脳に歯が生えていた1例 最終更新:2025/08/15 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 3年前から片頭痛と診断されていた16歳女性。激しい頭痛で受診し、意識消失、眼球上転など、どんどん悪化します。画像検査の結果、巨大な頭蓋内腫瘍が存在し、なんと病変内に“歯”があることが判明しました。
多剤併用患者の副作用疑い、AIなら原因薬剤を瞬時に回答! 最終更新:2025/08/14 Dr.中島の新・徒然草 日進月歩でますます賢くなるAI。中島氏が臨床で役立つと感じるのが、AIによる多剤併用時の副作用リスクチェックや原因薬の特定です。ポリファーマシーが避けられない現代、AIは非常に心強い味方になります。
「レジリエンス」の新常識、根性論はもう古い! 最終更新:2025/08/14 NYから木曜日 逆境から回復する力「レジリエンス」は、これまで努力や根性といった個人の強さと見なされがちでした。しかし、この概念を根底から見直す研究が発表されました。ストレスをしなやかに乗り越えるために必要なこととは?
軽度認知障害は「自らの努力」で改善できるのか? 最終更新:2025/08/12 外来で役立つ!認知症Topics 軽度認知障害(MCI)は、4人に1人が回復できることが知られています。本人の努力で改善できる要因があれば、患者さんの大きな希望になるでしょう。MCIのリバート要因を、これまでの報告をもとに整理します。
医師偏在には地域差だけでなく性差も視点に 最終更新:2025/08/11 まとめる月曜日 今回は特別編として今後の医師数、医師のキャリア形成の展望についてお届けします。厚生労働省は「専門医シーリング」などでの医師の診療科偏在の解決を指向していますが、データからそれだけではない傾向も見えてきました。今後の医師偏在問題の解決の一助にご一読ください。
NY銃乱射事件、背景に慢性外傷性脳症(CTE)か 最終更新:2025/08/07 Dr.中島の新・徒然草 ニューヨークで起きた銃乱射事件。NFL本部を狙ったとされる容疑者は、自ら命を絶ちました。遺留品に、自身がCTEであると主張するメモが含まれていました。高次脳機能障害の患者さんを診る中島氏が思うことは。
英語で「傷の縫合」は何と言う? 最終更新:2025/08/04 患者と医療者で!使い分け★英単語 「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「?」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。
親指が紫に変色、紆余曲折で判明した疾患は… 最終更新:2025/07/31 Dr.中島の新・徒然草 高齢の女性患者さんに、親指を見せられた中島氏。右手親指の末節部が紫色になっています。中指や薬指でも時々起こり、自然に治るとのこと。知り合いの先生に聞いたり、ChatGPTに尋ねたりしてたどり着いた疾患は?
レーシックやICLの施術経験、医師はどのくらい? 最終更新:2025/07/25 Drs' Voice 視力低下などは日常診療に影響を及ぼす問題の1つになり得ますが、医師はどのように対応しているのでしょう。近年では視力回復のための新たな手術も登場していることから、医師のリアルな声を聞きました。
レントゲンは誰のため? 最終更新:2025/07/24 Dr.中島の新・徒然草 外来にやって来た80代の女性。しっかりされているものの、少し話が回りくどく、曖昧な言い方をされることがあります。患者さんが求めていることは何なのか、ズバリ言い当てる中島氏。情報伝達の難しさを痛感します。
初老期のADHDとMCIは別物、どう鑑別する? 最終更新:2025/07/21 外来で役立つ!認知症Topics ADHDとMCIの関連を検討する研究が多くありますが、朝田氏が臨床で感じるのは、両者から受ける印象が異なること。これを裏付ける、ADHDがMCIの危険因子であることに否定的な研究を取り上げます。
運命の参院選!マッチングサイトで政策比較 最終更新:2025/07/17 Dr.中島の新・徒然草 夏空の下、ブルーインパルスの展示飛行の興奮冷めやらぬ中、参院選の投票日が迫ります。インターネットの「投票ナビ」を使って、各政党の政策を比較した中島氏。「投票することの意味」を再確認します。
もしかしてあの人も?高齢者の「セルフネグレクト」問題 最終更新:2025/07/10 NYから木曜日 「最近、身なりに構わなくなった」「家がゴミで溢れている」という高齢者は、単なる老化や性格だと思われがちですが、実は支援が必要な「セルフネグレクト」の状態かもしれません。NEJM誌がこの問題を取り上げています。
「老害」になっちまった!? 最終更新:2025/07/10 Dr.中島の新・徒然草 手元にあった旧はがきを、昨年値上げされた85円の新はがきに交換してもらおうと、郵便局を訪れた中島氏。手数料は切手で支払うことができるのを事前に確認していました。しかし、窓口で大混乱に直面することに…。
エイリアンハンド症候群 最終更新:2025/07/04 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 エイリアンハンド症候群という病名をご存じでしょうか。77歳女性の左手が意思に反して勝手に動き出し、それが30分間も続きました。まるで誰かに操られているかのような手の動きに、患者さんは恐怖を感じました。
あれこれ直して毎日を快適に 最終更新:2025/07/03 Dr.中島の新・徒然草 中島氏が毎日を「機嫌良く暮らす」ために行った4つのことを紹介します。しばらく買い替えていなかったものを新調したり、ちょっと壊れていたものを修理することで、日々の暮らしがずっと快適になりました。
GLP-1薬が片頭痛を予防!? 最終更新:2025/07/01 バイオの火曜日 GLP-1受容体作動薬はさまざまな疾患の治療薬として注目され、研究・開発が進められています。今回、片頭痛患者の月間の片頭痛の日数を半分程度に減らしたという新たな研究結果が報告されました。
夏至に思う、変わりゆく時代 最終更新:2025/06/26 Dr.中島の新・徒然草 昭和・平成・令和の3つの時代を生きてきて、和暦と西暦の使い方が徐々に変わってきたことに気付いた中島氏。令和の現在、診断書やカルテの本文は、もっぱら西暦を使うようになりました。
認知症の介護者は、認知症リスクが高い? 最終更新:2025/06/19 NYから木曜日 認知症の家族に献身的なケアを行う介護者が、実は自身の認知症リスクも高い可能性があることを、米国の研究が明らかにしました。とくに若年介護者でリスクが高く、孤立させないための社会全体での支援が急務です。
患者の悩み相談への答え方、その秘訣は? 最終更新:2025/06/19 Dr.中島の新・徒然草 恋愛、子供の受験、豊胸手術まで、患者さんからさまざまな相談を受ける中島氏。次第に、どのようにアドバイスすれば患者さんが安心するかわかってきました。相談する人は、すでに心の中に答えを持っています。