ピロリ除菌と栄養サプリメントの胃がん抑制効果:世界最長の経過観察(解説:上村 直実 氏)-1137 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2019/11/15 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 上村 直実( うえむら なおみ ) 氏 国立国際医療研究センター国府台病院 名誉院長 東京医科大学 消化器内視鏡学講座 兼任教授 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース H. pylori除菌と栄養補助、胃がん抑制に効果/BMJ(2019/09/30掲載) H. pyloriは幼児期に感染し半永久的に胃粘膜に棲息する細菌であるが、胃粘膜における持続的な感染により慢性活動性胃炎を惹起し、胃がん発症の最大要因であることが明らかとなっている。さらに除菌により胃粘膜の炎症が改善するとともに、胃がんの抑制効果を示すことも世界的にコンセンサスが得られている。しかしながら、実際の臨床現場では除菌後に胃がんが発見されることも多く、除菌による詳細な胃がん抑制効果を検証する試み… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)Li WQ, et al. J Natl Cancer Inst. 2014;106. doi: 10.1093/jnci/dju116. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 上村 直実先生の他のコメント 潰瘍性大腸炎に対する抗TL1Aモノクローナル抗体tulisokibartの第II相試験(解説:上村直実氏) (2024/10/18掲載) 切除可能な胃がんに対する術前化学放射線療法の有用性は?(解説:上村直実氏) (2024/10/17掲載) 最近増加している好酸球性食道炎に生物学的製剤は有効か?(解説:上村直実氏) (2024/08/26掲載) 潰瘍性大腸炎の寛解導入および維持療法におけるリサンキズマブの有用性 (解説:上村直実氏) (2024/08/13掲載) クローン病に対するリサンキズマブとウステキヌマブの直接比較(解説:上村直実氏) (2024/08/13掲載) 局所進行食道がんに対する術前補助療法として3剤併用化学療法が標準治療となるか?(解説:上村直実氏) (2024/07/19掲載) 統合医療システムにおけるプロトンポンプ阻害薬の過剰使用を減らすための大規模な多要素介入の影響:差分の差分法研究 (解説:上村直実氏) (2024/05/31掲載) ERCP後膵炎の予防におけるインドメタシン坐剤の役割は?(解説:上村直実氏) (2024/02/05掲載) 大腸がんスクリーニングのための多標的便RNA検査―便潜血反応と比較して(解説:上村直実氏) (2024/01/05掲載) 原発性胆汁性胆管炎(PBC)に対するelafibranorの有用性と安全性(解説:上村直実氏) (2024/01/04掲載) 過敏性腸症候群に対する1次治療が無効な患者に2次治療として抗うつ薬の低用量アミトリプチリンが有効(解説:上村直実氏) (2023/12/12掲載) HER2陽性胃がん・食道胃接合部腺がんの初期治療における免疫チェックポイント阻害薬と標準化学療法併用の有効性(解説:上村直実氏) (2023/12/12掲載) 未治療の転移のある膵管腺がん患者におけるNALIRIFOX対nab-パクリタキセルおよびゲムシタビン―無作為化非盲検第III相試験(解説:上村直実氏) (2023/10/12掲載) 潰瘍性大腸炎の寛解導入および維持療法におけるミリキズマブの有用性(解説:上村直実氏) (2023/08/10掲載) 難治性クローン病の寛解導入と寛解維持に対するウパダシチニブの有用性(解説:上村直実氏) (2023/06/28掲載) 手術不能の胃がん・食道胃接合部がんに対する第1次選択療法の変革(解説:上村直実氏) (2023/06/02掲載) 胃がんの発症に対するピロリ菌感染と遺伝的背景の関連は?(解説:上村直実氏) (2023/04/18掲載) 潰瘍性大腸炎の寛解導入および維持療法におけるetrasimodの有用性(解説:上村直実氏) (2023/04/05掲載) 高齢者におけるアスピリンによる消化性潰瘍出血の1次予防に対するピロリ除菌の影響(解説:上村直実氏) (2022/11/28掲載) 大腸内視鏡検診が大腸がんおよび関連死亡のリスクに及ぼす影響(解説:上村直実氏) (2022/11/14掲載) 生物学的製剤未使用の中等症から重症の活動性を有するクローン病患者における寛解導入および維持療法としてのウステキヌマブとアダリムマブの第III相比較試験(解説:上村直実氏) (2022/07/12掲載) 中等症以上のクローン病に対する維持療法におけるリサンキズマブの有用性:第III相試験の結果 (解説:上村直実氏) (2022/06/21掲載) 中等症から重症のクローン病の寛解導入に対するリサンキズマブの有用性:第III相試験の結果(解説:上村直実氏) (2022/06/21掲載) 潰瘍性大腸炎の寛解導入および維持療法における低分子医薬品ウパダシチニブの有用性 (解説:上村直実氏) (2022/06/20掲載) 食道扁平上皮がんに対する1次治療における新たな抗PD-L1阻害薬sintilimabの有用性(解説:上村直実氏) (2022/05/09掲載) 潰瘍性大腸炎の寛解導入および維持療法における低分子医薬品ozanimodの有用性(解説:上村直実氏) (2021/11/04掲載) 進行食道がん1次治療に免疫チェックポイント阻害薬の併用療法が参入(解説:上村直実氏) (2021/09/28掲載) 化学療法・ニボルマブ(オプジーボ)併用が胃がんと食道がんに対する標準治療となるか(解説:上村直実氏) (2021/07/13掲載) JAK阻害薬フィルゴチニブ、潰瘍性大腸炎の寛解導入・維持に有効(解説:上村直実氏) (2021/07/12掲載) 食道がんの治療にニボルマブが大きな影響を与える可能性が示された(解説:上村直実氏)-1382 (2021/05/03掲載) 新たな擦過細胞診法によるBarrett食道の診断の有用性(解説:上村直実氏)-1284 (2020/09/15掲載) 重症の胆石性急性膵炎に対する緊急ERCPと保存的治療:多施設共同無作為化比較試験(解説:上村直実氏)-1277 (2020/08/20掲載) 進行胃がんに対する薬物療法が大きく変わる―免疫チェックポイント阻害薬と抗体薬物複合体(解説:上村直実氏)-1260 (2020/07/21掲載) 急性上部消化管出血に対する緊急内視鏡の適切な施行時期は(解説:上村直実氏)-1225 (2020/05/08掲載) ICUにおける予防的なPPI投与はH2RAと比べて死亡抑制効果があるのか?(解説:上村直実氏)-1204 (2020/03/18掲載) 慢性膵炎に伴う疼痛に対して内視鏡的治療か早期の外科的治療か?(解説:上村直実氏)-1203 (2020/03/17掲載) 胃がんの家族歴陽性者に対する除菌は胃がんの発生を抑制する―除菌判定が重要(解説:上村直実氏)-1202 (2020/03/16掲載) 潰瘍性大腸炎の大腸がんリスクに関する北欧の大規模コホート研究(解説:上村直実氏)-1201 (2020/03/13掲載) 出血ハイリスクの重症患者に対する予防的なPPI・H2RAは有用か?(解説:上村直実氏)-1177 (2020/02/04掲載) 「真の逆流によるPPI抵抗性胸焼け」には薬物より手術が有効(解説:上村直実氏)-1138 (2019/11/20掲載) 潰瘍性大腸炎に対するベドリズマブとアダリムマブの臨床的寛解効果は?(解説:上村直実氏)-1135 (2019/11/18掲載) ウステキヌマブ(ステラーラ)は潰瘍性大腸炎の寛解導入および維持療法にも有効(解説:上村直実氏)-1134 (2019/11/14掲載) 食道アカラシアに対する内視鏡的筋層切開術(POEM)はバルーン拡張術より優れている(解説:上村直実氏)-1100 (2019/08/15掲載) 欧米と日本における切除可能進行胃がんに対する周術期化学療法の大きな乖離(解説:上村直実氏)-1079 (2019/07/18掲載) アスピリン前投与で免疫学的便潜血検査法の精度は向上しない (解説:上村直実氏)-1078 (2019/07/17掲載) 進行胃がんに対する腹腔鏡下幽門側胃切除は開腹術に匹敵するか?(解説:上村直実氏)-1071 (2019/07/05掲載) ビタミンDは消化管のがんに有用なのか?(解説:上村直実氏)-1059 (2019/06/12掲載) バイオシミラーはインフリキシマブと同等の効果を有するのか?(解説:上村直実氏)-1042 (2019/05/10掲載) 膵がん死を減らせるか? 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