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2024/11/22 「実践的」臨床研究入門
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https://www.carenet.com/series/rin/cg002844_049.html
一般名 | レパグリニド錠 |
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YJコード | 3969013F1038 |
剤型・規格 | 錠剤・0.25mg1錠 |
薬価 | 8.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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組織のための老年医学の型―AFHS【こんなときどうする?高齢者診療】第7回
2024/11/22 こんなときどうする?高齢者診療
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https://www.carenet.com/series/geriatrics/cg004657_007.html
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前糖尿病の肥満へのチルゼパチド、糖尿病発症リスク93%減/NEJM
2024/11/22 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/59689
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減量薬のアクセス拡大が年4万人以上の米国人の命を救う可能性
2024/11/22 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/59624
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エンパグリフロジン投与終了後もCKDの心・腎保護効果が持続、レガシー効果か?(解説:栗山哲氏)
2024/11/21 CLEAR!ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/clear/journal/59672
2型糖尿病。(効能又は効果に関連する注意)5.1.本剤の適用においては、糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。5.2.本剤を投与する際は、空腹時血糖が126mg/dL以上、又は食後血糖1時間値又は2時間値が200mg/dL以上を示す場合に限る。
通常、成人にはレパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与する。維持用量は通常1回0.25~0.5mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1回量を1mgまで増量することができる。(用法及び用量に関連する注意)7.1.本剤は食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱するので、効果的に食後の血糖上昇を抑制するため、本剤の投与は毎食直前(10分以内)とすること。また、本剤は投与後速やかに薬効を発現するため、食事の30分以上前の投与では食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。7.2.重度肝機能障害のある患者には低用量(1回0.125mg)から投与を開始するなど、慎重に投与すること〔9.3.1参照〕。
(禁忌)2.1.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない]。2.2.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。2.3.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。2.4.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること〔11.1.1参照〕。8.2.低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること〔11.1.1参照〕。8.3.本剤は、他の速効型インスリン分泌促進剤に比べて作用持続時間が長いため、投与後数時間は低血糖を起こすことがある(また、他の速効型インスリン分泌促進剤に比べて低血糖の発現頻度が高かったので注意すること)〔11.1.1参照〕。8.4.本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、本剤を2~3ヵ月投与しても効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。8.5.本剤は速やかなインスリン分泌促進作用を有し、その作用点はスルホニルウレア剤と同じであり、スルホニルウレア剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が確立されていないので、スルホニルウレア剤と併用しないこと。8.6.本剤とGLP-1受容体作動薬との併用における有効性及び安全性は検討されていない。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.虚血性心疾患のある患者:外国において心筋梗塞を発症した症例が報告されている〔11.1.3、15.1参照〕。9.1.2.低血糖を起こすおそれがある次の患者又は状態。・脳下垂体機能不全又は副腎機能不全。・下痢、嘔吐等の胃腸障害。・栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量不足又は衰弱状態。・激しい筋肉運動。・過度のアルコール摂取者。〔11.1.1参照〕。(腎機能障害患者)9.2.1.重度腎機能障害のある患者:血中濃度が上昇し低血糖を起こすおそれがある(なお、国内では透析を必要とする重度の腎機能障害のある患者は臨床試験では除外されている)〔11.1.1、16.6.1参照〕。(肝機能障害患者)本剤は主に肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇し低血糖を起こすおそれがある(なお、国内では肝機能障害のある患者を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない)〔11.1.1、16.6.2参照〕。9.3.1.重度肝機能障害のある患者〔7.2参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(胎仔の器官形成期に投与されたラット及びウサギでは胎仔致死作用及び胎仔骨格異常・胎仔骨格変異の発現頻度の増加がみられ、更に妊娠末期及び授乳期に投与されたラットでは出生仔四肢骨異常が認められている)〔2.3参照〕。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ラットで乳汁中への移行が認められている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)血糖値に留意し、定期的に検査を行うなど経過を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に高齢者では生理機能が低下している)。(相互作用)本剤は、主として薬物代謝酵素CYP2C8及び一部CYP3A4で代謝される〔16.4参照〕。10.2.併用注意:10.2.1.血糖降下作用を増強する薬剤1).糖尿病用薬(インスリン製剤、ビグアナイド系薬剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤、DPP-4阻害剤、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害剤、イメグリミン塩酸塩等)〔11.1.1参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される)。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがあるので、併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること(機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される)]。2).β-遮断剤(プロプラノロール等)〔11.1.1参照〕、モノアミン酸化酵素阻害剤〔11.1.1参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による)]。3).サリチル酸製剤(アスピリン等)〔11.1.1参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(サリチル酸製剤の血糖降下作用による)]。4).タンパク同化ホルモン剤〔11.1.1参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(一部の糖尿病患者ではタンパク同化ホルモン剤により血糖低下作用を示すことがある)]。5).テトラサイクリン系抗生物質(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)〔11.1.1参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(テトラサイクリン系抗生物質のインスリン感受性増強作用による)]。6).シクロスポリン〔11.1.1、16.7.6参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(シクロスポリンはCYP3A4及び肝取り込みトランスポーターOATP1B1を阻害し本剤の血中濃度を増加させる可能性がある)]。7).デフェラシロクス、クロピドグレル、スルファメトキサゾール・トリメトプリム、ファビピラビル〔11.1.1、16.7.7、16.7.8参照〕[低血糖症状(空腹感・あくび・悪心・無気力・だるさ等の初期症状から、血圧上昇・発汗・ふるえ・顔面蒼白等の症状を経て意識消失・けいれん・昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する(CYP2C8阻害作用により、本剤の代謝が抑制されると考えられており、併用により、本剤の血中濃度が増加したとの報告がある)]。10.2.2.血糖降下作用を減弱する薬剤1).アドレナリン[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(アドレナリンの末梢でのブドウ糖取り込み抑制、肝での糖新生促進、インスリン分泌抑制による)]。2).副腎皮質ホルモン(メチルプレドニゾロン等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(副腎皮質ホルモンの肝での糖新生促進作用及び末梢組織でのインスリン感受性低下作用による)]。3).卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(機序は不明であるが、卵胞ホルモンによるコルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化、末梢でのインスリン感受性低下等が考えられている)]。4).ニコチン酸[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(ニコチン酸の肝でのブドウ糖同化抑制による)]。5).ピラジナミド[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(機序は不明ではあるが、ピラジナミド服用患者では血糖のコントロールがより難しいとの報告がある)]。6).フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(フェノチアジン系薬剤のインスリン遊離抑制作用及び副腎からのアドレナリン遊離作用による)]。7).利尿剤(チアジド系利尿剤等)[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(利尿剤による血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下が考えられている)]。8).フェニトイン[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(フェニトインはインスリン分泌を直接抑制する)]。9).リファンピシン〔16.7.8参照〕[血糖降下剤の効果を減弱させ血糖値が上昇してコントロール不良になることがあるので、食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意し、併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること(リファンピシンの薬物代謝酵素誘導により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。10.2.3.その他1).イソニアジド[血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(イソニアジドは本剤の主要代謝酵素であるCYP2C8の阻害作用を有するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性があり、また、イソニアジドの糖質代謝阻害により血糖値上昇及び耐糖能異常を引き起こす)]。2).甲状腺ホルモン(乾燥甲状腺等)[血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(甲状腺ホルモンは糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報本剤と心血管イベントの関連について明確な結論は得られていないが、外国の疫学的研究(matchedcohortstudy)で本剤投与群の急性冠動脈症候群の発現頻度がスルホニルウレア剤投与群に比べ高いことを示唆する報告がある。また、外国の臨床試験において本剤とNPHインスリン併用時に重篤な心筋虚血の発現が認められた症例が報告されている〔9.1.1参照〕。(取扱い上の注意)錠剤表面に使用色素による赤い斑点がみられることがある。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.低血糖(15.1%):低血糖症状(めまい・ふらつき、ふるえ、空腹感、冷汗、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること〔8.1-8.3、9.1.2、9.2.1、9.3肝機能障害患者の項、10.2参照〕。11.1.2.肝機能障害(0.4%)。11.1.3.心筋梗塞(頻度不明):外国において心筋梗塞の発症が報告されている〔9.1.1参照〕。11.2.その他の副作用1).代謝:(0.1~5%未満)血清カリウム上昇、尿酸上昇。2).消化器:(0.1~5%未満)下痢、便秘、腹痛、悪心、腹部膨満感、逆流性食道炎、胃炎。3).精神神経系:(0.1~5%未満)振戦、めまい・ふらつき、しびれ感、頭痛、眠気、イライラ感、浮遊感、集中力低下。4).過敏症:(0.1~5%未満)じん麻疹、そう痒、発疹、紅斑。5).肝臓:(0.1~5%未満)ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇。6).腎臓:(0.1~5%未満)クレアチニン上昇、BUN上昇。7).血液:(0.1~5%未満)白血球増加。8).眼:(0.1~5%未満)羞明、視野狭窄、霧視。9).循環器:(0.1~5%未満)血圧上昇、期外収縮、動悸、頻脈。10).その他:(0.1~5%未満)空腹感、倦怠感、脱力感、多汗、冷汗、浮腫、体重増加、ほてり、顔面蒼白、冷感、気分不良。
18.1作用機序スルホニルウレア受容体を介し、ATP感受性カリウムチャネルを閉鎖することにより、膵β細胞からのインスリン分泌を促進する。18.2血糖上昇抑制作用18.2.1健康成人男性6例にレパグリニド1mgを1日3回食直前に5日間反復経口投与したとき、食後早期のインスリン追加分泌が促進され、血糖値上昇が抑制された。18.2.2正常ラット及び非肥満糖尿病モデル動物であるGoto‐Kakizakiラットに経口投与すると、インスリン分泌を促進し、グルコース負荷後の血糖上昇を抑制する。
いずれの試験でもLOCF(Lastobservationcarriedforward)法を適用した。17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内後期第II相試験・国内長期投与試験(単剤療法)食事療法・運動療法にて血糖コントロール不十分な2型糖尿病患者147例を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験において、1回0.25mg、0.5mg又は1mgを1日3回毎食直前12週間投与したとき、最終評価時におけるHbA1c(JDS)値の変化量は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群HbA1c(JDS)値(%)投与開始前最終評価時最終評価時における変化量プラセボ(n=36)7.26±0.747.10±0.92-0.16±0.38(-0.28、-0.03)0.25mg/回(n=37)7.33±0.726.25±0.79-1.08±0.63(-1.29、-0.87)0.5mg/回(n=36)7.36±0.806.04±0.63-1.34±0.66(-1.57、-1.12)1mg/回(n=37)7.29±0.666.22±0.65-1.06±0.58(-1.26、-0.87)平均値±標準偏差(95%信頼区間)--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度は、0.25mg/回群では28.9%(11/38例)、0.5mg/回群では35.1%(13/37例)、1mg/回群では37.8%(14/37例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は、0.25mg/回群で低血糖症10.5%(4/38例)、振戦7.9%(3/38例)、倦怠感5.3%(2/38例)、0.5mg/回群で低血糖症18.9%(7/37例)、頭痛5.4%(2/37例)、1mg/回群で低血糖症21.6%(8/37例)、振戦8.1%(3/37例)であった。長期投与試験(105例、0.25~1mg/回、1日3回毎食直前、52週間投与)において、主要評価項目であるHbA1c(JDS)値(平均値±標準偏差)は投与開始前の7.10±0.59%に対し最終評価時では6.27±0.63%(変化量-0.84±0.55%)に低下し、良好な血糖コントロールが維持された。副作用発現頻度は、50.5%(53/105例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症28.6%(30/105例)、浮動性めまい9.5%(10/105例)であった。17.1.2国内第III相試験(単剤療法)食事療法・運動療法にて血糖コントロール不十分な2型糖尿病患者(130例)を対象とした実薬対照二重盲検比較試験において、レパグリニド(1回0.5mg)又はナテグリニド(1回90mg)を1日3回毎食直前16週間投与したとき、主要評価項目であるHbA1c(NGSP)値と副次評価項目である食後血清インスリン値の変化量及び群間差は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群HbA1c(NGSP)値(%)群間比較‡(レパグリニド-ナテグリニド)投与開始前a)最終評価時a)変化量a)群間差†P値レパグリニド(n=64)7.72±0.746.55±0.63-1.17±0.62-0.30±0.08(-0.46、-0.15)<0.001ナテグリニド(n=66)7.59±0.526.78±0.51-0.81±0.39a)平均値±標準偏差、†最小二乗平均±標準誤差(95%信頼区間)‡投与開始前値を共変量とした共分散分析--------------------------表終了----------------------------------------------------表開始--------------------------投与群食後経過時間食後血清インスリン値(μU/mL)群間比較‡(レパグリニド-ナテグリニド)投与開始前a)最終評価時a)変化量a)群間差†P値レパグリニド(n=60)30分20.50±19.4829.18±17.598.68±9.09-12.59±2.24(-17.03、-8.14)<0.001ナテグリニド(n=61)16.86±9.1138.22±20.6021.36±14.63レパグリニド(n=59)1時間28.70±21.5341.79±29.8413.08±14.98-1.06±2.45(-5.91、3.78)0.665ナテグリニド(n=61)27.64±17.6141.60±23.3413.95±12.55レパグリニド(n=60)2時間31.11±23.6839.84±31.078.73±18.260.97±3.23(-5.43、7.37)0.765ナテグリニド(n=61)30.94±20.7338.70±24.037.76±17.16レパグリニド(n=60)3時間23.16±19.0429.07±23.025.91±12.105.36±2.16(1.08、9.65)0.015ナテグリニド(n=60)22.00±18.0922.65±17.900.65±11.70a)平均値±標準偏差、†最小二乗平均±標準誤差(95%信頼区間)‡投与開始前値を共変量とした共分散分析--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度は、レパグリニド群で28.1%(18/64例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症15.6%(10/64例)であった。17.1.3国内後期第II相試験・長期投与試験(α‐グルコシダーゼ阻害剤との併用療法)食事療法・運動療法に加え、α‐グルコシダーゼ阻害剤を服用しても血糖コントロール不十分な2型糖尿病患者(128例)を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験において、1回0.25mg、0.5mg又は1mgを1日3回毎食直前12週間投与したとき、主要評価項目である最終評価時におけるHbA1c(JDS)値の変化量は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群HbA1c(JDS)値(%)投与開始前最終評価時最終評価時における変化量プラセボ(n=32)7.34±0.777.51±1.050.17±0.59(-0.04、0.38)0.25mg/回(n=32)7.25±0.726.25±0.73-1.00±0.49(-1.18、-0.82)0.5mg/回(n=32)7.35±0.826.12±0.66-1.23±0.61(-1.45、-1.00)1mg/回(n=32)7.51±0.806.21±1.12-1.30±0.69(-1.54、-1.05)平均値±標準偏差(95%信頼区間)--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度は、0.25mg/回群では3.1%(1/32例)、0.5mg/回群では28.1%(9/32例)、1mg/回群では21.9%(7/32例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は、0.5mg/回群で低血糖症15.6%(5/32例)、無力症6.3%(2/32例)、1mg/回群で低血糖症18.8%(6/32例)であった。長期投与試験(109例、0.25~1mg/回、1日3回毎食直前、52又は64週間投与)において、主要評価項目であるHbA1c(JDS)値(平均値±標準偏差)は投与開始前の7.38±0.80%に対し、最終評価時では6.29±0.70%(変化量-1.09±0.76%)に低下し、良好な血糖コントロールが維持された。副作用発現頻度は、32.1%(35/109例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症22.9%(25/109例)であった。17.1.4国内第III相試験・長期投与試験(ビグアナイド系薬剤との併用療法)食事療法・運動療法に加え、メトホルミン(1日量750mg~2250mg)で効果不十分な2型糖尿病患者(128例)を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験において、レパグリニド(1回0.5mg)を1日3回毎食直前16週間投与したとき、主要評価項目であるHbA1c(JDS)値の変化量及び群間差は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群HbA1c(JDS)値(%)群間比較‡(レパグリニド-プラセボ)投与開始前a)最終評価時a)変化量a)群間差†P値レパグリニド(n=92)7.22±0.716.24±0.66-0.98±0.72-1.07±0.13(-1.33、-0.82)<0.001プラセボ(n=36)7.12±0.877.24±1.150.13±0.63a)平均値±標準偏差、†最小二乗平均±標準誤差(95%信頼区間)‡投与開始前値を共変量とした共分散分析--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度はレパグリニド群で20.2%(19/94例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症11.7%(11/94例)、空腹7.4%(7/94例)であった。メトホルミン(1日量750mg~2250mg)で効果不十分な2型糖尿病患者を対象とした長期投与試験(119例、レパグリニド0.25~1mg/回、1日3回毎食直前、36又は52週間投与)において、主要評価項目であるHbA1c(NGSP)値(平均値±標準偏差)は投与開始前の7.63±0.82%に対し、最終評価時では6.87±0.84%(変化量-0.76±0.83%)に低下し、良好な血糖コントロールが維持された。副作用発現頻度は27.5%(33/120例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は、低血糖症13.3%(16/120例)、空腹5.8%(7/120例)であった。17.1.5国内第III相試験・長期投与試験(チアゾリジン系薬剤との併用療法)食事療法・運動療法に加え、ピオグリタゾンで効果不十分な2型糖尿病患者(133例)を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験において、レパグリニド(1回0.5mg)を1日3回毎食直前16週間投与したとき、主要評価項目であるHbA1c(JDS)値の変化量及び群間差は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群HbA1c(JDS)値(%)群間比較‡(レパグリニド-プラセボ)投与開始前a)最終評価時a)変化量a)群間差†P値レパグリニド(n=87)7.05±0.726.13±0.52-0.92±0.50-1.26±0.09(-1.44、-1.08)<0.001プラセボ(n=46)7.12±0.697.44±0.990.32±0.59a)平均値±標準偏差、†最小二乗平均±標準誤差(95%信頼区間)‡投与開始前値を共変量とした共分散分析--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度はレパグリニド群で23.9%(21/88例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症11.4%(10/88例)であった。ピオグリタゾンで効果不十分な2型糖尿病患者を対象とした長期投与試験(117例、レパグリニド0.25~1mg/回、1日3回毎食直前、36又は52週間投与)において、主要評価項目であるHbA1c(NGSP)値(平均値±標準偏差)は投与開始前の7.63±0.88%に対し、最終評価時では6.66±0.57%(変化量-0.97±0.70%)に低下し、良好な血糖コントロールが維持された。副作用発現頻度は30.8%(36/117例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症7.7%(9/117例)、振戦6.0%(7/117例)、浮動性めまい5.1%(6/117例)であった。17.1.6国内長期投与試験(DPP‐4阻害剤との併用療法)食事療法・運動療法に加え、シタグリプチンで効果不十分な2型糖尿病患者を対象とした長期投与試験(100例、レパグリニド0.25~1mg/回、1日3回毎食直前、52週間投与)において、主要評価項目であるHbA1c(NGSP)値(平均値±標準偏差)は投与開始前の7.43±0.57%に対し、最終評価時では6.93±0.91%(変化量-0.50±0.82%)に低下し、良好な血糖コントロールが維持された。副作用発現頻度は21.0%(21/100例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症5.0%(5/100例)、振戦5.0%(5/100例)であった。17.2製造販売後調査等17.2.1国内製造販売後臨床試験(インスリン製剤との併用療法)食事療法・運動療法に加え、持効型インスリン製剤を使用しても効果不十分な2型糖尿病患者(117例)を対象としたプラセボ対照二重盲検比較試験において、レパグリニド(1回0.25~0.5mg)を1日3回毎食直前、12週間(二重盲検期)投与したとき、主要評価項目であるHbA1c(NGSP)値の変化量及び群間差は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------投与群HbA1c(NGSP)値(%)群間比較c)(レパグリニド-プラセボ)投与開始前a)投与12週後a)変化量b)、c)群間差d)P値レパグリニド8.24±0.89(n=58)7.39±0.87(n=57)-0.84±0.08-1.13(-1.33、-0.93)<0.0001プラセボ8.11±0.82(n=59)8.45±1.04(n=56)0.30±0.07a)平均値±標準偏差、b)最小二乗平均±標準誤差、c)投与群、評価時期、ベースラインのHbA1c値、併用した血糖降下剤の種類及び投与群と評価時期の交互作用を共変量として、投与12週後のHbA1c値の変化量の群間差(レパグリニド群-プラセボ群)をMMRM法で解析した。d)最小二乗平均(95%信頼区間)--------------------------表終了--------------------------12週間の二重盲検期の投与を完了した患者(114例)に、レパグリニド(1回0.25~1mg)を1日3回毎食直前、非盲検下の継続治療期として40週間投与した。二重盲検期から引き続きレパグリニドが投与された症例(58例)のHbA1c(NGSP)値(平均値±標準偏差)は、二重盲検期開始時の8.24±0.89%に対し、52週後では7.72±1.06%に低下した。試験全体における副作用発現頻度は34.2%(39/114例)であった。主な副作用(発現頻度が5%以上)は低血糖症21.9%(25/114例)、血中ブドウ糖減少7.0%(8/114例)であった。