1.
手術部位感染予防、ポビドンヨードvs.クロルヘキシジン/JAMA
2024/07/03 ジャーナル四天王
手術部位感染予防、ポビドンヨードvs.クロルヘキシジン/JAMA
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58849
一般名 | ポビドンヨード含嗽剤 |
---|---|
YJコード | 2260701F1425 |
剤型・規格 | 経口剤・7%1mL |
薬価 | 3.10円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
|
1.
手術部位感染予防、ポビドンヨードvs.クロルヘキシジン/JAMA
2024/07/03 ジャーナル四天王
手術部位感染予防、ポビドンヨードvs.クロルヘキシジン/JAMA
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58849
2.
抹茶うがいが歯周病に有効か
2024/06/18 医療一般 日本発エビデンス
抹茶うがいが歯周病に有効か
https://www.carenet.com/news/general/hdn/58707
3.
病院・施設の除菌対策、MDRO保菌や感染症入院が低下/JAMA
2024/04/11 ジャーナル四天王
病院・施設の除菌対策、MDRO保菌や感染症入院が低下/JAMA
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58406
4.
ナーシングホーム入所者に対するユニバーサル除菌は感染症による入院を予防できるか?(解説:小金丸博氏)
2023/11/08 CLEAR!ジャーナル四天王
ナーシングホーム入所者に対するユニバーサル除菌は感染症による入院を予防できるか?(解説:小金丸博氏)
https://www.carenet.com/news/clear/journal/57476
5.
介護施設の入浴時ユニバーサル除菌、感染症入院リスクを低下/NEJM
2023/10/19 ジャーナル四天王
介護施設の入浴時ユニバーサル除菌、感染症入院リスクを低下/NEJM
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/57356
咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯創を含む口腔創傷の感染予防、口腔内の消毒。
用時15~30倍(2~4mLを約60mLの水)に希釈し、1日数回含嗽する。
(禁忌)本剤に対し過敏症又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.甲状腺機能異常のある患者:血中ヨウ素の調節ができず甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある。(適用上の注意)14.1.薬剤使用時の注意14.1.1.用時希釈し、希釈後は早めに使用すること。14.1.2.抜歯後等の口腔創傷の場合、血餅の形成が阻害されると考えられる時期には、はげしい洗口を避けること。14.1.3.眼に入らないように注意する(入った場合には、水でよく洗い流す)。(取扱い上の注意)外箱開封後は、直射日光を避けて保存すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(0.1%未満):呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等があらわれることがある。11.2.その他の副作用1).過敏症:(0.1%未満)発疹。2).口腔:(0.1~5%未満)口腔刺激感、咽頭刺激感、(0.1%未満)口腔粘膜びらん、口中のあれ。3).消化器:(0.1~5%未満)悪心。4).その他:(0.1%未満)不快感。
18.1作用機序水溶液中のポビドンヨード液はヨウ素を遊離し、その遊離ヨウ素(I2)が水を酸化してH2OI+が生じる。H2OI+は細菌及びウイルス表面の膜タンパク(-SHグループ、チロシン、ヒスチジン)と反応することにより、細菌及びウイルスを死滅させると推定される。18.2細菌に対する効果(invitro)18.2.1ポビドンヨードガーグルの20倍希釈液の殺菌効果は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------被験菌作用時間60秒S.aureusATCC6538P-S.epidermidisATCC12228-S.pyogenesCook-S.pneumoniaeIP‐692-S.constellatusATCC27513-S.intermediusATCC27335-S.mitisA‐1‐2-S.mutansATCC25175-S.sanguisA‐1‐2-P.anaerobiusPC‐9‐2-P.magnusATCC14955-P.microsATCC33270-P.prevotiiATCC9321-N.gonorrhoeaePRC‐3(C.I.)-E.coliNIHJJC‐2-K.pneumoniaeATCC9621-S.marcescensIAM1223-P.aeruginosaIAM1007-H.influenzaeATCC9334-A.actinomycetemcomitansATCC33384-M.(B).catarrhalisW‐0500-B.fragilisNCTC9343-F.nucleatumATCC25586-A.odontolyticusATCC17929-A.viscosusATCC15987-C.ochraceaeATCC27872-E.corrodensATCC23834-C.albicansIAM4888-P.gingivalisATCC33277-P.intermediaATCC25611-P.melaninogenicaATCC25845-P.melaninogenicaNCTC9337--:菌数を検出限界(10の3乗CFU/mL)以下に減少させた--------------------------表終了--------------------------18.2.2ポビドンヨードガーグルのうがい効果を判定する目的で口腔内疾患のないもの10例、口腔内に疾患のあるもの10例にブイヨンを用いた試験を行った。チオグリコレートブイヨンに被験者のうがい液を注入37℃24時間培養したところ菌の発育阻止効果が認められた。18.2.3生理食塩液含嗽後の液存在下でポビドンヨードガーグルの15倍及び30倍希釈液は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)及び多剤耐性緑膿菌(MDRP)を15秒以内に殺菌した。18.3ウイルスに対する効果(invitro)ポビドンヨードガーグルには殺ウイルス効果があり、次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------ウイルスポビドンヨードガ-グルの希釈倍数殺ウイルス時間コクサッキーウイルス原液30秒10倍5分100倍5分エコーウイルス原液30秒10倍1分100倍5分エンテロウイルス(AHC)原液30秒10倍30秒100倍30秒--------------------------表終了--------------------------また、次のウイルスに対しても十分な不活化効果を示した。--------------------------表開始--------------------------ウイルスポビドンヨードガーグルの希釈倍率(PVP‐I濃度)作用時間ウイルス不活化率単純ヘルペスウイルス70倍(0.1%)30秒99.99%以上アデノウイルス14倍(0.5%)30秒99.0%以上風疹ウイルス14倍(0.5%)60秒99.9%以上麻疹ウイルス14倍(0.5%)60秒99.0%以上ムンプスウイルス70倍(0.1%)60秒99.99%以上インフルエンザウイルス14倍(0.5%)30秒99.99%以上ロタウイルス(サル)14倍(0.5%)30秒99.99%以上ポリオウイルス14倍(0.5%)30秒99.9%以上HIV100倍(0.07%)30秒99.99%以上サイトメガロウイルス70倍(0.1%)30秒99.99%以上SARSウイルス15倍(0.47%)60秒99.9%以上鳥インフルエンザウイルス(高病原性)30倍(0.23%)10秒99.99%以上鳥インフルエンザウイルス(低病原性)30倍(0.23%)10秒99.99%以上豚インフルエンザウイルス30倍(0.23%)10秒99.99%以上カリシウイルス(ネコ、イヌ)30倍(0.23%)10秒99.9%以上マウスノロウイルス※(0.2%)15秒99.99%以上※マウスノロウイルスは、ポビドンヨード製剤(10%液剤)の50倍希釈を用いた。--------------------------表終了--------------------------18.3生物学的同等性試験健康成人男子10名にポビドンヨードガーグル液7%「イワキ」とイソジンガーグル液7%をクロスオーバー法により30倍希釈液60mLで1分間含嗽させた場合のそれぞれの口内細菌残存率は、含嗽開始前に対し使用直後(23%、25%)、15分後(31%、38%)、60分後(61%、63%)であり、両剤に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
該当データなし