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NSAIDの“有害な処方”、とくに注意すべき患者群とは/BMJ
2024/08/07 ジャーナル四天王
NSAIDの“有害な処方”、とくに注意すべき患者群とは/BMJ
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/59053
一般名 | シメチジン錠 |
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YJコード | 2325001F2048 |
剤型・規格 | 錠剤・400mg1錠 |
薬価 | 10.60円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
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統合医療システムにおけるプロトンポンプ阻害薬の過剰使用を減らすための大規模な多要素介入の影響:差分の差分法研究 (解説:上村直実氏)
2024/05/31 CLEAR!ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/clear/journal/58668
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PPIとH2ブロッカーで頭痛リスク上昇か
2024/05/29 医療一般
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https://www.carenet.com/news/general/hdn/58572
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PPIの不適切処方に薬剤師が介入、その効果は?/BMJ
2024/05/07 ジャーナル四天王
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https://www.carenet.com/news/journal/carenet/58531
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ピロリ菌の除菌治療の失敗は虫歯と関連
2024/04/18 医療一般 日本発エビデンス
ピロリ菌の除菌治療の失敗は虫歯と関連
https://www.carenet.com/news/general/hdnj/58298
1).胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)。2).次記疾患の胃粘膜病変(胃粘膜びらん、胃粘膜出血、胃粘膜発赤、胃粘膜浮腫)の改善:急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。
〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍〉通常、成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また、1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割もしくは1回(就寝前)投与することもできる。なお、年齢・症状により適宜増減する。〈吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)〉通常、成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また、1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割して投与することもできる。なお、年齢・症状により適宜増減する。ただし、上部消化管出血の場合には、通常注射剤で治療を開始し、内服可能となった後は経口投与に切りかえる。〈次記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期〉通常、成人にはシメチジンとして1日400mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また、1日量を1回(就寝前)投与することもできる。なお、年齢・症状により適宜増減する。(用法及び用量に関連する注意)7.1.腎機能障害患者では、血中濃度が持続するので、次を参考にして投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること〔9.2腎機能障害患者の項、16.6.1参照〕[1)クレアチニンクリアランス0~4mL/min:1回200mg1日1回(24時間間隔)、2)クレアチニンクリアランス5~29mL/min:1回200mg1日2回(12時間間隔)、3)クレアチニンクリアランス30~49mL/min:1回200mg1日3回(8時間間隔)、4)クレアチニンクリアランス50mL/min以上:1回200mg1日4回(6時間間隔)]。7.2.血液透析を受けている患者に投与する場合は、透析後に投与すること〔13.2、16.6.2参照〕。
(禁忌)シメチジンに対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)血液像、肝機能、腎機能等に注意すること。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.薬物過敏症の既往歴のある患者。(腎機能障害患者)本剤は、主として腎臓から排泄されるため、腎機能障害患者では血中濃度が持続する〔7.1、9.8高齢者の項、11.1.7、16.6.1参照〕。(肝機能障害患者)肝機能障害患者。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(母乳中に移行することが報告されている)〔16.3.1参照〕。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)減量するか投与間隔を延長するなど慎重に投与すること(高齢者では腎機能が低下していることが多いため、血中濃度が持続するおそれがある)〔9.2腎機能障害患者の項参照〕。(相互作用)本剤は、肝薬物代謝酵素P-450を阻害する。特にCYP3A4とCYP2D6に対して強い阻害効果を有することが報告されている(外国人データ)。10.2.併用注意:1).肝薬物代謝酵素P-450の活性低下により代謝・排泄が遅延する薬剤(主な薬剤:クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)、ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム、トリアゾラム、ミダゾラム等)、抗てんかん剤(フェニトイン、カルバマゼピン等)、抗うつ剤(三環系抗うつ剤(イミプラミン等)、パロキセチン)、β-遮断剤(プロプラノロール、メトプロロール、ラベタロール等)、カルシウム拮抗剤(ニフェジピン等)、抗不整脈剤(リドカイン等)、キサンチン系薬剤(テオフィリン、アミノフィリン等))[これらの医薬品の血中濃度を高めることが報告されているので、これらの医薬品を減量するなど慎重に投与すること(本剤が肝薬物代謝酵素P-450(CYP1A2、CYP2C9、CYP2D6、CYP3A4等)を阻害して、これらの医薬品の代謝、排泄を遅延させる)]。2).プロカインアミド[これらの医薬品の血中濃度を高めることが報告されているので、これらの医薬品を減量するなど慎重に投与すること(本剤が近位尿細管におけるプロカインアミドの輸送を阻害し、腎クリアランスを減少させる)]。3).エリスロマイシン[これらの医薬品の血中濃度を高めることが報告されているので、これらの医薬品を減量するなど慎重に投与すること(機序不明)]。(過量投与)13.1.症状外国において、シメチジン20gから40gを投与後に意識喪失等の重篤な中枢神経症状が発現した症例、及び40g以上のシメチジンを単回経口服用した成人での死亡症例の報告がある。日本では1回50錠(10g)、外国では100錠(20g)までの過量投与の報告があるが、特に重大な影響はみられなかった。13.2.処置過量投与時、シメチジンは血液透析により除去される〔7.2、16.6.2参照〕。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報本剤の投与が胃がんによる症状を隠蔽することがあるので、悪性でないことを確認のうえ投与すること。15.2.非臨床試験に基づく情報15.2.1.動物の毒性試験で弱い抗アンドロジェン作用に基づく前立腺重量減少及び精のう重量減少が報告されている。15.2.2.ラットに24ヵ月投与した毒性試験で良性精巣間細胞腫の発生が増加したとの報告がある。(取扱い上の注意)25℃相対湿度(RH)75%、室内散光下(400lx)の保存条件下において、わずかに着色することが認められたため、アルミ袋開封後の保存に注意すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(各0.1%未満):ショック、アナフィラキシー(全身発赤、呼吸困難等)があらわれることがある。11.1.2.再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少(各0.1%未満):初期症状として全身倦怠、脱力、皮下出血・粘膜下出血、発熱等がみられたら、その時点で血液検査を実施し、異常が認められた場合には直ちに投与を中止すること。11.1.3.間質性腎炎、急性腎障害(各0.1%未満):初期症状として発熱、腎機能検査値異常(BUN上昇、クレアチニン上昇等)等が認められた場合には直ちに投与を中止すること。11.1.4.皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)(各0.1%未満)。11.1.5.肝障害(頻度不明):黄疸、また、AST上昇、ALT上昇等があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を行うこと。11.1.6.房室ブロック等の心ブロック(0.1%未満)。11.1.7.意識障害、痙攣(各頻度不明):特に腎機能障害患者においてあらわれやすいので、注意すること〔9.2腎機能障害患者の項参照〕。11.2.その他の副作用1).腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、一過性クレアチニン上昇。2).過敏症:(0.1~5%未満)発疹、(0.1%未満)*末梢神経障害[*:過敏性血管炎に基づく末梢神経障害が報告されている]。3).内分泌:(0.1~5%未満)女性化乳房、(0.1%未満)乳汁分泌、帯下増加、勃起障害。4).精神神経系:(0.1%未満)可逆性の錯乱状態、痙攣、頭痛、めまい、四肢のしびれ・四肢こわばり感、眠気、ヒポコンドリー様症状、無気力感、うつ状態、幻覚。5).循環器:(0.1%未満)頻脈、徐脈、動悸。6).消化器:(0.1~5%未満)便秘、(0.1%未満)腹部膨満感、下痢。7).その他:(0.1%未満)発熱、全身熱感、排尿困難、筋肉痛、膵炎、脱毛。発現頻度は使用成績調査を含む。
18.1作用機序胃粘膜壁細胞のヒスタミンH2受容体を遮断し、持続的に胃酸分泌を抑制する。18.2胃酸分泌抑制作用18.2.1基礎分泌十二指腸潰瘍患者に200mg経口投与した場合、投与後1~3時間の2時間分泌量は91.2%抑制された。18.2.2テトラガストリン、ベタゾール及びインスリン刺激分泌十二指腸潰瘍患者に200mg経口投与した場合、テトラガストリン4μg/kg、ベタゾール1mg/kg、インスリン0.1U/kg筋注投与による刺激分泌は投与後1~3時間の2時間分泌量でそれぞれ79.1%、67.8%、79.5%抑制された。また、同様の試験において400mg経口投与は200mg経口投与より強くテトラガストリン刺激分泌を抑制した。18.2.3食餌刺激分泌流動蛋白食刺激による刺激分泌は200mg経口投与により最初の1時間で分泌量が85.7%、次の1時間で64.3%抑制された。健康成人への400mg経口投与は朝食及び昼食に相当する2回のブイヨン刺激による分泌に対して、いずれも明らかに抑制し、その効果持続は少なくとも8時間であった。18.2.4夜間分泌十二指腸潰瘍患者において午後11時~午前6時までの夜間分泌量は200mg経口投与で71.7%、300mg経口投与で94.0%抑制され、酸分泌抑制作用の持続時間は200mgで約4時間、300mgで約6時間であった。18.2.524時間分泌十二指腸潰瘍患者において、24時間の胃液の平均水素イオン濃度は、800mg(200mg×4回)経口投与で55%抑制され、また、800mg(400mg×2回)の経口投与でも、同様に24時間分泌は良好にコントロールされた。いずれの用法においても昼間より夜間の効果が顕著であった。18.3ペプシン分泌抑制作用十二指腸潰瘍患者でのテトラガストリン、ベタゾール、インスリン刺激分泌においてペプシン分泌は200mg経口投与により約55~67%抑制された。十二指腸潰瘍患者での夜間分泌における抑制率は200mg経口投与で53.5%、300mg経口投与で81.4%であった。18.4長期投与に伴う酸分泌機能の変動胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍患者の酸分泌機能は、800~1,600mg/日、約1~8.5ヵ月の経口投与で、投与前後において有意な変化は認められなかった。また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍患者においてシメチジン投与中止に伴うacidreboundは認められなかった。18.5血中ガストリンに及ぼす影響18.5.1胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍患者の空腹時血中ガストリン値は800~1,000mg/日1~4ヵ月の経口投与で投与前後において有意な変化は認められなかった。18.5.2健康成人及び十二指腸潰瘍患者での食餌刺激後の血中ガストリンに及ぼす影響については一定の見解は得られなかった。18.6ガストリン細胞数の変化十二指腸潰瘍患者において、1,000mg/日を4週間、更に400mg/日を20週間経口投与で、投与前、投与開始後4週間、12週間及び24週間の幽門部ガストリン細胞数には有意な変化は認められなかった。18.7胃内容排出に対する影響十二指腸潰瘍患者の300mg経口投与後1時間及び3時間の胃内容排出には、いずれも有意な変化は認められなかった。18.8膵外分泌機能に対する影響胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃・十二指腸共存潰瘍患者に対する800mg/日19~42日間の経口投与で投与前後の膵外分泌機能には有意な差は認められなかった。18.9胃粘膜電位差に対する作用健康成人において、アスピリンによる胃粘膜電位差の低下を抑制することにより、胃粘膜関門の破綻を防ぎ粘膜障害を阻止した。18.10胃粘膜PGE2生合成能に対する影響十二指腸潰瘍患者において、1,000mg/日4週間の経口投与で、胃粘膜のPGE2生合成量は投与前に比し増加した。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍〉17.1.1国内一般臨床試験一般臨床試験において本剤1日800mgの経口投与は全般改善度91.5%(1,320/1,443例)、内視鏡的治癒率78.5%(1,048/1,335例)と高い効果を示した。〈次記疾患の胃粘膜病変の改善急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期〉17.1.2国内一般臨床試験及び国内二重盲検比較試験急性胃炎又は慢性胃炎の急性増悪期を対象とした一般臨床試験において、本剤1日400mgの経口投与は2週後の自・他覚症状総合改善度82.0%(146/178例)、内視鏡所見総合改善度75.4%(135/179例)と早期より高い効果を示した。また二重盲検比較試験(タガメット錠)によって本剤の有用性が認められた。〈上部消化管出血〉17.1.3国内一般臨床試験(1)止血効果主として1日4回(200mg/1回)静脈内投与注)により3日以内の止血率は56.5%(35/62例)、7日以内は71.0%(44/62例)であり、従来の薬剤の効果を有意に上回る止血効果を示した。(2)止血維持効果止血後の本剤1日800mgの経口投与(タガメット錠)は止血維持率91.8%(67/73例)と良好な効果が認められた。(3)止血後の病変治癒効果タガメット錠は上部消化管出血の原因となった病変(消化性潰瘍、ストレス潰瘍、出血性胃炎)に対しても、通常の消化性潰瘍とほぼ同程度の治癒効果を示した。〈逆流性食道炎〉17.1.4国内一般臨床試験一般臨床試験において本剤1日800mgの経口投与は自・他覚症状総合改善度87.5%(63/72例)、内視鏡所見総合改善度71.2%(47/66例)と高い効果を示した。副作用は3.3%(3/91例)に認められた。〈Zollinger‐Ellison症候群〉17.1.5国内一般臨床試験タガメット錠はZollinger‐Ellison症候群に対して、自・他覚症状の改善及び内視鏡所見において有用性が認められた。注)本剤の承認された用法は経口投与である。