1.
第174回 レカネマブ承認へ、医療者を待ち受ける5つの関門
2023/08/25 バズった金曜日
第174回 レカネマブ承認へ、医療者を待ち受ける5つの関門
https://www.carenet.com/hihyofri/174.html
一般名 | フロルタウシピル(18F)注射液 |
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YJコード | 430040BA1025 |
剤型・規格 | 液剤・370MBq1瓶 |
薬価 | 0.00円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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https://www.carenet.com/hihyofri/174.html
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DWIBSは不明熱の診療にも有用?【知って得する!?医療略語】第19回
2022/09/14 知って得する!?医療略語
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https://www.carenet.com/series/medicalword/cg003444_019.html
3.
ASCO2021 レポート 泌尿器科腫瘍
2021/07/26 学会レポート
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https://www.carenet.com/report/asco/2021/cg003229_012.html
4.
第66回 医療法等改正、10月からの業務範囲拡大で救急救命士の争奪戦勃発か
2021/07/14 ざわつく水曜日
第66回 医療法等改正、10月からの業務範囲拡大で救急救命士の争奪戦勃発か
https://www.carenet.com/hihyowed/066.html
5.
軽度アルツハイマー病への抗Aβ抗体、第III相試験の結果/NEJM
2018/02/01 ジャーナル四天王
軽度アルツハイマー病への抗Aβ抗体、第III相試験の結果/NEJM
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/45442
アルツハイマー病による軽度認知障害及びアルツハイマー病による軽度の認知症患者におけるドナネマブ<遺伝子組換え>の適切な投与の補助。(効能又は効果に関連する注意)本剤を用いたPET検査は、ドナネマブ(遺伝子組換え)の投与の可否の検討において脳内タウ蓄積の有無に関する情報を得る目的でのみ実施すること(アルツハイマー病の診断における有用性は確立していない)。
フロルタウシピル(18F)として370MBqを静脈内投与し、投与約80分後から撮像を開始する。撮像時間は20分間とする。
(禁忌)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。(重要な基本的注意)8.1.検査の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。8.2.本剤を用いて撮像した画像の読影は、本剤を用いたPET検査に関する読影訓練を受けた医師が行うこと。(特定の背景を有する患者に関する注意)(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、検査の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(授乳婦)検査の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討する(投与する場合は、投与後4時間は授乳を中止するよう指導する)。(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。(高齢者)患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。(適用上の注意)14.1.薬剤投与時の注意14.1.1.本剤の投与ルート内の残留を防ぐため、本剤の投与に引き続いて日局生理食塩液を急速静注すること。14.1.2.本剤は、患者ごとに適切な投与量となるように製造された製剤であることから、本剤の取違え防止のため、投与にあたっては、本剤の製剤ラベルの表示を確認し、意図した患者へ確実に投与すること。14.2.検査上の注意14.2.1.脳内タウ蓄積の有無の評価は大脳皮質における本剤の集積のみにより行うこと(本剤の非特異的集積が脈絡叢、線条体、脳幹部に見られることがある)。また、大脳皮質の集積と連続性を持たない本剤の小さな集積は偽陽性所見である場合があるので注意すること。14.2.2.本剤を用いたPET検査について脳内タウの定量に関する有用性は確立していない。(その他の注意)15.2.非臨床試験に基づく情報遺伝毒性試験のうち、細菌を用いる復帰突然変異試験陽性及び培養チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いる染色体異常試験陽性の結果が報告されている。(取扱い上の注意)放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存すること。(保険給付上の注意)本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).神経系障害:(0.1%未満)頭痛、(頻度不明)味覚不全。2).一般・全身障害および投与部位の状態:(頻度不明)注射部位疼痛。3).臨床検査:(頻度不明)血圧上昇。
18.1測定法本剤の有効成分に含まれる放射性核種から放出される放射線(ガンマ線)が核医学検査装置により画像化される。18.2集積機序精製ヒトタウ蛋白凝集体を用いたinvitro結合試験において、フロルタウシピル(18F)は精製ヒトタウ蛋白凝集体に高い親和性で結合することが示された。また、ヒト脳組織切片を用いたオートラジオグラフィー試験において、フロルタウシピル(18F)はヒトタウ蛋白凝集体に選択的に結合することが示された。
17.1有効性及び安全性に関する試験17.1.1海外第III相臨床試験(A16試験)剖検時のタウの病理学的所見を真のスタンダードとして、50歳以上の終末期患者64名(認知症49名、軽度認知障害1名、認知機能正常14名)の本剤を用いたPET検査画像に基づく読影結果の感度及び特異度を評価した。NFT注2)スコアがB3の被験者を検出するための診断能(有効性主要解析1)およびADNC注3)が高レベルの被験者を検出するための診断能(有効性主要解析2)は表1のとおりであった。本剤投与から48時間以内に報告された副作用は、下痢、心筋梗塞、悪心、回転性めまいが各1件であった。注2)NeurofibrillaryTangle注3)Alzheimer’sDiseaseNeuropathologicChange表1.海外第III相臨床試験(A16試験)における成績--------------------------表開始--------------------------有効性主要解析1(64例)a、c感度(%)特異度(%)読影者197.4[86.8、99.5]68.0[48.4、82.8]読影者292.3[79.7、97.3]92.0[75.0、97.8]読影者392.3[79.7、97.3]88.0[70.0、95.8]読影者492.3[79.7、97.3]76.0[56.6、88.5]読影者5100.0[91.0、100.0]52.0[33.5、70.0]有効性主要解析2(64例)b、c感度(%)特異度(%)読影者197.4[86.8、99.5]65.4[46.2、80.6]読影者294.7[82.7、98.5]92.3[75.9、97.9]読影者394.7[82.7、98.5]88.5[71.0、96.0]読影者494.7[82.7、98.5]76.9[57.9、89.0]読影者5100.0[90.8、100.0]50.0[32.1、67.9]点推定値[95%信頼区間]、95%信頼区間はWilsonスコア法により算出a:病理診断における陽性(NFTスコアがB3)は39例、陰性(NFTスコアがB0~2)は25例b:病理診断における陽性(ADNCが高レベル)は38例、陰性(ADNCがなし、低レベル又は中間レベル)は26例c:有効性主要解析1及び2のいずれにおいても基準(感度及び特異度の95%信頼区間の下限値がいずれも50%以上を達成した読影者が5名のうち3名以上)を満たすことが試験の成功基準とされた--------------------------表終了--------------------------17.1.2国際共同第III相臨床試験(AACI試験)本剤を用いたPET検査により軽度から高度の脳内タウ蓄積が認められたアルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症患者1736例(日本人88例を含む)に、プラセボ又はドナネマブ(遺伝子組換え)を投与した結果、主要評価項目とされた全体集団及び脳内タウ蓄積が軽度又は中等度の集団におけるベースラインから治験薬投与76週までのiADRS注4)の変化量について、ドナネマブ(遺伝子組換え)群でプラセボ群と比較して統計学的に有意な悪化抑制が認められ(両集団のいずれもp<0.001)、CDR‐SB注5)を含む副次評価項目についても、ドナネマブ(遺伝子組換え)群でプラセボ群と比較して一貫した悪化抑制傾向が認められた。各投与群における有害事象、重篤な有害事象、治験薬投与中止に至った有害事象の発現頻度は表2のとおりであった。主な副作用は、ドナネマブ(遺伝子組換え)群853例において、ARIA‐E注6)(アミロイド関連画像異常‐浮腫/滲出液貯留)23.8%(203例)、ARIA‐H注7)(アミロイド関連画像異常‐微小出血およびヘモジデリン沈着)19.0%(162例)、注入に伴う反応8.3%(71例)、脳表ヘモジデリン沈着症6.0%(51例)、頭痛5.3%(45例)、脳微小出血2.1%(18例)であり、これらの事象についてプラセボ群874例では、ARIA‐E1.9%(17例)、ARIA‐H6.8%(59例)、注入に伴う反応0.5%(4例)、脳表ヘモジデリン沈着症1.0%(9例)、頭痛3.0%(26例)、脳微小出血1.1%(10例)であった。注4)integratedAlzheimer’sDiseaseRatingScale注5)ClinicalDementiaRatingScale‐SumofBoxes注6)Amyloidrelatedimagingabnormalities‐edema/effusion注7)Amyloidrelatedimagingabnormalities‐hemorrhageorsuperficialsiderosis表2.有害事象の発現頻度--------------------------表開始--------------------------ドナネマブ(遺伝子組換え)群(853例)プラセボ群(874例)有害事象89.0%(759例)82.2%(718例)重篤な有害事象17.4%(148例)15.8%(138例)治験薬投与中止に至った有害事象13.1%(112例)4.3%(38例)--------------------------表終了--------------------------