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カルシニューリン阻害で免疫を抑制するループス腎炎治療薬「ルプキネス」【最新!DI情報】第27回
2024/11/19 最新!DI情報
カルシニューリン阻害で免疫を抑制するループス腎炎治療薬「ルプキネス」【最新!DI情報】第27回
https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_027.html
一般名 | ジアスターゼ・生薬配合剤(7)散 |
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YJコード | 2339178B1040 |
剤型・規格 | 散剤・1g |
薬価 | 5.70円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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次記消化器症状の改善:食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐。
通常成人は1回1.3g、7歳~14歳は1/2量、4~6歳は1/3量を1日3回食後服用する。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.透析療法を受けている患者〔9.2.1参照〕。2.3.ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠中毒症等)[ナトリウムの貯留増加により症状が悪化するおそれがある]。2.4.高カルシウム血症、甲状腺機能低下症又は副甲状腺機能亢進症の患者[血中カルシウム濃度の上昇により病態に悪影響を及ぼす恐れがある]。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.重篤な消化管潰瘍のある患者:炭酸水素ナトリウムを配合しているため、症状が悪化するおそれがある。9.1.2.心機能障害のある患者:症状が悪化するおそれがある。9.1.3.肺機能障害のある患者:症状が悪化するおそれがある。9.1.4.リン酸塩低下のある患者:アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される。9.1.5.低クロル性アルカローシス等の電解質失調の患者:症状が悪化するおそれがある。(腎機能障害患者)9.2.1.透析療法を受けている患者:長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがある〔2.2参照〕。9.2.2.腎不全の患者:排泄障害により副作用があらわれるおそれがある。(妊婦)治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。(相互作用)10.2.併用注意:1).テトラサイクリン系抗生物質<服用>(テトラサイクリン<服用>、ミノサイクリン<服用>等)、ニューキノロン系抗菌剤<服用>(エノキサシン<服用>、ノルフロキサシン<服用>、オフロキサシン<服用>等)[本剤との併用により、これらの薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意するが、この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある(本剤中のAl3+、Mg2+、Ca2+と不溶性のキレートを形成して、これらの薬剤の吸収が阻害される)]。2).活性型ビタミンD(カルシトリオール、アルファカルシドール)[高カルシウム血症があらわれやすくなる(活性型ビタミンDのカルシウム吸収促進作用により、本剤中のカルシウムが吸収されるおそれがある)]。3).大量の牛乳・カルシウム製剤[Milk-alkalisyndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、症状が発現した場合には投与を中止すること(尿細管でのカルシウム再吸収が増加する)]。4).その他の併用薬剤<服用>[併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるが、この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある(本剤中のAl3+、Mg2+、Ca2+の吸着作用や消化管内・体液のpH上昇による)]。(取扱い上の注意)直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。11.1.重大な副作用11.1.1.ショック、アナフィラキシー(頻度不明)。11.2.その他の副作用1).長期・大量投与:(頻度不明)腎結石、尿路結石。2).代謝異常:(頻度不明)高マグネシウム血症[長期投与によりあらわれることがある]。3).消化器:(頻度不明)便秘。4).過敏症:(頻度不明)発疹。5).その他:(頻度不明)低カリウム血症、血圧上昇、体重増加、浮腫[カンゾウを配合しているため、長期連用によりあらわれることがある]。
18.1作用機序18.1.1ジアスターゼジアスターゼはでんぷんを分解する酵素アミラーゼの俗称であるが、本薬は麦芽を原料とする植物アミラーゼに属し、α、βの両アミラーゼがあり、両者共にでんぷんに作用する。麦芽アミラーゼの至適pHは弱酸性(pH4.5~5.5)であり、強酸、強アルカリで失活する。18.1.2炭酸水素ナトリウム速効性、全身性の制酸作用を示す。ただし、胃液のアルカリ化によるペプシンの失活及び発生したCO2により胃粘膜を刺激して二次的に胃液分泌を促す。胃酸とは次式のように反応する。NaHCO3+HCl→NaCl+H2O+CO2炭酸水素ナトリウムは消化管から吸収されやすいため、過剰に用いるとアルカローシスを生じる。また、粘液をアルカリ化することにより局所性の粘液溶解作用を示す。18.1.3沈降炭酸カルシウム不溶性カルシウム剤の1種で制酸作用を呈し、また吸着作用も現すので胃潰瘍及び胃酸過多症に制酸薬として用いる。胃酸とは次式のように反応する。CaCO3+2HCl→CaCl2+H2O+CO2生じた塩化物は腸へ移行して腸液のアルカリとの反応により再び炭酸塩に変化した後、排泄される。大量投与により吸収性制酸薬となり、アルカローシスを生じる。また便秘を起こす傾向がある。本薬1gは0.1mol/L塩酸約200mLを中和する効力がある。
該当データなし