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酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
一般名 | ペミロラストカリウムシロップ用 |
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YJコード | 4490011R1060 |
剤型・規格 | 液剤・0.5%1g |
薬価 | 28.20円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1).気管支喘息。2).アレルギー性鼻炎。
〈気管支喘息〉通常、小児にはペミロラストカリウムとして1回0.2mg/kgを1日2回、朝食後及び就寝前に、用時溶解して経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。年齢別の標準投与量は、通常、次記の用量を1回量とし、1日2回朝食後及び就寝前に、用時溶解して経口投与する。1).1歳以上5歳未満:0.5g(ペミロラストカリウムとして2.5mg)。2).5歳以上11歳未満:1.0g(ペミロラストカリウムとして5.0mg)。3).11歳以上:2.0g(ペミロラストカリウムとして10.0mg)。〈アレルギー性鼻炎〉通常、小児にはペミロラストカリウムとして1回0.1mg/kgを1日2回、朝食後及び就寝前に、用時溶解して経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。年齢別の標準投与量は、通常、次記の用量を1回量とし、1日2回朝食後及び就寝前に、用時溶解して経口投与する。1).1歳以上5歳未満:0.25g(ペミロラストカリウムとして1.25mg)。2).5歳以上11歳未満:0.5g(ペミロラストカリウムとして2.5mg)。3).11歳以上:1.0g(ペミロラストカリウムとして5.0mg)。(用法及び用量に関連する注意)高齢者への本剤の投与により副作用があらわれた場合は、減量(例えば半量)又は休薬するなど注意すること〔9.8高齢者の項参照〕。
(禁忌)2.1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。2.2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.〈効能共通〉本剤は、気管支拡張剤、ステロイド剤、抗ヒスタミン剤等と異なり、すでに起こっている発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないので、このことは患者に十分説明しておく必要がある。8.2.〈効能共通〉本剤の使用によりステロイド維持量を減量し得た患者で、本剤の投与を中止する場合は、原疾患再発のおそれがあるので、注意すること。8.3.〈効能共通〉本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。8.4.〈効能共通〉本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないよう注意すること。8.5.〈気管支喘息〉本剤を投与中、大発作をみた場合は、気管支拡張剤あるいはステロイド剤を投与する必要がある。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.長期ステロイド療法を受けている患者:本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は、十分な管理下で徐々に行うこと。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験(ラット)で大量投与により、胎仔発育遅延が報告されている)〔2.1参照〕。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。(小児等)低出生体重児、新生児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。(高齢者)一般に生理機能が低下している〔7.用法及び用量に関連する注意の項参照〕。(適用上の注意)14.1.薬剤調製時本剤は他剤と配合し液剤とした場合には、pHの変化により沈殿が生じることがあるので配合を避けること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).過敏症:(0.1%未満)発疹、そう痒、蕁麻疹、浮腫(顔面浮腫、四肢浮腫等)、湿疹、顔面潮紅。2).精神神経系:(0.1~5%未満)眠気、(0.1%未満)倦怠感、頭痛、頭がボーッとする。3).消化器:(0.1~5%未満)腹痛、嘔気、(0.1%未満)下痢、口渇、便秘、食欲不振、胸やけ、胃もたれ感、嘔吐、口内炎。4).血液:(0.1%未満)貧血、血小板増加。5).肝臓:(0.1~5%未満)ALT上昇、AST上昇、(0.1%未満)γ-GTP上昇、Al-P上昇。6).腎臓:(0.1%未満)蛋白尿、BUN上昇。7).泌尿器:(0.1%未満)頻尿、血尿等の膀胱炎様症状。8).その他:(0.1%未満)全身関節痛、鼻腔乾燥感、鼻痛。発現頻度は、錠・ドライシロップに関する使用成績調査を含む。
18.1作用機序イノシトールリン脂質代謝を阻害することにより、ケミカルメディエーターの遊離に重要な要素である細胞外Ca2+の流入と細胞内Ca2+の遊離を強く抑制し、また同時に、アラキドン酸遊離も阻害することが、ラット肥満細胞において認められている。更にホスホジエステラーゼ阻害に基づくc‐AMP増加作用の関与も示唆されている。18.2ケミカルメディエーター遊離抑制作用ヒト肺組織、鼻粘膜擦過片、末梢白血球、ラット腹腔浸出細胞、肺組織、モルモット肺組織からのヒスタミン、ロイコトリエン(B4、D4、SRS‐A)、プロスタグランジンD2、トロンボキサンA2、PAFの遊離を用量依存的に抑制する(invitro)。18.3好酸球機能抑制作用ヒト好酸球のPAF刺激による遊走を抑制し、ヒト好酸球からのロイコトリエンC4、ECP遊離を抑制するほか、モルモット好酸球からのEPO、活性酸素遊離を抑制する(invitro)。18.4I型アレルギー反応に対する作用ラット及びモルモットの受身皮膚アナフィラキシー(PCA)反応を抑制する。また、ラット及びモルモットでの実験的喘息・鼻炎を抑制する。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈気管支喘息〉17.1.1国内第II相試験(1)後期第II相試験小児気管支喘息患者を対象に体重区分ごとに低用量あるいは高用量を無作為に割り付け、ペミロラストカリウム5mg/日、10mg/日又は20mg/日を1日2回6週間経口投与した。有用率注1)は低用量群(0.349mg/kg/日以下)でやや有用以上87.7%(71/81例)、高用量群(0.350mg/kg/日以上)でやや有用以上82.6%(71/86例)であった。副作用発現頻度は低用量群0%(0/87例)、高用量群3.2%(3/93例)であり、副作用は嘔気、蕁麻疹、AST上昇が各0.6%(1/180例)であった。17.1.2国内第III相試験(1)二重盲検群間比較試験小児気管支喘息患者を対象に体重区分ごとにペミロラストカリウム5mg/日、10mg/日、20mg/日を1日2回、又はトラニラスト57mg/日、81mg/日、114mg/日、162mg/日、213mg/日、267mg/日を1日3回6週間経口投与した。ペミロラストカリウム群はトラニラスト群に比し有意に有用率注1)が高かった。ペミロラストカリウム群の副作用発現頻度は1.8%(2/111例)であり、副作用はAST上昇0.9%(1/111例)及び判定不能1例であった。一方、トラニラスト群3.7%(4/109例)であった。--------------------------表開始--------------------------投与群FisherU検定ペミロラスト群トラニラスト群n108102有用率注1)(%)、(例数)極めて有用16.7(18)7.8(8)p=0.0607p=0.0049有用以上63.0(68)45.1(46)p=0.0125やや有用以上81.5(88)70.6(72)p=0.0752注1)投与終了時に、観察項目、併用薬剤の使用状況より判断した最終全般改善度と概括安全度から総合的に評価した全般有用度から算出。--------------------------表終了--------------------------(2)長期投与試験小児気管支喘息患者を対象に体重区分に従いペミロラストカリウム5mg/日、10mg/日又は20mg/日を1日2回24週間経口投与した。有用率注1)は投与6週間でやや有用以上88.6%(70/79例)、投与24週間でやや有用以上93.3%(42/45例)であった。副作用発現頻度は1.3%(1/79例)で、副作用は嘔吐1.3%(1/79例)であった。(3)非盲検・非対照試験小児気管支喘息患者を対象に体重区分に従いペミロラストカリウム5mg/日、10mg/日又は20mg/日を1日2回6週間経口投与した。有用率注1)はやや有用以上92.6%(25/27例)であった。副作用発現頻度は3.3%(1/30例)で、副作用は腹痛3.3%(1/30例)であった。注1)投与終了時に、観察項目、併用薬剤の使用状況より判断した最終全般改善度と概括安全度から総合的に評価した全般有用度から算出。〈アレルギー性鼻炎〉17.1.3国内第II相試験(1)後期第II相試験小児アレルギー性鼻炎患者を対象に体重区分ごとに低用量あるいは高用量を無作為に割り付け、ペミロラストカリウム2.5mg/日、5mg/日、10mg/日又は20mg/日を1日2回4週間経口投与した。有用率注2)は低用量群(平均投与量0.185mg/kg/日)でやや有用以上94.7%(36/38例)、高用量群(平均投与量0.387mg/kg/日)でやや有用以上92.6%(25/27例)であった。副作用発現頻度は低用量群2.5%(1/40例)、高用量群0%(0/30例)であり、副作用は下痢が1.4%(1/70例)であった。注2)投与終了時に、投与全期間の改善度を対照観察期間中の自他覚所見と比較し判断した最終全般改善度と、概括安全度から総合的に評価した有用度から算出。