1.
統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化
2024/12/20 医療一般
統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59823
一般名 | スルトプリド塩酸塩細粒 |
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YJコード | 1179032C1046 |
剤型・規格 | 散剤・50%1g |
薬価 | 49.50円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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1.
統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化
2024/12/20 医療一般
統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59823
2.
映画「ミスト」 ドラマ「ザ・ミスト」(後編・その2)【なんで統合失調症は「ある」の?(統合失調症の機能)】Part 1
2024/12/19 シネマセラピー
映画「ミスト」 ドラマ「ザ・ミスト」(後編・その2)【なんで統合失調症は「ある」の?(統合失調症の機能)】Part 1
https://www.carenet.com/report/series/psychiatry/cinema/cg004883_162_01.html
3.
映画「ミスト」 ドラマ「ザ・ミスト」(後編・その2)【なんで統合失調症は「ある」の?(統合失調症の機能)】Part 2
2024/12/19 シネマセラピー
映画「ミスト」 ドラマ「ザ・ミスト」(後編・その2)【なんで統合失調症は「ある」の?(統合失調症の機能)】Part 2
https://www.carenet.com/report/series/psychiatry/cinema/cg004883_162_02.html
4.
うつ病、不安症、ADHD患者における双極症への移行率の比較
2024/12/18 医療一般
うつ病、不安症、ADHD患者における双極症への移行率の比較
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59821
5.
向精神薬誘発性尿閉リスクの高い薬剤は〜国内医薬品副作用データベース
2024/12/16 医療一般 日本発エビデンス
向精神薬誘発性尿閉リスクの高い薬剤は〜国内医薬品副作用データベース
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59819
躁病、統合失調症の興奮及び幻覚・妄想状態。
スルトプリドとして、通常、成人1日300~600mgを分割経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減するが、1日1800mgまで増量することができる。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.昏睡状態の患者[昏睡状態が悪化するおそれがある]。2.3.バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強される]。2.4.重症心不全患者[症状が悪化するおそれがある]。2.5.パーキンソン病又はレビー小体型認知症の患者[錐体外路症状が悪化するおそれがある]。2.6.脳障害(脳炎、脳腫瘍、頭部外傷後遺症等)の疑いのある患者[高熱反応があらわれるおそれがあるので、このような場合には、全身を氷で冷やすか、又は解熱剤を投与するなど適切な処置を行う]。2.7.プロラクチン分泌性下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の患者[抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌が促進し、病態を悪化させるおそれがある]。2.8.QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中(イミプラミン、ピモジド等)の患者〔10.1、11.1.5参照〕。(重要な基本的注意)8.1.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。8.2.制吐作用を有するため、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化することがあるので、注意すること〔11.1.2参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.心・血管疾患、低血圧又はそれらの疑いのある患者:一過性血圧低下があらわれることがある。9.1.2.QT延長のある患者:QT延長が悪化するおそれがある〔11.1.5参照〕。9.1.3.QT延長を起こしやすい患者:QT延長が発現するおそれがある〔11.1.5参照〕[(1)著明な徐脈のある患者、(2)低カリウム血症のある患者等]。9.1.4.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者:痙攣閾値が低下することがある〔11.1.3参照〕。9.1.5.自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者:症状が悪化するおそれがある。9.1.6.うつ状態にある患者:鎮静作用により、特に躁うつ病患者ではうつ転を来しやすい。9.1.7.甲状腺機能亢進状態にある患者:錐体外路症状が起こりやすい。9.1.8.脱水を伴う身体的疲弊・栄養不良状態を伴う身体的疲弊等のある患者:悪性症候群(Syndromemalin)が起こりやすい〔11.1.1参照〕。9.1.9.褐色細胞腫又はパラガングリオーマの疑いのある患者:類似化合物であるスルピリドの投与により急激な昇圧発作があらわれたとの報告がある。9.1.10.不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の患者:抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されている〔11.1.7参照〕。(腎機能障害患者)腎機能障害患者:高い血中濃度が持続するおそれがある。(肝機能障害患者)肝機能障害患者:副作用が強くあらわれるおそれがある。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット、ウサギ)において本剤の催奇形性は認められていない。また、妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある(新生児薬物離脱症候群)。(授乳婦)授乳しないことが望ましい(動物実験(ラット)で乳汁中への移行がみられている)。(小児等)小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。(高齢者)副作用(過剰鎮静、錐体外路症状等)の発現に注意し、少量から投与を開始するなど慎重に投与すること(本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがある)。(相互作用)10.1.併用禁忌:QT延長を起こすことが知られている薬剤(イミプラミン<トフラニール>、ピモジド<オーラップ>等)〔2.8、11.1.5参照〕[QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用を起こすおそれがある(本剤及びこれらの薬剤でQT延長、心室性不整脈が報告されており、併用によりQT延長作用が増強するおそれがある)]。10.2.併用注意:1).中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔剤等)[相互に中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること(ともに中枢神経抑制作用を有する)]。2).アルコール(飲酒)[相互に中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること(ともに中枢神経抑制作用を有する)]。3).アドレナリン[アドレナリンの作用を逆転させ重篤な血圧低下を起こすことがある(アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される)]。4).ドパミン作動薬(レボドパ等)[これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある(ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる)]。(過量投与)13.1.症状過量投与時、発熱、意識障害、頸部筋強直及び上下肢筋強直があらわれることがあり、また、心電図異常(Torsadesdepointes)が報告されている〔11.1.5参照〕。(その他の注意)15.1.臨床使用に基づく情報15.1.1.本剤による治療中、原因不明の突然死が報告されている。15.1.2.外国で実施された認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢患者を対象とした17の臨床試験において、非定型抗精神病薬投与群はプラセボ投与群と比較して死亡率が1.6~1.7倍高かったとの報告があり、また、外国での疫学調査において、定型抗精神病薬も非定型抗精神病薬と同様に死亡率上昇に関与するとの報告がある。15.2.非臨床試験に基づく情報15.2.1.イヌの亜急性及び慢性毒性試験で前立腺萎縮、また生殖試験で妊娠率低下を起こすとの報告がある。15.2.2.長期経口投与試験においてマウスの雌で乳腺腫瘍(20mg/kg以上)及び下垂体腫瘍(125mg/kg)、またラットの雌雄で乳腺腫瘍(20mg/kg以上)の発生頻度が対照群に比し高いとの報告がある。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.悪性症候群(Syndromemalin)(0.1~5%未満):無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇(血清CPK上昇)がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)〔9.1.8参照〕、なお、他の抗精神病剤で高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。11.1.2.麻痺性イレウス(0.1~5%未満):腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部膨満あるいは腹部弛緩及び腸内容物うっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は、本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること〔8.2参照〕。11.1.3.痙攣(0.1~5%未満)〔9.1.4参照〕。11.1.4.遅発性ジスキネジア(0.1%未満):長期投与により、口周部不随意運動等の不随意運動があらわれ投与中止後も持続することがある。11.1.5.QT延長、心室頻拍(Torsadesdepointesを含む)(頻度不明)〔2.8、9.1.2、9.1.3、10.1参照〕。11.1.6.無顆粒球症、白血球減少(頻度不明)。11.1.7.肺塞栓症、深部静脈血栓症(頻度不明):抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと〔9.1.10参照〕。11.2.その他の副作用1).循環器:(0.1~5%未満)頻脈・動悸、血圧低下、(0.1%未満)血圧上昇、徐脈、顔面潮紅、心電図変化。2).肝臓:(0.1~5%未満)肝障害。3).錐体外路症状:(5%以上)パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、流涎、寡動、歩行障害、仮面様顔貌等)、アカシジア(静坐不能)、(0.1~5%未満)ジスキネジア(口周部不随意運動、四肢不随意運動等の不随意運動、舌のもつれ等)、ジストニア(痙攣性斜頸、顔面攣縮及び頸部攣縮、構音障害、眼球上転発作等)、嚥下障害。4).眼:(0.1~5%未満)眼調節障害、(0.1%未満)羞明、散瞳。5).皮膚:(0.1~5%未満)発疹、(0.1%未満)皮膚そう痒感。6).血液:(0.1~5%未満)貧血、(0.1%未満)白血球減少、白血球増加、顆粒球増加。7).消化器:(0.1~5%未満)便秘、悪心・嘔吐、食欲不振、口渇、下痢、食欲亢進、胃症状(胸やけ、胃部不快感等)、(0.1%未満)吐血、腹痛、鼓腸、口内炎。8).内分泌:(0.1~5%未満)月経異常、乳汁分泌、(0.1%未満)女性型乳房、射精不能。9).精神神経系:(0.1~5%未満)眠気・傾眠、不眠、不安・焦燥、うつ状態、過剰鎮静、脱力感・倦怠感、意欲減退・無力症、頭痛・頭重、意識障害、四肢しびれ感、めまい・ふらつき、立ちくらみ、(0.1%未満)衝動行為、健忘、知覚異常、眼瞼下垂、自殺企図、せん妄。10).その他:(0.1~5%未満)体重増加、体重減少、胸部痛・胸部苦悶感、CK上昇(CPK上昇)、排尿障害、尿失禁、発汗、発熱、(0.1%未満)浮腫、腰痛、鼻閉、呼吸困難、頻尿、流涙、失神。
18.1作用機序抗精神病剤の作用機序は、抗ドパミン作用と密接に関連していると推定されており、本剤も行動薬理学的方法及び神経化学的方法によって、中枢性抗ドパミン作用を示すことが認められている。18.2薬理作用18.2.1行動薬理学的には抗アポモルヒネ作用、抗メタンフェタミン作用(ラット)を示し、また、アポモルヒネ誘発嘔吐(イヌ)に対する抑制作用及び瞬膜収縮反応を指標とした末梢での抗ドパミン作用(ネコ)は、いずれもハロペリドールやスルピリドよりも強い。18.2.2Invitroにおいて、神経化学的にはドパミンの代謝回転を亢進させるが、ハロペリドールやクロルプロマジンとは異なり、ドパミン感受性アデニル酸シクラーゼには作用しない。
17.1有効性及び安全性に関する試験<躁病>17.1.1国内臨床試験躁病における中等度改善以上の改善率は75.1%(148/197)であり、日本語版BPRSは、感情安定性(刺激性)93.5%(116/124)、行動量93.3%(112/120)、話し方と音声92.5%(111/120)、制禦度91.5%(119/130)等に高い改善率が認められた。<統合失調症>17.1.2国内臨床試験統合失調症の興奮及び幻覚・妄想状態における中等度改善以上の改善率は45.9%(354/772)であり、日本語版CPRGは、疑惑76.4%(159/208)、興奮76.3%(148/194)、幻覚71.8%(140/195)、敵意71.0%(130/183)等に高い改善率が認められた。