1.
SGLT2iはDPP-4iより網膜症リスクを抑制する可能性―国内リアルワールド研究
2024/12/25 医療一般 日本発エビデンス
SGLT2iはDPP-4iより網膜症リスクを抑制する可能性―国内リアルワールド研究
https://www.carenet.com/news/general/hdnj/59795
一般名 | フェロジピン錠 |
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YJコード | 2149035F1025 |
剤型・規格 | 錠剤・2.5mg1錠 |
薬価 | 10.80円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2.
心不全に対するミネラルコルチコイド受容体拮抗薬の効果に関するメタアナリシス(解説:石川讓治氏)
2024/12/11 CLEAR!ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/clear/journal/59718
3.
便秘【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第21回
2024/12/04 救急処置おさらい帳
便秘【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第21回
https://www.carenet.com/series/shochi/cg004066_021.html
4.
高リスク2型DM患者の降圧目標、120mmHg未満vs.140mmHg未満/NEJM
2024/11/28 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/59721
5.
運動しても血圧が低下しない人とは?
2024/11/08 医療一般 日本発エビデンス
運動しても血圧が低下しない人とは?
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59589
高血圧症。
通常、成人にはフェロジピンとして1回2.5~5mgを1日2回朝夕経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分な場合には、1回10mgを1日2回まで増量することができる。
(禁忌)2.1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。2.2.心原性ショックの患者[血圧低下により症状が悪化するおそれがある]。2.3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。8.2.本剤の投与により、まれに過度の血圧低下(めまい、ふらつき、失神等)を起こすおそれがあるので、そのような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと。8.3.降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.大動脈弁狭窄、僧帽弁狭窄患者:血管拡張作用により過度の血圧降下が起こるおそれがある。(肝機能障害患者)肝機能障害患者:血中濃度が上昇することがある〔16.6参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験で催奇形作用が報告されている)〔2.1参照〕。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている)。(小児等)小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。(高齢者)高齢者では本剤の血中濃度が上昇することが知られているので、低用量(例えば、1回2.5mgを1日2回)から投与を開始し、患者の状態、血圧を観察しながら用量を調節すること。高齢者では一般に脳梗塞等が起こるおそれがあるため過度の降圧は好ましくないとされている〔13.1、13.2参照〕。(相互作用)本剤は、主として肝代謝酵素CYP3A4で代謝される。10.2.併用注意:1).他の降圧剤(トリクロルメチアジド、カプトプリル等)[相互に作用を増強するおそれがある(薬理作用が異なる降圧剤の併用により降圧作用が増強される)]。2).メトプロロール酒石酸塩〔16.7.3参照〕[メトプロロールの血中濃度が上昇することがある(本剤の血管拡張作用により肝血流量を増加させ、メトプロロールの初回通過による消失を減少させると考えられている)]。3).ジゴキシン〔16.7.2参照〕[ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある(本剤がジゴキシンの腎クリアランスを低下させることにより、ジゴキシンの血中濃度を上昇させる)]。4).シメチジン〔16.7.1参照〕、エリスロマイシン、イトラコナゾール[本剤の血中濃度が上昇し作用が増強することがある(シメチジン、エリスロマイシン、イトラコナゾールが本剤の代謝酵素を阻害することにより、本剤の血中濃度を上昇させる)]。5).フェニトイン、カルバマゼピン、バルビツール酸誘導体[本剤の血中濃度が低下し本剤の作用が減弱することがある(フェニトイン、カルバマゼピン、バルビツール酸誘導体が本剤の代謝酵素を誘導することにより、本剤の血中濃度を低下させる)]。6).リファンピシン[他のカルシウム拮抗剤<ニフェジピン等>の作用が減弱することが報告されている(リファンピシンが代謝酵素を誘導することにより、ニフェジピン等の血中濃度を低下させる)]。7).HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル等)[本剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある(HIVプロテアーゼ阻害剤は主としてCYP3A4で代謝を受け、本剤も主として同酵素で代謝を受けるため、競合的阻害により、本剤の血中濃度を上昇させる)]。8).タクロリムス[タクロリムスの血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるので、患者の状態を注意深く観察し、必要に応じてタクロリムスの用量を調節すること(本剤とタクロリムスが同一の代謝酵素で代謝されるため、競合的阻害により、タクロリムスの血中濃度を上昇させる)]。9).グレープフルーツジュース[本剤の血中濃度が上昇したとの報告があるので、患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行い、またグレープフルーツジュースとの同時服用をしないよう指導すること(グレープフルーツジュースに含まれる成分が本剤の小腸での代謝(CYP3A4)を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている)]。10).セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’sWort)[本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること(セイヨウオトギリソウが本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導すると考えられる)]。(過量投与)13.1.症状本剤の過量投与により著明な低血圧、ときに徐脈を伴う過度の末梢血管拡張を起こす可能性がある〔9.8高齢者の項参照〕。13.2.処置過量投与時、重篤な低血圧が発現した場合には補液等の対症療法を行う。また、過量投与時、徐脈に対してはアトロピン硫酸塩水和物の静脈内投与を考慮する。なお、過量投与時、本剤は血液透析によって除去できない〔9.8高齢者の項参照〕。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.血管浮腫(頻度不明)。11.2.その他の副作用1).肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇、ALT上昇、AL-P上昇、LDH上昇。2).腎臓:(0.1~5%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇。3).血液:(頻度不明)貧血。4).循環器:(5%以上)ほてり、(0.1~5%未満)動悸、胸部圧迫感、(頻度不明)息切れ、頻脈、血圧低下。5).精神神経系:(5%以上)頭痛・頭重、(0.1~5%未満)めまい・ふらつき、倦怠感、眠気、(頻度不明)知覚異常、いらいら感。6).消化器:(0.1~5%未満)嘔気・嘔吐、便秘、胃もたれ、胸やけ、胃部不快感、腹痛、食欲低下、下痢、口渇。7).過敏症:(0.1~5%未満)発疹、そう痒、(頻度不明)蕁麻疹、光線過敏症、白血球破砕性血管炎。8).口腔:(頻度不明)歯肉炎、歯肉肥厚。9).その他:(0.1~5%未満)末梢性浮腫、こむらがえり、肩こり、脱力感、手指振戦、咳嗽、喉違和感、頻尿、発汗、流涙、眼球充血、CK上昇、総コレステロール上昇、トリグリセライド上昇、血清カリウム低下、(頻度不明)関節痛、筋肉痛、発熱、勃起不全・性機能障害。
18.1作用機序血管平滑筋のカルシウムチャンネルを阻害することにより、末梢血管を拡張して降圧作用をもたらす。18.2降圧作用単回経口投与したとき、用量依存的に高血圧自然発症ラットの血圧を下降させた。また連続経口投与においても、投薬期間を通じて安定した降圧効果が持続し、休薬後に急激な血圧上昇は認められなかった。DOCA/Salt型高血圧ラット、腎性高血圧ラット及び腎性高血圧イヌにおいても降圧効果が認められた。本態性高血圧症患者に、2.5~10mgを1日2回経口投与したとき、血圧の日内変動指標(変動幅及び日内較差)に影響を及ぼさず、24時間にわたり安定した降圧効果を示した。18.3血行動態に及ぼす作用麻酔ブタに静脈内投与したとき、用量依存的な左心室収縮期圧及び全身血管抵抗の減少がみられた。このとき、心拍数、心拍出量、心筋収縮性、左心室拡張終期圧にはほとんど変化は認められなかった。高血圧症患者に5mgを単回経口投与したとき、血圧の下降及び心拍数の増加に伴い、末梢血管抵抗の減少、心係数の増加及び肺動脈楔入圧の低下が認められた。18.4冠循環に及ぼす作用麻酔イヌに静脈内投与したとき、冠血管抵抗は用量依存的に減少した。麻酔ブタに静脈内投与したとき、冠血管抵抗は用量依存的に減少した。このとき、冠動脈左前下行枝の血流量は増加し、また冠静脈の酸素含有量の増大は、特に2.6μg/kg以上で顕著であった。18.5血管及び臓器に及ぼす作用K+により脱分極したラットの大動脈標本及び大腿動脈標本でのCa2+誘発血管収縮を用量依存的に抑制した。腸間膜動脈標本においてK+及びノルアドレナリンによる血管収縮を用量依存的に抑制した。ラット門脈の自発収縮活動及びラット左心室の電気的な刺激による律動乳頭筋の最大収縮力に対して、用量依存的な抑制を示した。このとき、心筋での負の変力作用を示さない濃度で血管平滑筋を弛緩させた。15ヵ月齢の高血圧自然発症ラットの血圧上昇及び左心室重量体重比を減少させた。18.6その他の作用18.6.1脳循環に及ぼす作用パンクロニウム臭化物で不動化した無麻酔イヌに静脈内投与したとき、平均血圧は用量依存的に低下し、脳血流量は増加した。18.6.2腎臓に対する作用無麻酔高血圧自然発症ラットに静脈内投与したとき、腎血流量、糸球体濾過量、尿量、尿中Na排泄量は増加した。18.6.3脂質に対する作用ウサギに1%コレステロール添加飼料を給餌し、同時に本剤を10週間皮下投与したとき、胸部大動脈壁のコレステロール沈着は軽減した。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第III相試験本態性高血圧症患者注1)を対象とし、フェロジピンの単独投与をニフェジピン持効錠(対照薬)と比較した二重盲検群間比較試験が実施され(実施期間1990年9月~1992年3月)、フェロジピン群106例、ニフェジピン100例が解析に用いられた。試験期間は、プラセボ投与の観察期が4週以上、フェロジピン5mg/日あるいはニフェジピン20mg/日が投与される治療I期が4週間、効果不十分の場合にのみ用量をそれぞれ倍に増量した治療II期が8週間からなっていた。降圧効果は「降圧薬の臨床評価方法に関するガイドライン(1989)」に基づき、観察期間と治療期間最終のそれぞれの2回の血圧値の平均値を比較し、収縮期血圧が-20以上、拡張期血圧が-10以上の変化が見られた場合、あるいはこれら2つの判定が一致しない場合は平均血圧において-13以上の変化が見られた場合に、「下降」と判定された。下降率は表1に示す通りで、判定不能例注2)を含めた場合と除いた場合のいずれにおいても両群間に差は見られなかった。表1.降圧効果--------------------------表開始--------------------------薬剤群N下降判定不能下降率、χ2検定判定不能例を含めた場合判定不能例を除いた場合フェロジピン106861181.1%P=0.45290.5%P=0.828ニフェジピン10086786.0%92.5%--------------------------表終了--------------------------血圧正常化率についても、表2に示す通り、両群の間に有意な差は見られなかった。表2.血圧正常化率--------------------------表開始--------------------------薬剤群N正常化(150/90mmHg未満)判定不能正常化率、χ2検定判定不能例を含めた場合判定不能例を除いた場合フェロジピン106551151.9%P=0.23957.9%P=0.350ニフェジピン10061761.0%65.6%注1)観察期(4週間以上)の終わりの2回の座位の血圧が安定し、その平均値が収縮期血圧160mmHg以上かつ拡張期血圧95mmHg以上を示す患者で、WHO高血圧病期分類(1978)のI期またはII期、及び東大3内科高血圧重症度分類(1984)による臓器重症度がそれぞれ2以下の患者注2)6週未満での中止・脱落や著しい服薬違反の場合等、何らかの理由で判定が困難な場合には判定不能とした。--------------------------表終了--------------------------副作用はフェロジピン群において20例(18.9%)で認められ、主な副作用(5%以上)は、紅潮・のぼせ感6例(5.7%)であった。