1.
IBSの治療、食事法の効果が薬を上回る?
2024/05/15 医療一般
IBSの治療、食事法の効果が薬を上回る?
https://www.carenet.com/news/general/hdn/58560
一般名 | ピペリドレート塩酸塩錠 |
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YJコード | 1249004F1080 |
剤型・規格 | 錠剤・50mg1錠 |
薬価 | 9.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
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2024/05/15 医療一般
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2.
便通異常症 慢性下痢(2)病態【一目でわかる診療ビフォーアフター】Q113
2024/04/29 一目でわかる診療ビフォーアフター
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https://www.carenet.com/series/beforeafter/cg003455_113.html
3.
過敏性腸症候群に対する1次治療が無効な患者に2次治療として抗うつ薬の低用量アミトリプチリンが有効(解説:上村直実氏)
2023/12/12 CLEAR!ジャーナル四天王
過敏性腸症候群に対する1次治療が無効な患者に2次治療として抗うつ薬の低用量アミトリプチリンが有効(解説:上村直実氏)
https://www.carenet.com/news/clear/journal/57661
4.
新規機序でリン吸収を阻害する高リン血症薬「フォゼベル錠」【最新!DI情報】第5回
2023/12/05 最新!DI情報
新規機序でリン吸収を阻害する高リン血症薬「フォゼベル錠」【最新!DI情報】第5回
https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_005.html
5.
IBSの2次治療、低用量アミトリプチリンが有用/Lancet
2023/10/27 ジャーナル四天王
IBSの2次治療、低用量アミトリプチリンが有用/Lancet
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/57414
1).次記疾患における痙攣性疼痛:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキネジー。2).切迫流産・切迫早産における諸症状の改善。
ピペリドレート塩酸塩として、通常成人1日150~200mgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(禁忌)2.1.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。2.2.前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状が増悪するおそれがある]。2.3.重篤な心疾患のある患者[症状が増悪するおそれがある]。2.4.麻痺性イレウスの患者[症状が増悪するおそれがある]。2.5.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)散瞳、めまい等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に注意させること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.開放隅角緑内障の患者:抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。9.1.2.前立腺肥大<排尿障害を除く>のある患者:排尿困難を起こすおそれがある。9.1.3.うっ血性心不全のある患者:症状が増悪するおそれがある。9.1.4.不整脈のある患者:症状が増悪するおそれがある。9.1.5.潰瘍性大腸炎の患者:中毒性巨大結腸があらわれることがある。9.1.6.甲状腺機能亢進症の患者:症状が増悪するおそれがある。9.1.7.高温環境にある患者:発汗抑制により体温上昇が起こるおそれがある。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。(相互作用)10.2.併用注意:三環系抗うつ剤(イミプラミン塩酸塩等)、フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジン等)、モノアミン酸化酵素阻害剤、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン等)[抗コリン作用に基づく副作用があらわれるおそれがある(本剤の作用が増強されることがある)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。11.2.その他の副作用1).眼:(頻度不明)散瞳。2).消化器:(頻度不明)口渇、悪心・嘔吐、食欲不振、腹部膨満感、便秘。3).肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇。4).泌尿器:(頻度不明)排尿障害。5).精神神経系:(頻度不明)めまい。6).循環器:(頻度不明)動悸。7).過敏症:(頻度不明)発疹。8).その他:(頻度不明)倦怠感、脱力感。
18.1作用機序副交感節後神経末端において、アトロピン様の遮断効果をもつ。また、各種実験より自律神経系を介さず平滑筋細胞に直接作用して筋収縮を抑制することも示唆された。18.2腸管平滑筋に対する作用ピペリドレート塩酸塩はラット、マウス、モルモットの回腸によるinvitroの実験にて、アセチルコリン、ヒスタミン、バリウムイオン、経壁刺激における収縮を非特異的に抑制した。18.3Oddi筋に対する作用イヌにおいてピペリドレート塩酸塩はネオスチグミンによる、Oddi括約筋、十二指腸及び尿管の収縮を抑制し、この抑制作用はパパベリンに比し持続性が認められた。18.4胃運動亢進抑制作用ラットによるカルバコール誘発胃運動及び水浸拘束ストレス時の胃運動亢進を抑制した。18.5妊娠ラット子宮(妊娠前期・後期)、ヒト子宮に対する作用妊娠後期のラット子宮平滑筋での、アセチルコリン、オキシトシン、バリウムイオンによる収縮を強く抑制し、一方ウサギ子宮頸管に対する作用は弱かった(invitro)。また、ヒト(分娩後24~48時間経過)において子宮内バルーン挿入法によりオキシトシンによる収縮を抑制することが認められた。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈胃・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキネジーにおける痙攣性疼痛〉17.1.1国内臨床試験腹痛を主訴とした消化器疾患と診断された患者126例に、ピペリドレート塩酸塩錠を1日6~8錠(3~4回分割投与)注)、4週間経口投与した臨床試験を実施した。総合評価判定を著効、有効、やや有効、無効、悪化の5段階区分にて評価した結果、主な疾患別総合評価判定は、胃潰瘍では43例中、著効15例(34.9%)、有効16例(37.2%)、やや有効9例(20.9%)、無効3例(7.0%)で、やや有効以上の有効率は93.0%であった。十二指腸潰瘍では37例中、著効11例(29.7%)、有効17例(45.9%)、やや有効8例(21.6%)、無効1例(2.7%)で、やや有効以上の有効率は97.3%であった。急性および慢性胃炎では24例中、著効1例(4.2%)、有効17例(70.8%)、やや有効4例(16.7%)、無効2例(8.3%)で、やや有効以上の有効率は91.7%であった。胆道疾患では7例中、著効1例(14.3%)、有効2例(28.6%)、やや有効3例(42.9%)、無効1例(14.3%)で、やや有効以上の有効率は85.7%であった。副作用の発現割合は1.6%(2/126例)であった。認められた副作用は、便秘(2例)であった。〈切迫流・早産における諸症状の改善〉17.1.2国内二重盲検比較試験無月経と子宮筋の攣縮に起因する周期的な下腹部緊満感、下腹部痛ならびに不正出血等を主訴とし、臨床的に切迫流早産と診断された患者を対象に、ピペリドレート塩酸塩錠200mg/日(1回50mgを1日4回)投与群66例とプラセボ投与群66例の二重盲検比較試験を行った。全般改善度を、著明改善、中等度改善、軽度改善、不変、悪化の5段階区分にて評価した結果、投与7日後における全般改善度において、ピペリドレート塩酸塩投与群はプラセボ投与群に対し、有意な結果を示した(P<0.02)。投与7日後の改善率は、ピペリドレート塩酸塩投与群では中等度改善以上が73.7%、軽度改善以上が89.5%、プラセボ投与群では中等度改善以上が51.7%、軽度改善以上が70.7%であった。副作用の発現割合は、ピペリドレート塩酸塩投与群が4.5%(3/66例)、プラセボ投与群が1.5%(1/66例)であった。ピペリドレート塩酸塩投与群に認められた副作用は、下痢、便秘、嘔吐各1.5%(1/66例)であった。17.1.3国内臨床試験切迫早産の症状を有する患者11例に、ピペリドレート塩酸塩錠を1日400mg注)を5日から最長90日間経口投与した臨床試験を実施した。その結果、11例中9例に効果を認めた。副作用は認められなかった。注)本剤の承認されている用法及び用量は「ピペリドレート塩酸塩として、通常成人1日150~200mgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。」である。