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酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
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https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
一般名 | アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩10%液 |
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YJコード | 2619716Q1177 |
剤型・規格 | 皮膚塗布剤・10%10mL |
薬価 | 6.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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11月12日 皮膚の日【今日は何の日?】
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2024/10/24 医療一般
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手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、医療機器の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒。
アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩として次記の濃度になるように水で希釈して、次のように使用する。1).手指・皮膚の消毒:0.05~0.2%溶液で約5分間洗った後、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。2).手術部位(手術野)の皮膚の消毒:0.1%溶液で約5分間洗った後、0.2%溶液を塗布する。3).手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:0.01~0.05%溶液を用いる。4).医療機器の消毒:0.05~0.2%溶液に10~15分間浸漬する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2~0.5%溶液を用いる。5).手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:0.05~0.2%溶液を布片で塗布・清拭するか、または噴霧する。なお、結核領域において使用する場合は、0.2~0.5%溶液を用いる。
(臨床検査結果に及ぼす影響)本剤で消毒したカテーテルで採取した尿は、スルホサリチル酸法による尿蛋白試験で偽陽性を示すことがある。(適用上の注意)14.1.薬剤調製時の注意14.1.1.本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。14.1.2.本剤は次記の濃度(アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩として)に希釈し、水溶液として使用すること。1).濃度0.01%:希釈倍数1000倍。2).濃度0.05%:希釈倍数200倍。3).濃度0.1%:希釈倍数100倍。4).濃度0.2%:希釈倍数50倍。5).濃度0.5%:希釈倍数20倍。14.1.3.混濁している場合は、加温により溶解してから使用すること〔20.取扱い上の注意の項参照〕。14.1.4.炎症又は易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。14.1.5.深い創傷に使用する本剤の希釈水溶液は、調製後滅菌処理すること。14.1.6.繊維、布(綿、ガーゼ、ウール、レーヨン等)は本剤の成分であるアルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩を吸着するので、これらを溶液に浸漬して用いる場合には、有効濃度以下とならないように注意すること。14.1.7.金属器具を長時間浸漬する必要がある場合は、腐食を防止するために0.1~0.5%の割合で亜硝酸ナトリウムを溶解する(なお、銅製の器具は亜硝酸ナトリウムを添加しても腐食を防止できないので長時間浸漬しない)。14.1.8.次の医薬品等が混入すると、沈殿を生じるので注意すること:ヨードチンキ、硝酸銀、フェノール、過酸化水素、過マンガン酸カリウム等。14.2.薬剤使用時の注意14.2.1.外用にのみ使用すること。14.2.2.原液又は濃厚液が眼に入らないように注意すること。眼に入った場合には眼球、瞼のすみずみまで水がよく行きわたるように、清浄な水で15分以上眼を洗浄した後、直ちに適切な処置を行うこと。14.2.3.飲み込んだ場合は、水でよく口を洗い、無理に吐き出させず、水又は牛乳を飲ませ、直ちに適切な処置を行うこと。14.2.4.散布消毒の場合はマスクを着用するなど注意すること。14.2.5.濃厚液の使用により、皮膚刺激症状・粘膜刺激症状があらわれることがあるので、注意すること。14.2.6.粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しないこと。14.2.7.血清、膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は、十分に洗い落としてから使用すること。14.2.8.石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石けん分を洗い落としてから使用すること。14.2.9.皮膚消毒に使用する綿球、ガーゼ等は滅菌保存し、使用時に溶液に浸すこと。(取扱い上の注意)本剤は色調に多少の濃淡が生じることがあり、また、寒冷時にわずかに混濁することがあるが、殺菌効果に影響はない〔14.1.3参照〕。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感等。
18.1作用機序アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩は、陽イオン界面活性剤としての殺菌作用と、陰イオン界面活性剤としての洗浄作用を併せもつ両性界面活性剤である。陽電荷をもつ分子団が陰電荷を帯びる菌体表面に吸着、蓄積し菌体蛋白を変性し、細胞膜破壊ひいては細胞内の酵素蛋白を変性し死滅させる。18.2殺菌作用アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩は、使用濃度において、栄養型細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)、結核菌、一部の真菌等には有効であるが、大部分のウイルスに対する効果は期待できない。18.3殺菌効力試験(invitro)ハイジール消毒用液10%の細菌および真菌に対する殺菌時間は次の通りであった。--------------------------表開始--------------------------菌種殺菌時間0.05w/v%*)0.1w/v%*)0.2w/v%*)グラム陽性菌StaphylococcusaureusFDA209P1分以内30秒以内15秒以内StaphylococcusaureusIFO132761分以内1分以内15秒以内StaphylococcusaureusNCTC41631分以内1分以内15秒以内StaphylococcusepidermidisIFO129932分以内15秒以内15秒以内StreptococcusfaecalisIFO39711分以内30秒以内15秒以内グラム陰性菌AcinetobactercalcoaceticusIFO125525分以内2分以内1分以内AlcaligenesfaecalisIFO131111分以内1分以内15秒以内BurkholderiacepaciaIID13402分以内1分以内1分以内CitrobacterfreundiiIFO1268130秒以内15秒以内15秒以内EnterobacteraerogenesIFO135342分以内1分以内30秒以内EscherichiacoliIFO38062分以内2分以内30秒以内FlavobacteriummeningosepticumRIMD06140022分以内1分以内1分以内KlebsiellapneumoniaeIID86530秒以内30秒以内15秒以内ProteusvulgarisIFO304530秒以内30秒以内15秒以内PseudomonasaeruginosaIFO1373610分以内2分以内1分以内SalmonellatyphimuriumIFO132453分以内1分以内1分以内SerratiamarcescensIFO126485分以内1分以内30秒以内真菌CandidaalbicansIFO10611分以内15秒以内15秒以内*)アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩としての濃度を示す。--------------------------表終了--------------------------18.4結核菌に対する殺菌効力(invitro)ハイジール消毒用液10%の2%液および5%液(アルキルジアミノエチルグリシン塩酸塩として0.2%液および0.5%液)を室温で結核菌と接触させたところ、それぞれ120分で殺菌した。18.5生物学的同等性試験(invitro)ハイジール消毒用液10%とテゴー51消毒液10%の殺菌効果について、invitroの最小発育阻止濃度(MIC)法、フェノール係数法及び改良Kelsey‐Sykes法により比較した結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
該当データなし