1.
EPA製剤など、重大な副作用に「心房細動、心房粗動」追加/厚労省
2024/11/15 医療一般
EPA製剤など、重大な副作用に「心房細動、心房粗動」追加/厚労省
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59635
一般名 | プレリキサホル注射液 |
---|---|
YJコード | 3399413A1021 |
剤型・規格 | 液剤・24mg1.2mL1瓶 |
薬価 | 592719.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
|
1.
EPA製剤など、重大な副作用に「心房細動、心房粗動」追加/厚労省
2024/11/15 医療一般
EPA製剤など、重大な副作用に「心房細動、心房粗動」追加/厚労省
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59635
2.
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
2024/10/16 医学のしおり
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
https://www.carenet.com/store/book/cg004944_index.html
3.
第227回 Nature誌の予言的中?再生医療の早期承認の現状は…
2024/09/06 バズった金曜日
第227回 Nature誌の予言的中?再生医療の早期承認の現状は…
https://www.carenet.com/hihyofri/227.html
4.
便通異常症 慢性下痢(7)抗血小板薬と下痢【一目でわかる診療ビフォーアフター】Q118
2024/07/08 一目でわかる診療ビフォーアフター
便通異常症 慢性下痢(7)抗血小板薬と下痢【一目でわかる診療ビフォーアフター】Q118
https://www.carenet.com/series/beforeafter/cg003455_118.html
5.
スタチンにEPA併用、日本人の心血管イベント再発予防効果は?/Circulation
2024/06/21 医療一般 日本発エビデンス
スタチンにEPA併用、日本人の心血管イベント再発予防効果は?/Circulation
https://www.carenet.com/news/general/carenet/58785
自家末梢血幹細胞移植のための造血幹細胞の末梢血中への動員促進。(効能又は効果に関連する注意)「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
G-CSF製剤との併用において、通常、成人にはプレリキサホルとして0.24mg/kgを1日1回、末梢血幹細胞採取終了時まで連日皮下投与する。(用法及び用量に関連する注意)7.1.本剤の投与は、G-CSF製剤の投与開始4日目以降、各末梢血幹細胞採取実施9~12時間前に行う。7.2.本剤の投与期間は4日間までを目安とすること。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。(重要な基本的注意)8.1.本剤は、造血幹細胞移植について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者についてのみ使用すること。8.2.本剤投与中は定期的に白血球数をモニタリングし、白血球数が50000/mm3を超えた場合には本剤投与の可否を慎重に判断するとともに、適切な処置を行うこと。8.3.血小板減少症があらわれることがあるので、本剤投与中は定期的に血小板数をモニタリングし、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。8.4.ショック、アナフィラキシーを含むアレルギー反応及び過敏症があらわれることがあり、特に本剤の初回投与時に多く認められている〔11.1.1参照〕。8.5.脾腫、脾破裂があらわれることがあるので、血液学的検査値の推移に留意するとともに、腹部超音波検査等により観察を十分に行うこと。(特定の背景を有する患者に関する注意)(腎機能障害患者)9.2.1.中等度以上の腎機能障害のある患者:中等度以上の腎機能障害(クレアチニンクリアランス<CLcr>50mL/分以下)のある患者では、本剤の血中濃度が上昇するとの報告があるため、減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意すること〔16.6.1参照〕。(生殖能を有する者)妊娠する可能性のある女性:妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後1週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること〔9.5妊婦の項参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと(動物実験(ラット及びウサギ)において、催奇形性が認められている)〔2.2、9.4生殖能を有する者の項参照〕。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤の乳汁中への移行は検討されていない)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に高齢者では生理機能が低下している)。(適用上の注意)14.1.薬剤調製前の注意バイアル内に微粒子や変色がないか目視で確認し、異常が認められた場合はそのバイアルは使用しないこと。14.2.薬剤調製時の注意本剤のバイアルは1回使い切りである。バイアル中の未使用残液は適切に廃棄すること(本剤は保存剤を含有していない)。14.3.薬剤投与時の注意皮下注射にのみ使用すること。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報海外の製造販売後において、本剤とG-CSF製剤を投与した急性骨髄性白血病患者及び多発性骨髄腫患者で、循環血中腫瘍細胞増加が認められたとの報告がある。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)〔8.4参照〕。11.1.2.脾腫(頻度不明)、脾破裂(頻度不明):脾臓の急激な腫大が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).精神神経系:(5%以上)錯感覚、頭痛、(1~5%未満)不眠症、浮動性めまい、(1%未満)悪夢、(頻度不明)異常な夢、血管迷走神経性反応(起立性低血圧、失神)。2).消化器:(5%以上)下痢、悪心、(1~5%未満)鼓腸、腹痛、嘔吐、腹部膨満、腹部不快感、便秘、消化不良、口内乾燥、口の感覚鈍麻。3).皮膚:(1~5%未満)多汗症、紅斑。4).血液:(頻度不明)白血球増加症。5).その他:(5%以上)注射部位反応、疲労、(1~5%未満)関節痛、筋骨格痛、倦怠感。「重大な副作用」及び「その他の副作用」の発現頻度は多発性骨髄腫及び非ホジキンリンパ腫を対象とした海外第3相臨床試験における副作用(全Grade)の集計に基づく。なお、これら以外の試験あるいは海外市販後に認められた副作用は「頻度不明」とした。
18.1作用機序骨髄の間質細胞表面に発現するSDF‐1は、CXCR4を発現している造血幹細胞の骨髄への生着に関与していると考えられている。プレリキサホルはCXCR4に結合し、CXCR4とSDF‐1との結合を阻害することにより、骨髄から末梢血中への造血幹細胞の動員を促進すると考えられる。18.2薬理作用CXCケモカイン受容体4(CXCR4)を発現するヒト急性リンパ性白血病由来CCRF‐CEM細胞株において、プレリキサホルは間質細胞由来因子1(SDF‐1)のCXCR4への結合を阻害した。マウス及びイヌにおいて、プレリキサホルにより末梢血中に造血幹細胞が動員された。イヌにおいて、プレリキサホルで動員された造血幹細胞を自家移植した後に、好中球及び血小板の生着が確認された。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈多発性骨髄腫に対する自家末梢血幹細胞移植〉17.1.1国内第2相臨床試験自家末梢血幹細胞移植に適格な多発性骨髄腫患者を対象に、G‐CSF製剤(フィルグラスチム400μg/m2)+本剤(0.24mg/kg)の有効性及び安全性をG‐CSF製剤単独と比較した第2相試験を実施した。なお、本剤の投与は末梢血幹細胞採取実施の9~12時間前に行うこととされた。有効性解析対象集団14例(G‐CSF製剤+本剤群7例、G‐CSF製剤単独群7例)において、主要評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取2日以内で6×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合、並びに副次評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取4日以内で2×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合及び6×10の6乗cells/kg到達までの日数は、次表のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------有効性評価項目G‐CSF製剤+本剤群(7例)G‐CSF製剤単独群(7例)2日以内6×10の6乗cells/kg以上5(71.4%)0(0%)4日以内2×10の6乗cells/kg以上7(100%)6(85.7%)6×10の6乗cells/kg到達までの日数2.0注1)NC注2)注1)Kaplan‐Meier推定に基づく中央値注2)算出不能--------------------------表終了--------------------------本剤とG‐CSF製剤を併用投与した7例中6例(85.7%)に副作用が認められた。副作用は、背部痛5例(71.4%)、頭痛及び下痢各2例(28.6%)、動悸、腹部不快感、腹痛、関節痛、筋骨格痛及び四肢痛各1例(14.3%)であった。17.1.2海外第3相臨床試験自家末梢血幹細胞移植に適格な多発性骨髄腫患者を対象に、G‐CSF製剤(フィルグラスチム10μg/kg)+本剤(0.24mg/kg)の有効性及び安全性をG‐CSF製剤+プラセボと比較した第3相試験を実施した。なお、本剤の投与は末梢血幹細胞採取実施の10~11時間前に行うこととされた。ITT集団302例(G‐CSF製剤+本剤群148例、G‐CSF製剤+プラセボ群154例)において、主要評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取2日以内で6×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合、並びに副次評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取4日以内で2×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合及び6×10の6乗cells/kg到達までの日数は、次表のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------有効性評価項目G‐CSF製剤+本剤群(148例)G‐CSF製剤+プラセボ群(154例)P値2日以内6×10の6乗cells/kg以上106(71.6%)53(34.4%)<0.001注3)4日以内2×10の6乗cells/kg以上141(95.3%)136(88.3%)0.031注3)6×10の6乗cells/kg到達までの日数1.0注4)4.0注4)-2.539注5)/<0.001注6)注3)ベースラインの血小板数で調整したCochran‐Mantel‐Haenszel検定注4)Kaplan‐Meier推定に基づく中央値注5)治療群及びベースラインの血小板数で調整したCox比例ハザードモデルによって推定されたハザード比注6)Log‐rank検定--------------------------表終了--------------------------本剤とG‐CSF製剤を併用投与した147例中95例(64.6%)に副作用が認められた。主な副作用は、注射部位紅斑30例(20.4%)、下痢27例(18.4%)、悪心24例(16.3%)、骨痛14例(9.5%)、疲労12例(8.2%)、錯感覚11例(7.5%)等であった。〈非ホジキンリンパ腫に対する自家末梢血幹細胞移植〉17.1.3国内第2相臨床試験自家末梢血幹細胞移植に適格な非ホジキンリンパ腫患者を対象に、G‐CSF製剤(フィルグラスチム400μg/m2)+本剤(0.24mg/kg)の有効性及び安全性をG‐CSF製剤単独と比較した第2相試験を実施した。なお、本剤の投与は末梢血幹細胞採取実施の9~12時間前に行うこととされた。有効性解析対象集団32例(G‐CSF製剤+本剤群16例、G‐CSF製剤単独群16例)において、主要評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取4日以内で5×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合、並びに副次評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取4日以内で2×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合及び5×10の6乗cells/kg到達までの日数は、次表のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------有効性評価項目G‐CSF製剤+本剤群(16例)G‐CSF製剤単独群(16例)4日以内5×10の6乗cells/kg以上9(56.3%)1(6.3%)4日以内2×10の6乗cells/kg以上15(93.8%)5(31.3%)5×10の6乗cells/kg到達までの日数3.5注7)NC注8)注7)Kaplan‐Meier推定に基づく中央値注8)算出不能--------------------------表終了--------------------------本剤とG‐CSF製剤を併用投与した16例中12例(75.0%)に副作用が認められた。副作用は、背部痛9例(56.3%)、下痢及び悪心各3例(18.8%)、頭痛及び関節痛各2例(12.5%)、高尿酸血症、潮紅、ほてり、口の感覚鈍麻、門脈ガス血症、注射部位そう痒感、疲労、発熱、血中乳酸脱水素酵素増加及び血小板数減少各1例(6.3%)であった。17.1.4海外第3相臨床試験自家末梢血幹細胞移植に適格な非ホジキンリンパ腫患者を対象に、G‐CSF製剤(フィルグラスチム10μg/kg)+本剤(0.24mg/kg)の有効性及び安全性をG‐CSF製剤+プラセボと比較した第3相試験を実施した。なお、本剤の投与は末梢血幹細胞採取実施の10~11時間前に行うこととされた。ITT集団298例(G‐CSF製剤+本剤群150例、G‐CSF製剤+プラセボ群148例)において、主要評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取4日以内で5×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合、並びに副次評価項目であるCD34陽性細胞数(末梢血幹細胞採取4日以内で2×10の6乗cells/kg以上)に到達した患者の割合及び5×10の6乗cells/kg到達までの日数は、次表のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------有効性評価項目G‐CSF製剤+本剤群(150例)G‐CSF製剤+プラセボ群(148例)P値4日以内5×10の6乗cells/kg以上89(59.3%)29(19.6%)<0.001注9)4日以内2×10の6乗cells/kg以上130(86.7%)70(47.3%)<0.001注10)5×10の6乗cells/kg到達までの日数3.0注11)NC注12)-3.643注13)/<0.001注14)注9)ピアソンのカイ二乗検定注10)医療機関で調整したCochran‐Mantel‐Haenszel検定注11)Kaplan‐Meier推定に基づく中央値注12)算出不能注13)治療群及びベースラインの血小板数で調整したCox比例ハザードモデルによって推定されたハザード比注14)Log‐rank検定--------------------------表終了--------------------------本剤とG‐CSF製剤を併用投与した150例中98例(65.3%)に副作用が認められた。主な副作用は、下痢56例(37.3%)、注射部位紅斑44例(29.3%)、悪心26例(17.3%)、頭痛16例(10.7%)、骨痛14例(9.3%)、注射部位そう痒感12例(8.0%)、錯感覚10例(6.7%)等であった。