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雨天で悪化する頭痛には…【漢方カンファレンス】第9回
https://www.carenet.com/series/kampo/cg004640_009.html
一般名 | イソソルビド70%液 |
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YJコード | 2139001S1079 |
剤型・規格 | 液剤・70%1mL |
薬価 | 2.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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https://www.carenet.com/series/medicalword/cg003444_014.html
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https://www.carenet.com/series/oncocardio/cg002995_004.html
脳腫瘍時の脳圧降下、頭部外傷に起因する脳圧亢進時の脳圧降下、腎結石時・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下、メニエール病。
〈脳腫瘍時の脳圧降下、頭部外傷に起因する脳圧亢進時の脳圧降下、腎・尿管結石時の利尿、緑内障の眼圧降下〉脳圧降下、眼圧降下、及び利尿を目的とする場合には、通常成人1日量70~140mLを2~3回に分けて経口投与する。症状により適宜増量する。必要によって冷水で2倍程度に希釈して経口投与する。〈メニエール病〉メニエール病の場合には、1日体重当り1.5~2.0mL/kgを標準用量とし、通常成人1日量90~120mLを毎食後3回に分けて経口投与する。症状により適宜増減する。必要によって冷水で2倍程度に希釈して経口投与する。
(禁忌)2.1.本剤及び本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.急性頭蓋内血腫のある患者[急性頭蓋内血腫を疑われる患者に、頭蓋内血腫の存在を確認することなく本剤を投与した場合、脳圧により、一時止血していたものが、頭蓋内圧の減少とともに再び出血し始めることもあるので、出血源を処理し、再出血のおそれのないことを確認しない限り本剤を投与しないこと]。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.脱水状態の患者:本剤の利尿作用により症状を悪化させることがある。9.1.2.尿閉のある患者:本剤の利尿作用により症状を悪化させることがある。9.1.3.うっ血性心不全のある患者:浸透圧利尿作用のため循環血液量が増大し、心臓に負担をかけることがある。(腎機能障害患者)腎機能障害患者:本剤の利尿作用により症状を悪化させることがある。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(高齢者)減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。(取扱い上の注意)20.1.500mL瓶を開封後は密栓し、冷所に保存すること。20.2.本剤は保存条件により、多少色調の変化が見られることがあるが、薬効には影響はない。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):発疹、呼吸困難、血圧低下、動悸等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).消化器:(0.1~5%未満)嘔気、悪心、下痢、嘔吐、食欲不振。2).精神神経系:(0.1~5%未満)不眠、頭痛。3).過敏症:(頻度不明)発疹、紅斑。4).電解質:(頻度不明)電解質異常(長期連用による)。発現頻度は、初回承認時の臨床試験、市販後の副作用頻度調査及びメニエール病に関する効能追加時の臨床試験の結果に基づく。
18.1作用機序体内でほとんど代謝を受けないため、濃厚液を大量に投与すると組織中の水分を血液中に移動させる。腎糸球体で容易にろ過され、糸球体ろ過量(GFR)を増加させる。尿細管で再吸収されないため、尿細管腔内の浸透圧が上昇し、水の再吸収が抑制される。その結果、電解質及び水の排泄が増加し、組織中の水分量が減少するため、頭蓋内圧や眼圧が低下する。18.2利尿作用イヌにイソソルビドを経口投与(1~2g/kg)したところ、30分で尿量が増大した。18.3脳圧降下作用イヌ(n=9)にイソソルビドを経口投与(3g/kg)したところ、脳脊髄圧は平均36%低下し、1~1.5時間後に最低値に達した。18.4眼圧降下作用家兎にイソソルビドを経口投与(2g/kg)したところ、眼圧は45分後に最低値に達した。18.5内リンパ圧降下作用内リンパ水腫モルモットにイソソルビドを頸静脈投与(1.6mL/kg(85w/v%))したところ、内リンパ圧は5~10分でほぼ0に近い低下を示した。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈メニエール病〉17.1.1国内臨床試験メニエール病患者にイソソルビドシロップ70%1日30~140mL注)を4~449日間経口投与した臨床試験(二重盲検試験を含む)の結果、有用率は有用以上40.2%(86/214例)、やや有用以上66.4%(142/214例)であった。副作用は20/214例(9.3%)に認められ、主な副作用は頭痛4例(1.9%)、胃のもたれ(胃もたれ感)3例(1.4%)、嘔気3例(1.4%)、不眠3例(1.4%)であった。注)本剤のメニエール病に対して承認された用法及び用量は「1日体重当り1.5~2.0mL/kgを標準用量とし、通常成人1日量90~120mLを毎食後3回に分けて経口投与する。症状により適宜増減する。」である。