[循環器編] 1
病気の仕組みを理解し原因を解き明かす病態生理学。 「複雑で難しい・・・」と苦手意識がある人は多いでしょう。このDVDでは、患者ケアをする際に必要不可欠な病態生理について、わかりやすく、かつ楽しく、解説します。
従来の病態生理学の教材にはない、病気の意外なエピソードから始まり、身近な物事や面白い例え話も交えた、まさに痒いところに手が届く、”究極”の講義!いつの間にか病気の本質や仕組みを面白いほど理解していて、丸暗記という苦痛から開放されているはずです。
医師・看護師をはじめ,臨床現場に携わるすべての医療従事者にオススメします!
第1回 正常解剖/生理学
・循環器系における「循環」とは何なのか? (多細胞間での効率的な運搬システム)
・心臓の構造と機能 (心臓に「部屋」は4つある?)
・動脈と静脈について (動脈の血液はすべて「赤い」?)
・毛細血管とリンパ系の構造と機能 (細胞間の物質交換に関わる二つの循環系)
・動脈の分岐・分枝 (心臓も血管も左右非対称)
・全身を巡る血液の循環経路 (解剖図では分かりにくい循環経路の概略)
・弁膜症について (弁の機能障害が引き起こす疾患群)
・心臓の収縮と拡張 (心室は経時的に拡張・収縮を繰り返す)
・冠循環の機能と構造 (心臓自身に栄養を供給するしくみ)
・まとめ 循環器の構造と機能 総論 (循環器系・心臓・弁膜症)
第2回 臨床検査
・循環器疾患の診断の流れ
・臨床症状①ショック (全身性の急激な末梢循環障害)
・血栓と塞栓 (全身性の急激な末梢循環障害)
・臨床症状②心不全 (左心不全と右心不全は、症状が異なる)
・臨床症状③呼吸困難 (末梢における酸素の需要と供給の不均衡)
・臨床症状④胸痛 (胸に激痛をきたす代表的な3疾患)
・臨床症状⑤失神 (一過性の脳循環障害による意識障害)
・循環器疾患の診察について (五感を用いて患者の内部情報を得る)
・循環器疾患の検査について① (主な検査:心電図・胸部X線・心エコー)
・循環器疾患の検査について② (さらに精査が必要なとき)
・循環器疾患における治療の概略 (一般的な治療から特殊なものまで)
第3回 高血圧
・血圧とは何か (上腕動脈で測定される動脈圧)
・血圧を規定する諸因子 (オームの法則(電圧=電流×抵抗)と類似)
・高血圧の重症度分類 (重症度に応じて動脈硬化等のリスクが上昇)
・白衣高血圧と仮面高血圧 (外来血圧値が本来の血圧でない場合)
・高血圧の原因と分類①~④ (原因不明の場合がほとんど)
・眼底検査による重症度判定 (網膜では血管を直接観察できる)
・悪性高血圧の診断 (ただちに治療すべき重症な高血圧)
・本態性高血圧の治療 (血圧上昇を促す諸因子への対処療法)