1.
非がん性慢性疼痛へのオピオイド、副作用対策と適切な使用のポイント~ガイドライン改訂
2025/03/19 医療一般
非がん性慢性疼痛へのオピオイド、副作用対策と適切な使用のポイント~ガイドライン改訂
https://www.carenet.com/news/general/carenet/60192
一般名 | ラモセトロン塩酸塩注射液 |
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YJコード | 2391403A1025 |
剤型・規格 | 液剤・0.3mg2mL1管 |
薬価 | 2331.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
1.
非がん性慢性疼痛へのオピオイド、副作用対策と適切な使用のポイント~ガイドライン改訂
2025/03/19 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/60192
2.
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
2024/10/16 医学のしおり
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
https://www.carenet.com/store/book/cg004944_index.html
3.
ESMO2024レポート 乳がん
2024/10/15 学会レポート
ESMO2024レポート 乳がん
https://www.carenet.com/report/esmo/2024/cg004908_006.html
4.
T-DXdによる遅発期・延長期の悪心・嘔吐抑制にオランザピン6日間併用が有効(ERICA)/ESMO2024
2024/09/24 医療一般 日本発エビデンス
T-DXdによる遅発期・延長期の悪心・嘔吐抑制にオランザピン6日間併用が有効(ERICA)/ESMO2024
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59304
5.
めまい(BPPV以外)【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第18回
2024/09/04 救急処置おさらい帳
めまい(BPPV以外)【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第18回
https://www.carenet.com/series/shochi/cg004066_018.html
シスプラチン等の抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状<悪心・嘔吐>。
(効能又は効果に関連する注意)
本剤は強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与の場合に限り使用すること。
通常、成人にはラモセトロン塩酸塩として0.3mgを1日1回静脈内投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。また、効果不十分な場合には、同用量を追加投与できる。
ただし、1日量として0.6mgを超えないこととする。
(禁忌)
2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ラットにおいて乳汁中への移行が報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
患者の状態を観察しながら慎重に投与し、副作用が発現した場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
本剤は、主として肝臓の薬物代謝酵素CYP1A2及びCYP2D6により代謝される〔16.4参照〕。
10.2.併用注意:
フルボキサミン[本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強されるおそれがある(フルボキサミンのCYP1A2阻害作用により本剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。
(保管上の注意)
室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用
11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):ショック、アナフィラキシー(気分不良、胸内苦悶感、呼吸困難、喘鳴、顔面潮紅、発赤、そう痒感、チアノーゼ、血圧低下等)を起こすことがある。
11.1.2.てんかん様発作(頻度不明)。
11.2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1~1%未満)皮疹、(0.1%未満)そう痒感、(頻度不明)発赤。
2).精神神経系:(0.1~1%未満)頭痛、頭重。
3).消化器:(0.1~1%未満)下痢、便秘。
4).腎臓:(0.1~1%未満)BUN上昇、血中クレアチニン上昇。
5).肝臓:(1~5%未満)肝機能異常(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇等)。
6).その他:(0.1~1%未満)体熱感、しゃっくり、頭部のほてり、(0.1%未満)舌のしびれ感。
18.1作用機序
シスプラチン等の抗悪性腫瘍剤は消化管の腸クロム親和性細胞からセロトニンを遊離させる。このセロトニンが消化管粘膜内求心性迷走神経終末に存在する5‐HT3受容体に結合し、その刺激が嘔吐中枢を経て嘔吐を誘発させる。ラモセトロン塩酸塩はこの5‐HT3受容体を遮断することにより制吐作用を発現するものと考えられる。
18.2薬理作用
18.2.15‐HT3受容体拮抗作用
セロトニンによるモルモット摘出結腸収縮並びにラット及びフェレット徐脈反射(ベツォルト‐ヤーリッシュ反射)の実験において5‐HT3受容体拮抗作用を示した。
18.2.2抗悪性腫瘍剤誘発嘔吐抑制作用
シスプラチン投与により誘発されるフェレットの嘔吐に対して、嘔吐発現前又は初回嘔吐発現後の投与において抑制作用を示した。
17.1有効性及び安全性に関する試験
シスプラチン等の抗悪性腫瘍剤投与により発現した悪心、嘔吐に対して国内延べ121施設、357例を対象として二重盲検比較試験及び一般臨床試験を行った。臨床成績の概要は次のとおりである。
なお、シスプラチン等の抗悪性腫瘍剤投与により発現した悪心、嘔吐を対象としたプラセボとの二重盲検比較試験により、本剤の有用性が確認されている。
--------------------------表開始--------------------------
投与量シスプラチン等の抗悪性腫瘍剤投与により発現した悪心、嘔吐に対する有効率シスプラチン等の抗悪性腫瘍剤投与に先立って投与した場合の有効率
0.3mg79.8%(178/223例)85.1%(40/47例)
--------------------------表終了--------------------------