第159回 働き方改革まであと1年、大学病院の医師約3割が年960時間超の残業見込み。危惧される派遣先からの医師引き揚げ 最終更新:2023/05/03 「医師の働き方改革」スタートまであと1年。しかし、最近の調査では、大学病院で働く医師の約3割が基準超の時間外勤務をしている実態が明らかになりました。現場の懸念は現実的な部分に集まっているようで…。
第158回 またまた医師退職問題を起こしていた京都府立医大、移植チームの体制整え1年ぶりに腎移植再開 最終更新:2023/04/26 昨年発覚した大津市民病院の医師退職問題。“本丸”である京都府立医大病院でも、医師退職によって腎移植が停止していたことが明らかになりました。問題の底流には、度重なる同大の不祥事や事件があるようです。
第157回 新教授の下、体制立て直し再スタート切った三重大麻酔科。小野薬品は奨学寄附金中止、寄附講座への拠出も終了へ 最終更新:2023/04/19 麻酔医汚職事件の余波が長引く三重大。昨年4月からは新任教授が着任し、新体制で立て直しを図っています。しかし、事件の影響は製薬メーカーから大学への寄附金終了といった面にも現れているようです。
第156回 大阪急性期・総合医療センターがサイバー攻撃の報告書公表、VPNの脆弱性狙われ閉域網破られる、IDとパスワード使い回しで被害拡大 最終更新:2023/04/12 昨年10月に起きた大阪急性期・総合医療センターのサイバー攻撃事件。同センターは3月に報告書を発表、医療機関の経営者ならチェックしておくべき内容です。要点をかいつまんで解説します。
第155回 日本はパワハラ、セクハラ、性犯罪に鈍感、寛容すぎる?WHO葛西氏解任が日本に迫る意識改造とは?(後編) 最終更新:2023/04/05 WHO(世界保健機関)西太平洋地域事務局の葛西 健・事務局長が人種差別発言などを理由に解任されたニュースから、セクハラ・パワハラ問題をめぐる国内外の温度差について考えます。
第154回 日本はパワハラ、セクハラ、性犯罪に鈍感、寛容すぎる?WHO葛西氏解任が日本に迫る意識改造とは?(前編) 最終更新:2023/03/29 テドロス事務局長の後任の最有力候補と言われたWHO西太平洋地域事務局長の葛西健氏がパワハラなどの内部告発で解任されました。歴代大臣が嘆願書を出し議論を求めるも、日本人はパワハラに寛容過ぎるようで…。
第153回 閣議決定、法案提出でマイナ保険証への一本化と日本版CDC創設がいよいよ始動 最終更新:2023/03/22 政府は2024年秋に健康保険証を廃止しマイナ保険証に一体化する法改正案を閣議決定、同時期に以前から伝えられていた日本版CDCの創設構想もいよいよスタートしたようです。
第152回 NHK、石巻・雄勝病院のドキュメンタリーで思い出した緒形拳主演のある映画 最終更新:2023/03/15 東日本大震災から12年。NHKで医師・看護師ら24人と入院患者40人、計64人が犠牲となった石巻市立雄勝病院が取り上げられました。この病院はかつてある映画の舞台にもなったことがありました。
第151回 島津製作所のX線撮影装置故障偽装で思い出した、医療機器の商習慣“定価の半値八掛け二割引”の落とし穴 最終更新:2023/03/08 島津製作所の子会社が、熊本県内の医療機関に納入したX線装置を巡り、故障を偽装して部品を有償で交換していた問題で、島津製作所は、外部の弁護士らによる外部調査委員会の調査報告書を公表しました。
第150回 かかりつけ医機能の確認めぐりひと悶着、制度化の芽も摘んだ日本医師会の執念 最終更新:2023/03/01 長年議論されている「かかりつけ医」制度。先日ようやく法案が成立しましたが、日本医師会の圧力によってまったく実効性の伴わない内容になってしまったようです。