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心房細動の早期発見、早期介入で重症化を防ぐ/日本心臓財団
2024/12/27 医療一般
心房細動の早期発見、早期介入で重症化を防ぐ/日本心臓財団
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59870
一般名 | オマリグリプチン錠 |
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YJコード | 3969025F2029 |
剤型・規格 | 錠剤・25mg1錠 |
薬価 | 660.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
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歯周病と糖尿病の強固な関連
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第246回 カロリー制限と抗老化作用の関連を担う胆汁酸を発見
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2型糖尿病。(効能又は効果に関連する注意)本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。
通常、成人にはオマリグリプチンとして25mgを1週間に1回経口投与する。(用法及び用量に関連する注意)7.1.本剤は主に腎臓で排泄されるため、重度腎機能障害のある患者、血液透析を要する末期腎不全又は腹膜透析を要する末期腎不全患者では、次を目安に用量調節すること。なお、ここで示している用法・用量はシミュレーション結果に基づき設定されたものであることから、患者の状態を慎重に観察すること〔9.2.1、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕。重度腎機能障害、末期腎不全:eGFR<30mL/min/1.73㎡、Cr>1.9mg/dLの男性、Cr>1.4mg/dLの女性;投与量12.5mg週1回。Cr:血清クレアチニン値(eGFRに相当する換算値(年齢60歳))。7.2.末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない〔9.2.1、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕。7.3.次の点を患者に指導すること。・本剤は週1回服用する薬剤であり、同一曜日に服用すること。・本剤の服用を忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用し、その後はあらかじめ定められた曜日に服用する(ただし、同日中に2回分を服用しない)。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤を投与すべきでない]。2.3.インスリン注射による血糖管理が望まれる重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。(重要な基本的注意)8.1.本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること〔9.1.1、11.1.1参照〕。8.2.本剤投与中は、血糖を定期的に検査するとともに、経過を十分に観察し、常に投与継続の必要性について注意を払うこと。本剤を3ヵ月投与しても効果が不十分な場合、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。8.3.急性膵炎があらわれることがあるので、持続的な激しい腹痛、嘔吐等の初期症状があらわれた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう患者に指導すること〔11.1.3参照〕。8.4.低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること〔11.1.1参照〕。8.5.本剤とGLP-1受容体作動薬はいずれもGLP-1受容体を介した血糖降下作用を有しており、本剤とGLP-1受容体作動薬を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性及び安全性は確認されていない。8.6.本剤は1週間に1回経口投与する薬剤であり、投与中止後も作用が持続するので、血糖値や副作用の発現について十分留意すること(また、本剤投与中止後に他の糖尿病用薬を使用するときは、血糖管理状況等を踏まえ、その投与開始時期及び用量を検討すること)〔16.1.1、16.1.2、18.2.3参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.低血糖を起こすおそれのある次の患者又は状態。・脳下垂体機能不全又は副腎機能不全。・栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量不足又は衰弱状態。・激しい筋肉運動。・過度のアルコール摂取者。・高齢者。〔8.1、11.1.1参照〕。(腎機能障害患者)9.2.1.重度腎機能障害のある患者、血液透析を要する末期腎不全又は腹膜透析を要する末期腎不全患者:これらの患者には適切な用量調節を行うこと(本剤の血中濃度が上昇するおそれがある)〔7.1、7.2、16.6.1参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与を考慮すること(動物実験(ラット)において、100mg/kg/日(臨床投与量25mg/週の約645倍の曝露量に相当する)の経口投与により、胎仔体重減少、胎仔過剰肋骨発現数の軽度増加及び胎仔骨化仙尾椎数減少が認められたとの報告がある)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)高齢者:腎機能に注意し、特に重度腎機能障害のある高齢者の患者、血液透析を要する末期腎不全の高齢者又は腹膜透析を要する末期腎不全の高齢者の患者には適切な用量調節を行うこと(腎機能が低下していることが多い)〔7.1、7.2参照〕。(相互作用)本剤は主に腎臓から未変化体として排泄され、排泄には糸球体濾過及び再吸収が関与する〔16.5.1-16.5.4参照〕。10.2.併用注意:1).糖尿病用薬(インスリン製剤、スルホニルウレア剤、チアゾリジン系薬剤、ビグアナイド系薬剤、α-グルコシダーゼ阻害剤、速効型インスリン分泌促進薬、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害剤等)〔11.1.1参照〕[低血糖の発現に注意すること(糖尿病用薬(特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤)との併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある)。特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するため、これらの薬剤の減量を検討すること(糖尿病用薬(特に、インスリン製剤又はスルホニルウレア剤)との併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある)]。2).血糖降下作用を増強する薬剤(β-遮断薬、サリチル酸剤、モノアミン酸化酵素阻害剤等)[これらの薬剤と本剤を併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(これらの薬剤との併用により血糖降下作用が増強されるおそれがある)]。3).血糖降下作用を減弱する薬剤(アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン等)[これらの薬剤と本剤を併用する場合には、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること(これらの薬剤との併用により血糖降下作用が減弱されるおそれがある)]。(過量投与)13.1.処置過量投与時、血液透析によるオマリグリプチンの除去はわずかである〔16.6.1参照〕。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.低血糖(1.5%):低血糖があらわれることがある。特に、インスリン製剤との併用又はスルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖症状があらわれ、意識消失を来す例も報告されている。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること〔8.1、8.4、9.1.1、10.2、17.1.1-17.1.3参照〕。11.1.2.類天疱瘡(頻度不明):水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.3.急性膵炎:持続的な激しい腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔8.3参照〕。11.1.4.腸閉塞:高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).胃腸障害:(0.2~1%未満)便秘、下痢。2).皮膚及び皮下組織障害:(0.2~1%未満)湿疹。3).臨床検査:(0.2~1%未満)ALT増加、グリコヘモグロビン増加、血中ブドウ糖増加。
18.1作用機序インクレチンであるグルカゴン様ペプチド1(GLP‐1)及びグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)は、グルコース恒常性の維持にかかわるホルモンである。ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP‐4)阻害剤は、インクレチンホルモンの不活化を遅延させ、活性型インクレチン濃度を上昇させることにより、血糖依存的にインスリン分泌促進作用及びグルカゴン濃度低下作用を増強し血糖コントロールを改善する。18.2DPP‐4阻害作用及び活性型GLP‐1濃度上昇作用18.2.1オマリグリプチンはヒトDPP‐4(組換え体、血清由来)の活性を選択的に阻害し、組換え体DPP‐4でのIC50値は1.6nM、血清由来DPP‐4でのIC50値は2.1nM(2%血清)及び6.7nM(50%血清)であった(invitro)。18.2.2正常マウスを用いた糖負荷試験で、オマリグリプチンの単回経口投与により血漿中DPP‐4の阻害及び血漿中活性型GLP‐1濃度の上昇が認められた。18.2.32型糖尿病患者にオマリグリプチン25mgを週1回12週間経口投与した際、最終投与7日後のDPP‐4活性阻害率は82.6%であった。18.3耐糖能及び糖代謝改善作用18.3.12型糖尿病患者にオマリグリプチン25mgを週1回12週間経口投与した際、空腹時血糖値の低下、食後過血糖の抑制及びHbA1cの低下が認められた。18.3.2正常マウスを用いた糖負荷試験で、オマリグリプチンは単回経口投与により血糖値の上昇を抑制した。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第III相プラセボ及び実薬対照二重盲検比較試験(単剤療法)食事/運動療法で十分な血糖コントロールが得られない日本人2型糖尿病患者(414例)を対象に、オマリグリプチン25mg週1回、シタグリプチン50mg1日1回又はプラセボを24週間経口投与した。投与24週時の結果を表1に示す。オマリグリプチンはプラセボと比較してHbA1c値を有意に改善し、HbA1c値変化量においてオマリグリプチンのシタグリプチンに対する非劣性が検証された。その後、すべての患者でオマリグリプチン25mg週1回を投与した。オマリグリプチン25mg週1回を52週間経口投与した際のHbA1c値変化量[最小二乗平均(95%信頼区間)]は-0.4%(-0.5、-0.3)であり、52週にわたって良好な血糖コントロールが得られた。52週までの副作用発現割合は4.9%(20例/407例)で、主なものはALT増加1.0%(4例/407例)、血中ブドウ糖増加0.7%(3例/407例)、グリコヘモグロビン増加0.7%(3例/407例)であった。低血糖症の副作用発現割合は、0.0%(0例/407例)であった。[11.1.1参照]表1プラセボ及び実薬対照二重盲検比較試験(24週時)の結果--------------------------表開始--------------------------プラセボオマリグリプチンシタグリプチンHbA1c値(%)投与前からの変化量0.1[-0.0、0.3]-0.7[-0.8、-0.6]-0.6[-0.7、-0.5]プラセボとの差--0.8*[-1.0、-0.6]-0.8*[-0.9、-0.6]シタグリプチンとの差--0.0[-0.2、0.1]-食後2時間血糖値(mg/dL)投与前からの変化量-5[-15、4]-42[-50、-35]-45[-52、-38]プラセボとの差--37*[-48、-25]-40*[-51、-28]シタグリプチンとの差-3[-7、12]-空腹時血糖値(mg/dL)投与前からの変化量-6[-11、-2]-19[-22、-15]-21[-24、-17]プラセボとの差--12*[-18、-7]-15*[-20、-9]シタグリプチンとの差-2[-2、7]-*p<0.001最小二乗平均[95%信頼区間]--------------------------表終了--------------------------17.1.2国内第III相経口糖尿病用薬への追加投与試験(併用療法)食事/運動療法に加え経口糖尿病用薬(スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤又はα‐グルコシダーゼ阻害剤)単剤治療で十分な血糖コントロールが得られない日本人2型糖尿病患者(585例)を対象に、オマリグリプチン25mg週1回又はプラセボを24週間、これらの基礎治療に加えて経口投与した。投与24週時の結果を表2に示す。いずれの基礎治療においてもオマリグリプチンの追加投与はプラセボと比較してHbA1c値を有意に改善した。その後、すべての患者でオマリグリプチン25mg週1回を併用投与した。オマリグリプチン25mg週1回を52週間経口投与した際のHbA1c値変化量を表3に示す。いずれの基礎治療においても、52週にわたって良好な血糖コントロールが得られた。52週までの副作用発現割合は5.5%(32例/580例)で、主なものは低血糖症2.4%(14例/580例)、便秘0.9%(5例/580例)、湿疹0.5%(3例/580例)であった。併用した経口糖尿病用薬ごとの低血糖症の副作用発現割合は、スルホニルウレア剤併用時4.8%(9例/188例)、速効型インスリン分泌促進剤併用時1.0%(1例/97例)、ビグアナイド系薬剤併用時2.0%(2例/99例)、チアゾリジン系薬剤併用時2.0%(2例/99例)、α‐グルコシダーゼ阻害剤併用時0.0%(0例/97例)であった。[11.1.1参照]表2経口糖尿病用薬への追加投与試験(24週時)の結果--------------------------表開始--------------------------HbA1c値(%)投与前からの変化量プラセボとの差スルホニルウレア剤併用プラセボ0.1[-0.1、0.2]-オマリグリプチン-0.8[-0.9、-0.7]-0.9*[-1.1、-0.7]速効型インスリン分泌促進剤併用プラセボ0.3[-0.0、0.6]-オマリグリプチン-0.7[-0.9、-0.5]-1.0*[-1.4、-0.6]ビグアナイド系薬剤併用プラセボ-0.0[-0.4、0.3]-オマリグリプチン-0.9[-1.1、-0.8]-0.9*[-1.3、-0.6]チアゾリジン系薬剤併用プラセボ0.3[0.0、0.5]-オマリグリプチン-0.9[-1.0、-0.7]-1.2*[-1.5、-0.9]α‐グルコシダーゼ阻害剤併用プラセボ0.1[-0.2、0.3]-オマリグリプチン-0.7[-0.9、-0.6]-0.8*[-1.1、-0.5]*p<0.001最小二乗平均[95%信頼区間]--------------------------表終了--------------------------表3経口糖尿病用薬への追加投与試験(52週時)の結果--------------------------表開始--------------------------HbA1c値(%)投与前からの変化量スルホニルウレア剤併用-0.4[-0.6、-0.3]速効型インスリン分泌促進剤併用-0.6[-0.8、-0.3]ビグアナイド系薬剤併用-0.6[-0.8、-0.4]チアゾリジン系薬剤併用-0.6[-0.8、-0.4]α‐グルコシダーゼ阻害剤併用-0.6[-0.8、-0.4]最小二乗平均[95%信頼区間]--------------------------表終了--------------------------17.1.3国内第IV相インスリン製剤への追加投与試験(併用療法)食事/運動療法に加えて、インスリン製剤[混合型/配合溶解(速効型又は超速効型のインスリンの含有率が30%以下)、中間型、又は持効型溶解のいずれか単剤を使用、1日投与量は8単位以上40単位以下]で十分な血糖コントロールが得られない日本人2型糖尿病患者(184例)を対象に、オマリグリプチン25mg週1回又はプラセボを16週間、インスリン製剤に加えて経口投与した。投与16週時の結果を表4に示す。その後、すべての患者でオマリグリプチン25mg週1回を併用投与した。オマリグリプチン25mg週1回を52週間経口投与した際のHbA1c値変化量[平均(95%信頼区間)]は-0.6%(-0.7、-0.4)であった。52週までの副作用発現割合は9.4%(17例/181例)で、主なものは低血糖症6.6%(12例/181例)であった。[11.1.1参照]表4インスリン製剤への追加投与試験(16週時)の結果--------------------------表開始--------------------------HbA1c値(%)投与前からの変化量プラセボとの差プラセボ0.3[0.1、0.5]-オマリグリプチン-0.6[-0.7、-0.5]-0.9*[-1.1、-0.7]*p<0.001最小二乗平均[95%信頼区間]--------------------------表終了--------------------------