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第238回 妊娠はウイルス様配列を目覚めさせて胎児発育に必要な造血を促す
2024/10/29 バイオの火曜日
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https://www.carenet.com/hihyotue/238.html
一般名 | グレカプレビル水和物・ピブレンタスビル顆粒 |
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YJコード | 6250113D1020 |
剤型・規格 | 散剤・1包 |
薬価 | 20313.90円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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インフルエンザウイルス曝露後抗ウイルス薬の有効性(解説:寺田教彦氏)
2024/10/25 CLEAR!ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/clear/journal/59492
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重症インフルエンザに対する抗ウイルス薬の有効性(解説:小金丸博氏)
2024/09/27 CLEAR!ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/clear/journal/59335
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わが国初のダニ媒介性脳炎予防ワクチン「タイコバック水性懸濁筋注」【最新!DI情報】第23回
2024/09/17 最新!DI情報
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https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_023.html
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第232回 食塩水点鼻で風邪の小児が2日早く回復
2024/09/17 バイオの火曜日
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https://www.carenet.com/hihyotue/232.html
C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善。(効能又は効果に関連する注意)本剤の使用に際しては、HCVRNAが陽性であることを確認すること。また、肝予備能、臨床症状等により、非代償性肝硬変でないことを確認すること。
〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎の場合〉通常、3歳以上12歳未満かつ体重45kg未満の小児には、グレカプレビル及びピブレンタスビルとして次記の体重別の用量を1回量とし、1日1回、食後又は食事とともに経口投与する。投与期間は8週間とする。なお、C型慢性肝炎に対する前治療歴に応じて投与期間は12週間とすることができる。12kg以上20kg未満:3包(グレカプレビルとして150mg及びピブレンタスビルとして60mg)。20kg以上30kg未満:4包(グレカプレビルとして200mg及びピブレンタスビルとして80mg)。30kg以上45kg未満:5包(グレカプレビルとして250mg及びピブレンタスビルとして100mg)。〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型代償性肝硬変の場合〉〈セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のいずれにも該当しないC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変の場合〉通常、3歳以上12歳未満かつ体重45kg未満の小児には、グレカプレビル及びピブレンタスビルとして次記の体重別の用量を1回量とし、1日1回、食後又は食事とともに経口投与する。投与期間は12週間とする。12kg以上20kg未満:3包(グレカプレビルとして150mg及びピブレンタスビルとして60mg)。20kg以上30kg未満:4包(グレカプレビルとして200mg及びピブレンタスビルとして80mg)。30kg以上45kg未満:5包(グレカプレビルとして250mg及びピブレンタスビルとして100mg)。(用法及び用量に関連する注意)7.1.セログループ1又はセログループ2のC型慢性肝炎(セログループ1:ジェノタイプ1、セログループ2:ジェノタイプ2)患者に対しては、前治療の有無により投与期間を考慮すること(国内臨床試験において、NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤、NS5A阻害剤又はNS5Bポリメラーゼ阻害剤の前治療歴を有する患者に対するグレカプレビル・ピブレンタスビル配合錠の投与期間は12週間であった)。7.2.本剤とグレカプレビル・ピブレンタスビル配合錠の生物学的同等性は示されていないため、互換使用を行わないこと。
(警告)1.1.本剤は、ウイルス性肝疾患の治療に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者に対してのみ投与すること。(禁忌)2.1.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。2.2.重度<Child-Pugh分類C>の肝機能障害のある患者〔9.3.1、16.6.1参照〕。2.3.アタザナビル硫酸塩投与中、アトルバスタチンカルシウム水和物投与中、リファンピシン投与中の患者〔10.1、16.7.2参照〕。(重要な基本的注意)8.1.B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者(HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性又はHBs抗原陰性かつHBs抗体陽性)において、C型肝炎直接型抗ウイルス薬を投与開始後、C型肝炎ウイルス量が低下する一方B型肝炎ウイルス再活性化が報告されているので、本剤投与に先立って、B型肝炎ウイルス感染の有無を確認すること〔9.1.1参照〕。8.2.肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を行うなど、観察を十分に行うこと〔11.1参照〕。8.3.C型肝炎直接型抗ウイルス薬を投与開始後、ワルファリンやタクロリムスの増量、低血糖によりインスリン等の糖尿病治療薬の減量が必要となった症例が報告されており、本剤による抗ウイルス治療に伴い、使用中の併用薬の用量調節が必要になる可能性があるので、特にワルファリン、タクロリムス等の肝臓で代謝される治療域の狭い薬剤や糖尿病治療薬を使用している患者に本剤を開始する場合には、原則、処方医に連絡するとともに、頻回にPT-INRや頻回に血中薬物濃度、頻回に血糖値のモニタリングを行うなど患者の状態を十分に観察すること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者:B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者(HBs抗原陰性かつHBc抗体陽性又はHBs抗原陰性かつHBs抗体陽性)に本剤を投与する場合は、HBVDNA量等のB型肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス再活性化の徴候や症状の発現に注意すること。C型肝炎直接型抗ウイルス薬を投与後、C型肝炎ウイルス量が低下する一方B型肝炎ウイルスの再活性化が報告されている〔8.1参照〕。(肝機能障害患者)9.3.1.重度<Child-Pugh分類C>の肝機能障害のある患者:投与しないこと(本剤の曝露量が増加するおそれがある)〔2.2、16.6.1参照〕。(妊婦)妊娠又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で本剤成分が乳汁中へ移行することが確認されている)。(小児等)3歳未満の幼児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。(相互作用)グレカプレビルはP糖蛋白(P-gp)、乳癌耐性蛋白(BCRP)、有機アニオントランスポーター(OATP)1B1/1B3の基質であり、阻害剤である。ピブレンタスビルはP-gpの基質であり、P-gp、BCRP、OATP1B1の阻害剤である〔16.7.1、16.7.2参照〕。10.1.併用禁忌:1).アタザナビル硫酸塩:①.アタザナビル硫酸塩<レイアタッツ>〔2.3、16.7.2参照〕[グレカプレビルの血中濃度が上昇するおそれがある(アタザナビルのOATP1B阻害作用によるものと考えられる)]。②.アタザナビル硫酸塩<レイアタッツ>〔2.3、16.7.2参照〕[ALT上昇のリスクが増加するおそれがある(ALT上昇の機序は不明)]。2).アトルバスタチンカルシウム水和物<リピトール>〔2.3、16.7.2参照〕[アトルバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがあり、アトルバスタチンによる副作用の発現リスクが高くなるおそれがある(グレカプレビル及びピブレンタスビルのOATP1B及びBCRP阻害作用による)]。3).リファンピシン<リファジン>〔2.3、16.7.2参照〕[グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が低下し効果が減弱するおそれがある(リファンピシンのP-gp誘導作用による)]。10.2.併用注意:1).ジゴキシン、ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩〔16.7.2参照〕[これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある(グレカプレビル及びピブレンタスビルのP-gp阻害作用による)]。2).カルバマゼピン、エファビレンツ、フェニトイン、フェノバルビタール、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’sWort)〔16.7.2参照〕[グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が低下し効果が減弱するおそれがある(これら薬剤のP-gp誘導作用による)]。3).エチニルエストラジオール[ALT上昇のリスクが増加するおそれがある(機序不明)]。4).ロスバスタチンカルシウム〔16.7.2参照〕[ロスバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがあり、ロスバスタチンによる副作用の発現リスクが高くなるおそれがある(グレカプレビル及びピブレンタスビルのOATP1B及びBCRP阻害作用による)]。5).シンバスタチン〔16.7.2参照〕[シンバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがあり、シンバスタチンによる副作用の発現リスクが高くなるおそれがある(グレカプレビル及びピブレンタスビルのOATP1B及びBCRP阻害作用による)]。6).プラバスタチンナトリウム〔16.7.2参照〕[プラバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがあり、プラバスタチンによる副作用の発現リスクが高くなるおそれがある(グレカプレビル及びピブレンタスビルのOATP1B阻害作用による)]。7).フルバスタチンナトリウム、ピタバスタチンカルシウム水和物[これら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあり、これらスタチンによる副作用の発現リスクが高くなるおそれがある(グレカプレビル及びピブレンタスビルのOATP1B阻害作用による)]。8).シクロスポリン〔16.7.2参照〕[グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が上昇するおそれがある(シクロスポリンのOATP1B、P-gp及びBCRP阻害作用によるものと考えられる)]。9).ロピナビル・リトナビル〔16.7.2参照〕[グレカプレビル及びピブレンタスビルの血中濃度が上昇するおそれがある(これら薬剤のOATP1B、P-gp又はBCRP阻害作用によるものと考えられる)]。10).ダルナビルエタノール付加物/リトナビル、ダルナビルエタノール付加物・コビシスタット〔16.7.2参照〕[グレカプレビルの血中濃度が上昇するおそれがある(これら薬剤のOATP1B、P-gp又はBCRP阻害作用によるものと考えられる)]。(過量投与)13.1.処置過量投与時、グレカプレビル及びピブレンタスビルは血液透析ではほとんど除去されない。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意14.1.1.患者用説明文書を用いて、次の服用方法を説明すること。・本剤を低水分含量で軟らかい食品に混合し、混合後15分以内に可能な限り速やかに噛まずに飲み込むこと。・苦みを呈すること、薬剤が急速に溶解して効果の減弱につながるおそれがあることから、液体又は液状の食品との混合は避けること。・薬剤の吸収に影響を与えるおそれがあることから、本剤を砕かないこと。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある〔8.2参照〕。11.2.その他の副作用1).消化器:(5%以上)嘔吐、(5%未満)悪心、上腹部痛、腹痛、(頻度不明)腹部膨満。2).代謝・栄養:(頻度不明)食欲減退。3).精神神経:(5%以上)頭痛、(頻度不明)傾眠。4).皮膚:(5%未満)皮膚そう痒、発疹、(頻度不明)薬疹、血管炎性皮疹、血管性浮腫。5).泌尿器・生殖器:(頻度不明)蛋白尿。6).全身症状:(5%未満)倦怠感、疲労、(頻度不明)悪寒、活動性低下、無力症。7).臨床検査:(頻度不明)血中ビリルビン増加、ALT増加、尿中結晶陽性。
18.1作用機序グレカプレビルは、HCV遺伝子にコードされる複合タンパク質のプロセシング及びウイルス複製に必須なHCVNS3/4Aプロテアーゼを阻害する。ピブレンタスビルは、ウイルス複製に必須なHCVNS5Aを阻害する(invitro)。18.2抗ウイルス活性グレカプレビルは、遺伝子組換えHCVジェノタイプ1a、1b、2a、2b、3a、4a、5a及び6aのNS3/4Aプロテアーゼを阻害した(IC50値は3.5~11.3nmol/L)。グレカプレビルは、HCVジェノタイプ1a、1b、2a、2b、3a、4a及び6aのHCVレプリコン細胞においてRNA複製を阻害した(EC50値は0.85~4.6nmol/L)。グレカプレビルは臨床分離株由来のHCVジェノタイプ1a、1b、2a、2b、3a、4a、4d及び5aのHCVNS3領域含有HCVレプリコン細胞において、RNA複製を阻害した(EC50値は0.05~3.8nmol/L)。ピブレンタスビルは、HCVジェノタイプ1a、1b、2a、2b、3a、4a、5a、6a及び3bのHCVレプリコン細胞においてRNA複製を阻害した(EC50値は1.4~4.3及び15.6pmol/L)。ピブレンタスビルは、臨床分離株由来のHCVジェノタイプ1a、1b、2a、2b、3a、4a、4b、4d、5a、6a、6e及び6pのHCVNS5A領域含有HCVレプリコン細胞においてRNA複製を阻害した(EC50値は0.27~3.5pmol/L)。グレカプレビル及びピブレンタスビルは、HCVジェノタイプ1a又は1bレプリコン細胞に対して、相加又は相乗的な抗ウイルス活性を示した(invitro)。18.3薬剤耐性NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤の抗ウイルス活性に影響するアミノ酸変異を組み込んだHCVレプリコン細胞を用いた検討において、グレカプレビルの抗ウイルス活性が1/5以下となったアミノ酸変異は、HCVジェノタイプ1a、1b、2a、2b、3a及び4aにおける156位の変異、HCVジェノタイプ3aにおける80位の変異、並びにHCVジェノタイプ1a、1b、3a、4a及び6aにおける168位の変異であった。HCVジェノタイプ5におけるグレカプレビルに対する耐性変異については、未検討である。NS5A阻害剤の抗ウイルス活性に影響するアミノ酸変異を組み込んだHCVレプリコン細胞を用いた検討において、ピブレンタスビルの抗ウイルス活性が1/5以下となったアミノ酸変異は、HCVジェノタイプ1aにおける28位、30位、62位及び93位の変異、及びHCVジェノタイプ1bにおける32位の欠損であった(invitro)。国内第III相試験でグレカプレビル・ピブレンタスビル配合錠を投与されたDAA未治療のC型慢性肝炎患者又はC型代償性肝硬変患者(HCVジェノタイプ1又は2)において、ウイルス学的治療不成功例はみられなかった。DAA未治療のHCVジェノタイプ3のC型慢性肝炎患者において、ウイルス学的治療不成功例が2例認められ、NS3領域の解析はできなかったが、NS5A領域の解析で、1例は、投与前後にG92E、投与後にL28F及びY93Hが認められ、もう1例は、投与前後にV31M、投与後にY93Hが認められた。DAA既治療のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変患者(HCVジェノタイプ1b)において、ウイルス学的治療不成功例2例のうち1例は、投与前にNS3領域のY56F及びS122G、投与前後にNS3領域のD168V及びNS5A領域のP32L及びP32欠損、投与後にNS3領域のA156D/A156Vが認められ、もう1例は、投与前後にNS3領域のY56F、Q80L及びV170I並びにNS5A領域のL31F及びP32欠損が認められた。海外試験の併合解析の結果、HCVジェノタイプ3の患者においてNS5A領域のA30Kに関連するSVR12率の低下が認められ、HCVジェノタイプ4、5又は6の患者においては、ウイルス学的治療不成功例はみられなかった。18.4交差耐性他のNS3/4Aプロテアーゼ阻害剤と同様にNS3/4領域の80、156又は168位のアミノ酸変異に対して、グレカプレビルの抗ウイルス活性の低下が認められた。他のNS5A阻害剤に耐性を示すNS5A領域の24、28、30、31又は58位のアミノ酸変異に対して、ピブレンタスビルの抗ウイルス活性を保持していた。グレカプレビルは、NS5A阻害剤の耐性に関連したアミノ酸変異及びNS5Bポリメラーゼ阻害剤の耐性に関連したアミノ酸変異に対して、抗ウイルス活性を保持していた。ピブレンタスビルは、NS3/4Aプロテアーゼ阻害剤の耐性に関連したアミノ酸変異及びNS5Bポリメラーゼ阻害剤の耐性に関連したアミノ酸変異に対して、抗ウイルス活性を保持していた(invitro)。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国際共同第II/III相試験(小児、配合顆粒)M16‐123試験(パート2)未治療又はインターフェロン製剤既治療の3歳以上12歳未満のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変患者(ジェノタイプ1、2、3、4、5又は6)を対象とした非盲検非対照試験を実施した。初期用量(グレカプレビル120~200mg・ピブレンタスビル45~75mg)又は承認された用量が投与された。治験薬投与終了から12週間後まで血中HCVの陰性化(HCVRNA量が定量下限未満)が持続している患者の割合(SVR12率)は96.3%(77/80例)であった。承認用量が投与された被験者におけるSVR12率は98.4%(61/62例)であった。各部分集団におけるSVR12率は次表のとおりであった。DAA既治療患者、C型代償性肝硬変患者、ジェノタイプ5又は6の患者は組み入れられなかった。表9.背景因子別のSVR12率--------------------------表開始--------------------------ジェノタイプDAA既治療SVR12率全体集団注)日本人外国人注)ジェノタイプ1あり---なし§98.3(57/58)100(6/6)98.1(51/52)ジェノタイプ2あり---なし§100(2/2)100(2/2)-ジェノタイプ3あり---なし§88.9(16/18)100(1/1)88.2(15/17)ジェノタイプ4あり---なし§100(2/2)-100(2/2)%(例数)、-:該当被験者なし§:未治療又はインターフェロン製剤(リバビリン併用の有無を問わない)既治療注)3歳以上12歳未満の小児における本剤の承認用量はグレカプレビル・ピブレンタスビル配合顆粒を体重区分別に150mg/60mg(12kg以上20kg未満)、200mg/80mg(20kg以上30kg未満)及び250mg/100mg(30kg以上45kg未満)、1日1回である。--------------------------表終了--------------------------副作用は80例中23例(28.8%)で発現した。主な副作用は疲労、嘔吐及び頭痛で各6例(7.5%)等であった。17.3その他17.3.1QT間隔に対する影響健康成人(48例)を対象に、グレカプレビル錠(600mgまで)及びピブレンタスビル錠(240mgまで)注)のQTc間隔に及ぼす影響をモキシフロキサシン(400mg)陽性対照のTQT試験で検討した。グレカプレビル及びピブレンタスビルはQTc間隔を延長しなかった(外国人データ)。注)本剤の最大承認用量は3歳以上12歳未満の小児に対しグレカプレビル250mg及びピブレンタスビル100mg配合顆粒を1日1回である。