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骨転移のある患者に対する緩和ケア【非専門医のための緩和ケアTips】第97回
2025/04/01 非専門医のための緩和ケアTips
骨転移のある患者に対する緩和ケア【非専門医のための緩和ケアTips】第97回
https://www.carenet.com/series/kanwa/cg003112_097.html
一般名 | アセメタシン錠 |
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YJコード | 1145003F1030 |
剤型・規格 | 錠剤・30mg1錠 |
薬価 | 10.10円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1).次記疾患並びに症状の消炎・鎮痛:肩関節周囲炎、腰痛症、頸肩腕症候群、変形性関節症、関節リウマチ。
2).手術後及び外傷後の消炎・鎮痛。
3).次記疾患の解熱・鎮痛:急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)。
〈肩関節周囲炎、腰痛症、頸肩腕症候群、変形性関節症、関節リウマチ、手術後及び外傷後の消炎・鎮痛〉
通常、成人にはアセメタシンとして1回30mgを1日3~4回(1日量として90~120mg)経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は180mgとする。
〈急性上気道炎の解熱・鎮痛〉
通常、成人にはアセメタシンとして、1回量30mgを頓用する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大90mgを限度とする。
また、空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
(用法及び用量に関連する注意)
他の消炎鎮痛剤との併用は避けることが望ましい。
(禁忌)
2.1.消化性潰瘍のある患者[消化性潰瘍、胃腸出血等が報告されており、潰瘍を悪化させるおそれがある]。
2.2.重篤な血液異常のある患者[血液の異常が報告されており、悪化させるおそれがある]。
2.3.重篤な腎障害のある患者〔9.2.1参照〕。
2.4.重篤な肝障害のある患者〔9.3.1参照〕。
2.5.重篤な心機能不全のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による水、Na貯留傾向があるため、症状を悪化させるおそれがある]。
2.6.重篤な高血圧症のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用による水、Na貯留傾向があるため、血圧を更に上昇させるおそれがある]。
2.7.重篤な膵炎のある患者[非ステロイド性消炎鎮痛剤による膵炎が報告されており、症状を悪化させるおそれがある]。
2.8.本剤の成分、インドメタシン又はサリチル酸系化合物(アスピリン等)に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.9.アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[プロスタグランジン合成阻害作用により、喘息を悪化又は誘発するおそれがある]。
2.10.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。
2.11.トリアムテレン投与中の患者〔10.1参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1.消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
8.2.慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮すること。
・慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対し本剤を長期投与する場合には定期的に尿検査、血液検査、肝機能検査及び眼科的検査等を行い、また異常が認められた場合には減量、休薬等の適切な措置を講ずること。
・慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、薬物療法以外の療法も考慮すること。
8.3.急性疾患に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮すること。
・急性疾患に対し本剤を用いる場合には、急性炎症、疼痛及び発熱の程度を考慮し投与すること。
・急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原則として同一の薬剤の長期投与を避けること。
・急性疾患に対し本剤を用いる場合には、原因療法があればこれを行うこと。
8.4.過度の体温下降、虚脱、四肢冷却等があらわれることがあるので、特に高熱を伴う高齢者又は消耗性疾患の患者においては、投与後の患者の状態に十分注意すること〔9.8高齢者の項参照〕。
8.5.無顆粒球症、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行うこと〔11.1.3参照〕。
8.6.肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど観察を十分に行うこと〔11.1.11参照〕。
8.7.眠気、めまいがあらわれることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.消化性潰瘍の既往歴のある患者:潰瘍を再発させるおそれがある。
9.1.2.非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者:本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること(ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能又は効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もある)。
9.1.3.血液異常<重篤な血液異常を除く>又はその既往歴のある患者:血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある。
9.1.4.出血傾向のある患者:血小板機能異常が起こることがあるため、出血傾向を助長するおそれがある。
9.1.5.高血圧症<重篤な高血圧症を除く>のある患者:プロスタグランジン合成阻害作用による水、Na貯留傾向があるため、症状を悪化させるおそれがある。
9.1.6.心機能異常<重篤な心機能不全を除く>のある患者:プロスタグランジン合成阻害作用による水、Na貯留傾向があるため、症状を悪化させるおそれがある。
9.1.7.膵炎<重篤な膵炎を除く>のある患者:非ステロイド性消炎鎮痛剤による膵炎が報告されており、症状を悪化させるおそれがある。
9.1.8.気管支喘息<アスピリン喘息又はその既往歴を除く>のある患者:重症喘息発作を誘発するおそれがある。
9.1.9.てんかん、パーキンソン症候群等の中枢神経系疾患のある患者:非ステロイド性消炎鎮痛剤による症状の悪化が報告されており、症状を悪化させるおそれがある。
9.1.10.SLE(全身性エリテマトーデス)のある患者:非ステロイド性消炎鎮痛剤による症状の悪化が報告されており、症状を悪化させるおそれがある。
9.1.11.潰瘍性大腸炎又はクローン病のある患者:非ステロイド性消炎鎮痛剤による疾患の悪化が報告されており、これらの症状を悪化させるおそれがある。
9.1.12.感染症を合併している患者:必要に応じて適切な抗菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に投与すること(感染症を不顕性化するおそれがある)。
(腎機能障害患者)
9.2.1.重篤な腎障害のある患者:投与しないこと(腎障害が報告されており、悪化させるおそれがある)〔2.3参照〕。
9.2.2.腎障害<重篤な腎障害を除く>又はその既往歴のある患者:腎障害が報告されており、悪化又は再発させるおそれがある。
(肝機能障害患者)
9.3.1.重篤な肝障害のある患者:投与しないこと(肝障害が報告されており、悪化させるおそれがある)〔2.4参照〕。
9.3.2.肝障害<重篤な肝障害を除く>又はその既往歴のある患者:肝障害が報告されており、悪化又は再発させるおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。妊娠中の投与に関し、次の報告がある。
・本剤の活性代謝物のインドメタシンで、妊娠後期に投与したところ、胎児循環持続症(PFC)、胎児の動脈管収縮、動脈管開存症、胎児腎不全、胎児腸穿孔、羊水過少症が起きたとの報告がある。また、妊娠後期に投与したところ早期出産した新生児に壊死性腸炎の発生率が高いとの報告がある。
・本剤の活性代謝物であるインドメタシンにおいて、動物実験(マウス)で催奇形作用が報告されている。
・妊娠末期のラットに投与した実験で、胎仔動脈管収縮が報告されている〔2.10参照〕。
(授乳婦)
授乳しないことが望ましい(本剤の活性代謝物であるインドメタシンでヒト母乳中への移行が報告されている)。
(小児等)
9.7.1.他剤が無効又は使用できない関節リウマチの場合にのみ本剤の投与を考慮するとともに、投与する場合には必要最小限の使用にとどめるなど、慎重に投与すること(小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない)。
9.7.2.小児で本剤の活性代謝物のインドメタシン経口投与時の大量投与により、重篤な副作用(感染症不顕化、肝炎)が報告されている。
(高齢者)
高齢者:少量から投与を開始するなど必要最小限の使用にとどめ患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(副作用があらわれやすい)〔8.4参照〕。
(相互作用)
本剤の活性代謝物であるインドメタシンと次の医薬品による相互作用が報告されている。
10.1.併用禁忌:
トリアムテレン<トリテレン>〔2.11参照〕[相互に副作用が増強され急性腎障害を起こすことがある(トリアムテレンによる腎血流量の低下に基づく腎障害のために代償的に腎でのプロスタグランジン合成が亢進されるが、インドメタシンによりそのプロスタグランジン合成が阻害されるためと考えられている)]。
10.2.併用注意:
1).プロベネシド[インドメタシンの血中濃度が上昇し作用が増強されることがある(腎尿細管での両薬の排泄部位での競合、インドメタシンの胆汁排泄減少により、インドメタシンの排泄が抑制され血中濃度が上昇するためと考えられている)]。
2).アスピリン[消化器系の副作用の発現率が上昇し、また、インドメタシンの作用が減弱されることがある(機序不明)]。
3).抗凝血剤及び抗血小板薬:
①.抗凝血剤(ワルファリン)[これらの医薬品の作用を増強し出血の危険性が増大することがあるので、血液凝固能検査等出血管理を十分に行うこと(インドメタシンのプロスタグランジン生合成阻害作用により血小板凝集が抑制され、また、インドメタシンが血漿蛋白結合部位でワルファリンを遊離させ、その抗凝血作用を増強させると考えられている)]。
②.抗凝血剤及び抗血小板薬(クロピドグレル等)[これらの医薬品の作用を増強し出血の危険性が増大することがあるので、血液凝固能検査等出血管理を十分に行うこと(インドメタシンのプロスタグランジン生合成阻害作用により血小板凝集が抑制される)]。
4).メトトレキサート[メトトレキサートの血中濃度が上昇しその副作用を増強することがあるので、血中濃度をモニターし、メトトレキサートの量を調節すること(インドメタシンのプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、メトトレキサートの尿細管分泌を抑制するためと考えられている)]。
5).リチウム[血中リチウム濃度が上昇しリチウム中毒を呈したとの報告がある(インドメタシンのプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、リチウムの腎排泄が減少するためと考えられている)]。
6).β-遮断剤(プロプラノロール、アテノロール、ピンドロール等)、ACE阻害剤(エナラプリル、カプトプリル、リシノプリル等)[これらの医薬品の作用を減弱することがある(インドメタシンのプロスタグランジン合成阻害作用により、これらの医薬品の血圧低下作用を減弱させると考えられている)]。
7).ループ利尿剤(フロセミド等)、チアジド系及びその類似降圧利尿剤(ヒドロクロロチアジド等)[これらの医薬品の利尿降圧作用を減弱させることがある(インドメタシンがプロスタグランジン合成を阻害して、水、塩類の体内貯留が生じ、利尿剤の水、塩類排泄作用に拮抗するためと考えられている)]。
8).カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン等)、エプレレノン[これらの医薬品の降圧作用の減弱、腎機能障害患者で重度の高カリウム血症が発現するおそれがある(インドメタシンの腎におけるプロスタグランジン生合成阻害によると考えられている)]。
9).ジゴキシン[血中ジゴキシン濃度が上昇し作用が増強されることが報告されているので、血中ジゴキシン濃度に注意すること(インドメタシンのプロスタグランジン合成阻害作用により腎血流量が減少し、ジゴキシンの腎排泄が減少するためと考えられている)]。
10).シクロスポリン[シクロスポリンによる腎毒性が増強されることがあるので、腎機能に注意すること(インドメタシンのプロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が減少するためと考えられている)]。
(適用上の注意)
14.1.薬剤交付時の注意
14.1.1.胃腸障害の発現を少なくするため、食直後に投与又は食物、ミルク、制酸剤等とともに服用することが望ましい。
14.1.2.PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報
非ステロイド性消炎鎮痛剤を長期間投与されている女性において、一時的不妊が認められたとの報告がある。
15.2.非臨床試験に基づく情報
動物実験(マウス)で、レンチナンとの併用により、本剤の活性代謝物であるインドメタシンで消化管潰瘍・消化管穿孔があらわれたとの報告がある。
(保管上の注意)
室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用
11.1.1.ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(頻度不明):冷汗、顔面蒼白、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.2.消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、出血性大腸炎、腸管狭窄・腸管閉塞、潰瘍性大腸炎(いずれも頻度不明)。
11.1.3.無顆粒球症、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄抑制(いずれも頻度不明)〔8.5参照〕。
11.1.4.急性腎障害、間質性腎炎、ネフローゼ症候群(いずれも頻度不明)。
11.1.5.中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、剥脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)。
11.1.6.喘息発作(アスピリン喘息)等の急性呼吸障害(頻度不明)。
11.1.7.痙攣、昏睡、錯乱(いずれも頻度不明)。
11.1.8.性器出血(頻度不明)。
11.1.9.うっ血性心不全、肺水腫(いずれも頻度不明)。
11.1.10.血管浮腫(頻度不明)。
11.1.11.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)〔8.6参照〕。
11.1.12.心筋梗塞、脳血管障害(いずれも頻度不明):心筋梗塞、脳血管障害等の心血管系血栓塞栓性事象があらわれることがある。
11.2.その他の副作用
1).消化器:(0.1~5%未満)胃痛、胃部不快感、悪心・嘔気・嘔吐、食欲不振、胸やけ、下痢・軟便、口内炎、(0.1%未満)胃重・胃もたれ、腹痛、腹部膨満感、便秘、舌荒れ、口渇、口唇ヘルペス、口中の苦み、便潜血。
2).血液:(0.1%未満)貧血、血小板減少、(頻度不明)顆粒球減少、血小板機能低下(出血時間延長)。
3).過敏症:(0.1~5%未満)発疹、(0.1%未満)そう痒感。
4).肝臓:(0.1%未満)AST上昇・ALT上昇。
5).精神神経系:(0.1~5%未満)頭痛、(0.1%未満)頭重、昏迷。
6).腎臓:(0.1%未満)クレアチニン値上昇、尿回数減少。
7).感覚器:(0.1%未満)流涙、霧視、(頻度不明)*角膜混濁、*網膜障害[*:関節リウマチ患者等に長期連用して、前駆症状(霧視等の視覚異常)があらわれた場合には直ちに投与を中止すること]。
8).その他:(0.1~5%未満)浮腫、(0.1%未満)しびれ感(手しびれ感、口唇しびれ感)、顔面ほてり感、胸部しめつけ感、手のこわばり、歯肉腫脹。
発現頻度は再評価結果及び副作用調査に基づく。
18.1作用機序
アセメタシンは生体内でインドメタシンに代謝されてから効力を発揮するプロドラッグである。炎症のケミカルメディエーターであるプロスタグランジンの生合成を阻害することによって抗炎症、鎮痛及び解熱作用を示す。
18.2抗炎症・鎮痛・解熱作用
アセメタシンは経口投与により、等モルのインドメタシンとほぼ同等の抗炎症作用(カラゲニン足浮腫・ラット、紫外線紅斑・モルモット等)や鎮痛作用(フェニルキノンwrithing抑制・マウス等)、解熱作用(イースト発熱・ラット)を示す。
17.1有効性及び安全性に関する試験
17.1.1国内臨床試験
9種の二重盲検比較試験を含む臨床試験成績(カプセル剤注)、錠剤)の概要は次のとおりである。
〈肩関節周囲炎〉
肩関節周囲炎に対する有効率は、50.8%(66/130例)であった。また、インドメタシンを対照薬とした二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められている。
〈腰痛症〉
腰痛症に対する有効率は、55.3%(213/385例)であった。また、インドメタシンを対照薬とした二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められている。
〈頸肩腕症候群〉
頸肩腕症候群に対する有効率は、50.6%(43/85例)であった。
〈変形性関節症〉
変形性関節症に対する有効率は、55.3%(176/318例)であった。また、インドメタシンを対照薬とした二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められている。
〈関節リウマチ〉
関節リウマチに対する有効率は、34.5%(90/261例)であった。
〈急性上気道炎〉
急性上気道炎に対する有効率は、67.3%(101/150例)であった。また、イブプロフェンを対照薬とした二重盲検比較試験により本剤の有用性が認められている。
〈手術後及び外傷後の消炎・鎮痛〉
手術後及び外傷後の炎症、疼痛に対する有効率は、52.9%(127/240例)であった。
注)本剤と生物学的に同等なカプセル剤(販売中止)