第1回「小三J読影法とは?」
胸部写真読影。高度な画像診断技術が全盛にもかかわらず、プライマリ・ケアでは最も馴染みのある画像診断ではないでしょうか。そして、最もシンプルな画像診断にもかかわらず、非常に奥深いものがあります。今回は、カンファレンス形式で、小三J読影法のキモを余すところなく、徹底的に解説します。
第2回「小三J読影法の実践・・・視線をどう動かすか」
今回は、「小三J読影法」の実際の操作法ともいうべき、習熟に必要なコツをレクチャーします。この方法の要素である小・三・Jの各々のパートで、まず何をチェックすべきか? 何が頻度の高い所見か? 見逃しやすい病変は何か? など、実際の症例を用いながら、痒いところに手が届く解説でお届けします。ここで一挙に、「小三J」の“仮免許”までゲットしましょう!
第3回「小三J読影法による症例演習と側画像の基本」
あらゆる分野において、物事の上達のコツは、理論をある程度マスターしたら実戦演習をどんどん繰り返すこと、と言えるでしょう。今回は、「小三J読影法」の習熟のために、やさしい症例から歯ごたえのある症例まで、どんどんこなしていただける内容です。番組に参加された研修医の皆さんと一緒に考えながら、「小三J読影法」の核心に触れてください。
さらに、症例演習に加えて、苦手とされている方が多い側面写真の読影のミニレクチャーも見逃せません。第2回で好評をいただいた、なぜか記憶に残る佐藤先生のエピソードも豊富に盛り込まれています。