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2024/11/13 ざわつく水曜日
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https://www.carenet.com/hihyowed/238.html
一般名 | ナルデメジントシル酸塩錠 |
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YJコード | 2359007F1020 |
剤型・規格 | 錠剤・0.2mg1錠 |
薬価 | 277.10円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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https://www.carenet.com/series/kampo/cg004640_011.html
オピオイド誘発性便秘症。
通常、成人にはナルデメジンとして1回0.2mgを1日1回経口投与する。(用法及び用量に関連する注意)オピオイドの投与を中止する場合は本剤の投与も中止すること。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.消化管閉塞若しくはその疑いのある患者、又は消化管閉塞の既往歴を有し再発のおそれの高い患者[消化管穿孔を起こすおそれがある]。(重要な基本的注意)8.1.海外で類薬の投与により、消化管穿孔を来し死亡に至ったとの報告があるので、激しい腹痛又は持続する腹痛等、消化管穿孔が疑われる症状が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと〔9.1.1参照〕。8.2.オピオイド離脱症候群(一般的には、投与後数分あるいは数日以内に起こる次の症状の複合的な発現:不安、悪心、嘔吐、筋肉痛、流涙、鼻漏、散瞳、立毛、発汗、下痢、あくび、発熱、不眠)を起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと〔9.1.2、13.1参照〕。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.消化管壁脆弱性が認められる又は疑われる疾患を有する患者:消化管潰瘍、憩室疾患、浸潤性消化管がん、がんの腹膜転移、クローン病などの患者では、消化管穿孔の危険性が高まるおそれがある〔8.1参照〕。9.1.2.血液脳関門が機能していない又は血液脳関門機能不全が疑われる患者:脳腫瘍<転移性を含む>などの患者では、オピオイド離脱症候群又はオピオイドの鎮痛作用減弱を起こすおそれがある〔8.2参照〕。(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(動物試験において、ウサギで流産及び早産、胎仔体重低値、ラットで分娩中の母動物死亡、出生率低下及び出生仔生存率低下、並びに発育遅延が報告されており、また、ラットで胎仔への移行が認められているが、いずれの動物種でも催奇形性は認められていない)。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ラットで乳汁中への移行が報告されている)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)一般に生理機能が低下している。(相互作用)10.2.併用注意:1).CYP3A阻害剤(イトラコナゾール、フルコナゾール等)〔16.7.4、16.7.5参照〕[本剤の血中濃度が上昇し副作用が発現するおそれがある(CYP3A4を介する本剤の代謝が阻害される)]。2).CYP3A誘導剤(リファンピシン等)〔16.7.3参照〕[本剤の血中濃度が低下し効果が減弱するおそれがある(CYP3A4を介する本剤の代謝が促進される)]。3).P-糖蛋白阻害剤(シクロスポリン等)〔16.7.2参照〕[本剤の血中濃度が上昇し副作用が発現するおそれがあり、また、血液脳関門への影響により本剤の脳内濃度が上昇するおそれがある(P-糖蛋白を介する本剤の輸送が阻害される)]。(過量投与)13.1.症状海外臨床試験(0.01~3mg単回投与)において、1mgを投与した場合に、重度悪心、胃痙攣を含むオピオイド離脱症候群が認められている〔8.2参照〕。13.2.処置過量投与時、特異的な解毒剤はない(本剤は血液透析により除去されない)。(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(取扱い上の注意)遮光して保存すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.重度下痢(0.7%):脱水症状まで至ることがあるため、異常が認められた場合には補液等の適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).消化器:(5%以上)下痢(21.3%)、(1~5%未満)腹痛、嘔吐、悪心、食欲減退。2).その他:(1~5%未満)ALT増加、AST増加、(1%未満)倦怠感、(頻度不明)オピオイド離脱症候群。
18.1作用機序ナルデメジンは末梢性μオピオイド受容体拮抗薬(peripherally‐actingmu‐opioidreceptorantagonist:PAMORA)で、消化管に存在するμオピオイド受容体に結合し、オピオイドの末梢性作用に拮抗することによりOICを改善する。18.2薬理作用18.2.1オピオイド受容体に対する結合親和性受容体結合実験において、選択的なヒト組換えμ、δ及びκオピオイド受容体結合親和性を示した(invitro試験)。18.2.2オピオイド受容体に対する機能活性ヒト組換えμ、δ及びκオピオイド受容体に対し、アンタゴニスト活性を示し、アゴニスト活性を示さなかった(invitro試験)。18.2.3便秘に対する作用単回経口投与により、ラットでモルヒネ及びオキシコドン皮下投与により誘発される小腸輸送能阻害作用及びヒマシ油誘発下痢モデルにおけるモルヒネにより誘発される便秘に対する改善が0.03mg/kg以上で認められた。18.2.4モルヒネ誘発鎮痛作用に対する影響ラットに皮下投与したモルヒネの鎮痛作用に対し、単回経口投与で3mg/kgまで有意な影響を及ぼさなかった。18.2.5オピオイド離脱症状モルヒネ依存ラットへの単回経口投与で1mg/kgの用量まで中枢性のオピオイド離脱症状は認められなかった。
17.1有効性及び安全性に関する試験〈がん患者でのオピオイド誘発性便秘症〉17.1.1国内第III相二重盲検並行群間比較試験本剤又はプラセボ投与開始日前14日間のオピオイド投与量が安定し、かつその間の自発排便回数が5回以下であるOICを有するがん患者に、本剤0.2mg又はプラセボを2週間投与した。主要評価指標である自発排便レスポンダー率は表17‐1のとおりであり、本剤のプラセボに対する優越性が示された。表17‐1自発排便レスポンダー率--------------------------表開始--------------------------投与群例数レスポンダー率※1レスポンダー率の95%信頼区間※2プラセボ群との対比較下限上限群間差(標準誤差)p値※3プラセボ9634.4%25.0%44.8%36.8%(6.7%)<0.0001*0.2mg9771.1%61.0%79.9%※1:自発排便回数が3回/週以上かつベースラインから1回/週以上増加した患者の割合※2:Clopper‐Pearson法※3:カイ二乗検定*:有意差あり(p<0.05)--------------------------表終了--------------------------副作用発現頻度は21.6%(21/97例)であった。主な副作用は下痢17.5%(17/97例)、腹痛2.1%(2/97例)、嘔吐2.1%(2/97例)であった。17.1.2国内第III相継続投与試験OICを有するがん患者131例を対象として、本剤0.2mgを12週間投与した。患者報告型便秘症状評価(PAC‐SYM)の全体スコア、患者報告型便秘QOL評価(PAC‐QOL)の全体及び満足度スコアは治療期間にわたりベースラインと比較し有意な改善がみられた。最終観測時点のPAC‐SYM(全体)レスポンダー率は18.5%、PAC‐QOL(満足度)レスポンダー率は35.3%であった。副作用発現頻度は15.3%(20/131例)であった。主な副作用は下痢9.2%(12/131例)であった。〈非がん性慢性疼痛患者でのオピオイド誘発性便秘症〉17.1.3国内第III相長期投与試験本剤投与開始日前14日間のオピオイド投与量が安定し、かつその間の自発排便回数が5回以下であるOICを有する非がん性慢性疼痛患者53例を対象に本剤0.2mgを48週間投与した(2試験の併合)。有効性評価項目未観測1例を除く計52例における、投与2週間での自発排便レスポンダー率は82.7%であった。副作用発現頻度は32.1%(17/53例)であった。主な副作用は下痢18.9%(10/53例)、腹痛5.7%(3/53例)であった。