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酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
一般名 | ベタメタゾンジプロピオン酸エステル0.064%軟膏 |
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YJコード | 2646703M1213 |
剤型・規格 | 皮膚塗布剤・0.064%1g |
薬価 | 5.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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11月12日 皮膚の日【今日は何の日?】
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アトピー性皮膚炎へのデュピルマブ、5年有効性・安全性は?
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1).湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬を含む)。2).乾癬。3).掌蹠膿疱症。4).紅皮症。5).薬疹・中毒疹。6).虫さされ。7).痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む)。8).紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性環状紅斑、遠心性丘疹性紅斑)。9).慢性円板状エリテマトーデス。10).扁平紅色苔癬。11).毛孔性紅色粃糠疹。12).特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、シャンバーグ病、紫斑性色素性苔癬様皮膚炎)。13).肥厚性瘢痕・ケロイド。14).肉芽腫症(サルコイドーシス、環状肉芽腫)。15).悪性リンパ腫(菌状息肉症を含む)。16).皮膚アミロイドージス。17).天疱瘡群(ヘイリーヘイリー病を含む)。18).類天疱瘡(ジューリング疱疹状皮膚炎を含む)。19).円形脱毛症。(効能又は効果に関連する注意)皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。
通常1日1~数回適量を塗布する。なお、症状により適宜増減する。
(禁忌)2.1.細菌皮膚感染症・真菌皮膚感染症・スピロヘータ皮膚感染症・ウイルス皮膚感染症及び動物性皮膚疾患(疥癬、けじらみ等)[これらの疾患が増悪するおそれがある]。2.2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.3.鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒の遅延及び感染のおそれがある]。2.4.潰瘍<ベーチェット病は除く>、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が遅延するおそれがある]。(重要な基本的注意)8.1.皮膚萎縮、ステロイド潮紅等の局所的副作用が発現しやすいので、特に顔面、頸、陰部、間擦部位の皮疹への使用には、適応症、症状の程度を十分考慮すること。8.2.大量又は長期にわたる広範囲の使用[特に密封法(ODT)]により、副腎皮質ホルモン剤を全身投与した場合と同様な症状があらわれることがあるので、特別な場合を除き長期大量使用や密封法(ODT)を極力避けること〔9.5妊婦、9.7小児等、9.8高齢者の項、11.1.1参照〕。8.3.本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化をみる場合は、使用を中止すること。8.4.症状改善後は、速やかに他のより緩和な局所療法に転換すること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては使用しないことが望ましい。また、大量又は長期にわたる広範囲の使用を避けること。動物試験(マウス、ウサギ:連日皮下投与)で催奇形作用が報告されている〔8.2参照〕。(小児等)長期・大量使用又は密封法(ODT)は避けること(発育障害を来すおそれがある)。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意すること〔8.2参照〕。(高齢者)大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意すること(一般に副作用があらわれやすい)〔8.2参照〕。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意患者に対し次の点に注意するよう指導すること。14.1.1.使用時:化粧下、ひげそり後等に使用することのないよう注意すること。14.1.2.使用部位:眼科用として使用しないこと。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報〈乾癬の治療〉乾癬患者に長期・大量使用した場合、治療中あるいは治療中止後に乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬等がみられたとの報告がある。(取扱い上の注意)遮光して保存すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障(頻度不明):眼瞼皮膚への使用に際しては眼圧亢進、緑内障、白内障を起こすことがある。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、緑内障、後嚢白内障等があらわれることがある〔8.2参照〕。11.2.その他の副作用1).過敏症:(頻度不明)紅斑。2).皮膚:(0.1~5%未満)一過性皮膚刺激感、(0.1%未満)魚鱗癬様皮膚変化、皮膚乾燥。3).皮膚感染症:(頻度不明)皮膚細菌感染症(伝染性膿痂疹、毛嚢炎・せつ等)、皮膚真菌症(皮膚カンジダ症、皮膚白癬等)、皮膚ウイルス感染症[このような症状があらわれた場合には、適切な抗菌剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、本剤の使用を中止すること(密封法(ODT)の場合に起こりやすい)]。4).その他の皮膚症状:(0.1~5%未満)ざ瘡様発疹、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑)、(0.1%未満)多毛、皮膚色素脱失、(頻度不明)酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎(ほほに潮紅、口囲潮紅等、丘疹、膿疱、毛細血管拡張)[長期連用により、このような症状があらわれた場合にはその使用を差し控え、副腎皮質ホルモンを含有しない薬剤に切り替えること]。5).下垂体・副腎皮質系:(頻度不明)下垂体・副腎皮質系機能抑制[大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により発現した事象。投与中止により急性副腎皮質機能不全に陥る危険性があるため、投与を中止する際は患者の状態を観察しながら徐々に減量すること]。
18.1作用機序ステロイドは細胞質に存在する熱ショック蛋白質、抑制蛋白質と複合体を形成したステロイド受容体に結合後核内に移行し、ステロイド反応性の遺伝子を活性化させ、その薬理作用を発揮すると考えられている。また、血管内皮細胞やリンパ球等の細胞膜の障害を抑制するような膜の安定性に関与する作用や、フォスフォリパーゼA2と呼ばれる細胞膜リン脂質からロイコトリエンやプロスタグランジンなど種々の炎症惹起物質を誘導する重要な酵素の機能を抑える作用も知られている。その作用機序としては、単量体のステロイドとその受容体が複合体を形成することで、NFκBやAP‐1と呼ばれるサイトカイン産生の誘導や細胞接着分子の発現等を調節している細胞内転写因子の機能を抑制することで、2量体の受容体と結合した場合、リポコルチン等の誘導を介して、炎症を制御すると考えられている。免疫抑制作用に関しては、リンパ球に対する直接的な機能抑制、アポトーシスの誘導によると考えられている。18.2薬理作用18.2.1皮膚血管収縮試験健康成人40例における皮膚蒼白度試験(肉眼的判定)において、0.064%ベタメタゾンジプロピオン酸エステル軟膏・クリームは0.12%ベタメタゾン吉草酸エステル軟膏・クリームに比べて強い皮膚血管収縮能を示した。18.2.2クロトン油耳介皮膚炎抑制作用マウスの耳介にベタメタゾン吉草酸エステル及びベタメタゾンジプロピオン酸エステルを含むクロトン油を塗布し、耳介の重量を指標に抗炎症作用を評価した。ベタメタゾン吉草酸エステルの効力を100とした場合に、ベタメタゾンジプロピオン酸エステルは1回塗布で165、5日間反復塗布で371の効力比を示した。18.3生物学的同等性試験ベタメタゾンジプロピオン酸エステル軟膏0.064%「TCK」とリンデロン-DP軟膏の生物学的同等性を検証するため、ラットを用いたカラゲニン足浮腫抑制試験、血管透過性亢進抑制試験、肉芽腫形成抑制試験(コットンペレット法)及びアジュバント関節炎抑制試験を行った。その結果、いずれの試験においてもベタメタゾンジプロピオン酸エステル軟膏0.064%「TCK」及びリンデロン-DP軟膏は有意な抗炎症作用を示し、また両製剤間に有意差は認められず、生物学的同等性が確認された。
該当データなし