1.
低リスク肺塞栓症がん患者のVTE再発、リバーロキサバン18ヵ月vs. 6ヵ月(ONCO PE)/AHA2024
2024/11/21 医療一般 日本発エビデンス
低リスク肺塞栓症がん患者のVTE再発、リバーロキサバン18ヵ月vs. 6ヵ月(ONCO PE)/AHA2024
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59669
一般名 | パルナパリンナトリウムキット |
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YJコード | 3334404G3040 |
剤型・規格 | キット類・4,000低分子量ヘパリン単位20mL1筒 |
薬価 | 940.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2.
寄り道編(13)ワルファリンの歴史【臨床力に差がつく 医薬トリビア】第62回
2024/11/20 臨床力に差がつく 医薬トリビア
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https://www.carenet.com/series/trivia/cg004164_062.html
3.
心房細動を伴う脳梗塞後のDOAC開始、早期vs.晩期/Lancet
2024/11/14 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/59632
4.
事例011 狭心症にアピキサバン(エリキュース)錠で査定【斬らレセプト シーズン4】
2024/11/11 斬らレセプト
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https://www.carenet.com/series/solasto/cg004707_011.html
5.
発作性夜間ヘモグロビン尿症に経口治療薬が登場/ノバルティス
2024/10/23 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/59491
血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析・血液透析ろ過・血液ろ過)。
本剤を直接投与する。〈出血性病変又は出血傾向を有しない患者の場合〉・通常、成人には体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして治療1時間あたり7~13単位/kgを体外循環路内血液に単回投与する。なお、体外循環路内の血液凝固状況に応じ適宜増減する。・通常、成人には体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして15~20単位/kgを体外循環路内血液に単回投与し、体外循環開始後は毎時6~8単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する。なお、体外循環路内の血液凝固状況に応じ適宜増減する。〈出血性病変又は出血傾向を有する患者の場合〉通常、成人には体外循環開始時、パルナパリンナトリウムとして10~15単位/kgを体外循環路内血液に単回投与し、体外循環開始後は毎時6~9単位/kgを抗凝固薬注入ラインより持続注入する。
(禁忌)2.1.パルナパリンナトリウムに対し過敏症状又は過敏症の既往歴のある患者。2.2.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。(重要な基本的注意)8.1.脊椎・硬膜外麻酔との併用あるいは腰椎穿刺との併用等により、穿刺部位血腫が生じ、神経の圧迫による麻痺があらわれるおそれがあるので、併用する場合には神経障害の徴候及び症状について十分注意し、異常が認められた場合には直ちに適切な処置を行うこと。8.2.ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-inducedthrombocytopenia)があらわれることがあるので、本剤投与後は血小板数を測定すること〔9.1.2、11.1.2、15.1.2参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.高度出血症状を有する患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(出血症状を助長するおそれがある)。9.1.2.ヘパリン起因性血小板減少症(HIT:heparin-inducedthrombocytopenia)の既往歴のある患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと、投与が必要な場合は、本剤投与後は血小板数を測定すること(HITがあらわれることがある)〔8.2、11.1.2、15.1.2参照〕。(肝機能障害患者)9.3.1.重篤な肝障害又はその既往歴のある患者:治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと(肝障害を助長するおそれがある)。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット、ウサギ)で本剤を妊娠前から妊娠後期に高用量(360mg/kg)投与した群で、雌雄の繁殖能力への影響、生存仔骨化遅延、生存仔骨格変異や生存仔形態観察異常等、母体死亡及び胎仔死亡が認められた〔2.2参照〕。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で、母乳中へ移行することが確認されている)。(小児等)小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。(高齢者)減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。(相互作用)10.2.併用注意:1).抗凝固剤[本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある(本剤の抗凝固作用と血液凝固因子の生合成阻害作用により相加的に出血傾向が増強される)]。2).血栓溶解剤(ウロキナーゼ、t-PA製剤等)[本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある(本剤の抗凝固作用とフィブリン溶解作用により相加的に出血傾向が増強される)]。3).サリチル酸誘導体(アスピリン等)、血小板凝集抑制作用を有する薬剤(ジピリダモール、チクロピジン塩酸塩等)[本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある(本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される)]。4).非ステロイド性消炎剤[本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある(本剤の抗凝固作用と血小板機能阻害作用により、出血の危険性が増大する)]。5).糖質副腎皮質ホルモン剤[本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある(副腎皮質ホルモン剤の消化器系の副作用により、出血の危険性が増大する可能性がある)]。6).デキストラン[本剤の作用が出血傾向を増強するおそれがある(本剤の抗凝固作用と血小板凝集抑制作用により相加的に出血傾向が増強される)]。7).テトラサイクリン系抗生物質、強心配糖体(ジギタリス製剤)[本剤の作用が減弱することがある(機序は不明である)]。8).筋弛緩回復剤(スガマデクスナトリウム)[本剤の抗凝固作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を観察するとともに血液凝固に関する検査値に注意すること(作用機序は不明であるが、スガマデクスナトリウム4mg/kgと抗凝固剤の併用中に活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)又はプロトロンビン時間(PT)の軽度で一過性の延長が認められている)]。(過量投与)13.1.症状本剤を過量投与した場合、出血性合併症を引き起こすことがある。13.2.処置過量投与時、本剤の抗凝固作用を急速に中和する必要のある場合には、プロタミン硫酸塩を投与する(プロタミン硫酸塩1.2mgは本剤の100単位の効果を抑制する)。(血液体外循環終了時に抗凝固作用を中和する場合には、反跳性出血があらわれることがある)。(適用上の注意)14.1.全般的な注意使用時には、次の点に注意すること。・感染に対する配慮をすること。・シリンジが破損するおそれがあるので、シリンジを鉗子等で叩くなど、強い衝撃を避けること(特に低温下ではシリンジが破損しやすいので注意すること)。・押子(プランジャー)が外れたり、ガスケットが変形し薬液が漏出するおそれがあるので押子のみを持たないこと。・押子を反時計回りに回転させると接続に緩みが生じ、ガスケットから押子が外れるおそれがあるので、押子を反時計回りに回転させないこと。・押子を引かないこと。14.2.薬剤投与時の注意14.2.1.使用に際しては、ブリスター包装を開封口からゆっくり開け、外筒(バレル)を持って取り出すこと。14.2.2.押子の緩みがないか確認すること(緩みが認められた場合は、押子を時計回りに回転させ締め直すこと)。14.2.3.シリンジ先端のキャップをゆっくり回転させながら外し、シリンジ内の空気を除去した後、血液回路等に確実に接続すること(キャップを外した後は、筒先に触れないこと)。14.2.4.シリンジポンプを用いて投与する場合は、次の点に注意すること。・シリンジポンプに確実にセットすること(本品の押子とガスケットはネジ式構造により接続されているため、正しくセットされていない場合、サイフォニング(自然落下による急速注入)や逆流が起こるおそれがある)。・血液ポンプの上流に本剤注入ラインを設置する等極端な陰圧がかかる状態にしないこと(ガスケットが押子から外れたり、シリンジポンプから押子が外れた場合、本剤が急速注入されるおそれがある)。14.2.5.本剤は保存剤を含有しないので、開封後は速やかに使用すること。14.3.薬剤投与後の注意14.3.1.開封後の使用は1回限りとし、使用後の残液はシリンジとともに速やかに廃棄すること。14.3.2.外来透析患者では、穿刺部の止血を確認してから帰宅させること。14.4.透析器に関する注意本剤は、ヘモファン膜へ吸着することにより、抗凝固活性が低下するおそれがある〔16.8.1参照〕。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報15.1.1.類薬との互換性:本剤は未分画ヘパリンや他の低分子量ヘパリンと製造工程、分子量の分布が異なり、同一単位(抗第10a因子活性)でも他のヘパリン類とは必ずしも互換性がないため、投与量の設定の際には本剤の用法・用量に従うこと。15.1.2.ヘパリン起因性血小板減少症(HIT):HITはヘパリン-血小板第4因子複合体に対する自己抗体(HIT抗体)の出現による免疫学的機序を介した病態であり、重篤な血栓症(脳梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等)を伴うことがある。HIT発現時に出現するHIT抗体は100日程度で消失~低下するとの報告がある。また、投与終了数週間後に、HITが遅延して発現したとの報告もある〔8.2、9.1.2、11.1.2参照〕。(取扱い上の注意)20.1.ブリスター包装は使用直前まで開封しないこと。20.2.次の場合には使用しないこと。・ブリスター包装が破損している場合には使用しないこと。・シリンジから薬液が漏れている場合には使用しないこと。・性状その他薬液に異状が認められる場合には使用しないこと。・シリンジに破損等の異状が認められる場合には使用しないこと。・シリンジ先端のキャップが外れている場合には使用しないこと。(使用方法)①.開封口からゆっくりと剥がし、開封する。②.バレル部分を持って取り出す。プランジャーを持って取り出すとガスケットとプランジャーに緩み・ガタつき・外れが生じたり又は薬液が漏出するおそれがある。③.バレル部分をしっかりと持ち、キャップを外す。その際ルアー先端部に触れない。④.シリンジ内のエアを除去し、血液回路等に接続し、薬液を注入する。その際必要に応じてエタノール綿等で清拭する。注意:本シリンジのプランジャーとガスケットはネジ式構造により接続されているため、プランジャーを反時計回りに回転させると接続に緩みが生じ、ガスケットからプランジャーが外れるおそれがあるので、シリンジキャップを外す操作やエア抜きの操作などの際、プランジャーを回転させない(もしプランジャーとガスケットの接続が緩んでいる場合は、プランジャーを時計回りに回転させて締める)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):血圧低下、意識低下、呼吸困難、チアノーゼ、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.1.2.血小板減少(頻度不明):ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)等の著明な血小板減少があらわれることがあるので、血小板数の著明な減少や血栓症を疑わせる異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔8.2、9.1.2、15.1.2参照〕。11.2.その他の副作用1).血液:(0.1~5%未満)点状出血、貧血、(頻度不明)鼻出血。2).過敏症:(頻度不明)そう痒感、発疹。3).皮膚:(頻度不明)脱毛、白斑、出血性皮膚壊死。4).肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇。5).長期投与:(頻度不明)骨粗鬆症、低アルドステロン症。6).その他:(0.1~5%未満)胸部圧迫感、両頬のつっぱり感、頭痛、動悸。
18.1作用機序本剤の抗凝固作用はヘパリンナトリウムと同様アンチトロンビンIII(ATIII)を介する間接作用である。本剤はATIIIの活性型血液凝固第X因子(Xa)、トロンビンとの結合反応を促進するが、ヘパリンナトリウムに比して、よりXaへの選択性が高いことが示唆されている。18.2血液凝固阻止作用イヌ血液透析モデルにおいて本剤を開始時に単回静脈内投与すると同一抗第Xa因子活性のヘパリンナトリウムよりも長時間、血液凝固阻止作用を示す。このとき、血漿中抗第Xa因子活性の半減期はヘパリンナトリウムの1.5倍であり、活性部分トロンボプラスチン時間(APTT)の延長はヘパリンナトリウムに比して軽度である。また、開始時に単回静脈内投与した後、透析施行中持続注入すると著明なAPTTの延長を伴わずにヘパリンナトリウムと同様の血液凝固阻止作用を発揮する。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第II相及び第III相試験(出血性病変又は出血傾向を有しない血液透析患者)単回投与総症例318例(前期第II相試験17例、後期第II相試験58例、第III相比較試験192例、一般臨床試験18例、長期投与試験33例)での1回投与量と投与期間は、大部分が透析1時間あたり7~13単位/kg、2~4週間(長期投与試験は1年間)であった。副作用は、後期第II相試験で3例(5.2%)4件(胸部圧迫感2例、点状出血1例、両頬のつっぱり1例)、第III相比較試験で2例(1.0%)3件(内シャント閉塞1例、頭痛1例、動悸1例)報告され、その他の試験では報告されなかった。臨床検査値異常は、後期第II相試験で1例(1.7%)1件(LDH上昇1例)、第III相比較試験で5例(2.6%)8件(AST上昇3例、ALT上昇3例、高カリウム血症1例、ヘマトクリット低下1例)であった。17.1.2国内第II相及び第III相試験(出血性病変又は出血傾向を有しない血液透析患者)持続投与総症例34例(前期第II相試験16例、一般臨床試験18例)での1回投与量と投与期間は、大部分が血液透析開始時15~20単位/kg、透析中毎時6~8単位/kg、2~4週間であり、副作用は報告されなかった。17.1.3国内第II相及び第III相試験(出血性病変又は出血傾向を有する血液透析患者)持続投与総症例55例(後期第II相試験27例、第III相比較試験28例)での1回投与量と投与期間は、大部分が血液透析開始時10~15単位/kg、透析中毎時6~9単位/kg、1~2週間であった。有効例は51例(有効率93%)であり、副作用は報告されなかった。有害事象は、第III相比較試験で臨床検査値異常1例(3.6%)4件(AST上昇1例、ALT上昇1例、Al‐P上昇1例、LDH上昇1例)であった。17.1.4国内第III相試験(出血性病変又は出血傾向を有しない血液透析ろ過患者、血液ろ過患者)単回投与一般臨床試験18例の1回投与量は大部分が治療1時間あたり7~13単位/kg、投与期間は3週間であった。有効例は16例(有効率89%)であり、副作用は報告されなかった。17.1.5国内第III相試験(出血性病変又は出血傾向を有しない血液透析ろ過、血液ろ過患者)持続投与一般臨床試験19例の1回投与量は大部分が治療開始時15~20単位/kg、治療中毎時6~8単位/kg、投与期間は3週間であった。有効例は18例(有効率95%)であり、副作用は報告されなかった。17.1.6国内第III相試験(出血性病変又は出血傾向を有する血液透析ろ過、血液ろ過患者)持続投与一般臨床試験15例(総括安全度解析対象15例、有効性解析対象14例)の1回投与量は大部分が治療開始時10~15単位/kg、治療中毎時6~9単位/kg、投与期間は2週間であった。有効例は13例(有効率93%)であり、副作用は報告されなかった。