急性上部消化管出血に対する緊急内視鏡の適切な施行時期は(解説:上村 直実 氏)-1225

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2020/05/08

本記事のコメンテーター

上村 直実( うえむら なおみ ) 氏

国立国際医療研究センター国府台病院 名誉院長

東京医科大学 消化器内視鏡学講座 兼任教授

J-CLEAR評議員

吐血や下血を主訴とする急性上部消化管出血の死亡率および外科的手術を減少するために、発症から24時間以内の緊急内視鏡検査が推奨されている。日本の臨床現場でも緊急内視鏡の施行が早ければ早いほど救命率が増加すると考えられているものの、緊急内視鏡検査をいつでも施行できる診療体制を有する施設は限られていることも事実である。
最近、重篤な急性上部消化管出血症例を対象として緊急内視鏡検査の適正な時期を検証する目的…

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