第91回 オミクロン株がより広まりやすいことに寄与しうる特徴 最終更新:2021/12/21 オミクロン株の気管支での増殖の速さは従来株と比較して70倍だが、一方で肺での複製は遅いという報告が。その感染しやすさと重症度について、今わかっている情報をまとめます。
第90回 オミクロン株そのものを使った実験でワクチン追加接種の効果を確認 最終更新:2021/12/14 ファイザー社とイスラエルから、それぞれオミクロン株への追加接種の効果についての試験速報が発表。CDCによる米国でのオミクロン株感染者のワクチン接種状況、症状の詳細についての情報も。
第89回 米国が自宅でのCOVID-19検査も無料化、英国は自宅治療を検討 最終更新:2021/12/07 初のオミクロン株が確認されて以降、あっという間に少なくとも16の州で感染者が認められた米国、200人以上の感染者が確認されている英国。それぞれが進める新たな対策とは?
第88回 オミクロン株のスパイクタンパク質の抗体認識領域はどれも変異している 最終更新:2021/11/30 オミクロン株はその変異のどのような特徴が憂慮されているのか。英国の研究者による現時点での知見のほか、南アフリカで実際に感染者を診た医師のコメント、ワクチン製造各社の対応を整理して紹介します。
第87回 イベルメクチンの本領発揮~寄生虫感染症を一掃 最終更新:2021/11/23 COVID-19への有効性を巡り話題に上りがちなイベルメクチンですが、本来の駆虫薬としての有効性は確かなもの。アフリカでは河川盲目症撲滅に大きな役割を果たしています。
第86回 COVID-19後遺症、感染と関連したのは無嗅覚のみ? 最終更新:2021/11/16 フランスで、COVID-19感染歴があると自己申告した約3万人を対象とし、19種類の後遺症について関連を調べた試験で、検査や医師によるCOVID-19診断と関連が確認されたのは無嗅覚のみだった。
第85回 経口レムデシビルがフェレットのCOVID-19に有効~感染伝播も阻止 最終更新:2021/11/09 メルク社の経口COVID-19薬を英国医薬品庁(MHRA)が世界で初めて承認したというニュースに続き、ファイザー社も経口薬の有効性を発表。各社から報告が相次ぐ経口薬の開発状況についてまとめています。
第84回 COVID-19を防ぐ遺伝子変化を見つける国際研究が発足 最終更新:2021/11/02 血液型やBCG接種など、感染しにくい人の背景要因については議論・検証が行われてきましたが、ある種の遺伝子変化が感染防御に寄与する可能性も考えられます。全世界10の研究所が共同で立ち上げた研究とは?
第83回 小児にCOVID-19抗体は生じ難い~ワクチンは有望で効果91% 最終更新:2021/10/26 小児と成人でSARS-CoV-2感染後の抗体反応を調べた研究結果が発表された。また、5~11歳の小児におけるファイザー製ワクチンの有効性データも示された。みえてきたこととは?
第82回 コロナ感染後の後遺症にワクチンが有効 最終更新:2021/10/19 10月6日にWHOが発表した新型コロナウイルス感染症の後遺症の定義とは?後遺症へのワクチンの効果を検証した2つの試験結果と併せて紹介します。