高齢の市中肺炎、セフトリアキソンvs.スルバクタム・アンピシリン 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/03/18 高齢者の市中肺炎の初期対応として、嫌気性菌をカバーするスルバクタム・アンピシリン(SBT/ABPC)などが用いられることがある。しかし、カナダの市中誤嚥性肺炎患者を対象とした多施設後ろ向きコホート研究では、嫌気性菌カバーは院内死亡リスクを低下させず、C. difficile大腸炎リスクを上昇させたことが報告されている1)。そこで、山本 舜悟氏(大阪大学)らの研究グループは、市中肺炎により入院した65歳以上の患者を対象… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (ケアネット 佐藤 亮) 原著論文はこちら Yamamoto S, et al. Open Forum Infect Dis. 2025 Mar 5. 参考文献・参考サイトはこちら 1)Bai AD, et al. Chest. 2024;166:39-48. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 市中誤嚥性肺炎、嫌気性菌カバーは必要? 医療一般(2024/03/07) 肺炎診療GL改訂~市中肺炎の改訂点は?/日本呼吸器学会 医療一般(2024/04/23) 市中肺炎、β-ラクタム系薬へのクラリスロマイシン上乗せの意義は? 医療一般(2024/01/26) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発/難治性濾胞性リンパ腫に対する二重特異性抗体モスネツズマブ発売/中外(2025/03/20) 潰瘍性大腸炎に対する1日1回の経口薬オザニモドを発売/BMS(2025/03/20) HR+/HER2-乳がんへのダトポタマブ デルクステカンが発売開始/第一三共(2025/03/20) 強迫症併存の双極症I型に対するLAI抗精神病薬補助療法の有用性(2025/03/20) 超迅速遺伝子検査が脳腫瘍の手術の助けに(2025/03/20) 手術中の強オピオイド鎮痛薬の使用は手術後の疼痛と関連(2025/03/20) 厳格な血圧管理が高齢者にもたらすベネフィットはリスクを上回る(2025/03/20) 失明を来し得る眼疾患のリスクがセマグルチドでわずかに上昇(2025/03/20) [ あわせて読みたい ] 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01) 旬をグルメしながらCVIT誌のインパクトファクター獲得を祝福する【Dr.中川の「論文・見聞・いい気分」】第63回(2023/08/29) エキスパートが教える痛み診療のコツ(2018/10/11) 医療者向け『学校がん教育.com』(2022/12/01) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11) アトピー性皮膚炎・乾癬特集まとめインデックス(2022/11/11)