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発酵乳製品、加齢による歩行速度の低下を抑制
2024/10/29 医療一般 日本発エビデンス
発酵乳製品、加齢による歩行速度の低下を抑制
https://www.carenet.com/news/general/hdnj/59460
一般名 | プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠 |
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YJコード | 1169012G2032 |
剤型・規格 | 錠剤・1.5mg1錠 |
薬価 | 78.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
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脳刺激療法で頭部外傷後の手や腕の機能が回復か
2024/10/23 医療一般
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統合失調症の多剤併用から単剤療法への切り替えによる副作用への影響〜SwAP試験II
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誤嚥性肺炎に関連する抗コリン薬~日本医薬品副作用データ
2024/10/10 医療一般 日本発エビデンス
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パーキンソン病。
通常、成人にはプラミペキソール塩酸塩水和物として1日量0.375mg1日1回食後経口投与からはじめ、2週目に1日量を0.75mgとし、以後経過を観察しながら、1週間毎に1日量として0.75mgずつ増量し、維持量(標準1日量1.5~4.5mg1日1回食後経口投与)を定める。なお、年齢、症状により適宜増減ができるが、1日量は4.5mgを超えないこと。(用法及び用量に関連する注意)7.1.本剤の投与は、少量から開始し、幻覚等の精神症状、消化器症状、血圧等の観察を十分に行い、慎重に維持量(標準1日量1.5~4.5mg)まで増量すること〔8.2、9.1.1、9.1.3、11.1.2参照〕。7.2.腎機能障害患者に対する投与法腎機能障害患者(クレアチニンクリアランスが30-50mL/min)には、治療開始1週間は本剤0.375mgを隔日投与し、増量が必要な場合には患者の状態(精神症状、消化器症状、血圧等)や腎機能に注意しながら慎重に1週間毎に0.375mgずつ漸増すること(なお、最大1日量は2.25mgとする)〔2.2、9.2.1、9.2.2、9.8.2、16.1.2参照〕。1).クレアチニンクリアランス≧50mL/min:1日1回投与、初回投与量0.375mg×1回/日、最大1日量4.5mg(4.5mg×1回)。2).50mL/min>クレアチニンクリアランス≧30mL/min:治療開始1週間は隔日投与、その後は1日1回投与、初回投与量0.375mg×1回を隔日投与、最大1日量2.25mg(2.25mg×1回)。7.3.本剤の1日1回食後投与は、できるだけ同じ時間帯に服用すること〔9.2.1参照〕。
(警告)前兆のない突発的睡眠及び傾眠等がみられることがあり、また突発的睡眠等により自動車事故を起こした例が報告されているので、患者に本剤の突発的睡眠及び傾眠等についてよく説明し、本剤服用中には、自動車の運転、機械の操作、高所作業等危険を伴う作業に従事させないよう注意すること〔8.1、11.1.1参照〕。(禁忌)2.1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。2.2.透析患者を含む高度腎機能障害(クレアチニンクリアランス30mL/min未満)のある患者〔7.2、9.2.2参照〕。2.3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.突発的睡眠等により自動車事故を起こした例が報告されている。突発的睡眠を起こした症例の中には、傾眠や過度の眠気のような前兆を認めなかった例あるいは投与開始後1年以上経過した後に初めて発現した例も報告されている。患者には本剤の突発的睡眠及び傾眠等についてよく説明し、自動車の運転、機械の操作、高所作業等危険を伴う作業に従事させないよう注意すること〔1.警告の項、11.1.1参照〕。8.2.特に投与初期には、めまい、立ちくらみ、ふらつき等の起立性低血圧に基づく症状が見られることがある(また、これらの症状が発現した場合には、症状の程度に応じて、減量又は投与を中止するなどの適切な処置を行うこと)〔7.1、9.1.2、9.1.3参照〕。8.3.本剤の減量、中止が必要な場合は、漸減すること(急激な減量又は中止により、悪性症候群を誘発することがあり、また、ドパミン受容体作動薬の急激な減量又は中止により、薬剤離脱症候群(無感情、不安、うつ、疲労感、発汗、疼痛等の症状を特徴とする)があらわれることがある)〔11.1.4参照〕。8.4.レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により、病的賭博(個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず、持続的にギャンブルを繰り返す状態)、病的性欲亢進、強迫性購買、暴食等の衝動制御障害が報告されているので、このような症状が発現した場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。また、患者及び家族等に病的賭博(個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず、持続的にギャンブルを繰り返す状態)、病的性欲亢進、強迫性購買、暴食等の衝動制御障害の症状について説明すること。8.5.本剤の有効成分は、速放錠である「プラミペキソール塩酸塩錠」と同一であるが、用法・用量が異なることに注意すること。また、「プラミペキソール塩酸塩錠」から本剤へ切り替える場合には、翌日から切り替え可能であるが、十分に患者の状態を観察すること〔17.1.3参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.幻覚、妄想等の精神症状又はそれらの既往歴のある患者:症状が増悪又は発現しやすくなることがある〔7.1、11.1.2参照〕。9.1.2.重篤な心疾患又はそれらの既往歴のある患者:起立性低血圧等の副作用が発現しやすくなるおそれがある〔8.2参照〕。9.1.3.低血圧症の患者:症状が悪化することがある〔7.1、8.2参照〕。(腎機能障害患者)9.2.1.腎機能障害のある患者:副作用が発現しやすくなるおそれがある〔7.2、7.3参照〕。9.2.2.透析患者を含む高度腎機能障害のある患者(クレアチニンクリアランスが30mL/min未満):投与しないこと(プラミペキソール塩酸塩水和物を投与する場合は、状態を観察しながら速放錠である「プラミペキソール塩酸塩錠」を慎重に投与すること、副作用が発現しやすくなるおそれがある)〔2.2、7.2、16.1.2参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物(ラット)を用いた生殖発生毒性試験で、次のことが認められている。・受胎能及び一般生殖能試験(Seg.1)(2.5mg/kg/日投与群)で、血清プロラクチン濃度の低下に基づく妊娠率低下。・器官形成期投与試験(Seg.2)(1.5mg/kg/日投与群)で、血清プロラクチン濃度の低下に基づく生存胎仔数減少。・周産期及び授乳期投与試験(Seg.3)(0.5mg/kg以上/日投与群)で、血清プロラクチン濃度の低下に基づく出生仔体重低下。〔2.1参照〕。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒトにおいてプロラクチン分泌抑制することが報告されており、乳汁分泌抑制する可能性があり、なお、動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが認められている)。(小児等)小児等を対象とした国内臨床試験は実施していない。(高齢者)9.8.1.患者の状態を観察しながら慎重に投与し、幻覚等の精神症状があらわれた場合には、減量又は投与を中止するとともに、必要に応じて抗精神病薬を使用するなどの適切な処置を行うこと(65歳以上の高齢者で非高齢者に比し、幻覚等の精神症状の発現率が高くなることがある)。9.8.2.患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(本剤は主に尿中に未変化体のまま排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多い)〔7.2、16.1.2参照〕。(相互作用)10.2.併用注意:1).カチオン輸送系を介して腎排泄される薬剤(シメチジン、アマンタジン塩酸塩)[ジスキネジア・幻覚等の副作用が増強することがあるので、このような場合には、本剤を減量すること(カチオン輸送系を介して腎排泄される薬剤との併用により、双方あるいはいずれかの薬剤の腎尿細管分泌が減少し、腎クリアランスが低下することがある)]。2).鎮静剤、アルコール[作用が増強するおそれがある(機序は明らかではないが、本剤との併用により作用増強の可能性が考えられる)]。3).ドパミン拮抗剤(フェノチアジン系薬剤、ブチロフェノン系薬剤、メトクロプラミド、ドンペリドン)[本剤の作用が減弱するおそれがある(本剤はドパミン作動薬であり、併用により両薬剤の作用が拮抗するおそれがある)]。4).抗パーキンソン剤(レボドパ、抗コリン剤、アマンタジン塩酸塩、ドロキシドパ、エンタカポン、セレギリン塩酸塩、ゾニサミド)[ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強することがある(相互に作用が増強することがある)]。(過量投与)13.1.症状過量投与時、悪心、嘔吐、過度の鎮静、運動過多、幻覚、激越、低血圧等の症状を発現する可能性がある。13.2.処置過量投与時、精神症状が見られた場合には、抗精神病薬の投与を考慮する(なお、血液透析による除去は期待できない)。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意14.1.1.本剤は徐放性製剤であるため、割ったり、砕いたりしないで、そのまま噛まずに服用するよう指導すること(本剤の徐放性が失われ、過量投与となるおそれがある)。14.1.2.PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。14.1.3.本剤は湿度の影響を受けやすいため、服用直前にPTPシートから取り出すよう指導すること。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報ヒトにおいて本剤を含む抗パーキンソン剤と網膜変性との関連性は認められなかったとの報告がある。15.2.非臨床試験に基づく情報ラットのがん原性試験(24ヶ月間混餌投与)において、2mg/kg/日以上の投与量で網膜変性増加が報告されている。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.突発的睡眠(0.1~5%未満):前兆のない突発的睡眠があらわれることがある〔1.警告の項、8.1参照〕。11.1.2.幻覚(2.7%)、妄想(0.7%)、せん妄(0.4%)、錯乱(0.7%)、激越(0.2%):幻覚(主に幻視)、妄想、せん妄、錯乱、激越があらわれることがあるので、このような場合には、減量又は投与を中止するとともに、必要に応じて抗精神病薬を使用するなどの適切な処置を行うこと〔7.1、9.1.1参照〕。11.1.3.抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明):低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。11.1.4.悪性症候群(頻度不明):本剤の急激な減量又は中止により、悪性症候群があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、意識障害、無動無言、高度筋硬直、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、血清CK上昇等があらわれた場合には悪性症候群の症状である可能性があるため、再投与後、漸減し、体冷却、水分補給等の適切な処置を行うこと〔8.3参照〕。11.1.5.横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。11.1.6.肝機能障害(頻度不明):AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇等の肝機能障害があらわれることがある。11.2.その他の副作用1).過敏症:(頻度不明)過敏症状。2).皮膚:(0.1~5%未満)皮膚そう痒症、発疹、多汗、脱毛症、アレルギー性皮膚炎、(頻度不明)蕁麻疹、網状皮斑。3).筋・骨格系:(0.1~5%未満)筋痙縮、背部痛、筋肉疲労、筋力低下、筋骨格硬直、(頻度不明)腰痛、CK上昇。4).中枢・末梢神経系:(5%以上)傾眠(27.2%)、浮動性めまい(6.4%)、(0.1~5%未満)平衡障害、注意力障害、頭痛、過眠症、嗜眠、記憶障害、錯感覚、鎮静、振戦、ジスキネジア、オンオフ現象、回転性めまい、体位性めまい、パーキンソニズム増悪、ジストニア、失神、味覚消失、異常感覚、(頻度不明)めまい、緊張亢進、舌麻痺、運動過多、ミオクローヌス、声が出にくい、知覚減退。5).自律神経系:(0.1~5%未満)口内乾燥、起立性低血圧、高血圧、(頻度不明)唾液増加。6).感覚器:(0.1~5%未満)霧視、視覚障害、複視、羞明、眼精疲労、(頻度不明)苦味、眼のちらつき、視力低下。7).精神神経系:(0.1~5%未満)不眠、悪夢、不安、強迫性購買、錯覚、パニック発作、病的賭博、食欲亢進、食欲不振、早朝覚醒、過食(体重増加)、攻撃性、自殺念慮、(頻度不明)*薬剤離脱症候群(*無感情、*不安、*うつ、*疲労感、*発汗、*疼痛等)[*:異常が認められた場合には、投与再開又は減量前の投与量に戻すなど、適切な処置を行うこと]、神経過敏、気分高揚感、徘徊、暴食、健忘、異夢、病的性欲亢進、不穏、抑うつ気分、気分変動、性欲減退、失見当識、ねぼけ様症状。8).消化管:(5%以上)悪心(13.7%)、(0.1~5%未満)便秘、腹部不快感、腹痛、消化不良、胃炎、嘔吐、体重減少、上腹部痛、腹部膨満、おくび、口内炎、(頻度不明)胃潰瘍、鼓腸放屁、イレウス。9).肝臓:(0.1~5%未満)γ-GTP上昇。10).内分泌:(頻度不明)プロラクチン低下、成長ホルモン上昇。11).代謝:(0.1~5%未満)脱水、(頻度不明)血糖値上昇。12).循環器:(0.1~5%未満)低血圧、動悸、心室性期外収縮、(頻度不明)房室性期外収縮、心拍不整。13).泌尿器系:(0.1~5%未満)尿閉、勃起不全、(頻度不明)尿蛋白陽性、排尿頻回。14).一般的全身障害:(5%以上)末梢性浮腫(6.0%)、(0.1~5%未満)倦怠感、不快感、易刺激性、転倒、ほてり、口渇、(頻度不明)手がピリピリする、疲労感、脱力感、胸痛。15).呼吸器:(0.1~5%未満)しゃっくり、(0.1%未満)呼吸困難、(頻度不明)肺炎。16).生殖系:(頻度不明)自発陰茎勃起。
18.1作用機序18.1.1ドパミンD2受容体に対する親和性(invitro)プラミペキソール塩酸塩はドパミンD2受容体ファミリー(D2、D3、D4)に対し強い親和性を示した。D1及びD5受容体に対する親和性は示さなかった。18.1.2ドパミンD2受容体刺激作用MPTP(1‐methyl‐4‐phenyl‐1,2,3,6‐tetrahydropyridine)誘発ヘミパーキンソン病モデル動物において、線条体シナプス後膜ドパミンD2受容体刺激作用により障害側とは反対側への回転行動を誘発した(アカゲザル)。また、ハロペリドール誘発カタレプシー症状の改善作用を示した(ラット)。18.2パーキンソン病様症状改善作用18.2.1MPTP誘発症状改善作用MPTP誘発パーキンソン病様症状をブロモクリプチンメシル酸塩より低用量で改善した(アカゲザル)。18.2.2無動・固縮に対する改善作用レセルピン誘発無動・固縮症状の改善作用を示した。これらの改善作用はレボドパとの併用により増強することが認められた(マウス)。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1日本人を含む国際共同第III相試験早期パーキンソン病患者523例(日本人81例)を対象とした国際共同二重盲検比較試験において、プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠(LA錠)(0.375mg/日より漸増)、速放錠(IR錠)又はプラセボを33週間経口投与した時、LA錠はプラセボと比較しUPDRS(UnifiedParkinson’sDiseaseRatingScale)PartII(日常生活動作)及びPartIII(運動能力検査)合計スコアを有意に改善した。また、LA錠のスコアの改善はIR錠に比較し劣らないことが示された。また、日本人集団でも全体の成績と比較して一貫性がみられた。国際共同二重盲検比較試験成績(UPDRSPartII+PartIII合計スコアのベースラインからの変化量)--------------------------表開始--------------------------投与対象投与群a)症例数ベースライン(SD)33週後平均値(SD)変化量の調整平均b)vsPLAC優越性vsPPX‐IR非劣性c)[95%CI]早期パーキンソン病患者/レボドパ非併用PPX‐LA21330.0(13.1)20.4(13.0)-8.6p=0.0001[-1.7~2.2]PPX‐IR20728.9(11.9)19.4(11.6)-8.8p<0.0001-PLAC10329.0(15.0)24.6(15.3)-3.8--a)投与群PPX‐LA:プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠、PPX‐IR:プラミペキソール塩酸塩水和物速放錠、PLAC:プラセボb)調整平均、95%信頼区間、群間検定は投与群と実施国を因子、ベースライン値を共変量としたANCOVAにより算出した。c)非劣性マージンは3.0とし、95%信頼区間の上限が3.0を含まないとき非劣性とした。--------------------------表終了--------------------------日本人集団における試験成績(UPDRSPartII+PartIII合計スコアのベースラインからの変化量)--------------------------表開始--------------------------投与対象投与群a)症例数ベースライン(SD)33週後平均値(SD)変化量の調整平均b)早期パーキンソン病患者/レボドパ非併用PPX‐LA3528.5(13.3)15.8(13.1)-12.5PPX‐IR3229.1(9.9)18.8(10.9)-9.8PLAC1421.3(7.9)16.1(8.5)-6.9a)投与群PPX‐LA:プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠、PPX‐IR:プラミペキソール塩酸塩水和物速放錠、PLAC:プラセボb)調整平均、95%信頼区間、群間検定は投与群と実施国を因子、ベースライン値を共変量としたANCOVAにより算出した。--------------------------表終了--------------------------LA錠での副作用発現割合は63.2%(141/223例)で、主な副作用は傾眠34.1%(76/223例)、悪心18.8%(42/223例)、浮動性めまい8.1%(18/223例)、便秘6.7%(15/223例)、口内乾燥5.4%(12/223例)であった。17.1.2海外国際共同第III相試験進行期パーキンソン病患者507例を対象とした国際共同二重盲検比較試験において、LA錠(0.375mg/日より漸増)、IR錠又はプラセボを33週間経口投与した時、LA錠はプラセボと比較しUPDRSPartII+PartIII合計スコアを有意に改善した。また、LA錠のスコアの改善はIR錠と同様であった。国際共同二重盲検比較試験成績(UPDRSPartII+PartIII合計スコアのベースラインからの変化量)--------------------------表開始--------------------------投与対象投与群a)症例数ベースライン(SD)18週後平均値(SD)変化量の調整平均b)vsPLAC優越性進行期パーキンソン病患者/レボドパ併用PPX‐LA16141.7(17.7)29.5(17.3)-11.0p=0.0001PPX‐IR17240.8(17.4)27.2(16.4)-12.8p<0.0001PLAC17440.0(18.1)33.2(17.4)-6.1-a)投与群PPX‐LA:プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠、PPX‐IR:プラミペキソール塩酸塩水和物速放錠、PLAC:プラセボb)調整平均、群間検定は投与群と実施国を因子、ベースライン値を共変量としたANCOVAにより算出した。--------------------------表終了--------------------------LA錠での副作用発現割合は37.8%(62/164例)で、主な副作用はジスキネジア13.4%(22/164例)、傾眠9.1%(15/164例)、悪心8.5%(14/164例)、幻覚4.9%(8/164例)であった。17.1.3国内第III相試験レボドパ併用パーキンソン病患者112例を対象とした二重盲検比較試験において、LA錠(0.375mg/日より漸増)、又はIR錠を64週間経口投与した時、LA錠はIR錠と同様にUPDRSPartII+PartIII合計スコアを改善した。国内二重盲検比較試験成績(UPDRSPartII+PartIII合計スコアのベースラインからの変化量)--------------------------表開始--------------------------投与対象投与群a)症例数ベースライン(SD)12週後平均値(SD)変化量の調整平均b)レボドパ併用パーキンソン病患者PPX‐LA5633.6(12.5)19.7(13.0)-13.6PPX‐IR5631.5(13.0)18.5(13.2)-13.3a)投与群PPX‐LA:プラミペキソール塩酸塩水和物徐放錠、PPX‐IR:プラミペキソール塩酸塩水和物速放錠b)調整平均は投与群を因子、ベースライン値を共変量としたANCOVAにより算出した。--------------------------表終了--------------------------また、本試験の用量調整期(13週から16週)において、次表に示す1日用量レベルでLA錠又はIR錠からLA錠への切り替え成功例(UPDRSPartII+PartIII合計スコアがベースラインから15%超悪化せず、副作用による中止なし)は、IR錠からLA錠では83.0%(44/53例)、LA錠からLA錠では78.4%(40/51例)であった。[8.5参照]--------------------------表開始--------------------------二重盲検期(切り替え前)非盲検期(切り替え後)1日用量レベルPPX‐IRPPX‐LAPPX‐LA10.25mg0.375mg0.375mg20.5mg0.375mg0.375mg31.0mg0.75mg0.75mg41.5mg1.5mg1.5mg52.0mg2.25mg2.25mg62.5mg3.0mg3.0mg73.0mg3.75mg3.0mg83.5mg4.5mg3.75mg94.5mg4.5mg4.5mg--------------------------表終了--------------------------LA錠での副作用発現割合は60.7%(34/56例)で、主な副作用は傾眠23.2%(13/56例)、幻視10.7%(6/56例)、ジスキネジア10.7%(6/56例)、悪心10.7%(6/56例)であった。