1.
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
2024/10/16 医学のしおり
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
https://www.carenet.com/store/book/cg004944_index.html
一般名 | セビメリン塩酸塩水和物カプセル |
---|---|
YJコード | 2399012M1034 |
剤型・規格 | カプセル剤・30mg1カプセル |
薬価 | 70.80円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
|
1.
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
2024/10/16 医学のしおり
がん患者診療のための栄養治療ガイドライン 2024年版 総論編
https://www.carenet.com/store/book/cg004944_index.html
2.
ESMO2024レポート 乳がん
2024/10/15 学会レポート
ESMO2024レポート 乳がん
https://www.carenet.com/report/esmo/2024/cg004908_006.html
3.
T-DXdによる遅発期・延長期の悪心・嘔吐抑制にオランザピン6日間併用が有効(ERICA)/ESMO2024
2024/09/24 医療一般 日本発エビデンス
T-DXdによる遅発期・延長期の悪心・嘔吐抑制にオランザピン6日間併用が有効(ERICA)/ESMO2024
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59304
4.
めまい(BPPV以外)【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第18回
2024/09/04 救急処置おさらい帳
めまい(BPPV以外)【いざというとき役立つ!救急処置おさらい帳】第18回
https://www.carenet.com/series/shochi/cg004066_018.html
5.
新たながん治療で高まる医療者全体の教育ニーズ ゾルベツキシマブで勉強会/WJOG
2024/07/11 医療一般
新たながん治療で高まる医療者全体の教育ニーズ ゾルベツキシマブで勉強会/WJOG
https://www.carenet.com/news/general/carenet/58894
シェーグレン症候群患者の口腔乾燥症状の改善。
通常、成人にはセビメリン塩酸塩として1回30mgを1日3回、食後に経口投与する。
(禁忌)2.1.重篤な虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症等)の患者[冠状動脈硬化に伴う狭窄所見を冠状動脈攣縮により増強し、虚血性心疾患の病態を悪化させるおそれがある]。2.2.気管支喘息及び慢性閉塞性肺疾患の患者[気管支収縮作用及び気管支粘液分泌亢進のため、症状を悪化させるおそれがある]。2.3.消化管閉塞及び膀胱頸部閉塞のある患者[消化管又は膀胱筋を収縮又は緊張させ、症状を悪化させるおそれがある]。2.4.てんかんのある患者[てんかん発作を起こすおそれがある]。2.5.パーキンソニズム又はパーキンソン病の患者[パーキンソニズム又はパーキンソン病の症状を悪化させるおそれがある]。2.6.虹彩炎のある患者[縮瞳が症状を悪化させるおそれがある]。(重要な基本的注意)8.1.本剤投与により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。8.2.縮瞳を起こすおそれがあるので、投与中の患者には夜間の自動車の運転及び暗所での危険を伴う機械の操作に注意させること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.高度唾液腺腫脹及び高度唾液腺疼痛を有する患者:症状を悪化させるおそれがある。9.1.2.間質性肺炎の患者:間質性肺炎を増悪する可能性がある〔11.1.1参照〕。9.1.3.膵炎の患者:膵液の分泌が亢進し、症状を悪化させるおそれがある。9.1.4.過敏性腸疾患の患者:腸管運動が亢進し、症状を悪化させるおそれがある。9.1.5.消化性潰瘍の患者:消化液の分泌が亢進し、症状を悪化させるおそれがある。9.1.6.胆のう障害又は胆石のある患者:胆管を収縮させ、症状を悪化させるおそれがある。9.1.7.尿路結石又は腎結石のある患者:尿管及び尿道を収縮させ、症状を悪化させるおそれがある。9.1.8.前立腺肥大に伴う排尿障害のある患者:膀胱筋を収縮又は緊張させ、排尿障害を悪化させるおそれがある。9.1.9.甲状腺機能亢進症の患者:心血管系に作用し、不整脈又は心房細動を起こすおそれがある。9.1.10.全身性進行性硬化症の患者:心血管系、消化器系に作用し、症状を悪化させるおそれがある。(腎機能障害患者)腎機能障害患者:高い血中濃度が持続し、副作用の発現率が高まるおそれがある。(肝機能障害患者)肝機能障害患者:高い血中濃度が持続し、副作用の発現率が高まるおそれがある。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(ラット)で出生仔体重減少が認められている)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が認められている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)慎重に投与すること(肝・腎機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがある)。(相互作用)10.2.併用注意:1).コリン作動薬(アセチルコリン塩化物、ベタネコール塩化物等)、コリンエステラーゼ阻害薬(ネオスチグミン、アンベノニウム塩化物等)、アセチルコリン放出促進作用を有する薬剤(モサプリド等)[本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されることがある(併用によりムスカリン様作用が増強されると考えられている)]。2).抗コリン作動薬(アトロピン硫酸塩水和物、スコポラミン臭化水素酸塩水和物等)[本剤又はこれらの薬剤の作用が減弱されることがある(本剤の作用と拮抗的に作用すると考えられている)]。3).抗コリン作用を有する薬剤(フェノチアジン系抗精神病薬(クロルプロマジン等)、三環系抗うつ薬(アミトリプチリン塩酸塩、イミプラミン塩酸塩等))[本剤の作用が減弱されることがある(本剤の作用と拮抗的に作用すると考えられている)]。4).チトクロームP450CYP2D6の阻害薬(キニジン硫酸塩水和物等)、チトクロームP450CYP3A4の阻害薬(イトラコナゾール、エリスロマイシン等)、チトクロームP450の非特異的阻害薬(シメチジン等)[本剤の作用が増強される可能性がある(本剤の代謝酵素が阻害されるため、本剤の血中濃度が上昇すると考えられている)]。5).チトクロームP450の誘導薬(フェノバルビタール、リファンピシン等)[本剤の作用が減弱される可能性がある(本剤の代謝酵素が誘導されるため、本剤の血中濃度が低下すると考えられている)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(取扱い上の注意)アルミピロー包装開封後は、湿気を避けて保存すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.間質性肺炎増悪(0.2%):異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与など適切な処置を行うこと〔9.1.2参照〕。11.2.その他の副作用1).精神神経系:(1~5%未満)頭痛、(1%未満)めまい、振戦、不眠、うつ病、(頻度不明)傾眠。2).感覚器:(頻度不明)霧視。3).消化器:(5%以上)嘔気、腹痛、(1~5%未満)下痢、嘔吐、食欲不振、唾液腺痛、唾液腺腫大、(1%未満)消化不良、鼓腸放屁、便秘、(頻度不明)胃部不快感。4).循環器:(1~5%未満)心悸亢進、心電図異常、(1%未満)脈拍不整、高血圧、頻脈。5).呼吸器:(1%未満)呼吸困難、肺浸潤。6).血液:(1%未満)赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値低下、白血球減少。7).泌尿器:(1~5%未満)頻尿。8).皮膚:(1~5%未満)多汗、(1%未満)発疹、皮膚そう痒。9).肝臓:(1~5%未満)ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、(1%未満)LAP上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇、肝機能異常。10).腎臓:(1~5%未満)尿中NAG上昇、(1%未満)尿蛋白陽性、BUN上昇。11).その他:(1~5%未満)血清アミラーゼ上昇、胸痛、倦怠感、中性脂肪上昇、(1%未満)血清カリウム低下、味覚異常、総コレステロール上昇、悪寒、筋肉痛、(頻度不明)浮腫、熱感。
18.1作用機序本剤は、唾液腺に存在するM3型ムスカリン受容体を刺激し、イノシトールリン脂質代謝回転を促進して、唾液分泌を促進すると考えられる。18.2唾液分泌促進作用本剤は、健常動物(マウス、ラット及びイヌ)、自己免疫疾患モデル(MRL/lpr、IQI)マウス及び唾液分泌障害モデル(X線照射)ラットにおいて、用量依存的な唾液分泌促進効果を示した。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内前期第II相試験本剤を低用量(10mg×3回/日)、中用量(20mg×3回/日)、高用量(30mg×3回/日)と漸増投与したとき、唾液分泌改善度、自覚症状改善度及び他覚症状改善度を総合評価した結果、改善率(中等度改善以上)は55.3%(21/38例)であった。主な副作用は、嘔気14.3%(7/49例)、腹痛8.2%(4/49例)、倦怠感6.1%(3/49例)であった。注)本剤の承認用量は1回30mgを1日3回である。17.1.2国内後期第II相試験本剤30mgを1日3回食後に4週間投与したとき、唾液分泌改善度、自覚症状改善度及び他覚症状改善度を総合評価した結果、改善率(中等度改善以上)は47.2%(25/53例)であった。主な副作用は、嘔気12.9%(8/62例)、腹痛6.5%(4/62例)であった。17.1.3国内第III相比較試験プラセボを対象とした無作為化二重盲検比較試験において、本剤30mgを1日3回食後に4週間投与したとき、唾液分泌改善度、自覚症状改善度及び他覚症状改善度を総合評価した結果、改善率(中等度改善以上)は、本剤群56.0%(47/84例)、プラセボ群23.3%(21/90例)であり、両群間に有意差が認められた(U検定:p<0.001)。主な副作用は、嘔気10.9%(11/101例)、アミラーゼ上昇10.1%(8/79例)、腹痛6.9%(7/101例)であった。17.1.4国内一般臨床試験(長期投与試験)本剤30mgを1日3回食後に28週間~52週投与したとき、唾液分泌改善度、自覚症状改善度及び他覚症状改善度を総合評価した結果、改善率(中等度改善以上)は、4週後24.8%(80/323例)、12週後40.6%(121/298例)、28週後54.6%(131/240例)、52週後61.2%(101/165例)であり、最終評価時において55.6%(200/360例)であった。主な副作用は、嘔気11.3%(52/462例)、腹痛7.6%(35/462例)、下痢5.2%(24/462例)であり、28週以上の投与において副作用の頻度の増加又は新たな重度の副作用の発現等は認められなかった。なお、投与中止例は安全性採用例462例中147例(31.8%)あり、そのうち副作用による中止例は93例(20.1%)であった。また、副作用により中止した93例中47例(50.5%)は投与開始後4週間以内に中止し、さらに、93例中64例(68.8%)は消化器障害による中止であった。