第28回 救急車の居眠り運転とPPEの緩和 最終更新:2023/01/19 昨年末、救急隊員が救急車で居眠り運転をして交通事故を起こしていたことが報道されました。救急搬送困難例の上昇に伴う激務により、現場は疲弊しています。医療機関の逼迫を減らすには、PPEの緩和も課題です。
第27回 後方支援病院もクラスター、行く当てのない新型コロナ高齢者 最終更新:2023/01/12 第8波のピークのさなかでは、90歳以上の高齢患者さんの入院が多く、とくに診療情報がない方への対応が困難です。療養型病院のクラスター発生でアフターコロナの患者さんも転院できず、完全な目詰まり状態です。
第26回 「5類」にして本当に皆さん診ますか? 最終更新:2023/01/05 現在盛んに行われている新型コロナを「5類」もしくは「5類相当」に引き下げるという議論。しかし、「5類」に変更したところで、入院を請け負う医療機関のキャパシティが増えるわけではないという懸念があります。
第25回 救急車に抗原キットを常備する地域も、搬送困難例多発 最終更新:2022/12/22 都市部では救急搬送困難例が増加中。限られた病床でより効率良く対応する必要があります。一部の地域では、プレホスピタルで患者のコロナ感染を把握するために、救急車に抗原検査キットの配備を始めました。
第24回 新型コロナ抗体薬の栄枯盛衰 最終更新:2022/12/15 オミクロン株の新たな変異型BQ.1.1とXBBに対して治療薬の有効性を調べた研究では、これまでよく使われていた抗体薬が、効果が期待できないという結果に。抗ウイルス薬は有効ということですが、今後はどうなる?
第23回 病院の黙食はいつまで? 最終更新:2022/12/08 コロナ禍で定着した「黙食」。文科省は、学校給食時の黙食を求めない方針を通知しました。しかし、一部の学校では継続する意向もあり、双方のすり合わせに課題が残ります。医療現場の食事は今後どうなるでしょうか?
第22回 電話・FAX・郵送が必要なコロナ治療薬「アナログ処方」の不可解 最終更新:2022/12/01 緊急承認されたゾコーバ。しかし、重症化リスクのある患者には既存の抗ウイルス薬が推奨されていたり、使い時がいまいちわからないのが実情のようです。さらに、処方には非常に煩雑な手続きが必要なことも課題に。
第21回 第8波で「風邪薬」が軒並み出荷調整へ 最終更新:2022/11/24 第8波は北海道から来ました。1日の新規感染者数が1万人を超え、過去最多になっています。咽頭痛などの症状緩和のための薬剤に出荷調整がかかり、コロナ・インフルに迎え撃つには難しい状況になってきています。
第20回 長野県が「医療非常事態宣言」を発出 最終更新:2022/11/17 全国的に病床使用率が上昇し、徐々に迫る第8波。対策分科会では「オミクロン株の対応の新レベル分類」が提示され、医療逼迫が懸念される自治体は「対策強化宣言」や「医療非常事態宣言」を発出できるようにしました。
第19回 マイナ保険証、みんな誤解している? 最終更新:2022/11/10 現行の保険証を廃止し、マイナ保険証への一本化が推進されている医療のDX。最初のシステム導入こそ大変ですが、結果的に医療従事者の仕事も軽減される大きなメリットが見込まれています。噂される不安要素は誤解かも?