米FDAが転移性非小細胞肺がんに対する併用療法を承認
米食品医薬品局(FDA)は11月10日、感作性上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異または未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)融合遺伝子を伴わない転移性非小細胞肺がん(NSCLC)の成人患者に対して、デュルバルマブ(商品名イミフィンジ)とプラチナ製剤による化学療法(以下、化学療法)にトレメリムマブ(商品名Imjudo)を追加する併用療法を承認した。
体重30kg以上の患者で推奨されている併用療法は、トレメリムマブ75mgとデュルバルマブ1,500mgの併用投与と化学療法を3週間おきに4サイクル実施し、その後は4週間ごとにデュルバルマブ1,500mgの投与と維持療法を実施するというもの。トレメリムマブ75mgの5回目の投与は16週後とされている。