1.
慢性心血管系薬のアドヒアランス不良、リマインドメッセージでは改善せず/JAMA
2024/12/20 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/59852
一般名 | ペマフィブラート徐放錠 |
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YJコード | 2183007G1020 |
剤型・規格 | 錠剤・0.2mg1錠 |
薬価 | 60.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
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国内高齢者の4人に1人、75歳以上では3人に1人がCKD
2024/12/16 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/hdnj/59754
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ダイナペニック肥満は心血管疾患のリスク因子―久山町24年間の縦断解析
2024/12/13 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/hdnj/59753
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新薬muvalaplin、心血管リスク患者のリポ蛋白(a)を大幅減少/JAMA
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/59785
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CKDの早期からうつ病リスクが上昇する
2024/12/06 医療一般 日本発エビデンス
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https://www.carenet.com/news/general/hdnj/59709
高脂血症(家族性高脂血症を含む)。(効能又は効果に関連する注意)5.1.LDL-コレステロールのみが高い高脂血症に対し、第一選択薬とはしないこと。5.2.適用の前に十分な検査を実施し、高脂血症の診断が確立した患者に対してのみ本剤の適用を考慮すること。
通常、成人にはペマフィブラートとして1回0.2mgを1日1回経口投与する。ただし、トリグリセライド高値の程度により、1回0.4mgを1日1回まで増量できる。(用法及び用量に関連する注意)急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがあるので、投与にあたっては患者の腎機能を検査し、eGFRが30mL/min/1.73㎡未満の場合は本剤投与の適否を慎重に判断し、投与する場合には本剤の用量は1回0.2mgを1日1回とすること〔9.2.1、9.2.2、11.1.1、16.6.1参照〕。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.重篤な肝障害、Child-Pugh分類B又はCの肝硬変のある患者あるいは胆道閉塞のある患者〔8.3、9.3.1、16.6.2参照〕。2.3.胆石のある患者[胆石形成が報告されている]。2.4.妊婦又は妊娠している可能性のある女性〔9.5妊婦の項参照〕。2.5.シクロスポリン投与中、リファンピシン投与中の患者〔10.1、16.7.1参照〕。(重要な基本的注意)8.1.あらかじめ高脂血症治療の基本である食事療法を行い、更に運動療法や、高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減も十分考慮すること。8.2.投与中は血清脂質値を定期的に検査し、本剤の効果が認められない場合には漫然と投与せず、中止すること。8.3.本剤は肝機能に影響及び肝機能検査値に影響を及ぼすことがあるので、投与中は定期的に肝機能検査を行うこと〔2.2、9.3.1、9.3.2参照〕。8.4.本剤投与中にLDL-コレステロール値上昇の可能性があるため、投与中はLDL-コレステロール値を定期的に検査すること〔17.1.1、17.1.2参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.胆石の既往歴のある患者:胆石形成が報告されている。(腎機能障害患者)9.2.1.eGFRが30mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害のある患者:横紋筋融解症があらわれることがある〔7.用法及び用量に関連する注意の項、11.1.1、16.6.1参照〕。9.2.2.腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者:本剤とHMG-CoA還元酵素阻害薬を併用する場合には、治療上やむを得ないと判断される場合にのみ併用すること。腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者に、本剤とHMG-CoA還元酵素阻害薬を併用する場合には、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいので、やむを得ず併用する場合には、定期的に腎機能検査等を実施し、自覚症状<筋肉痛・脱力感>の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに本剤の投与を中止すること〔7.用法及び用量に関連する注意の項、10.2、11.1.1参照〕。(肝機能障害患者)9.3.1.重篤な肝障害、Child-Pugh分類B又はCの肝硬変のある患者あるいは胆道閉塞のある患者:投与しないこと(肝障害を悪化させるおそれがあり、また、本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある)〔2.2、8.3、16.6.2参照〕。9.3.2.肝障害のある患者(Child-Pugh分類Aの肝硬変のある患者等)又は肝障害<重篤な肝障害・C-P分類B又はCの肝硬変あるいは胆道閉塞を除く>の既往歴のある患者:本剤投与の適否及び本剤の増量の必要性を慎重に判断すること(肝機能検査値異常変動があらわれるおそれがある)。また、肝障害のある患者(Child-Pugh分類Aの肝硬変のある患者等)では本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある〔8.3、16.6.2参照〕(C-P分類:Child-Pugh分類)。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと〔2.4参照〕。(授乳婦)授乳しないことが望ましい(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。(小児等)小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。(高齢者)副作用発現に留意し、経過を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。(相互作用)本剤は、主としてCYP2C8、CYP2C9、CYP3Aにより代謝される。また、本剤は、OATP1B1、OATP1B3の基質となる。10.1.併用禁忌:1).シクロスポリン<サンディミュン、ネオーラル>〔2.5、16.7.1参照〕[併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある(併用薬剤のOATP1B1、OATP1B3、CYP2C8、CYP2C9及びCYP3Aの阻害作用によると考えられる)]。2).リファンピシン<リファジン>〔2.5、16.7.1参照〕[併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある(併用薬剤のOATP1B1及びOATP1B3の阻害作用によると考えられる)]。10.2.併用注意:1).HMG-CoA還元酵素阻害薬(プラバスタチンナトリウム、シンバスタチン、フルバスタチンナトリウム等)〔9.2.2、11.1.1参照〕[急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいので、自覚症状<筋肉痛・脱力感>の発現、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇並びに血清クレアチニン上昇等の腎機能の悪化を認めた場合は直ちに投与を中止すること(<危険因子>腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者)]。2).クロピドグレル硫酸塩〔16.7.1参照〕[併用する場合には本剤投与の適否及び本剤の増量の必要性を慎重に判断すること(併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある)(併用薬剤のCYP2C8及びOATP1B1の阻害作用によると考えられる)]。3).クラリスロマイシン、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル等)〔16.7.1参照〕[併用する場合には本剤投与の適否及び本剤の増量の必要性を慎重に判断すること(併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある)(併用薬剤のCYP3A、OATP1B1及びOATP1B3の阻害作用によると考えられる)]。4).フルコナゾール〔16.7.1参照〕[併用により本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある(併用薬剤のCYP2C9及びCYP3Aの阻害によると考えられる)]。5).陰イオン交換樹脂<経口>(コレスチラミン<経口>、コレスチミド<経口>)[本剤の血漿中濃度が低下する可能性があるので、併用する場合には、可能な限り間隔をあけて投与することが望ましい(同時投与により本剤が併用薬剤に吸着され吸収が低下する可能性がある)]。6).強いCYP3A誘導剤(カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品等)[本剤の血漿中濃度が低下し本剤の効果が減弱するおそれがある(併用薬剤の強いCYP3Aの誘導作用により、本剤の代謝が促進されると考えられる)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意14.1.1.PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。14.1.2.本剤は徐放性製剤であるため、砕いたり、すりつぶしたりしないで、そのままかまずに服用するよう指導すること(砕いたり、すりつぶしたりして服用すると、本剤の徐放性が失われ、薬物動態が変わるおそれがある)。(その他の注意)15.2.非臨床試験に基づく情報マウスのがん原性試験(0.075mg/kg/日以上)で肝細胞癌及び肝細胞腺腫の発現頻度の増加が認められた。ラットのがん原性試験(雄0.3mg/kg/日以上、雌1mg/kg/日以上)で肝細胞癌及び肝細胞腺腫、膵臓腺房細胞癌、膵臓腺房細胞腺腫、精巣ライディッヒ細胞腺腫並びに甲状腺濾胞上皮細胞腺腫の発現頻度の増加が認められた。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと〔7.用法及び用量に関連する注意の項、9.2.1、9.2.2、10.2参照〕。11.2.その他の副作用1).肝臓:(0.5%以上)ALT上昇、(頻度不明)胆石症、肝機能異常、AST上昇。2).筋肉:(0.5%以上)CK上昇、筋肉痛、(頻度不明)血中ミオグロビン増加。3).皮膚:(0.5%以上)発疹、(頻度不明)皮膚そう痒。4).その他:(0.1~0.5%未満)糖尿病(糖尿病悪化を含む)、(頻度不明)グリコヘモグロビン増加、低比重リポ蛋白増加、血中尿酸増加。
18.1作用機序ペマフィブラートはPPARαに結合し、標的遺伝子の発現を調節することで、血漿TG濃度の低下、HDL‐コレステロールの増加等の作用を示す。18.1.1PPARαに対する活性は、PPARγ及びPPARδに対する活性に比べ強く、PPARαに対する選択的な活性化作用を示した(invitro)。18.1.2肝臓でのTGの合成を抑制した(ラット)。18.1.3TGの肝臓から血中への分泌速度を有意に低下させた(ラット)。18.1.4LPL活性を増加させた(ラット)。18.1.5LPL活性を負に制御する因子であるApoC‐III及びAngiopoietin‐LikeProtein3の血漿中濃度を有意に低下させ、肝臓における遺伝子(Apoc3、Angptl3)の発現を抑制した。また、LPL活性を阻害する遊離脂肪酸のβ酸化に関わる遺伝子(Aco、Cpt1a)の発現を亢進させた(ラット)。18.1.6血漿TGクリアランスを亢進させた(ラット)。18.1.7TG濃度を低下させHDL‐コレステロール濃度を増加させる蛋白であるFGF21の血漿中濃度を増加させた(ラット)。18.2血漿脂質低下作用フルクトース負荷高TG血症ラットへのペマフィブラートの経口投与により、用量依存的に血漿TG濃度が低下した。18.3HDL‐コレステロール増加作用ヒトApoA‐Iトランスジェニックマウスへのペマフィブラートの経口投与により、血漿HDL‐コレステロール濃度及びヒトApoA‐I濃度が増加した。18.4抗動脈硬化作用高脂肪・高コレステロール食を負荷したLDL受容体欠損マウスへのペマフィブラートの経口投与により、大動脈洞の脂質沈着面積が減少した。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第III相検証試験TG高値の脂質異常症患者に本剤0.2mg/日又は0.4mg/日を1日1回、ペマフィブラート即放性製剤(IR錠)0.2mg/日を1日2回に分けて12週間投与したとき、空腹時血清TGのベースラインからの変化率は次表のとおりであり、本剤0.2mg/日群及び0.4mg/日群のIR錠0.2mg/日群に対する非劣性が認められた。表空腹時血清TGのベースラインからの変化率--------------------------表開始--------------------------\本剤0.2mg/日(1日1回)本剤0.4mg/日(1日1回)IR錠0.2mg/日(1日2回)ベースラインa)338.6±117.0(117)355.0±157.5(119)354.2±142.3(117)4週時a)186.6±97.4(116)177.1±103.4(119)168.3±70.4(116)8週時a)180.2±76.0(116)170.6±75.9(119)179.2±102.5(117)12週時a)192.1±90.6(115)166.5±81.6(118)173.5±80.7(116)変化率(%)b)-43.80[-47.20、-40.39]-48.00[-51.37、-44.63]-48.00[-51.40、-44.60]IR錠0.2mg/日群との差(%)b)4.20[-0.62、9.02]0.00[-4.79、4.79]-a)平均値±標準偏差(mg/dL)(例数)b)最小二乗平均値[95%信頼区間]非劣性マージン:10%ベースライン値、性別、治験薬の服用タイミング(食前又は食後)、スタチン併用の有無及び施設を共変量とし、治療期4、8、12週を繰り返し時点とした繰り返し測定型共分散分析--------------------------表終了--------------------------また、各評価時点におけるLDL‐コレステロールの推移は次表のとおりであった。表各群のLDL‐コレステロール(直接法)の推移--------------------------表開始--------------------------\本剤0.2mg/日本剤0.4mg/日IR錠0.2mg/日ベースライン139.0±43.6(117)132.3±35.5(119)137.3±42.2(117)4週時139.4±34.9(116)140.0±36.2(119)141.1±39.3(116)8週時139.4±39.1(116)140.7±37.8(119)140.8±40.7(117)12週時142.3±33.4(115)142.3±34.4(118)140.9±38.5(116)平均値±標準偏差(mg/dL)(例数)--------------------------表終了--------------------------本剤投与による副作用発現割合は、0.2mg/日群、0.4mg/日群でそれぞれ2.5%(3/118例)、5.9%(7/119例)であった。主な副作用はALT増加(0.2mg/日群1.7%(2/118例))及び血中ケトン体増加(0.4mg/日群1.7%(2/119例))であった。[8.4参照]17.1.2国内第III相長期投与試験TG高値の脂質異常症患者に本剤0.2mg/日(効果不十分の場合、12週以降に0.4mg/日に増量)を1日1回朝又は夕に52週間投与したとき、最終評価時(52週時又は中止時)及びその直前の時点における空腹時血清TGのベースライン(264.0±109.2mg/dL(平均値±標準偏差)、n=121)からの変化率の平均値[95%信頼区間](例数)は、朝投与群、夕投与群でそれぞれ-44.82%[-49.70、-39.94](n=61)、-46.61%[-51.34、-41.88](n=60)であった。朝投与群における夕投与群との最小二乗平均値の差[95%信頼区間]は3.03%[-3.55、9.62]であった。また、各評価時点におけるLDL‐コレステロールの推移は次表のとおりであった。表各群のLDL‐コレステロール(直接法)の推移--------------------------表開始--------------------------\本剤朝投与群夕投与群ベースライン120.4±30.7(61)130.1±40.9(60)4週時122.2±28.2(61)123.7±41.0(59)16週時125.5±24.3(61)121.4±31.3(56)28週時123.4±24.4(61)119.4±31.9(56)40週時127.6±30.6(61)122.0±34.0(56)52週時121.2±26.4(59)120.1±35.9(55)平均値±標準偏差(mg/dL)(例数)--------------------------表終了--------------------------副作用発現割合は全例で19.0%(23/121例)で、その内訳は朝投与群、夕投与群でそれぞれ18.0%(11/61例)、20.0%(12/60例)であった。主な副作用は筋肉痛(夕投与群5.0%(3/60例))のほか、血中クレアチンホスホキナーゼ増加、筋痙縮、関節周囲炎、発疹、高血圧が朝、夕投与群で各1例ずつ認められた。[8.4参照]