新型コロナのレプリコンワクチンを製造販売するMeiji Seika ファルマは、ワクチンに対する科学的根拠がない悪質なデマや誹謗中傷を発信する団体などに対して、法的措置を講じることを発表しました。

日本での結核は、コロナ禍での受診控えの影響か、2020年以降減少していましたが、最新の統計によると、すでに昨年の累積新規報告数を超えています。数年ぶりに中蔓延国に逆戻りする可能性が出てきました。

米国では、百日咳の報告数が前年比5倍に急増しています。この理由として「ワクチン接種の忌避」があるようです。ワクチン反対の感情の高まりが、次の感染症を引き起こすトリガーになっているかもしれません。

Meiji Seika ファルマが新たに開発した次世代mRNAワクチン、通称「レプリコンワクチン」。このワクチンを巡って、医学的根拠がない誹謗中傷や陰謀論が、主にSNSで飛び交っています。

10月から新型コロナワクチンの定期接種が始まります。対象は65歳以上の高齢者や、60～64歳の重度の疾患がある方です。では、医療者を含む定期接種対象外の一般の人の接種の値段は？かなり高額のようです。

鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンが、欧米から遅れること10年以上を経て、日本でも今年から使用開始に。痛みがないという大きなメリットがありますが、対象年齢は2歳以上19歳未満に限られます。

マクロライド系抗菌薬のエリスロシン錠の供給が不足しています。呼吸器内科では長期投与する患者さんが多く、代替としてクラリスロマイシンがまれに提示されることも。しかし、マクロライド耐性を助長するため注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎が8年ぶりの高水準で急増しています。15年ほど前より、マクロライド耐性マイコプラズマが流行し、日本では一時は8割以上を占めました。現在の状況や治療法を確認しておきましょう。

現在、HPVワクチンの定期接種の機会を逃した高校2年生から27歳の女性を対象に、無料キャッチアップ接種が実施中です。ただし、3回接種が必要で、無料で完遂するには、初回接種の期限が9月末に迫っています。

8月8日に日向灘を震源とする地震が起こり、気象庁は南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を発出しました。これを受け、水や食料を買い占める人が増え、病院にも予約を前倒しして来院した人がチラホラいたそうです。