熱傷や眼瞼の虫刺症、打撲、足関節の捻挫など、意外と思われるような場面でも漢方薬は効果を発揮します。今回は、急性期における漢方薬の応用に関する最新の研究を紹介します。

Dr.伊東のストーリーで語る抗菌薬

ペニシリンG～ピペラシリン・タゾバクタムまで、ペニシリン系の進化の過程を追いながら、ペニシリン系の全体像を学びます。ストーリー形式で学ぶと、ペニシリンGだけ覚えてしまえば暗記は不要です。

ざわつく水曜日

広島県尾道市御調町の公立みつぎ総合病院は、かつて地域包括ケアシステムの雛形とも言える医療介護体制を作り上げたことで有名でしたが、経営難から病院以外の直営6施設の民間への業務移譲が決まりました。

Dr.わへいのポケットエコーのいろは

息切れの症状が強い97歳女性を例に、ポケットエコーの活用法を紹介します。本症例は、これまで心不全の指摘はありませんでしたが、ポケットエコーで心不全を指摘でき、治療介入の判断ができたケースでした。

論文から学ぶ看護の新常識

看護現場へのAI導入。看護師の心を動かすのは、不安の解消よりも、有用性の実感（信念）やシステムへの信頼である可能性が明らかになりました。データで示された効果的なアプローチを紹介します。

日常診療アップグレード

73歳男性が3日前に足底に潰瘍ができていることに気付いて受診。潰瘍は10日前には存在しておらず、現在は浅層性で直径1cmです。熱感や発赤、浸出液、腫脹、圧痛がない場合、どのように対応すべきでしょうか。

外来で役立つ！認知症Topics

高齢になると、その感情の根本に「他者に認められたい」という寂しさが生じます。しかし、その寂しさが怒りを生み、怒りがさらに孤立を深めてしまいます。老いの心に潜む「寂しさと怒りの悪循環」を考察します。

腕試し！内科専門医バーチャル模試

CareNeTVの人気番組「内科専門医試験 バーチャル模試」から、毎週1問クイズ形式で紹介。受験予定者も現役医師も楽しみながら知識の確認とスキルアップができる、実力試しコンテンツです。

バイオの火曜日

スタンフォード大学の研究者らが開発したいわば脳の超音波洗浄法が脳出血マウスで効果を示し、近々臨床試験が始まる運びとなっています。まずはアルツハイマー病患者を募って試験を実施する予定です。

最新！DI情報

今回は、回腸胆汁酸トランスポーター阻害薬「ビルベイ顆粒」を紹介します。本剤は、進行性家族性肝内胆汁うっ滞症に伴うそう痒の治療薬であり、そう痒に苦しむ本症患者のQOL改善が期待されています。

臨床留学通信 from Boston

サンフランシスコで開催されたTCT2025にて5つの発表に関わり、Circulation誌との同時発表という大きな成果を得た工野氏。マサチューセッツ総合病院で指導を受けた恩師が表彰される姿にも刺激を受けました。

患者と医療者で！使い分け★英単語

「増悪」「熱発」…。医療者が日々使う言葉でも患者さんに使うと「？」となること、ありますよね。英語も同じ。「同じ意味の異なる表現」をまとめて覚えられる、“お得な”コラム。

実例に基づく、明日はわが身の災害医療

災害で家族を亡くし、心を閉ざした被災者。精神科医が不在の現場では、励ましは逆効果にもなり得ます。感情を否定せず寄り添い、話を聴くこと。非精神科医ができる心理的ケアの基本を確認します。

まとめる月曜日

「2026年度改定の主戦場は外来診療 かかりつけ医機能報告制度が“新たな物差し”に」「インフルエンザ12週連続増加 5県で警報レベル、過去2番目の早さで流行拡大」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください！

統計のそこが知りたい！

今回は小さなサンプルサイズのカイ2乗検定で起こる問題を軽減する「イエーツの補正」を学習します。どのようなケースで補正を行うか、その補正の方法や具体例として抗がん剤の効果について説明します。解説は、統計解析のエキスパート、志賀保夫氏。

医学のしおり

YouTubeチャンネル「呼吸器ドクターNの肺がんチャンネル」を運営する野口哲男氏が「免疫関連有害事象（irAE）」を症候から推定する逆引きマニュアルをまとめました。現場での対応力を支える1冊です。

早耳うさこの薬局がざわつくニュース

自民党と日本維新の会による新しい連立政権が誕生し、その合意文書が発表されました。その中に、社会保障に関連するワードがいくつかあったりするなど、じわじわと医療にも変化の足音が聞こえています。

Drs' Voice

今回は会員医師1,000人に「肥満」についてお聞きしました。とかく座っていることも多い医師の肥満度はどのくらいでしょうか。また、ダイエットの志向やその手段について、リアルな医師の声を診療の合間にご覧ください。

こんなときどうする？高齢者診療

ビスホスホネート製剤を長期間服用している高齢者は多いもの。高齢者施設入所時の処方整理を例に、薬剤の中止・継続を判断する方法を解説します。

バズった金曜日

インフルエンザが例年より早く流行し始めましたが、異常事態を来している感染症がもう一つあります。その感染症は2019年にも流行したようですが、今、感染拡大しているのは何が原因なのでしょうか。