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酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
一般名 | ポビドンヨードクリーム |
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YJコード | 2612701N1033 |
剤型・規格 | 皮膚塗布剤・5%10g |
薬価 | 63.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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11月12日 皮膚の日【今日は何の日?】
2024/11/12 今日は何の日?
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アトピー性皮膚炎へのデュピルマブ、5年有効性・安全性は?
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1).分娩時、産婦の外陰部及び外陰部周囲並びに腟の消毒。2).腟検査における腟の消毒。
適量を外陰部及び外陰部周囲並びに腟内に塗布又は注入する。
(禁忌)2.1.本剤に対し過敏症又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.甲状腺機能異常のある患者[血中ヨウ素の調節ができず、甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある]。(特定の背景を有する患者に関する注意)(妊婦)妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。ポビドンヨード製剤を妊婦の腟内に長期間使用し、新生児に一過性甲状腺機能低下があらわれたとの報告がある。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤を腟内に使用し、乳汁中の総ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある〔16.8.2参照〕。(小児等)ポビドンヨード製剤を新生児に使用し、一過性甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある。(臨床検査結果に及ぼす影響)酸化反応を利用した潜血試験において、本剤が検体に混入すると偽陽性を示すことがある。(適用上の注意)14.1.薬剤使用時の注意14.1.1.本剤の使用時にはよく振盪すること。14.1.2.分娩後なるべく早く新生児の洗眼、沐浴を行い、付着した本剤を洗い流すこと。14.1.3.眼に入らないように注意する(入った場合には、水でよく洗い流す)。14.1.4.本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報本剤を腟内に使用し、血中総ヨウ素値が一過性に上昇及び血中無機ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある。(取扱い上の注意)直射日光を避けて保存すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(0.1%未満):呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等があらわれることがある。11.2.その他の副作用1).過敏症:(0.1%未満)発疹。2).皮膚・粘膜:(0.1%未満)接触皮膚炎、皮膚そう痒感・粘膜そう痒感、皮膚灼熱感・粘膜灼熱感、皮膚潰瘍。3).甲状腺:(0.1%未満)血中甲状腺ホルモン値上昇(T3値上昇、T4値上昇等)あるいは血中甲状腺ホルモン値低下(T3値低下、T4値低下等)などの甲状腺機能異常。
18.1作用機序水溶液中のポビドンヨード液はヨウ素を遊離し、その遊離ヨウ素(I2)が水を酸化してH2OI+が生じる。H2OI+は細菌及びウイルス表面の膜タンパク(‐SHグループ、チロシン、ヒスチジン)と反応することにより、細菌及びウイルスを死滅させると推定される。18.2細菌等に対する効果(invitro)18.2.1産婦人科領域で検出頻度の高い菌種(標準株及び臨床分離株)に対する本剤の最小殺菌時間は次のとおりである。--------------------------表開始--------------------------被験菌殺菌時間Staphylococcusaureus(5)30~120秒以内Staphylococcusepidermidis(5)30~60〃Streptococcusagalactiae(5)120~180〃Enterococcusfaecalis(5)60~180〃Peptostreptococcusanaerobius(3)60〃Peptostreptococcusasaccharolyticus(3)30〃Peptostreptococcusmagnus(3)30〃Peptostreptococcussp.(2)30〃Escherichiacoli(5)30~60〃PseudomonasaeruginosaIAM1007#(1)30〃Bacteroidesfragilis(5)30~60〃Candidaalbicans#(1)30〃TorulopsisglabrataTBM2712#(1)30〃#:標準株():試験株数本試験では本剤を滅菌精製水で2倍に希釈し使用した。--------------------------表終了--------------------------18.2.2ポビドンヨード製剤(10%液剤)の臨床分離株に対する効果は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------被験菌株数ポビドンヨード製剤(10%液剤)の希釈倍率(PVP‐I濃度)作用時間減菌率Staphylococcusaureus(MSSA)2020倍(0.5%)30秒99.99%以上Staphylococcusaureus(MRSA)2020倍(0.5%)30秒99.99%以上Escherichiacoli1020倍(0.5%)30秒99.99%以上Pseudomonasaeruginosa2020倍(0.5%)30秒99.99%以上Serratiamarcescens2020倍(0.5%)30秒99.99%以上Burkhorderiacepacia1020倍(0.5%)30秒99.99%以上Klebsiellapneumoniae1020倍(0.5%)30秒99.99%以上Mycobacteriumavium2100倍(0.1%)30秒99.9%以上Mycobacteriumkansasii3100倍(0.1%)30秒99.9%以上Mycobacteriumtuberculosis7100倍(0.1%)30秒99.99%以上Bordetellapertussis1050倍(0.2%)15秒99.99%以上--------------------------表終了--------------------------18.3細菌等に対する効果(invivo)ラット腟内接種菌に対するinvivo殺菌力試験でも次のとおり殺菌効果とその持続性が確認された。S.aureus209PJC‐1E.coliNIHJJC‐2B.fragilisNCTC9343C.albicansC‐a‐24<<図省略>><<図省略>>18.4ウイルスに対する効果(invitro)ポビドンヨード製剤(10%液剤)のウイルスに対する効果は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------ウイルスポビドンヨード製剤(10%液剤)の希釈倍率(PVP‐I濃度)作用時間ウイルス不活化率単純ヘルペスウイルス10倍(1.0%)30秒99.99%以上アデノウイルス10倍(1.0%)30秒99.9%以上風疹ウイルス10倍(1.0%)60秒99.99%以上麻疹ウイルス10倍(1.0%)60秒99.0%以上ムンプスウイルス10倍(1.0%)60秒99.99%以上インフルエンザウイルス10倍(1.0%)30秒99.99%以上ロタウイルス(サル)10倍(1.0%)30秒99.9%以上ポリオウイルス2倍(5.0%)30秒99.9%以上HIV20倍(0.05%)30秒99.9%以上サイトメガロウイルス10倍(1.0%)30秒99.9%以上SARSウイルス10倍(1.0%)60秒99.99%以上鳥インフルエンザウイルス(高病原性)5倍(2.0%)10秒99.99%以上鳥インフルエンザウイルス(低病原性)5倍(2.0%)10秒99.99%以上豚インフルエンザウイルス10倍(1.0%)10秒99.99%以上カリシウイルス(ネコ、イヌ)40倍(0.25%)10秒99.9%以上マウスノロウイルス50倍(0.2%)15秒99.99%以上--------------------------表終了--------------------------また、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、エンテロウイルスに対しても効果が認められた。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内臨床試験臨床試験は合計356例について行った。産科においては妊娠定期検診時及び分娩時に適用し、外陰部及び腟の消毒効果を、婦人科においては、腟検査時の腟の消毒効果を検討した結果、本剤適用前後の外陰部及び腟における菌の消長は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------分離菌外陰部腟適用前菌株数適用後菌株数注2)消失率(%)適用前菌株数適用後菌株数注2)消失率(%)産科妊娠定期検診時(142例)注1)好気性菌44816862.51603776.9嫌気性菌262299.215387注3)43.1カビ・酵母ほか11554.5262119.2計72117575.733914557.2分娩時(168例)好気性菌3655784.41912885.3嫌気性菌182995.120253注3)73.8カビ・酵母ほか14657.1241729.2計5617287.24179876.5婦人科腟検査時(45例)好気性菌---57886.0嫌気性菌---6613注3)80.3カビ・酵母ほか---110計---1242282.3注1)妊娠定期検診時1例は菌の検索ができなかった。注2)消毒判定時間は、妊娠定期検診時及び婦人科腟検査時:2分後、分娩時:1分後注3)腟に残存した菌株には、腟の自浄作用を有する有用なLactobacillussp.を含む。--------------------------表終了--------------------------