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第219回 解消しない医薬品不足に厚労大臣が放った“迷言”とは?
2024/07/12 バズった金曜日
第219回 解消しない医薬品不足に厚労大臣が放った“迷言”とは?
https://www.carenet.com/hihyofri/219.html
一般名 | カンデサルタンシレキセチル12mg錠 |
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YJコード | 2149040F4386 |
剤型・規格 | 錠剤・12mg1錠 |
薬価 | 17.40円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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高リスク高血圧患者の降圧目標、140mmHg未満vs.120mmHg未満/Lancet
2024/07/12 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58908
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網膜症は認知症リスクと関連
2024/07/12 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/hdnj/58826
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診療科別2024年上半期注目論文5選(循環器内科編)
2024/07/10
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https://www.carenet.com/useful/ronbun/cg004802_001.html
5.
「生活習慣病管理料」算定に適した指導・効率的な方法は?
2024/06/27 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/58818
高血圧症、腎実質性高血圧症。
1.高血圧症:1).成人:1日1回カンデサルタンシレキセチルとして4~8mgを経口投与し、必要に応じ12mgまで増量する。但し、腎障害を伴う場合には、1日1回2mgから投与を開始し、必要に応じ8mgまで増量する。2).小児:1歳以上6歳未満の小児には1日1回カンデサルタンシレキセチルとして0.05~0.3mg/kgを経口投与する。6歳以上の小児には1日1回カンデサルタンシレキセチルとして2~8mgを経口投与し、必要に応じ12mgまで増量する。但し、腎障害を伴う場合には、低用量から投与を開始し、必要に応じて8mgまで増量する。2.腎実質性高血圧症:1日1回カンデサルタンシレキセチルとして2mgから経口投与を開始し、必要に応じ8mgまで増量する。<用法・用量に関連する使用上の注意>高血圧症の場合:小児に投与する場合には、成人の用量を超えない。
(禁忌)1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.妊婦又は妊娠している可能性のある女性。3.アリスキレンフマル酸塩投与中の糖尿病患者(但し、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)[非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている]。(慎重投与)1.両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者。2.高カリウム血症の患者。3.腎障害のある患者[過度の降圧により腎機能が悪化する恐れがあるので、1日1回2mgから投与を開始するなど慎重に投与する]。4.肝障害のある患者[肝機能が悪化する恐れがあり、また、活性代謝物カンデサルタンのクリアランスが低下することが推定されているため、少量から投与を開始するなど慎重に投与する]。5.薬剤過敏症の既往歴のある患者。6.高齢者。(重要な基本的注意)1.両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者においては、腎血流量の減少や糸球体濾過圧の低下により急速に腎機能悪化させる恐れがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避ける。2.高カリウム血症の患者においては、高カリウム血症を増悪させる恐れがあるので、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用は避ける。また、腎機能障害、コントロール不良の糖尿病等により血清カリウム値が高くなりやすい患者では、高カリウム血症が発現する恐れがあるので、血清カリウム値に注意する。3.アリスキレンフマル酸塩を併用する場合、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こす恐れがあるため、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。なお、eGFR<60mL/分/1.73㎡の腎障害でアリスキレンフマル酸塩併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避ける。4.降圧作用に基づく眩暈、ふらつきが現れることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させる。5.手術前24時間は投与しないことが望ましい(アンジオテンシン2受容体拮抗剤投与中の患者は、麻酔及び手術中にレニン-アンジオテンシン系の抑制作用による高度な血圧低下を起こす可能性がある)。6.本剤の投与により、まれに血圧が急激に低下し、ショック、失神、一過性意識消失や腎機能低下を起こす恐れがあるので、特に次の患者に投与する場合は、少量より開始し、増量する場合は血圧、腎機能及び患者の状態を十分に観察しながら徐々に行う:1)血液透析中の患者、2)厳重な減塩療法中の患者、3)利尿剤投与中の患者(特に最近利尿剤投与を開始した患者)、4)低ナトリウム血症の患者、5)腎障害のある患者、6)心不全の患者。(相互作用)併用注意:1.カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレン等)、エプレレノン、カリウム補給剤[血清カリウム値が上昇することがあるので注意する(本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強することによる<危険因子>特に腎機能障害のある患者)]。2.利尿剤(フロセミド、トリクロルメチアジド等)[利尿剤で治療を受けている患者に本剤を初めて投与する場合、降圧作用が増強する恐れがあるので、少量から開始するなど慎重に投与する(利尿剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい)]。3.アリスキレンフマル酸塩[腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こす恐れがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察する(併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある)、なお、eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避ける(併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある)]。4.アンジオテンシン変換酵素阻害剤[腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こす恐れがあるため、腎機能、血清カリウム値及び血圧を十分に観察する(併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある)]。5.リチウム[リチウム中毒が報告されているので、リチウムと併用する場合には、血中のリチウム濃度に注意する(腎尿細管におけるリチウムの再吸収が促進される)]。6.非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤:1).非ステロイド性消炎鎮痛剤<NSAIDs>・COX-2選択的阻害剤(インドメタシン等)[降圧作用が減弱することがある(非ステロイド性消炎鎮痛剤・COX-2選択的阻害剤は血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成を阻害することから、降圧作用を減弱させる可能性があると考えられている)]。2).非ステロイド性消炎鎮痛剤<NSAIDs>・COX-2選択的阻害剤(インドメタシン等)[腎障害のある患者では、更に腎機能が悪化する恐れがある(非ステロイド性消炎鎮痛剤・COX-2選択的阻害剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられている)]。(高齢者への投与)高齢者では患者の状態を観察しながら慎重に投与する[一般に過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞等が起こる恐れがある)]。(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しない。また、投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止する[妊娠中期及び末期にアンジオテンシン2受容体拮抗剤又はアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された患者で羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢拘縮、頭蓋顔面変形、肺低形成等が現れたとの報告がある]。2.妊娠する可能性のある女性に投与する場合には、本剤の投与に先立ち、代替薬の有無等も考慮して本剤投与の必要性を慎重に検討し、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。また、投与が必要な場合には次の注意事項に留意する。1).本剤投与開始前に妊娠していないことを確認し、本剤投与中も、妊娠していないことを定期的に確認する。投与中に妊娠が判明した場合には、直ちに投与を中止する。2).次の事項について、本剤投与開始時に患者に説明する。また、投与中も必要に応じ説明する。(1).妊娠中に本剤を使用した場合、胎児・新生児に影響を及ぼすリスクがある。(2).妊娠が判明した又は疑われる場合は、速やかに担当医に相談する。(3).妊娠を計画する場合は、担当医に相談する。[妊娠していることが把握されずアンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシン2受容体拮抗剤を使用し、胎児への影響・新生児への影響(腎不全、頭蓋形成不全・肺形成不全・腎形成不全、死亡等)が認められた例が報告されている]。3.授乳中の女性に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる。[ラットの周産期及び授乳期にカンデサルタンシレキセチル製剤を強制経口投与すると、10mg/kg/日以上の群で出生仔に水腎症の発生増加が認められており、なお、ラットの妊娠末期のみ、あるいは授乳期のみにカンデサルタンシレキセチル製剤を投与した場合、いずれも300mg/kg/日で出生仔に水腎症の増加が認められている]。(小児等への投与)1.低出生体重児、新生児又は乳児<1歳未満>に対する安全性は確立していない(低出生体重児、新生児、乳児に対しては使用経験が少ない)。2.糸球体濾過量<GFR>が30mL/min/1.73㎡未満の小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。3.小児等の高血圧では腎機能異常を伴うことが多いため、腎機能及び血清カリウム値を注意深く観察する。特に、腎機能に影響を及ぼす状態の小児(発熱状態の小児、脱水状態の小児)の患者に本剤を投与する場合や他の血清カリウム値を上昇させる可能性がある薬剤と併用する小児の場合は注意する。(適用上の注意)薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。(取扱い上の注意)安定性試験結果の概要:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、カンデサルタン錠12mg「NIG」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。カンデサルタンシレキセチル製剤の承認時までの試験では928例中226例(24.4%)に、製造販売後の使用成績調査(カンデサルタンシレキセチル製剤再審査終了時点)では4,152例中215例(5.2%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。次の副作用は前記の試験・調査あるいは自発報告等で認められたものである。1.重大な副作用(いずれも頻度不明)1).血管浮腫:顔面腫脹、口唇腫脹、舌腫脹、咽頭腫脹・喉頭腫脹等の腫脹を症状とする血管浮腫が現れることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2).ショック、失神、意識消失:ショック、血圧低下に伴う失神、意識消失が現れることがあるので、観察を十分に行い、冷感、嘔吐、意識消失等が現れた場合には、直ちに適切な処置を行い、特に血液透析中、厳重な減塩療法中、利尿剤投与中あるいは心不全の患者では少量から投与を開始し、増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行う。3).急性腎障害:急性腎障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。4).高カリウム血症:重篤な高カリウム血症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに適切な処置を行う。5).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ-GTP上昇等の肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。6).無顆粒球症:無顆粒球症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。7).横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。8).間質性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎が現れることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。9).低血糖:低血糖が現れることがある(糖尿病治療中の患者で現れやすい)ので、観察を十分に行い、脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。2.その他の副作用1).過敏症:(0.1~5%未満)発疹、湿疹、蕁麻疹、そう痒、光線過敏症[このような場合には投与を中止する]。2).循環器:(0.1~5%未満)眩暈、ふらつき、立ちくらみ[このような場合には減量、休薬するなど適切な処置を行う]、動悸、ほてり、(0.1%未満)期外収縮、心房細動。3).精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛、頭重感、不眠、眠気、舌のしびれ感、(0.1%未満)四肢のしびれ感。4).消化器:(0.1~5%未満)悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、心窩部痛、下痢、口内炎、(0.1%未満)味覚異常。5).肝臓:(0.1~5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇。6).血液:(0.1~5%未満)貧血、白血球減少、白血球増多、好酸球増多、血小板減少。7).腎臓:(0.1~5%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿。8).その他:(0.1~5%未満)倦怠感、脱力感、鼻出血、頻尿、浮腫、咳、血中カリウム上昇、総コレステロール上昇、血中CK上昇(血中CPK上昇)、CRP上昇、血中尿酸上昇、血清総蛋白減少、(0.1%未満)低ナトリウム血症、腰背部痛、筋肉痛、(頻度不明)耳鳴。
1.降圧作用機序カンデサルタンシレキセチルの降圧作用は、生体内で吸収過程において速やかに加水分解され活性代謝物カンデサルタンとなり、主に血管平滑筋のアンジオテンシンIIタイプ1(AT1)受容体においてアンジオテンシンIIと拮抗し、その強力な血管収縮作用を抑制することによって生ずる末梢血管抵抗の低下による。さらに、AT1受容体を介した副腎でのアルドステロン遊離に対する抑制作用も降圧作用に一部関与していると考えられる。2.レニン‐アンジオテンシン系に及ぼす影響高血圧症患者74例(本態性高血圧症56例、腎障害を伴う高血圧症患者18例)を対象に、カンデサルタンシレキセチル製剤1日1回1~12mgの反復投与試験の結果、血漿レニン活性、血漿アンジオテンシンI濃度及び血漿アンジオテンシンII濃度の上昇がみられている。3.心血行動態、腎機能及び脳血流量に及ぼす影響本態性高血圧症患者10例を対象に、カンデサルタンシレキセチル製剤1日1回2~8mgの反復投与の結果、収縮期血圧、拡張期血圧の低下、左室心筋重量、末梢血管抵抗の減少がみられた他には、心拍出量、左室駆出分画等の心機能値には影響がみられない。本態性高血圧症患者11例にカンデサルタンシレキセチル製剤1日1回2~8mgの反復投与の結果、降圧時にも腎血管抵抗、腎血流量、糸球体濾過値に影響はみられず、脳血管障害を有する本態性高血圧症患者15例に、カンデサルタンシレキセチル製剤1日1回2~8mgの反復投与の結果、降圧時にも脳血流量に影響はみられない。4.慢性心不全患者の心血行動態等に及ぼす影響慢性心不全の患者を対象に、カンデサルタンシレキセチル製剤1日1回4mgを2~4週間投与し、その後1日1回8mgを24週間投与した二重盲検比較試験(プラセボ対照)の結果、アンジオテンシン変換酵素阻害剤で治療されているか、あるいは治療されたことがある患者に対しアンジオテンシン変換酵素阻害剤に替えてカンデサルタンシレキセチル製剤又はプラセボを投与した場合、カンデサルタンシレキセチル製剤投与群でカンデサルタンシレキセチル製剤投与前に比し駆出分画の有意な増加、左室収縮末期径及び心胸郭比の有意な減少がみられている。また、カンデサルタンシレキセチル製剤投与群でプラセボ投与群に比し駆出分画の有意な増加、左室収縮末期径及び心胸郭比の有意な減少がみられている。
1.高血圧症高血圧症、腎実質性高血圧症の各患者を対象に、1日1回2~12mgを一般臨床試験では8~24週間、二重盲検比較試験では12週間、長期投与試験では24~52週間、腎障害を伴う高血圧症及び重症高血圧症における試験では2~8週間、経口投与した臨床試験において、降圧効果が評価された高血圧症のタイプ別有効率は次表のとおりである。--------------------------表開始--------------------------高血圧症のタイプ有効率(「下降」*の率)「判定不能」を含む「判定不能」を除く本態性高血圧症(軽・中等症)72.6%(606/835)78.1%(606/776)重症高血圧症77.5%(31/40)83.8%(31/37)腎障害を伴う高血圧症63.4%(26/41)72.2%(26/36)腎実質性高血圧症66.7%(22/33)73.3%(22/30)合計72.4%(663/916)78.1%(663/849)*収縮期血圧(-20mmHg以上)及び拡張期血圧(-10mmHg以上)を満たす場合、平均血圧(-13mmHg以上)を満たす場合、あるいは、下降傾向であっても150/90mmHg未満(ただし、腎障害を伴う高血圧症の入院患者では、140/85mmHg未満)に降圧した場合--------------------------表終了--------------------------なお、本態性高血圧症患者を対象とした二重盲検比較試験の結果、カンデサルタンシレキセチル製剤の有用性が認められている。2.慢性心不全慢性心不全の患者を対象に、カンデサルタンシレキセチル製剤1日1回4mgを2~4週間投与し、その後1日1回8mgを24週間投与した二重盲検比較試験(プラセボ対照)の結果、アンジオテンシン変換酵素阻害剤で治療されているか、あるいは治療されたことがある患者に対しアンジオテンシン変換酵素阻害剤に替えてカンデサルタンシレキセチル製剤又はプラセボを投与した場合の「心不全症状の明らかな悪化」*の発現はカンデサルタンシレキセチル製剤投与群4.6%(3/65例)であり、プラセボ群30.3%(23/76例)に比べ有意に抑制され、カンデサルタンシレキセチル製剤の有用性が認められている。なお、前記試験では、ジギタリス製剤(52%)、利尿剤(83%)等が併用されている。*心不全症状の悪化により入院・加療を要する場合、あるいは、心不全治療剤(強心剤、利尿剤、不整脈用剤、アンジオテンシン変換酵素阻害剤以外の血管拡張剤)の追加・増量処置を行い、約2週間後以降も同様の処置を継続する場合など主治医が悪化と判断した場合