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一般名 | ピコスルファートナトリウム2.5mg錠 |
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YJコード | 2359005F1277 |
剤型・規格 | 錠剤・2.5mg1錠 |
薬価 | 5.90円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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https://www.carenet.com/hihyotue/246.html
1).各種便秘症。2).術後排便補助。3).造影剤<硫酸バリウム>投与後の排便促進。
〈各種便秘症〉通常成人には1日1回2~3錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0~7.5mg)を経口投与する。7歳以上の小児には1日1回2錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0mg)を経口投与する。〈術後排便補助〉通常成人には1日1回2~3錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0~7.5mg)を経口投与する。〈造影剤(硫酸バリウム)投与後の排便促進〉通常成人には1回2~3錠(ピコスルファートナトリウム水和物として5.0~7.5mg)を経口投与する。(ピコスルファートナトリウム水和物としての一般的用量は3.0~7.5mgである)。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(禁忌)2.1.急性腹症が疑われる患者[腸管蠕動運動の亢進により、症状が増悪するおそれがある]。2.2.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。(特定の背景を有する患者に関する注意)(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(高齢者)減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).消化器:(0.1~5%未満)腹痛、悪心、嘔吐、腹鳴、腹部膨満感、下痢等、(頻度不明)腹部不快感。2).皮膚:(頻度不明)蕁麻疹、発疹等。3).肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇等。副作用の頻度はラキソベロン液承認時(1979年)までの臨床試験及び使用成績調査を含む。
18.1作用機序ピコスルファートナトリウム水和物は、胃、小腸ではほとんど作用せず、大腸細菌叢由来の酵素アリルスルファターゼにより加水分解され、活性型のジフェノール体となる(ラット)。ジフェノール体は、腸管粘膜への次の作用により瀉下作用を示す。・腸管蠕動運動の亢進作用(ラット)・水分吸収阻害作用(ラット)18.2生物学的同等性試験雌雄日本ネコ(n=10)にピコスルファートナトリウム錠2.5mg「FSK」及びラキソベロン内用液0.75%を、それぞれ低用量(ピコスルファートナトリウム水和物として10mg/head)及び高用量(ピコスルファートナトリウム水和物として40mg/head)の2段階とり、クロスオーバー法による単回投与を行い、緩下作用を糞便の外観形状のスコア及び糞便中水分率を指標に検討した結果、両剤の生物学的同等性が確認された。判定パラメータ--------------------------表開始--------------------------糞便中水分率(%)(Mean±S.D.、3日間、n=10)低用量高用量ピコスルファートナトリウム錠2.5mg「FSK」71.4±4.468.0±2.5ラキソベロン内用液0.75%72.0±4.169.0±3.4--------------------------表終了--------------------------
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1国内一般臨床試験国内7施設で実施された一般臨床試験の効果判定症例85例における有効率は次のとおりであった。--------------------------表開始--------------------------疾患名\有効率(%)有効以上常習性便秘82.4%(70/85)--------------------------表終了--------------------------本試験における安全性評価対象85例において、副作用は認められなかった。また、副作用とされた臨床検査値の変動はなかった。