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カルシニューリン阻害で免疫を抑制するループス腎炎治療薬「ルプキネス」【最新!DI情報】第27回
2024/11/19 最新!DI情報
カルシニューリン阻害で免疫を抑制するループス腎炎治療薬「ルプキネス」【最新!DI情報】第27回
https://www.carenet.com/pharmacist/di/cg004391_027.html
一般名 | ビオヂアスターゼ・生薬配合剤(3)散 |
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YJコード | 2339193B1029 |
剤型・規格 | 散剤・1g |
薬価 | 6.30円 |
製薬会社 | |
添付文書 |
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次記消化器症状の改善:食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐。
通常成人は1日3回、1回約1.3gずつ食後に経口投与する。7歳以上~15歳未満は成人の1/2量。4歳以上~7歳未満は成人の1/3量。2歳以上~4歳未満は成人の1/6量。2歳未満は成人の1/10量。
(禁忌)2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。2.2.透析療法を受けている患者〔9.2.1参照〕。2.3.ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠中毒症等)[ナトリウムの貯留増加により症状が悪化するおそれがある]。2.4.高カルシウム血症の患者[血中カルシウム濃度が上昇し、症状を悪化させるおそれがある]。2.5.甲状腺機能低下症又は副甲状腺機能亢進症の患者[血中カルシウム濃度の上昇により病態に悪影響を及ぼすおそれがある]。(特定の背景を有する患者に関する注意)(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.重篤な消化管潰瘍のある患者:炭酸水素ナトリウムを配合しているため、症状が悪化するおそれがある。9.1.2.心機能障害のある患者:症状が悪化するおそれがある。9.1.3.肺機能障害のある患者:症状が悪化するおそれがある。9.1.4.リン酸塩低下のある患者:アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される。9.1.5.低クロル性アルカローシス等の電解質失調の患者:症状が悪化するおそれがある。(腎機能障害患者)9.2.1.透析療法を受けている患者:長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがある〔2.2参照〕。9.2.2.腎不全の患者:排泄障害により副作用があらわれることがある。(妊婦)治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与すること。(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討する。(相互作用)10.2.併用注意:1).活性型ビタミンD[高カルシウム血症があらわれやすくなる(消化管からのカルシウムの吸収が亢進される)]。2).テトラサイクリン系抗生物質<服用>(テトラサイクリン塩酸塩<服用>、ミノサイクリン塩酸塩<服用>等)、ニューキノロン系抗菌剤<服用>(エノキサシン水和物<服用>、ノルフロキサシン<服用>、オフロキサシン<服用>等)[本剤との併用により、これらの薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意するが、この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある(本剤に含まれるアルミニウム、マグネシウム等とキレートを生成し、吸収が低下することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する)]。3).大量の牛乳・カルシウム製剤[Milk-alkalisyndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、症状が発現した場合には投与を中止すること(本剤の吸着作用又は消化管内・体液pH上昇による作用と考えられている)]。4).その他の併用薬剤<服用>[併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるが、この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある]。(取扱い上の注意)開封後は密栓して乾燥した場所に保存すること。(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切に処置を行うこと。11.2.その他の副作用1).長期・大量投与:(頻度不明)腎結石、尿路結石。2).代謝異常:(頻度不明)高マグネシウム血症[長期投与によりあらわれることがある]。3).消化器:(頻度不明)便秘。4).過敏症:(頻度不明)発疹。5).その他:(頻度不明)低カリウム血症、血圧上昇、体重増加、浮腫[カンゾウを配合しているため、長期連用によりあらわれることがある]。
18.1作用機序18.1.1ジアスターゼ麦芽に由来し、従ってαおよびβアミラーゼを含み、弱酸性域で消化力を発揮する。18.1.2サナルミン水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムの共沈物であり、制酸効果および胃壁保護作用を有する。18.1.3ビオヂアスターゼアミラーゼ作用およびプロテアーゼ作用を主とし、他にセルラーゼ作用、リパーゼ作用をも有する。18.1.4合成ケイ酸アルミニウム胃酸を徐々に中和してケイ酸と塩化アルミニウムを生じ(制酸作用)、生成したケイ酸は胃粘膜を被覆防護して胃の潰瘍部又は炎症部に及ぼす胃液の刺激をさえぎる(粘膜被覆作用)。一方、胃酸と反応して生成した塩化アルミニウムは胃壁に収れん的に作用して、その働きを調節する。18.1.5炭酸水素ナトリウム即効性、全身性の制酸作用を示す。18.1.6沈降炭酸カルシウム不溶性のカルシウム剤の1種で制酸作用を呈し、また吸着作用も現す。18.1.7チョウジ・ウイキョウ・ケイヒ(芳香性)、ショウキョウ・サンショウ(芳香・辛味性)、オウレン(苦味性)苦味、辛味、芳香などは味覚、嗅覚を介して反射的に唾液、胃液その他の消化液の分泌を促進し、消化器の運動を亢進させる。18.1.8カンゾウ胃上皮増殖促進作用、胃粘膜障害防止効果、胃液分泌抑制作用が認められている。
該当データなし