第18回 身近に迫る新型コロナ、COCOAより基本的な感染予防が勝る 最終更新:2020/08/07 4月に新規感染者が1万人を突破した新型コロナウイルス感染症。今ではその増加ペースは10倍にまで加速しています。今回筆者が重要性を訴える手洗い・マスク・距離確保が功を奏した出来事に遭遇します。それは…。
第17回 寄り添うほど医療者のメンタルにのしかかる患者の死、安楽死なら堪えられるか? 最終更新:2020/07/31 医療界を震撼させた京都のALS患者嘱託殺人事件。医療者は通常、患者を第三者として見ることでその死を受け入れるそうです。患者の積極的安楽死の是非を議論する際、医療者-患者の距離感の理解も必要です。
第16回 世界が嘱望の新型コロナ予防ワクチン試験、質が伴うスピード感? 最終更新:2020/07/24 先日、アストラゼネカ社とオックスフォード大学による第I/II相試験結果がLancet誌に掲載。同社らは9月ごろに日本で供給を開始する方針ですが、異例のスピード感に試験データの質は伴うのでしょうか…。
第15回 コロナ禍での面談で自己啓発本に溺れるMRの多さが浮き彫りに? 最終更新:2020/07/17 近年、MR不要論がささやかれていますが、本当にそうなのでしょうか?筆者が接触した30名ほどの医師に本音を聞いてみたところ、いたほうが良いという結果に。医師らが求めるMRの能力とはいったい…?
第14回 日医8年ぶりのトップ交代、診療報酬のツケが行く手を阻む? 最終更新:2020/07/10 6月に日本医師会の会長選が終了。新会長に中川俊男氏が就任し、“堂々とものを言える医師会”へ刷新すると意気込みをみせました。しかし、立ち向かうべき相手は政権ならぬ診療報酬のツケかもしれません。
第13回 自由診療の抗体検査がもたらす市民の勘違い 最終更新:2020/07/03 厚生労働省が6月に3都府県で実施した抗体保有調査。これとは別の主旨で自由診療の抗体検査を行う医療施設が増えているようです。しかし、抗体検査を受けたい一般市民の思惑は医療者の考えとは異なるようで…。
第12回 ニコチン依存症治療用アプリが人間味を帯びたら医者いらず? 最終更新:2020/06/26 日々の業務に追われ患者に親身になれない先生も多いはず。先日、AIが心理的ケアを担うニコチン依存症治療用アプリの製造販売承認が了承。近い将来、AIに医師はできない!…という考えが覆されるかもしれません。
第11回 GLP-1製剤の自由診療問題と教科書的な生活習慣改善指導との共通点 最終更新:2020/06/19 GLP-1受容体作動薬をダイエット用に処方する問題が物議を醸しています。このニュースを見て、筆者は実体験した生活習慣改善指導の出来事を思い出します。この2つに共通する医療界のモヤモヤとは…!?
第10回 救える未来があるならば高額薬でもいいじゃない-ゾルゲンスマは少子化対策の切り札だ 最終更新:2020/06/12 史上最高額の保険適用薬、ゾルゲンスマ。未来ある子供の命を救える薬にもかかわらず、高額薬だからと医療財政逼迫の問題にすり替える輩がいるようで…。この問題から未来を見据えた真の少子化対策を訴えます。
第9回 黒人差別とアフターコロナの「マスク着用」励行は同罪か 最終更新:2020/06/05 新型コロナ流行を発端に収束後もマスク着用の義務感が漂う日本。しかし、着用したくてもできない人の存在を知らずして呼びかけてはいけません。医療者こそ、そんな少数派を守り、正しい感染予防を伝えましょう。