1.
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
一般名 | カルシポトリオール軟膏 |
---|---|
YJコード | 2691701M1031 |
剤型・規格 | 皮膚塗布剤・0.005%1g |
薬価 | 75.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
|
1.
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
2024/11/14 希少疾病ライブラリ
酒さ〔Rosacea〕・鼻瘤〔Rhinophyma〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_056.html
2.
11月12日 皮膚の日【今日は何の日?】
2024/11/12 今日は何の日?
11月12日 皮膚の日【今日は何の日?】
https://www.carenet.com/series/calendar/cg003864_100.html
3.
ウパダシチニブ、ADの頭頸部病変における新たな有効性解析結果/アッヴィ
2024/10/24 医療一般
ウパダシチニブ、ADの頭頸部病変における新たな有効性解析結果/アッヴィ
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59506
4.
妊娠中の魚油摂取、出生児のアトピー性皮膚炎リスクは低減する?
2024/10/02 医療一般
妊娠中の魚油摂取、出生児のアトピー性皮膚炎リスクは低減する?
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59341
5.
アトピー性皮膚炎へのデュピルマブ、5年有効性・安全性は?
2024/09/04 医療一般
アトピー性皮膚炎へのデュピルマブ、5年有効性・安全性は?
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59174
尋常性乾癬。
通常1日2回適量を患部に塗布する。(用法及び用量に関連する注意)7.1.1週間に90gを超える使用は行わないこと。7.2.本剤は、通常、投与後4~6週目までに効果が認められているので、治療にあたっては経過を十分に観察し、症状の改善がみられない場合には、漫然と使用を継続しないこと。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.本剤は活性型ビタミンD3製剤であり、血清カルシウム値上昇する可能性があり、また、高カルシウム血症に伴い、腎機能低下する可能性があるので、本剤の使用に際しては血清カルシウム及び腎機能(クレアチニン、BUN等)の検査を定期的(開始2~4週後に1回、その後は適宜)に行うこと(なおこれらの値に異常が認められた場合には正常域に戻るまで使用を中止すること)〔11.1.1、11.1.2参照〕。8.2.皮疹が広範囲にある患者及び皮膚バリア機能が低下し本剤の経皮吸収が増加する可能性がある患者では、高カルシウム血症があらわれることがある〔11.1.1参照〕。8.3.本剤の密封療法(ODT)における安全性は確立していない(皮膚刺激があらわれやすく、また、単純塗布に比べて皮膚からの吸収が助長され、全身性の副作用が発現しやすくなるおそれがある)。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.高カルシウム血症及びそのおそれのある患者:血清カルシウム値を上昇させる可能性がある。(腎機能障害患者)腎機能障害患者:血清カルシウム値上昇させる可能性がある。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること(カルシポトリオールは動物試験(ラット)で胎盤を通じて胎仔へ移行することが認められている)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(カルシポトリオールは動物試験(ラット)で乳汁へ移行することが認められている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)使用が過度にならないように注意すること(一般に生理機能が低下している)。(相互作用)10.2.併用注意:1).ビタミンD及びビタミンD誘導体(アルファカルシドール、カルシトリオール、タカルシトール、マキサカルシトール等)[高カルシウム血症があらわれるおそれがある(相加作用)]。2).シクロスポリン[高カルシウム血症があらわれるおそれがある(本剤による血清カルシウム値の上昇が、シクロスポリンによる腎機能の低下によりあらわれやすくなる)]。(過量投与)13.1.症状過量投与時、高カルシウム血症の主な症状は倦怠感、脱力感、食欲不振、嘔気、嘔吐、腹部膨満感、腹痛、頭痛、めまい、筋肉痛、筋力低下等である〔11.1.1参照〕。13.2.処置過量投与時、直ちに使用を中止すること(血清カルシウム、尿中カルシウム等の生化学的検査を行い、必要に応じて輸液等の処置を行うこと)〔11.1.1参照〕。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意誤用(内服等)防止のため、薬剤の保管に十分注意させること。特に、小児の手のとどかない所に保存させること。万一、誤って内服した場合には、高カルシウム血症等の全身性の副作用があらわれることがあるので、医療機関を受診する等、適切な処置を受けるよう指導すること〔11.1.1参照〕。14.2.薬剤使用時の注意14.2.1.使用部位(1).顔面には使用しないこと。(2).眼科用として使用しないこと。(3).患部以外には使用しないこと。14.2.2.使用時:本剤に触れた手で、顔面、傷口等に触れないように注意すること。14.2.3.使用後:本剤使用後、顔面等への付着を避けるため、よく手を洗うこと。(その他の注意)15.2.非臨床試験に基づく情報雌雄アルビノ無毛マウスを用いて40週間にわたり光線(キセノンランプ)照射しカルシポトリオール液剤を塗布した実験で、雄において皮膚腫瘍誘発に必要な光線照射時間の有意な短縮が認められたとの報告がある。しかし、同液剤をマウスに単独で塗布した実験では皮膚腫瘍誘発は認められていない。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.高カルシウム血症(頻度不明):高カルシウム血症及び高カルシウム血症によると考えられる臨床症状(倦怠感、脱力感、食欲不振、嘔吐、腹痛、筋力低下等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、使用を中止し、血清カルシウム値、尿中カルシウム値等の生化学的検査を行い、必要に応じて輸液等の処置を行うこと〔8.1、8.2、13.1、13.2、14.1参照〕。11.1.2.急性腎障害(頻度不明):血清カルシウム上昇を伴った急性腎障害があらわれることがあるので、血清クレアチニン上昇、BUN上昇等の異常が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと〔8.1参照〕。11.2.その他の副作用1).皮膚:(1~5%未満)皮膚そう痒、紅斑・発赤、皮膚刺激感・皮膚ヒリヒリ感、(0.1~1%未満)落屑、皮疹、皮膚腫脹、毛嚢炎、(頻度不明)接触性皮膚炎、皮膚びらん、乾癬悪化、皮膚色素沈着、皮膚疼痛、皮膚灼熱感。2).肝臓:(0.1~1%未満)総ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、(頻度不明)γ-GTP上昇、LDH上昇、ALP上昇。3).腎臓:(0.1~1%未満)尿中クレアチニン上昇、(頻度不明)BUN上昇、血清クレアチニン上昇。4).血液:(0.1~1%未満)白血球減少・白血球増多、ヘモグロビン減少、リンパ球減少、単球増多、好中球減少。5).その他:(5~10%未満)血清1α,25[OH]2D3低下、(1~5%未満)血清リン低下、血清1α,25[OH]2D3上昇、(0.1~1%未満)尿中カルシウム上昇、血清リン上昇、尿中リン低下、(頻度不明)血清カルシウム上昇。
18.1作用機序カルシポトリオールは活性型ビタミンD受容体に結合し、細胞増殖抑制作用、細胞周期調節作用、細胞分化誘導作用を示すことが報告されている。18.1.1細胞増殖抑制作用(1)ヒト組織球性リンパ腫細胞系U937を用いたinvitro試験において、増殖細胞数及びDNA合成の抑制が認められた。(2)ヒト正常角化細胞を用いたinvitro試験において、DNA中への3H‐チミジンの取り込み及び細胞数増加の用量依存的な抑制が認められた。18.1.2細胞周期調節作用ヒト正常角化細胞を用いたinvitro試験において、細胞周期の変化が認められ、S期細胞が減少し、G1/G0期及びG2+M期細胞が増加した。更に細胞周期の促進に関連する網膜芽細胞腫遺伝子産物(pRB)の活性(リン酸化)阻害が認められた。18.1.3細胞分化誘導作用(1)ヒト組織球性リンパ腫細胞系U937を用いたinvitro試験において、付着細胞数及びエステラーゼ活性陽性細胞数の用量依存的な増加が認められた。(2)ヒト正常角化細胞を用いたinvitro試験において、細胞内不溶性膜(コーニファイドエンベロープ)の形成促進及び細胞内不溶性膜の前駆体であるインボルクリン陽性細胞の増加並びにトランスグルタミナーゼ活性の上昇が認められた。18.1.41α,25(OH)2D3レセプターに対する親和性ヒト組織球性リンパ腫細胞系U937を用いたinvitro試験において、細胞に存在する1α,25(OH)2D3レセプターに対する親和性が認められ、その程度は1α,25(OH)2D3と同等であった。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第III相試験尋常性乾癬患者157例を対象に、吉草酸ベタメタゾン軟膏(0.12%)を対照薬剤として、6週間投与による二重盲検左右比較試験を実施した。最終全般改善度は、有効性評価対象症例144例中、「中等度改善」以上の改善率は、本剤投与群では91.0%(131例/144例)で、吉草酸ベタメタゾン軟膏投与群では68.1%(98例/144例)であり、両群間に統計学的な有意差が認められた(p<0.001、U検定ならびにχ2検定)。最終全般改善度--------------------------表開始--------------------------薬剤群治癒著明改善中等度改善軽度改善変化なし悪化合計改善率*(%)U検定χ2検定(中等度以上改善)本剤投与群28(19.4)65(45.1)38(26.4)7(4.9)3(1.4)4(2.8)14491.0P<0.001吉草酸ベタメタゾン軟膏投与群8(5.6)44(30.6)46(31.9)41(28.5)5(3.5)014468.1*:「中等度改善」以上の症例数/有効性評価対象症例():%--------------------------表終了--------------------------副作用頻度は本剤投与群で4.0%(6/149例)であった。副作用の内訳は紅斑(発赤)4.0%(6/149例)、そう痒2.7%(4/149例)、刺激感(ヒリヒリ感)0.7%(1/149例)、鱗屑(落屑)0.7%(1/149例)であった。