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「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
2024/08/05
「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
https://www.carenet.com/useful/allergy/cg004849_index.html
一般名 | アシクロビル3%眼軟膏 |
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YJコード | 1319719M1062 |
剤型・規格 | 目・耳鼻用剤・3%1g |
薬価 | 288.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2024/08/05
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2.
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https://www.carenet.com/series/geriatrics/cg004657_002.html
3.
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https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_017.html
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https://www.carenet.com/news/general/carenet/58646
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2024/05/16 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/58509
単純ヘルペスウイルスに起因する角膜炎。
通常、適量を1日5回塗布する。なお、症状により適宜回数を減じる。(用法及び用量に関連する注意)本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。また、投与を継続する場合は副作用の発現に十分注意し、長期投与はできるだけ避けること。
(禁忌)本剤の成分あるいはバラシクロビル塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者。(特定の背景を有する患者に関する注意)(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で、妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎仔頭部異常及び胎仔に尾の異常が認められたと報告されている。(小児等)小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意患者に対し次の点に注意するよう指導すること。・使用中は、コンタクトレンズの装用を避けること。・薬剤汚染防止のため、塗布するとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。・患眼を開瞼して結膜嚢内に塗布し、閉瞼して軟膏が全体に広がった後、開瞼すること。・軟膏が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。・他の点眼剤を併用する場合には、本剤を最後に塗布する(その際、少なくとも5分以上間隔をあける)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).眼:(5%以上)びまん性表在性角膜炎(27.5%)、(5%未満)眼瞼炎、一過性眼刺激、(頻度不明)結膜炎、角膜潰瘍、結膜びらん。2).皮膚:(頻度不明)接触皮膚炎。3).過敏症:(頻度不明)血管浮腫、蕁麻疹。
18.1作用機序アシクロビルは、単純ヘルペスウイルスが感染した細胞内に入ると、ウイルス性チミジンキナーゼにより一リン酸化された後、細胞性キナーゼによりリン酸化され、アシクロビル三リン酸(ACV‐TP)となる。ACV‐TPは正常基質であるdGTPと競合してウイルスDNAポリメラーゼによりウイルスDNAの3’末端に取り込まれると、ウイルスDNA鎖の伸長を停止させ、ウイルスDNAの複製を阻害する。アシクロビルリン酸化の第一段階である一リン酸化は感染細胞内に存在するウイルス性チミジンキナーゼによるため、ウイルス非感染細胞に対する障害性は低いものと考えられる。18.2抗ウイルス作用18.2.1アシクロビルは、単純ヘルペスウイルス1型及び2型のinvitroにおける増殖を抑制し、IC50はそれぞれ0.01~1.25μg/mL及び0.01~3.20μg/mLであった。18.2.2ウサギの角膜に単純ヘルペスウイルス1型を接種し、3日後から3%アシクロビル眼軟膏を結膜嚢に1日5回塗布した結果、塗布後4日目に角膜潰瘍はほぼ治癒した。18.3生物学的同等性試験ウサギ単純ヘルペスウイルス1型(HSV‐1)角膜感染モデルに対する効果アシクロビル眼軟膏3%「ニットー」とゾビラックス眼軟膏3%について、ウサギ単純ヘルペスウイルス1型(HSV‐1)角膜感染モデルに対する治療効果の比較を行った。その結果、両剤ともに対照(白色ワセリン)に対して有意に治療効果を示し、両剤の治療効果に有意な差は認められなかった。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第III相試験(二重盲検比較試験)単純ヘルペス性角膜炎患者を対象に、アシクロビル眼軟膏及びイドクスウリジン眼軟膏を1日5回、原則2週間投与した結果、有効率はアシクロビル眼軟膏群98.1%(53/54)、イドクスウリジン眼軟膏群81.8%(45/55)であり、アシクロビル眼軟膏群はイドクスウリジン眼軟膏群に対して有意に高かった。なお、7日目の治療により効果の兆候がないか、あるいは悪化する場合には治療法を変更した。アシクロビル眼軟膏群の副作用発現頻度は24.1%(13/54)であり、主な副作用は、びまん性表層角膜炎22.2%(12/54)であった。17.1.2国内第III相試験(一般臨床試験)単純ヘルペス性角膜炎患者を対象に、アシクロビル眼軟膏を1日5回、原則2週間投与した結果、有効率は96.7%(89/92)であった。なお、7日目の治療により効果の兆候がないか、あるいは悪化する場合には治療法を変更した。副作用発現頻度は25.0%(23/92)であり、主な副作用は、びまん性表層角膜炎23.9%(22/92)であった。17.1.3国内第III相試験(臨床ウイルス学的試験)単純ヘルペス性角膜炎患者を対象に、アシクロビル眼軟膏を1日5回、原則2週間投与した結果、有効率は80%(20/25)であった。なお、7日目の治療により効果の兆候がないか、あるいは悪化する場合には治療法を変更した。副作用発現頻度は25.8%(8/31)であり、副作用は、全てびまん性表層角膜炎であった。