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「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
2024/08/05
「かゆみのない」世界の実現には?初期治療とアレルギー結膜炎新薬の役割
https://www.carenet.com/useful/allergy/cg004849_index.html
一般名 | レボカバスチン塩酸塩0.025%1mL点眼液 |
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YJコード | 1319746Q1070 |
剤型・規格 | 目・耳鼻用剤・0.025%1mL |
薬価 | 49.50円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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2024/08/05
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アレルギー性結膜炎。
1回1~2滴を1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。
(禁忌)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者〔15.1参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物実験(ラット)で、レボカバスチン80mg/kg経口投与(臨床投与量の33000倍以上に相当)により、胎仔死亡及び催奇形性(多指、水頭、過剰中足骨及び無眼球)が報告されている)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中へ移行することが報告されている)〔16.5.2参照〕。(小児等)低出生体重児、新生児、乳児、幼児を対象とした臨床試験は実施していない。(相互作用)10.2.併用注意:オキシメタゾリン[本剤の吸収が低下する可能性がある(機序不明)]。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意患者に対し次の点に注意するよう指導すること。・本剤はベンザルコニウム塩化物を含有するため、含水性ソフトコンタクトレンズ装用時の点眼は避けること。・本剤は懸濁液のため、使用の際にはその都度容器をよく振盪すること。・点眼したときに液が眼瞼皮膚等についた場合は、すぐにふき取ること。・薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。・患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。・他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報本剤の保存剤であるベンザルコニウム塩化物による過敏症が知られている〔2.禁忌の項参照〕。(取扱い上の注意)20.1.本剤は、保管の仕方によっては振り混ぜても粒子が分散しにくくなる場合があるので、上向きに保管すること。20.2.小児の手の届かない所に保管すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(頻度不明):呼吸困難、顔面浮腫等があらわれることがある。11.2.その他の副作用1).眼:(0.5%以上)眼刺激、(0.5%未満)眼瞼炎、眼脂、眼球乾燥感、羞明、眼そう痒感、(頻度不明)角膜上皮障害(角膜びらん、点状表層角膜炎等)、結膜充血、霧視(霧視感)、結膜炎、眼瞼浮腫、眼痛、流涙。2).免疫系:(頻度不明)血管神経性浮腫。3).皮膚:(頻度不明)接触皮膚炎、蕁麻疹。4).循環器:(頻度不明)動悸。5).精神神経系:(0.5%未満)頭痛、眠気。
18.1作用機序ヒスタミンH1受容体に特異的に働き、強力かつ持続的な拮抗作用を有し、アレルギー性結膜炎におけるそう痒感、充血、流涙などの諸症状を改善する。18.2抗ヒスタミン作用18.2.1モルモットでのヒスタミン誘発による回腸及び気管の収縮を抑制する(invitro)。18.2.2モルモットでのヒスタミン静注致死及びヒスタミン吸入呼吸困難を抑制する(invivo)。18.2.3ラットでのcompound48/80誘発致死を抑制する(invivo)。18.3実験的アレルギー性結膜炎モデルに対する作用モルモット及びラットのアレルギー性結膜炎モデルにおいて、ヒスタミン及び抗原誘発による結膜炎症状(充血及び浮腫)、結膜の血管透過性亢進を抑制する。18.4好中球及び好酸球の遊走抑制作用(点眼投与)ヒスタミン誘発によるモルモット結膜への好中球及び好酸球の遊走を抑制する(invivo)。18.5生物学的同等性試験18.5.1ラットアレルギー性結膜炎モデルを用いて、本剤、リボスチン点眼液0.025%の結膜炎抑制作用及び結膜浮腫抑制作用を比較検討した。本剤、リボスチン点眼液0.025%又は対照(生理食塩液)をアレルギー反応惹起20分前に点眼し、惹起後の充血及び浮腫の状態をスコア化し評価した。また、アレルギー反応惹起前に尾静脈内投与したエバンスブルー含有生理食塩液の結膜からの漏出量を評価した。その結果、本剤は対照に対して結膜炎症スコア及び色素漏出量に有意差が認められ、リボスチン点眼液0.025%に対して有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。結膜炎の症状スコアの推移<<図省略>>結膜からの色素漏出量--------------------------表開始--------------------------色素漏出量(μg/1gtissue)抑制率(%)生理食塩液24.7±2.0-レボカバスチン塩酸塩点眼液0.025%「わかもと」17.6±0.8**72リボスチン点眼液0.025%18.1±0.8*67*:P<0.05、**:P<0.01;Aspin‐Welchtest(vs生理食塩液)(平均値±標準誤差、n=8)--------------------------表終了--------------------------18.5.2モルモットアレルギー性結膜炎モデルを用いて、本剤、リボスチン点眼液0.025%の結膜炎抑制作用及び結膜浮腫抑制作用を比較検討した。本剤、リボスチン点眼液0.025%又は対照(生理食塩液)をアレルギー反応惹起20分前に点眼し、惹起後の充血及び浮腫の状態をスコア化し評価した。また、アレルギー反応惹起前に尾静脈内投与したエバンスブルー含有生理食塩液の結膜からの漏出量を評価した。その結果、本剤は対照に対して結膜炎症スコア及び色素漏出量に有意差が認められ、リボスチン点眼液0.025%に対して有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。結膜炎の症状スコアの推移<<図省略>>結膜からの色素漏出量--------------------------表開始--------------------------色素漏出量(μg/1gtissue)抑制率(%)生理食塩液76.4±4.3-レボカバスチン塩酸塩点眼液0.025%「わかもと」37.8±2.0**63リボスチン点眼液0.025%37.0±2.4**64**:P<0.01;Student’st‐test(vs生理食塩液)(平均値±標準誤差、n=10)--------------------------表終了--------------------------症状スコア、血管色素漏出量等のパラメータは、被験個体の選択、症状観察回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
該当データなし