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酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
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https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
一般名 | ロラタジン10mg錠 |
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YJコード | 4490027F1219 |
剤型・規格 | 錠剤・10mg1錠 |
薬価 | 16.30円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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妊娠中の魚油摂取、出生児のアトピー性皮膚炎リスクは低減する?
2024/10/02 医療一般
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アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒。
成人:通常、ロラタジンとして1回10mgを1日1回、食後に経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。小児:通常、7歳以上の小児にはロラタジンとして1回10mgを1日1回、食後に経口投与する。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.〈効能共通〉効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。8.2.〈アレルギー性鼻炎〉季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.てんかんの既往のある患者:十分な問診を行うこと(てんかん発作があらわれたとの報告がある)〔11.1.2参照〕。(腎機能障害患者)腎機能障害患者:ロラタジン及び活性代謝物descarboethoxyloratadine(DCL)の血漿中濃度が上昇するおそれがある〔16.6.1参照〕。(肝機能障害患者)肝機能障害患者:ロラタジンの血漿中濃度が上昇するおそれがある〔16.6.2参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、投与しないことが望ましい(動物試験(ラット、ウサギ)で催奇形性は認められていないが、ラットで胎仔への移行が報告されている)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中への移行が報告されている)〔16.5参照〕。(小児等)9.7.1.3歳以上7歳未満の小児に対しては、ロラタジンドライシロップ1%を投与すること。9.7.2.低出生体重児、新生児、乳児又は3歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)高い血中濃度が持続するおそれがある(一般に生理機能(肝、腎等)が低下している)〔16.6.4参照〕。(相互作用)ロラタジンからDCLへの代謝にはCYP3A4及びCYP2D6の関与が確認されている〔16.4参照〕。10.2.併用注意:エリスロマイシン、シメチジン〔16.7参照〕[ロラタジン及びDCLの血漿中濃度の上昇が認められるので、患者の状態を十分に観察するなど注意すること(薬物代謝酵素(CYP3A4、CYP2D6)阻害作用を有する医薬品との併用により、ロラタジンからDCLへの代謝が阻害され、ロラタジンの血漿中濃度が上昇する[DCLの血漿中濃度が上昇する機序は不明])]。(臨床検査結果に及ぼす影響)アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3~5日前より本剤の投与を中止すること。(過量投与)13.1.症状海外において、過量投与(40mgから180mg)により眠気、頻脈、頭痛が報告されている。13.2.処置過量投与時、本剤は血液透析によって除去できない〔16.6.1参照〕。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意14.1.1.PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):チアノーゼ、呼吸困難、血圧低下、血管浮腫等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.1.2.てんかん(頻度不明)〔9.1.1参照〕。11.1.3.痙攣(頻度不明)。11.1.4.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、著しいAl-P上昇、著しいLDH上昇、著しいビリルビン上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。11.2.その他の副作用1).精神神経系:(1%以上)眠気、倦怠感、(0.1~1%未満)めまい、頭痛。2).呼吸器:(0.1~1%未満)鼻乾燥感、咽頭痛。3).消化器:(0.1~1%未満)腹痛、口渇、嘔気・嘔吐、下痢、便秘、口内炎、(0.1%未満)口唇乾燥、(頻度不明)胃炎。4).過敏症:(0.1~1%未満)発疹、(0.1%未満)じん麻疹、(頻度不明)発赤、紅斑、そう痒。5).皮膚:(頻度不明)脱毛。6).肝臓:(0.1~1%未満)ALT上昇、AST上昇、ビリルビン値上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇。7).腎臓:(0.1~1%未満)BUN上昇、タンパク尿、(頻度不明)尿閉。8).循環器:(0.1~1%未満)動悸、(0.1%未満)頻脈。9).血液:(0.1~1%未満)好酸球増多、白血球減少、好中球減少、単球増多、リンパ球減少、白血球増多、リンパ球増多、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、好塩基球増多、血小板減少、好中球増多。10).その他:(0.1~1%未満)尿糖、眼球乾燥、耳鳴、ほてり、(0.1%未満)味覚障害、月経不順、胸部不快感、(頻度不明)不正子宮出血、胸痛、難聴、浮腫(顔面浮腫・四肢浮腫)。
18.1作用機序ロラタジン及びDCLは、ヒスタミンH1受容体拮抗作用を示す。また、ヒスタミン、ロイコトリエンC4の遊離抑制作用を示す。18.2ヒスタミンH1受容体拮抗作用ロラタジン及びDCLは、モルモットの肺H1受容体においてヒスタミンと拮抗し、モルモット摘出回腸のヒスタミン誘発収縮を抑制した(invitro)。DCLのヒトH1受容体拮抗作用はロラタジンよりも強かった。また、ロラタジンは、ラットのヒスタミン誘発皮膚血管透過性亢進、マウスのヒスタミン誘発足蹠浮腫及びモルモットのヒスタミン誘発致死を抑制した(invivo)。18.3ヒスタミン及びロイコトリエンC4遊離抑制作用ロラタジン又はDCLは、ラット腹腔肥満細胞又はマウス肥満細胞株MC‐9細胞からのヒスタミン又はロイコトリエンC4遊離を抑制し(invitro)、能動感作モルモットに経口投与したときの摘出肺切片からの抗原誘発ヒスタミン遊離を抑制した(exvivo)。18.4抗原誘発反応に対する作用ロラタジンは、ラット及びモルモットの受身皮膚アナフィラキシー反応(PCA反応)並びに能動感作ラット及びモルモットの抗原誘発鼻腔内色素漏出反応を抑制した。18.5作用の持続性ラットのヒスタミン誘発皮膚血管透過性亢進に対するロラタジンの抑制作用は、経口投与後12時間においても認められた(invivo)。ヒトにおいて錠10mg単回投与後14時間以上でもヒスタミン誘発皮内反応(膨疹及び紅斑)を抑制した。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈アレルギー性鼻炎〉17.1.1国内長期投与試験(成人)通年性アレルギー性鼻炎に対してロラタジン錠10mgを1日1回9週間投与したときの最終全般改善率(中等度改善以上)は65.3%(32/49)であった。副作用は53例中8例(15.1%)に認められた。副作用は、眠気6例(11.3%)、倦怠感、嘔気及び発疹が各1例(1.9%)であった。17.1.2国内第III相比較試験(メキタジンを対照とした比較試験)(成人)通年性アレルギー性鼻炎を対象とした二重盲検比較試験において、ロラタジン錠10mg(1日1回)あるいはメキタジン3mg(1日2回)を1週間投与したときの最終全般改善率(中等度改善以上)はそれぞれ49.4%(39/79)と45.8%(38/83)であった。副作用は100例中7例(7.0%)に認められた。副作用は、眠気4例(4.0%)、倦怠感2例(2.0%)、胃部不快感、嘔気及び発疹が各1例(1.0%)であった。17.1.3国内第III相比較試験(プラセボ及びケトチフェンフマル酸塩を対照とした比較試験)(成人)通年性アレルギー性鼻炎を対象とした二重盲検比較試験において、ロラタジン錠(10mg/日)、ケトチフェンフマル酸塩(ケトチフェンとして2mg/日)あるいはプラセボを2週間投与したときの最終全般改善率(中等度改善以上)はロラタジン群54.9%(56/102)、ケトチフェンフマル酸塩群55.1%(59/107)、プラセボ群39.1%(27/69)であった。また、5鼻症状スコア※1(くしゃみ発作、鼻汁、鼻閉、鼻内そう痒感、後鼻漏)の投与前値及び投与2週後(又は中止時)の変化量を次表に示した。--------------------------表開始--------------------------投与群n投与前(標準誤差)変化量比較※2ロラタジン1028.23(0.22)-2.84ロラタジンvsケトチフェン95%CI:-0.62~0.69ケトチフェン1077.41(0.22)-2.48プラセボ697.90(0.25)-1.77※2:投与前値を共変量とした共分散分析により、変化量の差(ロラタジン-ケトチフェン)の95%両側信頼区間(95%CI)を算出した。--------------------------表終了--------------------------※1:各症状の程度を+++:3、++:2、+:1、-:0にスコア化して合計したスコア。副作用は103例中26例(25.2%)に認められた。主な副作用は、眠気14例(13.6%)、口渇感3例(2.9%)、咽頭痛、鼻の乾燥感及び倦怠感が各2例(1.9%)等であった。17.1.4国内第III相比較試験(ケトチフェンフマル酸塩を対照とした比較試験)(小児)通年性アレルギー性鼻炎を対象とした二重盲検比較試験において、ロラタジンシロップ(3~6歳:ロラタジンとして5mg/日、7~15歳:ロラタジンとして10mg/日、非売品)あるいはケトチフェンフマル酸塩(3~6歳:ケトチフェンとして1.2mg/日、7~15歳:ケトチフェンとして2mg/日)を2週間投与した。4鼻症状スコア※1(くしゃみ発作、鼻汁、鼻閉、鼻内そう痒感)の投与前値及び投与2週後(又は中止時)の変化量を次表に示した。--------------------------表開始--------------------------投与群n投与前(標準誤差)変化量(標準誤差)比較※2ロラタジン967.08(0.19)-2.53(0.25)差の点推定値-0.3995%CI:-1.04~0.25ケトチフェン916.36(0.22)-1.74(0.26)※2:投与前値及び年齢層を共変量とした共分散分析により、変化量の差(ロラタジン-ケトチフェン)とその95%両側信頼区間(95%CI)を算出した。--------------------------表終了--------------------------※1:各症状の程度を+++:3、++:2、+:1、-:0にスコア化して合計したスコア。副作用は96例中12例(12.5%)に認められた。主な副作用は、傾眠6例(6.3%)、腹痛2例(2.1%)等であった。〈蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒〉17.1.5国内長期投与試験(成人)慢性じん麻疹に対してロラタジン錠10mgを1日1回8週間投与したときの最終治療効果(有効以上)は87.4%(76/87)であった。副作用は92例中10例(10.9%)に認められた。副作用は、眠気6例(6.5%)、倦怠感3例(3.3%)、心窩部不快感、腹部膨満感、下痢及び生理遅延が各1例(1.1%)であった。17.1.6国内第III相比較試験(メキタジンを対照とした比較試験)(成人)慢性じん麻疹を対象とした二重盲検比較試験において、ロラタジン錠10mg(1日1回)あるいはメキタジン3mg(1日2回)を7日間投与したときの最終全般改善率(中等度改善以上)はそれぞれ71.3%(82/115)と66.7%(78/117)であった。副作用は119例中12例(10.1%)に認められた。副作用は、眠気8例(6.7%)、口渇2例(1.7%)、倦怠感、食欲亢進、腹部不快感及び舌のびらん・疼痛が各1例(0.8%)であった。17.1.7国内第III相比較試験(シュードプラセボ及びケトチフェンフマル酸塩を対照とした比較試験)(成人)慢性じん麻疹を対象とした二重盲検比較試験において、ロラタジン錠(10mg/日)、ケトチフェンフマル酸塩(ケトチフェンとして2mg/日)あるいはシュードプラセボ(ロラタジンとして1mg/日)を2週間投与したところ、投与2週後(又は中止時)の全般改善率(中等度改善以上)は、それぞれ80.5%、62.1%、43.8%であった(ロラタジンとケトチフェンの改善率の差の点推定値18.4%、95%両側信頼区間7.4%~29.3%)。また、皮膚症状スコア※の投与前値及び投与2週後(又は中止時)の変化量を次表に示した。そう痒スコア--------------------------表開始--------------------------投与群n投与前(標準誤差)変化量ロラタジン1281.98(0.06)-1.48ケトチフェン1241.97(0.06)-1.20シュードプラセボ802.08(0.07)-0.79--------------------------表終了--------------------------発斑スコア--------------------------表開始--------------------------投与群n投与前(標準誤差)変化量ロラタジン1281.95(0.06)-1.41ケトチフェン1241.87(0.06)-1.11シュードプラセボ801.91(0.07)-0.82--------------------------表終了--------------------------※:そう痒、発斑の程度をそれぞれ+++:3、++:2、+:1、±:0.5、-:0にスコア化した。副作用は128例中27例(21.1%)に認められた。主な副作用は、眠気17例(13.3%)、めまい・立ちくらみ・ふらつき感、口渇感及び胃痛が各2例(1.6%)等であった。17.1.8国内一般臨床試験(成人)湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症に対してロラタジン錠10mgを1日1回7日間投与したときの最終治療効果(有効以上)は61.0%(161/264)であった。副作用は284例中22例(7.7%)に認められた。副作用は、眠気15例(5.3%)、倦怠感4例(1.4%)、口渇3例(1.1%)、頭痛、肩こり、胃部不快感及び食欲不振が各1例(0.4%)であった。17.1.9国内第III相比較試験(ケトチフェンフマル酸塩を対照とした比較試験)(小児)代表的なそう痒性皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎を対象とした二重盲検比較試験において、ロラタジンドライシロップ(3~6歳:ロラタジンとして5mg/日、7~15歳:ロラタジンとして10mg/日)あるいはケトチフェンフマル酸塩(3~6歳:ケトチフェンとして1.2mg/日、7~15歳:ケトチフェンとして2mg/日)を2週間投与した。主要そう痒スコア※1の投与前値及び投与2週後(又は中止時)の変化量を次表に示した。--------------------------表開始--------------------------投与群n投与前(標準誤差)変化量(標準誤差)比較※2ロラタジン1012.50(0.06)-0.51(0.08)差の点推定値0.0395%CI:-0.18~0.25ケトチフェン1002.56(0.06)-0.58(0.08)※2:投与前値及び年齢層を共変量とした共分散分析により、変化量の差(ロラタジン-ケトチフェン)とその95%両側信頼区間(95%CI)を算出した。--------------------------表終了--------------------------※1:そう痒の程度を++++:4、+++:3、++:2、+:1、-:0にスコア化し、日中又は夜間の高い方を主要そう痒スコアとした。副作用は101例中4例(4.0%)に認められた。副作用は、ALT増加及びAST増加が各2例(2.0%)、γ‐GTP増加、肝機能検査値異常及び傾眠が各1例(1.0%)であった。17.3その他17.3.1眠気及び運転・機械操作能力に対する影響ロラタジン服用後の諸動作はプラセボ服用時と類似し、ロラタジンの運転・機械操作能力に対する影響は認められなかった。(1)健康成人男女(20例)を対象にパソコンでの数字入力作業による精神運動機能に及ぼす影響を検討したとき、ロラタジン10mg及び20mg注)投与時の正入力数はプラセボ投与時と有意差がなく、精神運動機能に影響を与えなかった。(2)通年性アレルギー性鼻炎に対する二重盲検比較試験の結果、ロラタジン10mg(103例)の眠気の発現頻度は、プラセボ(70例)と同程度であった。(3)健康成人男女(16例)を対象に入眠までの時間を比較したとき、ロラタジン10mg投与時の平均入眠時間はプラセボ投与時と有意差がなかった(外国人データ)。(4)健康成人男性(20例)を対象にサーキット上での自動車運転能力に及ぼす影響を検討したとき、ロラタジン10mg及び20mg注)投与時の運転能力はプラセボ投与時と有意差がなく、運転能力に影響を与えなかった(外国人データ)。(5)空軍パイロット及び民間航空会社パイロット(40例)を対象にフライトシミュレーション試験を実施した結果、ロラタジン10mgは、プラセボと比較してパイロットの航空機操作能力に影響を与えなかった(外国人データ)。17.3.2心血管系に及ぼす影響健康成人男性(50例)にロラタジン40mg注)を1日1回13週間投与したとき、プラセボ(20例)と比較してQTc間隔を含む心電図への影響は認められなかった(外国人データ)。注)本剤の成人における承認用量は、「通常、ロラタジンとして1回10mgを1日1回、食後に経口投与する。」である。