1.
口臭は特定の細菌の共生が原因?
2024/03/26 医療一般 日本発エビデンス
口臭は特定の細菌の共生が原因?
https://www.carenet.com/news/general/hdnj/58175
一般名 | タウリン散 |
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YJコード | 3919006B1034 |
剤型・規格 | 散剤・98%1g |
薬価 | 14.80円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
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2.
PNH治療に新たな進展、ボイデヤによる今後の期待/アレクシオン
2024/02/29 医療一般
PNH治療に新たな進展、ボイデヤによる今後の期待/アレクシオン
https://www.carenet.com/news/general/carenet/58115
3.
悪性神経膠腫〔malignant glioma〕
2022/06/16 希少疾病ライブラリ
悪性神経膠腫〔malignant glioma〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_032.html
4.
特発性基底核石灰化症〔IBGC:idiopathic basal ganglia calcification〕
2021/12/02 希少疾病ライブラリ
特発性基底核石灰化症〔IBGC:idiopathic basal ganglia calcification〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_020.html
5.
トランスサイレチン型心アミロイドーシス〔ATTR-CM:transthyretin amyloidosis cardiomyopathy〕
2021/04/05 希少疾病ライブラリ
トランスサイレチン型心アミロイドーシス〔ATTR-CM:transthyretin amyloidosis cardiomyopathy〕
https://www.carenet.com/report/library/general/rare/cg002755_008.html
1).高ビリルビン血症<閉塞性黄疸を除く>における肝機能の改善。2).うっ血性心不全。3).ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作症候群(MELAS症候群)における脳卒中様発作の抑制。(効能又は効果に関連する注意)MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制においては、臨床試験に組み入れられた患者のミトコンドリア遺伝子の変異型について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
〈高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善、うっ血性心不全〉タウリンとして、成人1回1gを1日3回食後に経口投与する。なお、うっ血性心不全に用いる場合、本剤は強心利尿剤で十分な効果が認められないときに、それと併用すること。〈ミトコンドリア脳筋症・乳酸アシドーシス・脳卒中様発作(MELAS)症候群における脳卒中様発作の抑制〉タウリンとして、次の1回量を1日3回食後に経口投与する。1).体重15kg未満:1回量1g。2).体重15kg以上25kg未満:1回量2g。3).体重25kg以上40kg未満:1回量3g。4).体重40kg以上:1回量4g。
(特定の背景を有する患者に関する注意)(腎機能障害患者)〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉腎機能障害患者:血中濃度が上昇するおそれがある。(小児等)〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉新生児、乳児、幼児及び13歳以下の小児を対象とした臨床試験は実施していない。MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制の場合、一般に新生児及び2歳未満の乳児においては体表面積あたりのGFRが低いことから排泄されずに血中濃度が上昇するおそれがある。(高齢者)減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).〈高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善、うっ血性心不全〉①.〈高ビリルビン血症<閉塞性黄疸を除く>における肝機能の改善、うっ血性心不全〉消化器:(頻度不明*)悪心、下痢、腹部不快感、便秘、軟便、食欲減退。②.〈高ビリルビン血症<閉塞性黄疸を除く>における肝機能の改善、うっ血性心不全〉過敏症:(頻度不明*)発疹。③.〈高ビリルビン血症<閉塞性黄疸を除く>における肝機能の改善、うっ血性心不全〉その他:(頻度不明*)脱力感。*)国内文献において報告されている副作用のため頻度不明2).〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉①.〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉精神神経系:(20%未満*)不眠症。②.〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉消化器:(20%以上*)口内炎、(20%未満*)便秘、下痢、胃食道逆流性疾患、裂孔ヘルニア、胃腸炎、食欲減退。③.〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉その他:(20%未満*)頻尿、四肢痛、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加、血中クレアチンホスホキナーゼ増加。*)MELAS症候群患者を対象とした国内臨床試験2試験での発現頻度に基づく。
18.1作用機序〈高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善〉肝臓に対し、胆汁酸の抱合体形成に関与して胆汁酸分泌を亢進させる。さらに、肝細胞保護作用、肝細胞賦活作用(肝細胞の再生促進、肝ATPの増加)を有しており、これらの作用により、肝機能異常を改善する。〈うっ血性心不全〉心臓に対し、心筋におけるCa2+動態を調節することで心筋の収縮力を調節するとともに、心筋保護・心筋代謝改善作用を合わせ持ち、心機能の低下を包括的に改善させる。〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉MELAS症候群の発症機序と発症における体内のタウリンの関与について、現時点で詳細に解明されていないものの、タウリン大量投与によりタウリン修飾が改善することでミトコンドリアの機能を改善する機序が考えられる。MELASモデル培養細胞をタウリン存在下で培養した結果、酸素消費量及びミトコンドリアの膜電位で改善が認められたことから、脳軟膜における小動脈の血管内皮細胞及び血管平滑筋細胞等におけるミトコンドリアの機能異常がタウリンにより改善すると考えられる。18.2胆汁酸排泄促進作用ウサギに経口投与した場合、肝胆汁量及び総胆汁量は投与後3~6時間で約2倍に増加し、また単位胆汁量中胆汁酸濃度、単位時間内胆汁酸排泄量は、ともに増加した。18.3実験的肝障害に及ぼす影響四塩化炭素及び黄リン投与による肝障害ウサギに経口投与し、その肝機能の経過を観察したところ、Al‐P、γ‐グロブリン、BSP、血清コレステロール/血清コレステロールエステル比を改善させた。また、病理組織学的検討では、肝臓の毒性障害を急速に改善し、肝細胞の再生を促進して組織像を改善させた。さらに慢性障害群においては間質の結合組織増殖を抑制した。18.4虚血、低酸素条件下における肝機能の恒常性維持ラット灌流肝を用いた実験において、虚血や低酸素時にみられる肝ATPの低下を軽減することにより、胆汁分泌などの肝細胞機能維持に働いた。18.5心筋に対する作用ウサギ生体心臓において、心拍数には影響を与えず心拍出量を増加させた。また、摘出モルモット心室筋を用いた実験により低Ca2+状態では陽性変力作用を、また高Ca2+状態では陰性変力作用を示したことから、タウリンは細胞外液中のCa2+濃度に応じて二相性の作用を示しCa2+modulatorとしての役割を果たすと考えられた。18.6心筋代謝改善作用・心筋保護作用300beats/min駆動時の摘出ラット心臓においてATP産生を亢進させた。また、虚血モルモット心筋からの酵素流出を抑制し、虚血からの細胞保護作用を示した。18.7実験的慢性心不全に対する効果ウサギを用いた大動脈弁閉鎖不全による慢性うっ血性心不全において死亡率の低下を示した。18.8MELASモデル培養細胞における作用MELASモデル培養細胞(Cybrid細胞)において、酸素消費量、膜電位、酸化状態の改善が認められた(invitro)。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈高ビリルビン血症(閉塞性黄疸を除く)における肝機能の改善〉17.1.1国内二重盲検比較試験血清ビリルビン5mg/dL以上の急性肝炎を対象にタウリンとして3g/日を6週間投与した二重盲検比較試験を行った結果、肝機能改善度は「改善」以上が75.4%(49/65例)、「軽度改善」以上が100%(65/65例)であり、AST、ALTの改善が認められた。副作用は消化器症状(4/96例)、発疹(2/96例)であった。〈うっ血性心不全〉17.1.2国内二重盲検比較試験うっ血性心不全を対象にタウリンとして3g/日を6週間投与した二重盲検比較試験を行った結果、本剤の有用性が認められ、全般改善度において「中等度改善」以上が26.7%(12/45例)、「軽度改善」以上が73.3%(33/45例)であった。副作用は認められなかった。〈MELAS症候群における脳卒中様発作の抑制〉17.1.3国内第III相試験MELAS症候群患者注)(10例)を対象に、タウリンとして、それぞれ12g/日(体重40kg以上)、9g/日(体重25kg以上40kg未満)、6g/日(体重15kg以上25kg未満)又は3g/日(体重15kg未満)を52週間投与し、主要評価項目である投与開始9週以降52週までの44週間での脳卒中様発作回数が0回であった症例の割合は60%(6/10例)であった。また、変異型別の脳卒中様発作回数が0回であった症例の割合はA3243Gが55.6%(5/9例)、T3271Cが100%(1/1例)であった。副作用は、10例のうち6例(60%)に認められた。便秘、下痢、胃食道逆流性疾患、裂孔ヘルニア、口内炎、胃腸炎、γ‐グルタミルトランスフェラーゼ増加、食欲減退、不眠症及び頻尿が各1例に認められた。注)対象とされた変異型は、ミトコンドリアtRNALeu(UUR)遺伝子領域のA3243G、T3271C、G3244A、T3258C及びT3291C変異型であり、臨床試験に組み入れられた変異型はA3243G(9例)及びT3271C(1例)であった。