内炎、口渇、食欲不振、軟便、おくび、舌炎、十二指腸炎、鼓腸、味覚異常、歯肉腫脹。2).過敏症:(1%未満)じん麻疹、(頻度不明)紅斑、そう痒症、発疹、皮膚炎(水疱性皮膚炎を含む)、血管浮腫。3).肝臓:(1%未満)γ-GTP増加、(頻度不明)AST増加、ALT増加、LDH増加、血中AL-P増加。4).眼:(頻度不明)眼痛、霧視、ぶどう膜炎。5).血液:(1%未満)白血球数減少、(頻度不明)貧血、好中球数減少、リンパ球数増加。6).精神神経系:(1~5%未満)頭痛[急性期反応(初回投与3日以内に発現し7日以内に回復するインフルエンザ様症状等の副作用であり、高用量投与において発現している)に該当する副作用を含む(これらの副作用は2回目以降の投与時に発現することや、繰り返し発現することもある)]、(頻度不明)めまい、感覚減退(しびれ)、耳鳴、傾眠。7).筋・骨格系:(1~5%未満)筋痛・骨格痛(関節痛、背部痛、骨痛、筋痛、頸部痛等)[急性期反応(初回投与3日以内に発現し7日以内に回復するインフルエンザ様症状等の副作用であり、高用量投与において発現している)に該当する副作用を含む(これらの副作用は2回目以降の投与時に発現することや、繰り返し発現することもある)]、(頻度不明)血中カルシウム減少。8).その他:(1~5%未満)発熱、(1%未満)倦怠感、無力症(疲労、脱力等)[急性期反応(初回投与3日以内に発現し7日以内に回復するインフルエンザ様症状等の副作用であり、高用量投与において発現している)に該当する副作用を含む(これらの副作用は2回目以降の投与時に発現することや、繰り返し発現することもある)]、BUN増加、浮腫(顔面浮腫、四肢浮腫等)、(頻度不明)尿潜血陽性、尿中β2ミクログロブリン増加、血中AL-P減少、血中リン減少、ほてり、動悸、脱毛、血圧上昇。
18.1作用機序次の種々の作用により、リセドロン酸ナトリウムは破骨細胞の機能阻害作用を示し、骨吸収を抑制して骨代謝回転を抑制すると考えられる。・マウス頭頂骨器官培養系において、骨吸収抑制作用が認められている。・鶏の単離破骨細胞を用いた骨吸収評価系においても抑制作用が認められている。・破骨細胞類縁のマクロファージ系細胞を用いた検討において、アポトーシスの誘導、蛋白のプレニル化阻害が認められている。18.2骨代謝回転の亢進及び骨量減少に対する影響18.2.1骨代謝回転の亢進した骨減少モデル(卵巣摘除ラット)において、骨代謝回転の亢進を抑制することで、骨形成速度及び骨梁単位活性化率の増加、骨密度及び骨強度の低下、尿中デオキシピリジノリン/クレアチニンの上昇をそれぞれ抑制する。18.2.2リモデリング動物モデル(卵巣摘除ミニブタ)において、骨密度上昇率の低下を抑制し、骨強度を増加させる。また、尿中N‐テロペプチド/クレアチニン、血清オステオカルシンを共に抑制する。18.2.3不動化により骨減少が生じるラット後肢固定モデル(不動化ラット)において、骨密度及び骨強度の低下を抑制する。18.3骨の質に対する影響18.3.1卵巣摘除ラット及び卵巣摘除ミニブタにおいて、骨密度と骨強度との間の正の相関関係の維持が認められている。18.3.2卵巣摘除ラット、卵巣摘除ミニブタ及び不動化ラットにおいて、類骨幅への影響は認められていない。18.3.3成長期ラットにおいて、骨吸収抑制作用が認められているが、骨石灰化抑制の指標となる成長板肥厚作用は認められていない。18.4骨折治癒に対する影響ビーグル犬骨折治癒モデルにおいて、1.0mg/kg/日投与により骨折治癒の遅延が認められているが、0.1mg/kg/日注)投与では骨折治癒の遅延は認められていない。注)0.1mg/kg/日:体表面積換算で国内臨床用量2.5mg/回/日に相当する。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第III相試験(二重盲検比較試験注1):骨密度に対する効果)骨粗鬆症患者を対象に、リセドロン酸ナトリウム1日1回2.5mg注2)又は月1回75mgを12ヵ月投与した結果、治療期終了時の腰椎平均骨密度(L2-4BMD)増加率は1日1回2.5mg注2)投与群で5.69%(n=408うち男性8例)、月1回75mg投与群で5.98%(n=392うち男性4例)であり、月1回75mg投与は、1日1回2.5mg注2)投与に対する非劣性が確認された。副作用発現頻度は22%(93/422)であり、主な副作用は下痢5%(21/422)、胃不快感3.1%(13/422)、発熱2.8%(12/422)、上腹部痛2.4%(10/422)、胃炎2.1%(9/422)であった。17.1.2国内第III相試験(二重盲検比較試験注3):骨折発生頻度に対する効果)骨粗鬆症患者を対象に、1日1回起床時にリセドロン酸ナトリウムとして2.5mg注2)を96週間経口投与した結果、本剤投与群(163例)での非外傷性の椎体骨折(既存骨折の増悪を含む)発生頻度は12.3%であった。本試験により、椎体骨折抑制効果が確認された。副作用発現頻度は31.5%(86/273)であり、主な副作用は上腹部痛6.2%(17/273)、嘔気2.2%(6/273)であった。注1)基礎治療薬として1日1回夕食後にカルシウムとして200mgを経口投与注2)本剤の国内における承認用量は月1回75mgである。注3)基礎治療薬として1日1回昼食後にカルシウムとして200mgを経口投与