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https://www.carenet.com/hihyowed/239.html
一般名 | ロキシスロマイシン錠 |
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YJコード | 6149002F1029 |
剤型・規格 | 錠剤・150mg1錠 |
薬価 | 29.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2.
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https://www.carenet.com/series/pyelonephritis/cg004582_009.html
3.
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https://www.carenet.com/hihyomon/217.html
5.
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症、ざ瘡<化膿性炎症を伴うもの>、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎。(効能又は効果に関連する注意)〈咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎〉「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
通常、成人にはロキシスロマイシンとして1日量300mg(力価)を2回に分割し、経口投与する。
(禁忌)2.1.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩投与中の患者〔10.1参照〕。(重要な基本的注意)8.1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。8.2.血小板減少症があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.過敏症の既往歴のある患者。9.1.2.QT延長を起こすおそれのある患者(先天性QT延長症候群の患者、低カリウム血症等の電解質異常のある患者):QT延長を起こすおそれがある〔10.2、11.1.7参照〕。(肝機能障害患者)肝機能障害患者:投与間隔をあけること(血中濃度が持続するおそれがある)。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与すること(動物実験(ラット)において臨床用量の約80倍で胎仔外表異常及び胎仔骨格異常の発現頻度が対照群に比べ高いとの報告がある)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが認められている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)高齢者での薬物動態試験で、健康成人に比べ高い血中濃度が持続する傾向が認められているので、慎重に投与すること〔16.6.1参照〕。(相互作用)10.1.併用禁忌:エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン<クリアミン>、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩〔2.2参照〕[エルゴタミンの作用を増強させ四肢の虚血を起こすおそれがある(肝薬物代謝酵素が阻害され、エルゴタミンの血中濃度が上昇し、エルゴタミンの末梢血管収縮作用が増強すると考えられる)]。10.2.併用注意:1).テオフィリン[テオフィリンの血中濃度が上昇し中毒症状<悪心・嘔吐等>を起こすことがある(肝薬物代謝酵素が阻害され、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる)]。2).ワルファリンカリウム[ワルファリンの作用を増強させ出血症状を起こすおそれがある(肝薬物代謝酵素が阻害され、ワルファリン血中濃度が上昇すると考えられる)]。3).QT延長を起こすことが知られている薬剤(クラス1A抗不整脈薬(キニジン、ジソピラミド)、クラス3抗不整脈薬(アミオダロン、ソタロール)等)〔9.1.2、11.1.7参照〕[QT延長を起こすおそれがある(これらの薬剤との併用により、本剤によるQT延長が助長されるおそれがある)]。4).ケイ酸アルミニウム<経口>[本剤の効果が減弱するおそれがある(本剤の消化管からの吸収が阻害されると考えられる)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(頻度不明):不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身潮紅・全身蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.1.2.偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(頻度不明):偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の重篤な大腸炎があらわれることがある(腹痛、頻回の下痢、血便等があらわれた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと)。11.1.3.間質性肺炎(頻度不明):初期症状として発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。11.1.4.血小板減少症(頻度不明)。11.1.5.肝機能障害、黄疸(頻度不明):AST上昇、ALT上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。11.1.6.皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明):発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.1.7.QT延長、心室頻拍(torsadedepointesを含む)(頻度不明)〔9.1.2参照〕。11.2.その他の副作用1).過敏症:(0.1~5%未満)発疹等、(頻度不明)発熱、多形紅斑。2).精神神経系:(0.1%未満)頭痛、浮動性めまい、舌のしびれ感、しびれ、(頻度不明)眠気、錯乱。3).血液:(0.1~5%未満)好酸球増多、(0.1%未満)白血球減少。4).肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇等、(頻度不明)胆汁うっ滞等の肝機能障害。5).消化器:(0.1~5%未満)胃部不快感、腹痛、下痢、嘔吐等、(0.1%未満)口渇、食欲不振、腹部膨満感、(頻度不明)胸やけ。6).感覚器:(頻度不明)味覚異常、嗅覚異常、難聴、耳鳴、回転性めまい、視力障害、霧視。7).その他:(0.1%未満)浮腫、菌交代症、(頻度不明)全身倦怠感、脱力感、動悸、関節痛、鼻出血、月経異常。発現割合は使用成績調査結果を含む。
18.1作用機序他のマクロライド系抗生剤同様、細菌のリボゾームに作用し、タンパク合成を阻害する。18.2抗菌作用ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス及びアクネ菌及び肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)に抗菌作用を示し、細菌に対し静菌的又は一部殺菌的である。貪食細胞に顕著に取り込まれ、貪食細胞の食菌・殺菌作用を促進する。黄色ブドウ球菌、化膿レンサ球菌、肺炎球菌、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)による動物実験感染症に対し優れたinvivo効果を示す。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1皮膚軟部組織感染症に対する国内臨床試験(一般臨床試験)(1)ブドウ球菌属等による各種皮膚軟部組織感染症に対し、有効率80.0%(356/445例)であった。(2)アクネ菌によるざ瘡(化膿性炎症を伴うもの)に対し、有効率は71.9%(41/57例)であった。17.1.2皮膚軟部組織感染症に対する国内臨床試験(二重盲検試験)浅在性化膿性疾患患者を対象に本剤150mg(力価)を1日2回又は対照薬400mgを1日3回投与した二重盲検比較試験の結果、有効率は本剤群82.9%(87/105例)及び対照薬群80.8%(84/104例)で、両群間に有意差はなかった。本剤群の副作用発現率は3.6%(4/111例)で、軟便、腹痛・下痢、悪心増強及び頭痛・悪心が各0.9%(1/111例)であった。17.1.3呼吸器感染症に対する国内臨床試験(一般臨床試験)(1)ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌等による咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎に対し、有効率84.1%(297/353例)であった。(2)ブドウ球菌属、肺炎球菌、肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)等による肺炎に対し、有効率81.6%(204/250例)であった。17.1.4呼吸器感染症に対する国内臨床試験(二重盲検試験)(1)急性陰窩性扁桃炎患者を対象に本剤150mgを1日2回又は対照薬200mgを1日3回投与した二重盲検比較試験の結果、有効率は本剤群84.8%(78/92例)及び対照薬群77.5%(62/80例)で、両群間に有意差はなかった。本剤群の副作用発現率は4.2%(4/96例)で、胃部不快感2.1%(2/96例)、食欲低下1.0%(1/96例)及び胃痛1.0%(1/96例)であった。(2)肺炎患者を対象に本剤150mgを1日2回又は対照薬200mgを1日3回投与した二重盲検比較試験の結果、有効率は本剤群81.4%(57/70例)及び対照群70.0%(56/80例)で、両群間に有意差はなかった。本剤群の副作用発現率は4.3%(4/94例)で、発疹3.2%(3/94例)、胃部不快感・嘔吐1.1%(1/94例)であった。17.1.5耳鼻科領域感染症に対する国内臨床試験(一般臨床試験)(1)ブドウ球菌属等による中耳炎に対し、有効率55.5%(106/191例)であった。(2)ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌等による副鼻腔炎に対し、有効率87.8%(36/41例)であった。17.1.6耳鼻科領域感染症に対する国内臨床試験(二重盲検試験)化膿性中耳炎を対象に本剤150mgを1日2回又は対照薬200mgを1日3回投与した二重盲検比較試験の結果、有効率は本剤群53.3%(49/92例)及び対照薬群49.5%(48/97例)で、両群間に有意差はなかった。本剤群の副作用発現率は1.0%(1/97例)で、下痢が1.0%(1/97例)であった。17.1.7急性歯性感染症に対する国内臨床試験(一般臨床試験)レンサ球菌属等による急性歯性感染症に対し、有効率82.9%(262/316例)であった。17.1.8急性歯性感染症に対する国内臨床試験(二重盲検試験)急性歯性感染症患者を対象に本剤150mgを1日2回又は対照薬400mgを1日3回投与した二重盲検比較試験の結果、有効率は本剤群78.6%(99/126例)及び対照薬群82.1%(96/117例)で、両群間に有意差はなかった。本剤群の副作用発現率は2.9%(4/136例)で、胃部不快感1.5%(2/136例)、下痢及び発疹が各0.7%(1/136例)であった。