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「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
2024/08/05
「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
https://www.carenet.com/useful/allergy/cg004849_index.html
一般名 | ブロムフェナクナトリウム水和物液 |
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YJコード | 1319743Q1033 |
剤型・規格 | 目・耳鼻用剤・0.1%1mL |
薬価 | 69.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2024/08/05
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2.
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https://www.carenet.com/series/geriatrics/cg004657_002.html
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/58509
外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法[眼瞼炎、結膜炎、強膜炎(上強膜炎を含む)、術後炎症の対症療法]。
通常、1回1~2滴、1日2回点眼する。
(禁忌)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)本剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.角膜上皮障害のある患者:角膜糜爛、さらに角膜潰瘍、角膜穿孔へと進行するおそれがある〔11.1.1参照〕。9.1.2.眼の感染による炎症のある患者:感染症を不顕性化するおそれがある。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。(小児等)低出生体重児又は新生児を対象とした臨床試験は実施していない。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意患者に対し次の点に注意するよう指導すること。・薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。・患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。・他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報外国において、ブロムフェナクナトリウムの経口剤を1ヵ月以上の長期にわたり総投与量として1500mg以上投与した患者に重篤な肝障害(死亡を含む)が認められたとの報告があることから、肝障害の初期症状に関連すると考えられる異常所見が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.角膜潰瘍、角膜穿孔(いずれも頻度不明):角膜上皮障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔9.1.1参照〕。11.2.その他の副作用1).過敏症:(頻度不明)接触皮膚炎。2).眼:(0.1~5%未満)結膜炎、眼瞼炎、眼刺激感、眼痛[一過性]、(頻度不明)角膜糜爛、熱感[眼瞼]、点状表層角膜炎、角膜上皮剥離、眼そう痒感。
18.1作用機序ブロムフェナクナトリウムは、ウサギ虹彩毛様体、ウサギ肺胞マクロファージ及びヒツジ精嚢を用いた試験において、シクロオキシゲナーゼを介するプロスタグランジン系の炎症メディエーター生成抑制作用を示すことが確認されている(invitro)。18.2ラット実験的結膜浮腫に対する抗炎症作用0.1%ブロムフェナクナトリウム点眼液はラットにおけるアラキドン酸、カラゲニンによる実験的急性結膜浮腫に対し抗炎症作用を示すことが認められている。18.3ウサギ前房穿刺後又はレーザー照射後の房水タンパク濃度増加に対する抑制効果0.1%ブロムフェナクナトリウム点眼液はウサギを用いた前房穿刺又はレーザー照射による前眼部炎症モデルにおいて、房水中へのタンパク流入をほぼ完全に抑制することが認められている。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内第III相比較試験(術後炎症)眼内レンズ挿入術後炎症患者を対象とし、本剤を1回1滴、1日2回注1)、又は0.1%プラノプロフェン点眼液を1回1滴、1日4回、術後より2週間点眼した無作為化二重遮蔽並行群間比較試験で、有効性及び安全性を比較した。その結果、術後1週間での全般有効度の累積有効率(有効以上)注2)は、本剤群で83.8%(88/105例)、0.1%プラノプロフェン点眼液群で67.6%(71/105例)であり、両群間に統計学的に有意な差がみられた(P=0.0040、U検定)。本剤の副作用は114例中1例(0.9%)に結膜炎が認められた。17.1.2国内第III相比較試験(外眼部炎症)外眼部炎症性疾患患者を対象とし、本剤を1回1滴、1日2回注1)、又は0.1%プラノプロフェン点眼液を1回1滴、1日4回、2週間点眼した無作為化二重遮蔽並行群間比較試験で、有効性及び安全性を比較した。その結果、全般有効度における累積有効率(有効以上)注3)は本剤群で63.4%(59/93例)、0.1%プラノプロフェン点眼液群で54.7%(52/95例)であり、両群間に統計学的に有意な差はみられなかった(P=0.7158、U検定)。また、本剤群の0.1%プラノプロフェン点眼液群に対する同等性がΔ=10%で検証された。疾患別の本剤の累積有効率は、眼瞼炎で62.5%(5/8例)、結膜炎で64.0%(48/75例)、角膜炎で0.0%(0/1例)、上強膜炎を含む強膜炎で66.7%(6/9例)であった。本剤の副作用は102例中7例(6.9%)に認められ、眼痛[一過性]3例(2.9%)、眼瞼炎2例(2.0%)、結膜炎1例(1.0%)、刺激感1例(1.0%)であった。注1)遮蔽性を確保するため、本剤群と0.1%プラノプロフェン点眼液群の点眼回数を合わせる目的で、本剤群にはプラセボを1日2回追加点眼した。注2)細隙灯顕微鏡による前房タンパク(フレア)の推移の判定結果と、臨床所見全般の推移に基づく担当医による評価(著効/有効/無効/悪化)から算出した、著効又は有効と判断された被験者の割合注3)自覚症状及び他覚所見のスコア合計の推移と臨床所見全般に基づく全般有効度判定基準(著効/有効/やや有効/無効)から、著効又は有効と判断された被験者の割合