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「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
2024/08/05
「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
https://www.carenet.com/useful/allergy/cg004849_index.html
一般名 | レボフロキサシン水和物液 |
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YJコード | 1319742Q2108 |
剤型・規格 | 目・耳鼻用剤・1.5%1mL |
薬価 | 26.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2024/08/05
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/58509
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法。(効能又は効果に関連する注意)本剤におけるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する有効性は証明されていないので、MRSAによる感染症が明らかであり、臨床症状の改善が認められない場合、速やかに抗MRSA作用の強い薬剤を投与すること。
通常、1回1滴、1日3回点眼する。なお、症状により適宜増減する。
(禁忌)2.1.本剤の成分、オフロキサシン及びキノロン系抗菌剤に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。(小児等)低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は8歳未満の小児に投与した臨床試験は実施していない。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意患者に対し次の点に注意するよう指導すること。・薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。・患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。・他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。・遮光して保存すること。(取扱い上の注意)外箱開封後は、遮光して保存すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼瞼浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).眼:(1~5%未満)眼刺激、(1%未満)眼そう痒感、(頻度不明)びまん性表層角膜炎等の角膜障害、結膜炎、眼痛、角膜沈着物、眼瞼炎。2).皮膚:(1%未満)蕁麻疹、(頻度不明)発疹、皮膚そう痒。3).その他:(1%未満)味覚異常(苦味等)。
18.1作用機序主な作用機序はDNAジャイレース(トポイソメラーゼII)活性及びトポイソメラーゼIV活性の阻害による細菌のDNA合成阻害である。DNAジャイレース(トポイソメラーゼII)活性とトポイソメラーゼIV活性のどちらを強く阻害するかは細菌によって異なる。18.2生物学的同等性試験18.2.1ウサギにおける眼組織内薬物動態レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」及びクラビット点眼液1.5%各30μL(レボフロキサシン水和物として0.45mg)をウサギに単回点眼し、最高眼房水中濃度を示す60分後及び最高角膜中濃度を示す15分後のレボフロキサシン濃度について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。表18‐1眼房水中及び角膜中濃度--------------------------表開始--------------------------眼房水中濃度(ng/mL)(n=90)角膜中濃度(ng/g)(n=94)レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」3804±210725940±15592クラビット点眼液1.5%3761±232626184±14731(Mean±S.D.)--------------------------表終了--------------------------18.2.2実験的緑膿菌角膜感染症に対する治療効果緑膿菌を接種したウサギに対して、レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」、クラビット点眼液1.5%及び生理食塩液(対照群)を菌接種日は菌接種後6時間及び10時間後に、菌接種翌日及び翌々日は4時間ごとに1日3回点眼し、緑膿菌接種後7日目までの角膜混濁の度合い(スコア)の観察、並びに7日目の角膜より緑膿菌を分離培養した(各群10例)。対照群では、緑膿菌接種後からスコアが徐々に増加し、1日目以降観察終了時まで全例で角膜混濁が確認された。一方、レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」群及びクラビット点眼液1.5%群では、2日目以降スコアが低下し、点眼を中止した3日目以降もスコアの増加はみられず、1日目以降観察終了まで対照群と比較して有意な低値を示した。レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」群とクラビット点眼液1.5%群のスコアには、観察期間を通じて有意差が認められなかった。また対照群では全眼で緑膿菌の陽性を示したのに対して、レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」群及びクラビット点眼液1.5%群では全眼陰性を示した。レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」及びクラビット点眼液1.5%はいずれも緑膿菌による角膜混濁の増加を著明に抑制し、その治療効果に有意な差が認められなかったことからレボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」はクラビット点眼液1.5%と生物学的に同等と判断された。図18‐1緑膿菌による角膜混濁の度合い(スコア)の推移<<図省略>>
該当データなし